やればやるほどお母さんが損すること

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子育てアストロロジー研究家

みずもと　まいと申します

マレーシア在住

小４長女と小１次女の女の子ママです

最近、過去のブログを
読み返していて
（たまに自分でも読み返しますｗ）

「ああ、これ
やっぱり大事だな」

と、実感したあること
があります

それがなにかというと

子育てにおいて
「謙遜」って
しなくてもいいよね！

ということ。

日本ではお子さんを
ほめられた時に

「そんなことないです」

と謙遜する文化が
まだ根強くあるように
思います

もちろん謙遜を
「してはいけない」と
言っているわけでは
ありません

自分が未熟であることを知り
おごり高ぶらない

謙遜とは日本ならではの
美しい文化だとも
思うのです

その上で

控えめでつつましく
あること

と

お子さんを落として
否定すること

（今風に言うと
ディスること）

は、似ているようで
違っている。

例えば、相手の方が
お子さんをほめてくれた時

「そんなことないです！
いつも家ではゴロゴロしてて
本当に困っちゃうんです」

と、しなくていい
暴露をしたりとか

「いや、よっぽど
●●ちゃんのほうが
優秀ですよ！」

みたいに、誰かと
比較するのは

必要ないよね、
と私は思うんですね

それが照れ隠し・・・というか
「形式的な礼儀」であるなら
なおさら。

それだったら

「そのお言葉が嬉しいです。
ありがとうございます」

とだけお伝えしておけば

ほめ言葉＝言葉の贈り物を
くださったお相手の方も
嫌な気持ちにならないし

お子さんだって
誇らしい気持ちのまま
いられて誰も損しない！

もしお子さんを
他人様の前でほめるのが
恥ずかしいならば

2人になった時に
ほめちぎってあげれば
いいですよね

行き過ぎた謙遜は

ほめ言葉を
言われたお子さんも
言ったお相手も

そして、周り回って
自分をも傷つける※
三方損な対応だと
私は思います。

※この人はほめても
否定で返すんだな、と
お相手の方に思われたり

「お母さん、そんなふうに
言わなくてもいいじゃん！」と
お子さんの信頼を失うなど、

結局自分の評判を
落とすことにつながるかも
しれないですよね

と、前置きが長くなりましたが
なぜ今そんなことを
考えたかと言うと・・・

やっぱり
「否定しない人」の
周りは居心地がいい！

マレーシアに来て
日本の文化とは違う
様々な背景を持つご家族と
お話する機会があります

会話の流れの中で
「お子さんのここが
素敵ですよね」と
伝えたことがあるんですね。

すると、どの親御さんも
とても自然に

「ありがとう。
確かにこの子は
本当にこういうところが
優れているんです」

と、返してくださったんです

その時にね、
改めて気づきました。

「確かにこの子には
こういうところがあります」

この言葉には
お子さんへの肯定
だけでなく

「私の意見」への肯定も
含まれているんだな、と

ちょっと表現が
難しいのですが

ほめ言葉を受け取るかどうか
という問題以前に

相手が感じたことを
尊重する、という姿勢が
あると言いますか・・・

だから、
ひとつの会話としてすごく
自然で、居心地が良いなぁ
と感じたんです。

自分の子どもを
ほめてもらった！！
と過度に反応するでもなく(笑)

うちの子はそんなんじゃ
ないです！と行き過ぎた
謙遜をするでもなく

「ありがとう」で
サラッと受け取って
会話を楽しむ。

なんか、大人だなぁ～と
正直ちょっと
悔しくなりました(笑)

もちろん、外国の方がみんな、
というわけでなく
それぞれの個性によって
対応は違うと思います

たまたま、私がお話しした
方々がそういう対応を
されただけだったのかも。

でもね

やっぱり

「あなたはそう思ったんだね。
どうもありがとう」

と、自分の言ったことを
受け取ってもらえるのは
嬉しいものだな、と感じました

こういう環境があると
ほめるのも、ほめられるのも
ぐっとハードルが下がりそうです

あなたがもし
ほめ言葉を受け取るのが
ちょっと苦手・・・でしたら

相手の考えや気持ちを尊重する
会話のマナーのひとつ

として、受け取ってみても
いいのかもしれませんね