昨日の続き。
その後すぐに画面保護フィルムのケースに入っていた紙に明記された連絡先へ電話をして状況を伝えた。
結果、どうもNIMASOの最初期のiPhone15ProMax用画面保護フィルムは対策品が出ているらしい。
余談だけれど、Greenbay Packersファンとしては、アルファベットを抜くとなれば、その文字は「G」以外考えられないよな…ほんとにどうでも良い話。
閑話休題
FaceIDの認識を妨げている原因を勝手に想像してみると…
- このフィルムを貼ると阻害。剥がすと順調であることから、本体のFaceID認識機能には問題ない(「FaceIDが設定されていません」エラーは別な)と思われる
- 薄いとはいえフィルム自体の厚みはある訳で、それがフロントカメラの周囲を壁の様に取り囲んでいる状態と考えられる
…と勝手な考えを書きつつも「だったらフロントカメラで撮影した写真も正しく映らないんじゃねえの?」という疑問にぶつかる。が、元々「高性能」と宣伝してるのはリアカメラであってフロントカメラはそこまで画質を追求されていない。なので多少改造が落ちたところで気が付かないだけなのかもしれない。そう考えるとまだこじつけられそうだ。
更に無理矢理なこじつけるを考えると「写真として撮影する分には単に入社した光を撮像するだけだけれど、FaceIDの場合は目鼻口などの位置を割り出すなどのロジックが入るため、その判定ロジックに光の乱反射が邪魔だったとか?」という無理やりすぎるこじつけは考えられるけれど、極めて怪しいのは否めない。「飲んだら宿便がドバドバ…」みたいな胡散臭い、全くもって信じる方がおかしいだろ的な怪しい商品の説明と似たり寄ったりだと自分でも思うので、まぁネタに書いただけなんだとご理解いただきたく。
要するに原因は全く見当もつかないけれど、現実問題として保護フィルムを貼ると認識が阻害されるが、剥がせば問題なく会長に認識される。
うん「それでも地球は回っている」ってことだ。
NIMASOもそのフィルムに問題があることを理解したのか、すんなり「では可能であれば代替品を送付します」と言ってきたのだけれど、その後「確認したところ、代替品の用意ができない状態なので返金処理としたい」旨の連絡が来た。
それについては事前に聞いていたので、当然だけれどゴリ押しはせず了承した。
すぐに返金処理がなされた。NIMASOえらい。
では、次の保護フィルムをどうしよー
NIMASOはやめて他のメーカーにしようか?
別にNIMASOにこだわっているわけじゃないんだ。
たしかNIMASOを初めて使ったのはiPhone13ProMaxの時だったんじゃなかろうか。
それまでは家電量販店の陳列棚にかかっている膨大な量の保護フィルムから適当に選んで使っていた。
でも、縁あって使い始めたNIMASOのフィルムは貼りやすいし、壊れないし、見やすいしと三拍子揃っていて気に入っている。
今回のフィルムが不調だったとして、そのフィルム自体に問題があったとわかって対策まで出ているのであれば、「こんなメーカー…」と切り捨てることはなかろう?
また、昨年秋に購入した妻のiPhone15にもアンチグレアタイプではないNIMASOの保護フィルムをつけているけれど、こちらでは全く問題なくFaceIDが認識されている。フィルムのタイプは違えども対策はしっかりなされていると思ってもいいんじゃね?
