絶賛ダイエット中の私。
肩こりの方が肩回りをほぐす。この肩をほぐすことはダイエット細胞を活性化させるので肩こり解消だけでなく実はダイエットにもつながっている。
このダイエット細胞とは褐色脂肪細胞のことですが、私たちの体には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」があるので併せて紹介。
その前に肩幅が広かったりごつかったりしたら太って見えるから少しでもスッキリさせたいですよね。
さて、肩回りを鍛える効果、方法など色々深掘りしていこう。
白色脂肪細胞…私たちがイメージしている太ると増える脂肪は白色脂肪細胞。この細胞は体内の余分なエネルギーを貯める働きを持ち、皮下脂肪や内蔵脂肪として体内に存在している。生きていくうえで必要な細胞ではありますが、増えすぎると肥満体型になる脂肪細胞。ちなみに白色脂肪が脂肪を蓄積すると球体に膨らむのですが、それがセルライト。
褐色脂肪細胞…白色脂肪細胞を燃焼し、熱を作り出すのが褐色脂肪細胞のためダイエット細胞ともいわれる。この褐色脂肪細胞は赤ちゃんの時が最も多いので、年々痩せにくくなったと感じる方はこの褐色脂肪細胞が減少しているからかも...褐色脂肪細胞は名前の通り褐色で、主に首、肩甲骨、わきの下、心臓、腎臓のまわりなど限られた場所にしかありませんので、その周辺を刺激することで細胞を活性化することができる。
そもそも肩の筋肉とは?
◯三角筋…肩を覆うように付き、肩関節の動作に重要な役割を果たしている筋肉。
太ももやお尻、胸の筋肉と並び、体のなかでも大きい筋肉としても知られる三角筋は「前部」「中部」「後部」の三つの筋肉に分けられ、それぞれ作用が異なる。前部は腕を前に、中部は真横に上げる動作に関わる筋肉、後部は腕を後ろに上げたり外側に回したりする動作に関わっている。
◯僧帽筋…三角筋と隣接し、肩関節にも関わっている筋肉。首から背中、肩までと広い範囲をカバーしている僧帽筋は、三角筋と同じように三つの部位に分かれ、それぞれ異なるはたらきを担っている。僧帽筋は首や腕、肩を動かしたり背中を伸ばしたりする筋肉であることから、負担がかかりやすく疲労しやすい筋肉で、肩こりの原因となることも知られている。
◯菱形筋…背骨と肩甲骨の間に付くひし形の筋肉。僧帽筋の奥深いところにある菱形筋は、上部の「小菱形筋」と下部の「大菱形筋」で構成され、表面にある僧帽筋などのサポートをする。菱形筋がうまく作用しなくなると、猫背や肩こりなどの原因となる。
肩回りの筋肉を鍛えるメリットは何なのか?
1.肩幅が広くなる
肩の筋肉である三角筋を鍛えると、肩幅が広くなりがっしりとした上半身が得られる。
三角筋を鍛えることで丸みのある大きな肩が得られ、Tシャツやスーツの着こなしが決まる逆三角形の体型につながる。
また、肩を鍛えることで「なで肩」の改善も期待大。
このような原因からくる肩こりの大部分が、肩周りの筋肉である僧帽筋や三角筋、菱形筋に負担がかかることで起こる。肩周りの筋トレは筋肉をほぐし血流の改善につながるため、肩こりの改善につながると考えられる。
2.肩こり改善
肩を鍛えることで、首から背中・肩にかけての不快な症状「肩こり」の改善が期待大。肩こりの原因はさまざまですが、肩関節周りの筋肉の緊張による血流悪化がその1つというのは知られている。
肩周りの筋肉は頭部や腕を支えている。そのため頭や肩の重さが影響して生じる筋肉疲労や、それによって引き起こされる血流不足によって疲労物質が滞り、肩の痛みやだるさにつながる。
3.基礎代謝UP
肩の筋肉である三角筋を鍛えることは「基礎代謝量」を高め、太りにくい体づくりに役立つ。基礎代謝は筋肉量の影響を受け、筋肉が増えるとそれに伴って向上。より効率的に基礎代謝を高めるためには大きい筋肉を鍛えることが重要。三角筋は体のなかでも大きい筋肉であるため、肩を鍛えることは基礎代謝を高めるのに効果的な方法であるといえる。
さあ、肩回りを鍛えよう!
肩甲骨寄せ
1.両手を体の後ろで組む。2. 息を吸いながら、拳を斜め下に引っ張りながら肘を伸ばし胸を張る※この時に肩甲骨(よく言う天使の羽)を寄せる意識。3.吐きながら、伸ばしていた腕をゆるめ、わざと猫背をつくる。
5~10回×3セット
肩甲骨の上げ下げ
1.両腕を天井に伸ばすように組む。2)左肘を下に向けるように曲げ、右肘は天井に向ける※この時顔は正面キープをすることで上にある方の肩甲骨周辺が良く伸びます。 3.再度両手を天井に伸ばして、反対を行う。
5~10回×3セット
ダンベルショルダープレス
1.ダンベルを両手に持ち、背筋を伸ばして胸を張り、ダンベルが肩の上(耳の横)辺りにくるように構える。2.肘が十分伸びるまでダンベルを垂直に持ち上げる。3.腕が伸び切ったら、ゆっくり元の位置まで下ろす。
5~10回×3セット
サイドレイズ
1.足を肩幅程度に開いて立ち、両手にダンベルを持って腕は真っすぐ下ろす。2.肘を伸ばしたままダンベルを真横に上げ、肩の高さまで持ち上げる。3.下ろす際も、肘を伸ばしたままゆっくりと下ろす。
エルボープッシュアップ
1.仰向けで肘を立てた姿勢になる。2.ゆっくり肘で上体を持ち上げながら肩甲骨を寄せていく。
5~10回×3セット
肩幅の状態で太って見えるか痩せて見えるかが決まるって言っても過言ではない。
意外と見落としがちな肩回りの筋肉。前回の背中の筋肉と合わせて鍛えよう。
無理ない程度にだけど、時には厳しくもしないとだらけてしまうからね。
アラフォーでもがんばる!!!