【ワイン雑学】マロラクティック発酵(MLF)って何? | 熊本のワイン検定講師 くまべゆみのエンジョイワインクラブ

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ワイン素人だった私がJ.S.A.ワインエキスパートの資格を取得し、ワイン検定講師としてワインの楽しさを知ってもらうお手伝いをしています。
ワイン検定を中心にワイン会の企画、ビギナーさんのワイン入門、おすすめワインなどを紹介していきます。

 

今日は立春、

暦の上ではもう春ですね。

 

 

寒くてハフハフしながらグラタンを食べてから

もう3週間が過ぎてしまいました。

 

 

 

 

 

 

このとき、マロラクティック発酵の話をしましたが、

マロラクティック発酵って何?

って感じですよね。

 

 

マロラクティック発酵

(Malo-lactic fermentation・略してMLF)

マロ=リンゴ酸 ラクティック=乳酸

 

 

アルコール発酵途中のワインに含まれる

シャープな酸をリンゴ酸と言い、

とってもすっぱいんです。

 

 

そのままでは飲めたものではないので、

ここに乳酸菌を加えます。

この乳酸菌の働きで

リンゴ酸が乳酸と炭酸ガスに分解され、

ワインの酸味がやわらげられ、まろやかになるんです。

 

 

このマロラクティック発酵、

白ワインでは造りたいワインのスタイルによって

行ったり、行わなかったりします。

 


すっきりとした酸味を活かした白ワインを

造りたい場合はMLFを行わず、

まろやかに仕上げたい場合は

MLFを行います。

 

 

一方、赤ワインはほとんどの場合、

MLFを行います。

 

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こちら、南アフリカ、

アタラクシアのピノ・ノワールです。

 

 

225Lのフレンチオークに移して

100%マロラクティック発酵しています

マスダさんのHPより

 

 

MLFを行うことで

酸がまろやかになり、

複雑性が増すんですね。

 

 

マロラクティック発酵、

ブロンズクラスのテキストでは

小さく書いてありますが、

とても大事な部分なので

ワインの造り方とあわせて

しっかり読んでおいてくださいね。

 

 

 

 

 

福岡の人氣ワイン検定講師 橋本信子先生が

ブロンズクラスのポイント解説を

発信していらっしゃいますので、

ぜひお聴きください!

 

 

 

 

 

 

 

 

お申込みは2月15日まで!

ワイン検定ブロンズクラス

【日程及び残席】(2/3現在)

3月12日(土) 残席4名

3月13日(日) 満席御礼

3月14日(月) 残席1名

【会場】

レンタルスペース Meet in Good

(熊本市中央区上通町7-10・上通パレス草人木3階)

 

右矢印 くまべゆみの熊本会場 お申込みはこちら

 

 

 

 

 

ワイン検定の締切が近くなり、

練習問題集のお申込みが増えてまいりました。

全国に発送しておりますので、

ぜひご利用ください!

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本 『ワイン検定ブロンズクラス練習問題集』の詳細はこちら

 

右矢印 練習問題集お申込みフォーム

 

 

 

 

まだまだお申込みお待ちしています!

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J.S.A.ワインエキスパート

ワイン検定認定講師

      隈部 由美(kumabe yumi)

 

 

ワイン&おいしいもの、英会話、クルマ、ネコのこと、

いろいろつぶやいてます

 

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人生で本当に重要な瞬間は、

手遅れになるまでわからない。

(アガサ・クリスティー)

 

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最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

今日もステキな一日を☆