ということでNIMASOも含めてフィルムを探してみた。
正直な話、一通り色々なメーカーのものを見てみたけれど、どれも宣伝文句だけじゃ良し悪しの区別がつかない。
じじいが今まで使ってきた保護フィルムの中にも「なんちゃらガラスで丈夫」を謳い文句にしながら、ほんの少しの衝撃で割れてしまうものも多くあった。謳い文句は絶対に信じない。信じられないと実感している。
ということで改めてNIMASOのフィルムを見てみた。
こちらのフィルムは今まで使っていたフィルムと同じくアンチグレア処理をされたもの。
じじいが使っていたフィルムは前述の通りカメラ部分だけ丸くくり抜かれていたけれど、こちらのフィルムはDynamic Island部分全体をカバーする様横に広く透明部分を設けている。
先の全く信憑性のない仮説をしつこく出すなら、こうやってフィルムの壁でフロントカメラを覆わないことで乱反射を防げるということになるのだろうか…と思えてしまう。
これが「対策」なのかは知らん。
けれど、少なくともじじいが使っていたフィルムとはその部分の形状が違うし、他のメーカーのどれと比べても突出して「これ!!!」というものがないのであれば、もう一度NIMASOのフィルムを試してみるのもあり…というか、試すべきなんじゃね?ということで、こちらを購入してみることにした。
そして今日風呂に入っている間に荷物が届いた。
開けてみると…
間違いなくNIMASOのアンチグレア保護フィルム。
検証)古い保護フィルムをつけてみた
早く新しい保護フィルムをつけたい衝動に駆られつつも、一旦その欲求は我慢して、今まで使っていた保護フィルムを新しくきたiPhone15ProMaxに貼り付けてみた。
保護フィルムを貼らずにFace IDの設定を完了させてある状態で、保護フィルムを貼り付けただけなので、Face ID設定で「Face IDは利用できません」というエラーメッセージが表示されるかどうかなどの確認は行なっていない。
Face IDの設定が完了している状態で、保護フィルムの違いで認識がどうなるかの確認だけを行うものだ。
初期の保護フィルムをつけた状態では、予想通り今までの古いiPhone15ProMaxで苦しんでいた認識の状態と全く一緒。裸眼だろうが眼鏡をかけていようがエラー率が高い。やはりNIMASOの最初期の保護フィルムにはFace IDの認識を阻害する問題が内在しているのは間違いないだろう。
新しい保護フィルムをつけてみた
その実験を経て、新しい保護フィルムを貼る作業に入る。
保護フィルムを見てみると、確かにカメラホールだけではなくDynamic Islandほぼ全体に透明窓が広がっている(先のすでに使っているフィルムを元の保護シートに貼り付けたものと違って、これから貼り付ける新品未使用品なので、同じ条件で撮影はできなかった)。
実際貼り付けてみると、Dynamic Island全体を覆うというほどではなく、左側のアイコン表示部はノングレア処理の範疇の様だ。
注)ここでも何度か書いているけれど、決してじじいはロリ※ンじゃねーからな。待受画面は四半世紀前の友人の子供。すっごく懐いていたのに、スイスに帰っちゃったから待ち受け画面にしちゃっているだけなんだからね。
ここはアンジェラに注目ではなく、保護フィルムの透明部分のDynamic Islandへの掛かり具合を見るべし。
ドキドキしながら貼り付け、さらにドキドキしながらFaceIDを試してみた。
結果
ものすげー快調だよ
一昨日までのあの認識しないイライラは全く感じられない。
結果論だけれど「何でもっと早く調べなかったかな」である。
こんな不便なのが正しいはずがない!とぷんすかすれば、半年も不具合に悩まされ続けることなく解決していたのではないか。
こういうところに、徹夜だろうが安月給だろうが「仕方ないよね」と諦めて働き続ける黒企業社員で培われたあきらめ精神が出てきちゃうんだろうなぁ…
それにしても、すごいなぁ。
メガネ、形の違う数種類の物を掛け替えても問題なく認識しているよ。
何度FaceIDを試しても、全くストレスなく認識してもらえて、サッと画面が出る快感ったら。
ついつい何十回も繰り返して試しちゃったよ。
良く幸せの定義でさ、年収が何千万以上で贅沢ができなきゃ幸せじゃないという人もいれば、夫婦で仲良くできればそれで幸せという人もいるという対比みたいなのがあるけれどさ、そんな見方をすればじじいは後者だな。
iPhone15ProMaxでFaceIDがストレスなく認識できるそれだけで「あぁiPhone15ProMax買って良かった」と幸せを感じているよ。うん、iPhone13ProMaxからの乗り換えで、CPU性能が上がったとか、カメラの性能が上がったとか色々能書きはあったけれど、どれも実感はあまりしていなかった。でも、このFaceIDだけは15に買い替えた直後からつい先日までの不便さと比べて明らかに快適で幸せを実感させてくれる。うん、Face IDが一番幸せを感じさせてくれるツールだったよ。安上がりなじじいにかんぱーい。