元カウンセラーに聞いたメンタル不調の若者の共通点

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子育てアストロロジー研究家

みずもと　まいと申します

マレーシア在住

小４長女と小１次女の女の子ママです

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先日、元カウンセラーの
友人からとても
興味深い話を聞きました

彼女はかつてクリニックで
カウンセラーとして働いていて

20代～30代の若い世代の
悩みと向き合ってきたそうです。

悩みごとの多くが
「仕事」に関すること
だったそうなのですが

カウンセリングに来る
若者に共通するある特徴
があったそうです。

それがなにかと言うと・・・

例えば
会社を休む、辞める
ということに対し

「親が悲しむ」
「親が怒るから言えない」

と、「親」を気にする人が
多かったということ。

もう社会人なのだし
あなたが決めていいんですよ、
とお話しても

自分では決められない人が
大半だったそうです。

そして、親御さんと一緒に
カウンセリングに来る方も
いらしたそうなのですが

彼女がした質問に対し

子どもが話す前に
全部答えてしまう親御さん

が多かったそうで・・・

「この子はこれが
嫌だったと思うんです」

「この子はこう
思っていると思うんです」

と、お子さんの気持ちを
「想像」で話すので

親御さんがしゃべらないように
制止しないといけないことも
あったとか。

一度、あまりにも
話すのをやめないお母さんに
彼女はこう言ったそうです。

「お母さんがお子さんの
通訳をする必要はありません。

お母さんはこれからも
ずっとお子さんの通訳を
するつもりですか？

お母さんは、お子さんより
長生きするおつもりですか？」

このお話を聞いて
あなたはどう思いますか？

私は改めて

親が子どもに与える
影響の大きさ

を痛感し、襟を正す
思いでした

過干渉な親に
育てられた子どもは
メンタルの問題を抱える
ことが多い

という研究について
知ってはいましたが

こうやって実際に
体験した人の話を聞くと

子どもが自分で
「考える機会」
「決定する機会」を
奪ってしまうことが

いかに、子どもの将来に
大きな影響を及ぼすのか

知らないことはすごく
怖いことなんじゃないかと
思ったんです

彼女はこうも
言っていました。

大人になって
自分がいかに

自分で決めてこなかったか

を知って愕然とする人が多い。

環境のせい、相手のせい・・・
そうやって他責に
し続けてきた人ほど
自分を変えるのが難しくなる。

自分が変わらないまま
環境、相手を変えても
別の場所、別の相手と
同じことを繰り返して

さらに「自分はダメだ」と
自分の傷を深くしていく。

＋＋＋

自分で決めることは
「自己決定」と呼ばれ

人の幸福度、
人生満足度に関わる
とても大事な要素です。

いい大学、会社に
入ったかどうか

どれくらいの生活水準を
維持できているか（年収含め）

以上に、
自分で決めたという
納得感、満足感が
大事なんですね

もちろん、子どもに
全部決めさせて

親は子どもの決断に
口を出してはならない

と、極端なことを
言っているわけではなくて

自分の意見
＝お子さんの意見
ではないと理解する

ということだと
私は解釈しています

私たちは誰しもが
「思い込み」を持っていて

相手もそう思っているに
違いない

これが相手にとっても
正解に違いない

と、時に勘違いして
しまうのですが

親子であっても
まったく別の人間

ということを
忘れないようにしたいと
私も改めて思ったのです

だから

「あなたはどう思っている？」

と、我が子に教えてもらうしか
ないんですよね