結局、自分のことはごまかせない

前の記事で

ゆるむことが大事だよ～というお話を書いたら

昔のことを思い出しました。

長男が４歳のときの保育園での出来事。

長男が保育園で
お友達のお帳面を隠した・・・という
出来事がありました。

長男がしたことだと判明して
みんなの前で泣きながら
お友達に謝っていた・・・と
担任の先生から伺いました。

相手のお友達のことを考えると
申し訳ないのと
初めてのことだったので
わたしもかなり動揺してしまいました。

先生は、「誰のものか分からなくて
面白いと思ってふざけていたのかもしれません」

「本人も大事になってびっくりして
すごく泣いて反省していました」

と言ってくださりましたが

長男がふざけて

そんなことをするとは思えず

本当に長男が隠したのだとしたら
誰のものかわかって隠したはず・・・と
母親の直感で感じました。

「どうして？」
「なんでそんなことしたの？」

と頭の中で巡っていましたが

ただ、問い詰めるのではなく
自分から言ってくれるのを
待とうと決めて家に帰りました。

わたし「今日、保育園どうだった？」

と聞いても

長男「何もなかった」。

いつもなら
「○○くんと遊んだ～」とか
「ブロックした～」と
教えてくれるのですが何も言わない。

でもなんか、様子はおかしい。

弟に対して「今日はイライラしとんや！！（怒）」と怒ったり

いつもなら自分のことを
名前で呼ぶのに

「オレ」と言ってみたり・・・

うん、絶対おかしい。

自分の中で何かもやもやしたものがあるんでしょうね。

わたし「いつもオレなんて言ってたっけ？どうしたん？」

と聞くと

長男「からだが“オレ”って言えっていうんや！」と。

次男に対して怒ってることも
「からだがいややって言っとんや！！」

まさかの答えにびっくり！！

体の中から声がするって。

頭では今日のこと
バレたくない
言いたくないと思っていても

からだのイライラ
嫌な気持ちは隠せないんですね。

結局

自分のことはごまかせない

んだなと思いました。

結局お風呂からあがっても
何も言わないので
オイルでマッサージすることにしました。

心が緊張しているときは
無理に開こうとせず
からだからアプローチしてみるのがいい

それまでの経験でわかっていました。

マッサージをしてしばらくすると
だんだん緊張がほぐれてきたのが分かりました。

そこで「今日、保育園で何かあった？」と聞くと

「だって、○○くんが
お片付けの時にぶつかってきて
イヤやったんや」と、

お帳面の話をしてくれました。

そして、話が終わるか
終わらないかのうちに
スーっと眠ってしまいました。

そのあとタッチセラピーをすると
残っていた緊張が
一気にピクピクっと解放されていき

次の朝にはスッキリ
「おはようございます！」と起きてきて
元気に保育園に行きました。

ココロとからだはつながっている。。。

まさにそのとおりですね。

こうやって目の当たりにすると
びっくりすると同時に

子どもはこうやって全身で
いろんなサインを出していくんだな、と
改めて思いました。

子どものからだって本当に素直ですね。

いや、きっと大人も。

モヤモヤ、気になっていることがあると
普段よりもイライラしたり
感情的になったりする。

だって、その日１日
わたし自身がそうでしたから＾＾

タッチセラピーをしながら
気持ちが緩んでいったのは
わたしの方かもしれません。

もしかしたら、家に帰ってすぐに聞いたら

責めてしまったり

怒ってしまったり

受け入れることができなかったかもしれない。

わたしの受け入れる準備もできた
そのタイミングに言ってくれたのかな、と
いうこと。

タッチセラピーは
非言語コミュニケーション。

言葉がなくても、肌から伝わる。
からだが緩むとこころが緩む。

それを体感した出来事でした。

息子との間に
タッチセラピーがあって、本当によかった。

相手の子のお母さんとも仲がよかったので
直接謝ることができ
お友だちも、「気にしてないよ」と言ってくれて
仲良しは続いています。

今でも、このときのことを思い出すと