【追記】対峙 ☆ 言い足らず、ネタバレ含む | AB型☆がんこhaha日記
ってことで、
前述の
対峙 ☆ 人間の思いの限界を知ればこそ
を踏まえて、再度、対峙
なんか反すうしているうちに、
もうちょっと書き記しておかないと
自分でもさらっと忘れるかも、
なんて思ったので
ネタバレ含む映画メモなり
二組の夫婦が対峙する場所が
聖公会の教会であることもポイントで
現実的になったとはいえ、
アメリカの一般社会的は
キリスト教文化というか
キリスト教に基く道徳観念
それを踏まえての作品であって、
大きなポイントでもある
加害者側の母親は
被害者家族に対して
どうしていいのかわからず、
花を持っていく
これに戸惑う被害者側の心情は、
もしむき出しの感情が許されるのなら
初めっから喧嘩腰だったろうが
それを理性でとどめようとして
余計におかしなことになっていく
被害者の父は思っている、
加害少年が異常であれば納得がいく、
つまり精神疾患とか脳波に異常があるとか
目に見える何か納得のいく理由がほしいのだ
加害者の親たちは息子を愛していた、
普通に育てた苦しみ、
気づいたことはあっても
それは普通のことばかり…
なにがいけなかったのか、
愛して育てたことのどこに間違いがあったのか
普通の子どもだったことを伝えたい、
自分の息子も死んだのに
弔うことも許されなかった事実
結局は同じように
子どもを愛した親同士、
子どもを失った親同士、
互いを認め合うしかなく、
一方はもう、許すしかないのだ
許し、
ということでしか
人は自分を救うことができない
憎しみがある限り、
自分を救えない事実は
それまでの苦しみを見ればわかること
4人がこの部屋を出てからも
まだドラマがある
聖堂から聞こえる讃美歌も意味深い
人間の知恵なんてのはたかが知れてるのだ
日本にもそんな格言があるよね、
人を呪わば穴二つ
そして、花の行方は…
なんて思いつくままに
つらつら書いてみたが、
改めて気づく
これは始まりの物語ってことだったか
映画ランキング
にほんブログ村