先日の母と子のタッチセラピー講座。
出張のマンツーマンでの講座でした。


自宅なので、Aちゃんもニコニコ迎えてくれましたが
お母さんが離れると泣いちゃうというちょっと人見知りが入ってきたかな。


最初は耳を引っ張って頭を緩めていきます。

お母さんが「Aちゃん、嫌がって引っ張らせてくれないんです」と。



泣くかもしれないけど、ちょっと引っ張らせてねーと私が引っ張ってみました。
そんなに思いっきり引っ張っていませんが目はもううるうる。



確かに耳がかたい。


あったかくなってきたねー、柔らかくなってきたね、気持ちいいねと話しかけながら耳をほぐしていきました。


引っ張っていると泣いちゃったけど、それもAちゃんには必要だと感じました。



耳もやわらかくなってきて、なんか、お母さんに伝えたいことがあるんじゃないかなーって感じたので




泣き止ませようとせずに、抱っこしながらタッチセラピーしてね、とだけ伝えて様子を見ていました。



すると、怒っているというよりは、お母さんに甘え泣きという感じで大きな声で泣き続けます。



泣き声よく聞いてね、表情は?と。


どんな風に感じる?とお母さんに話しかけながら。






お母さんが私の方に集中しすぎると泣き声が大きくなることに気づいたお母さん。



「先生と話さずに私の方みてって言ってますね」と。



そして、Aちゃんに集中してると、少し落ち着いてきました。



お母さんが
「落ち着いてきたけど、目を合わせてくれない」と。



お母さん、感じようとすると、少しずつAちゃんの観察ができてきました。




なんとなくAちゃんが泣くのをまだ自分で抑えようとしているような気がしたので、「泣いていいんだよ、泣いてもママ大丈夫だよ」って伝えてみて、と言うと



また大きな声で泣き出しました。


「本当に泣いていいの?」と
何度も何度も確認するように。



そして、お母さんが話しかけながらひとしきり泣いたあと、やっとお母さんと目が合いました。



感じるってこういうことなんですね!やっとつながった気がします、とお母さん。


そのときの、幸せそうな満たされた笑顔は忘れられません。




スッキリ、泣いたあとは、ニッコニコ。


オイルマッサージもご機嫌。
 

 

 




お母さんに聞くと、こんなに、泣いたことはなかったかも、と。


いつも泣き止ませようとお乳を飲ませていたそうです。



お乳を飲んだら泣き止むし、この子もそれでいいんだと思っていました、と。




1歳になったAちゃん。
離乳食が始まっても、ほとんど食べない、ということも気にしておられたようですが、お腹がすいていないときにもお乳を飲んでいたら、お腹いっぱいですよね。


もしかしたら、胃もくたびれていたかもしれません。


離乳食も食べるようになるかもしれませんね^^



泣き止ませるところがゴールではなく
なんで泣いているのか、を探してあげるのが大切です。


そのたびに解消されていくと、無駄に泣くことも減ってきます。



泣いている理由をごまかされてしまうと、その感情はどこにいってしまうのでしょうか。



Aちゃんの場合は、週末お祭りで遠出して疲れていた、ということやお兄ちゃん、お姉ちゃんもまだまだ甘えたい年齢、ということで独り占めできない寂しさみたいなのもあったのかもしれません。



その部分を見ないで、泣きやんだからOK、では消化されないまま、寂しさを体の中に閉じ込めてしまいます。


普段は、そのまま忘れていたとしても、タッチセラピーで緩み始めると閉じ込めたフタが開くのです。


だから、Aちゃんのようになかなか止まらない。


閉じ込めたものが空っぽになるまで、出させてあげることも必要です。



私もですが、小さい頃から「泣いたらダメ、負けだ」というふうに言われて育ったからか、泣くこと=悪いことと思っていました。


周りにもそんなお母さんがすごく多くて、泣き声を聞くのが辛い、苦しい、と感じてしまうようです。




小さい頃泣きたくても泣けなかった、ガマンしてきた、というところを刺激されているような感じ。


勝手に反応しているんです。




でも泣くことも感情のひとつ。


笑うこと、と同じ。




不快

いやだ

その感情を素直に出してるだけ。




事実はそれだけなんです。




それがお母さんのフィルターを通ると、泣くのがかわいそう、泣かせたらダメだ、泣かないで、となってしまってるだけなんですよ。




落ち着いて、なんで泣いているの?と聞いて、感じて、不快な出来事を取り除いていくだけ。

 



あとね、お母さんも泣いていいよーって言ってるときもあります。



私も子どもと一緒によく泣きました。




そしたらね、いつの間にか子どもの方が抱っこしてくれているような


「ママ、泣けてよかったね」


「泣いたらスッキリするでしょ?」


と言ってくれているような、そんな気持ちになりました。

 




子育てをしていると、自分の小さい頃のことが、ブロックになっているんだな、と感じることがよくあります。




たいてい、子育てで辛く感じたり、イライラするところに潜んでいるのですが・・・





でも、そこにすごく大切なことがあったりする。



子育てって、自分の凝り固まった価値観を、ひとつずつ外していく、そんな作業がプログラムされている、そんな気がしています。



お母さんが、もっと自分らしく生きていくために。



子どもたちは全身でいろんなことを伝えてくれている。


頭とこころとからだを緩めて、そんなメッセージを受け取っていけると身もこころもかるーくなっていきますよ^^
 

 

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