定期的に面会している高齢者施設の親戚。
先日は、冷蔵庫の霜取りの半分を終えてきました。
以前から気になっていたけれど、冷蔵庫を触られたらイヤかもしれないなと、なかなか言い出せず……
見守り続けていたら、入っているものが氷ついて取れないくらいになっていたのです。
思い切って作業をしてみたところ、大喜びという嬉しい展開に
認知症だから何もわからないということはありません。
嬉しいこと、楽しいこと、イヤなこと、悲しいこと、みんなわかるんですよね。
だから、うまくいかないとイライラするし、怒りっぽくなってしまうこともある。
認知症ではない人と変わらないんです。
ところで、冷蔵庫の霜取りの件です。
ターゲットの冷蔵庫は、ホテルの個室にあるような正方体の小型のもの。
(写真は素材写真からのもので、プロジェクトのターゲットではありません)
性能的にシンプルで、霜がついてしまうようです。
霜の厚みは7~8㎝くらい。
なかなか簡単には解けません。
とはいえ、何時間もそこにいられるわけもなく、前半と後半(ひょっとすると、3回に分けるかも)ということで、霜がなくなるまで作業をさせてもらえることになりました。
本来は、電源を切り、そのまましばらく置いておくのですが、急いで終わらせたいので、お湯で絞ったあつあつタオルをあてて、より早く霜が解けるようにしています。
まぁ、次にお会いしたら忘れているかもなのですが、そこは気にしていません。
毎回が初回になって、いつも喜んでいただけるなら、こちらとしても遣り甲斐倍増ですね
プライベートでの新任務と、オフィシャルでの新任務もあり、宿題いっぱいの9月がはじまりました
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