ブログ、だいぶ放置してました。
「ちょこさん、生きてますか?」「更新待ってます。」
などのメッセージをたくさん頂いていたのに、更新が
滞っていてすみませんでした。。。。
来年は、もう少しちゃんと更新できますように・・・
皆さま、良いお年をお迎えください♪
ちょこ
過去記事ですみません。↓↓↓
機内のトイレは、中に人が入っていても外から操作したら
開けられるようになっています。
まあ、もちろん中に入ってる人がトイレのカギをかけ忘れてて
開けちゃったら「・・あ、すみません。」みたいなこともよく
あります。
そのトイレのことで一度お客様に大変怒られ、泣かされた事が
あります。
あの日もアメリカ本土に向け、順調に飛行してました。
ご飯のサービスが終わったころ、アメリカ人パーサーが私を呼びに
来ました。
「あそこのトイレがタバコ臭いねん、あんたも来て!」
アメリカ人は適当な人種ですが、タバコには非常に厳しい。
もちろんスモーカーも中にはいますが、だいたいの人が
スモーカーを変人を見るような目で見つめます。ましてや、
空の上で吸ってはいけないタバコを吸った場合は、
厳しいパーサーなら必ず、到着後のドアのところに
警察を配備し、連行させるのです。飛行機が禁煙になった
のが、あまり社会に浸透してなかった時は、連行されて
次の日に強制送還される日本人がすごい多かった。。。
確かにその日、トイレの辺に行くとすっごくタバコ臭い!
「うん、タバコの匂いするわ!」
「でしょ?今、中に入ってる人が吸ってるんやわ。」
「・・・・いや、そうかなあ?前の人かもしれへんよ。。。」
「いや、前の人が吸ったならこんなにキツイ匂いはしないと思うし
今この中に入ってる人は、もうだいぶ長いこと入ってるねん。」
「んー、そうかもしれないけど、そうじゃないかもしれないし
まあ、出てくるの待とうよ。」
5分経過した。
「遅い!!まだタバコ臭いから、2本目に突入したんやわ、きっと!」
「うーん。。。でもまあ、わかんないよね、出てきて聞いてみよ。」
「アカン!!そんなんじゃ現行犯で捕まえられへんやんか!
もうあと5分待って出てこないようなら、ずっと吸ってるものと
見なして、私はこのドアを開けるわ!!!!」
えええええええええええええΣ(゚д゚;) 厳しいなあ・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
中の人が、日本人やったらイヤやな・・・(T▽T;)
5分経過した。まだ確かにタバコの匂いは消えていない。
「さ、時間や!開けて、つかまえてやるわ!」
「いや、ちょっと待ってよ。違うかったら、開けた私らのほうが
罪になるんちゃう?」
「あのねえ、私達にとって一番大事なことは安全運行でしょ?!
この中でタバコを吸ってる人が、例えば火事を起こしたら、この
400人が全員死ぬねんよ!」
わ、こわっ。もすごい怒ってる・°・(ノД`)・°・
パーサーは何故か必死になっていた。中の人がタバコを吸っている
ということを決め付けていた。わたしも、もうこうなった彼女を
止められないことは頭ではわかっていた。こうなったら、ただただ
日本人が入っていないことを祈るしかなかった。
「わたしがこのフライトの責任者やから!」
というパーサーの言葉で、私はあきらめた。
ガチャッ。。。。。。
中の人と目が合った。
便器に深くすわり、お腹をおさえながら苦悩の表情の・・・・
日本人のおばちゃんがそこには居た。
トイレからは、別の匂いがしていた。
すぐドアを閉めた。
「やっぱちゃうかったやんか!!!あ~あ、日本人やん!
恐い~。」
「いや、彼女がタバコ吸ってないかどうかは、まだわからへんよ!」
引っ込みがつかなくなったパーサー。逃げたい気分の私。
2分ほど後、ドアが開き、めちゃめちゃ恐い顔の
おばちゃんが顔を真っ赤にして出てきた。
「なんなんですか?何で開けられたんですか??」
パーサーは、おばちゃんに英語でだいぶケンカ腰に説明してから、
トイレのゴミ箱を探り始めた。おばちゃんは、案の定英語がわからなかった。
「ちょっと、日本語でちゃんと、説明してよ!」
私はもう泣きそうになりながら説明した。おばちゃんは
「ふんっ!!ここのトイレ、私が入る前からタバコの匂いしてたよ!信じられへん
のやったら、カバンの中も全部見せるわ!タバコなんか吸いませんよ!」
と言った。
トイレのゴミ箱からも何も見つからなかった。パーサーがおばちゃんに言った言葉は・・・・
「OK。違うかったみたいやわ。Sorry。」
もう、私は謝るしかなかった。会社を訴えると言うおばちゃん。
私の名前と、パーサーの名前も控えられた。彼女が怒るのも
ムリはないし、本当にずっと謝り続けた。機内にある、シャンパンボトルを
ラッピングして持って行き、マイルと空港で使えるお食事券数十ドル分を
お渡ししたが、彼女は怒ったまんまだった。
謝っても何をしてもずっと怒られるし、パーサーは知らん顔をしているし、
そのパーサーに対して、そして自分の対処の悪さにも悔しくなってきて
もう泣くしかなかった。
おばちゃんは、
「泣かれたって、しらんよ!あんた、自分のしたことをよく考えてみーや!
私は一生分のキズを負ったわ。あんたらのせいで!どうしてくれるんや?
何があっても、許さへんよ!!このままで、引き下がらへんからね。
TVにもラジオにも、実名であんたの名前出して投書するし、待っときや!
ほんま、こんなことうちの旦那が聞いたら、どうなるか・・・うちの旦那、恐い
とこと知り合いやからねえ!!!」
というようなことを到着までず~っと言っていた。
私は他の仕事は何もできず、その日はおばちゃんに付きっ切りだった。
飛行機がアメリカに到着し、おばちゃんも怒りながら降りて行った。
私は会社にこの件の報告書を書かないといけないので、おばちゃんの座ってた席番号を
もう一度確かめに、みんなが下りて誰もいなくなった客室を進んでおばちゃんの
席まで行った。
「55のCか・・・」
その席の毛布が床に落ちていて邪魔になったので何気なく拾った。
ポトン・・・・
どこかのスナックのライターが落ちてきた。。。。
・・・・・・・・真実はわからない。