卒業式や卒園式のシーズンですね。

 



ちょうど、去年の今頃は、長男の入学準備に追われていました。


今年は、ふたりとも進級するだけなので
落ち着いた春を過ごしています。


そんなときに思い出すのは
4年前の長男の保育園入園と
2年前の次男の入園のときのこと。


 



ちょうど4年前。
次男が生まれて、3ヶ月ほどたったとき


ベビーマッサージの仕事と
出産直前に認定をいただいた
ビジョンヨガの教室を開始しました。


といっても、月に2回自宅で、というくらいの
ゆる~い感じでのスタート。


次男が生まれてから
あまり大きな赤ちゃん返りもしていなかった長男。


妊娠中も、ヨガのモニター活動をしていたし
タッチセラピーもしているし
大丈夫だろう、と軽く考えていたんです。




弟が生まれ
病院から帰ってきた日。


5日間離れ離れだった長男が
もしかしたら甘えてくるかな
ヤキモチを焼くかな・・・と
正直不安な気持ちもありました。


夜中私がトイレに行っているとき
次男が泣いて起きたときにも
飛び起きて


「ママ、泣いてるのにどこ行ってたん?
お乳あげてよ」


と、一言言って寝る長男。


2歳半なのに、すっかりお兄ちゃんでした。



熱があって、抱っこしていても
弟が起きて泣いたら


「僕はもういい。抱っこしてあげて」と


弟に譲ってくれた長男。

 



そんな長男に甘えていたんでしょうね。



だから、大丈夫だと思ってしまっていた。



でも、いっぱい我慢していたんでしょうね。



仕事を始めた直後
「仕事したらあかーーーん」と
長男が爆発しました。。。




おかしいな


なんで?


タッチセラピーもしてるから大丈夫



としばらく、自分をごまかし
教室をしていたのですが



とにかく
「仕事したらあかん!」の一点ばり。



4月になったら、保育園に入ることが決まっていたので
春まで待とうかな、という考えも一瞬よぎりました。


そしたら、思う存分できるし、今はやめておこうかな
と、考える自分もいました。



でも、それではいけない気がして。



何かが違うんだ。



長男が伝えたいことを、もっと受け止めたい。
このまま保育園に入れてしまってはダメだ。

きっと後悔する。




と直感でしたが、そう感じました。



でもどうしたらいいか分からないまま
時間だけが過ぎ


その年の12月に開催された
先輩の名前のことだまボイスイベントに
神戸まで子ども二人を連れて行きました。



そこで、ボイスワークをしながら
からだを緩めていくと
どんどん自分が溜め込んでいた感情が出てきました。




当時、人前で泣くことなんてあまりなかった私が
涙が止まらなかったんです。


(あー、今思い出しただけでもダメだ。)



そして、一緒に行っていた長男も
泣いたり、怒ったり
たくさん感情を出し始めました。



ひとしきり出し切ったあとの
晴れ晴れした表情。




帰りの車の中では
なんだかご機嫌。


いっぱいおしゃべりして帰りました。




そして、そのあとすぐに
また別の先輩に
母と子のタッチセラピーの講師が集う補講に
誘われました。



ただし、場所が京都。



当時はまだ、ベビーマッサージの資格で充分と
思っていので
母と子のタッチセラピーの資格は
とろうと思っていませんでした。



なんで声をかけてくれたのか
そのときの私には分からず


3歳と6ヶ月の息子ふたりを連れて京都まで
行く勇気がなかったので
一旦お断りしました。


気になるけれど無理だなーと
思っていたら


同期が姫路から一緒に行ってくれることに。


急に心強くなり
電車で行ってきました。



そこで、講座を受け
最近、こんな感じなんですよ。。。と
先輩に話をすると


「ちゃんとタッチしてる?」と聞かれ


そのときは
当たり前やんって
思っていたのですが



家に帰ってからじわじわと
その言葉がきいてきました。




やってるのに。
私、やってるのに。。。
これ以上どうしたらいいんだろう。



頭で考えてもわからない。


だから、なんかおかしいという気持ちを
信じてみよう、と思いました。




ふと、上の子優先って思ってきたけれど
本当にそうだった?




この日から
長男に、しっかり向き合おうと
後悔しないように
1ヶ月タッチセラピーしてみよう、と
思いました。



それから、夜寝る前だけではなく


寝てる間も
朝起きてきたときも
抱っこしているときも


気がつけばずっとタッチセラピー。


すぐには効果がわかりませんでしたが
それでも、自分の気持ちが
落ち着いていくような
そんな感覚はたしかにありました。



そうしているうちに
長男から
「ママ、もう仕事していいよ」


「ゆうわのことは僕が見るから
泣いたらママはお仕事だよって
抱っこしてあげるから
ママ、お仕事やっていいよ」と。


 

 


長男は不安だったんですね。


私がこのまま仕事を始めたら
そっちに気持ちがいっちゃうんじゃないかって。


弟のことは受け入れられたけれど
仕事は、また別だ、と。



自分のために
そして、弟のために
何より、私のために
からだを張って教えてくれたんです。




この約1ヶ月間
触れるってこんなに気持ちがいいんだなぁって
こんな感じ初めてだったなぁって思いながら
触れていました。


こんなに、心地よさを感じながら
長男に触れている
その一瞬一瞬を味わいながら
タッチセラピーしたことは
今までありませんでした。


これまでは他のこと考えながら
上の空で触っていたかも。


下の子を見ながらだったかもしれない。

仕事のことを考えながらだったかもしれない。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


私、今までやってるつもりだったんだ!


触っていただけで
タッチセラピーではなかったんだ!と



気づかされました。



そんな私を見て、感じて
長男はもう大丈夫と
太鼓判を押してくれたんですね。



仕事してても
ママは僕たちのことちゃんと見てくれる。


大きな花丸をつけてもらったような
そんな気がしました。




そして、2ヶ月後には
私もタッチセラピーをもっと極めたい!と
母と子のタッチセラピー講師を目指すことに
なりました。




何か立ち止まることがあれば
その度に
長男からいろんなことを教えられ


今日までやってきました。


そんな長男は私にとっての最高の応援団!
最高のパートナーなんです。

 

 

(去年の卒園式の写真^^)


長くなったので、次男編はまた次の記事で!
 

 

***


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