伝説の先輩 | 新♪ここだけの話♪♪ ~スッチー編~

新♪ここだけの話♪♪ ~スッチー編~

空の上のおもしろい話、つつみ隠さずぶっちゃけます♪

○年上の期のもう退職した先輩から「子供が生まれました」ハガキ

来ました♪

それで、このスゴイ先輩のことを思い出しました。


彼女はいろ~んな意味ですごかった。ある地方で

「ミスOO」に選ばれたほどの美貌の持ち主。彼女は私の入社前から

社交ダンスにはまっていた。アメリカの滞在中に彼女は、ダンスを

習いに行っていた。


彼女の得意とするのは情熱のタンゴとサルサ。

キューバが大好きな彼女は、どこから見ても外国人だった。


     「え・・・この人、スッチー?!」∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


初めて彼女に会ったときそう思った。

だって、彼女は日焼けで全身まっくろに焼けていて、パーマで

アフロのようにおっきくなった髪を一つに結んで、有り得ないくらいヒールの

高いピンヒールを履いていた。確実に日本であまり見かけない人だった。


そんな彼女は、アメリカ人には大人気でみんな彼女を崇拝していた。

彼女は機長たちにも人気で、機長や、スチュワード、地上勤務の整備士など

色々(アメリカ人限定で)、恋の噂は絶えなかった。が、彼女は話してみると

とってもおっとりしていて、むしろ上品だったのでそのウワサが、私には

信じられなかった。



彼女は、ダンスクラブがあるからという理由で、よく飛んでいる目的地があった。

そのうちの一つ一緒に飛んだとき事件は起こった。


そのホテルに到着してから、


「今日は天気もいいからプールに行って

焼こうかな・・・ちょこちゃん、どうする?」


と聞いてくれた。


         「水着持ってきてないですし、部屋で寝ます」


と答えた。


・・・・夜中、窓の外の騒がしい音で目が覚めた。


         「あ・・・ホテルに救急車が来てる・・・」


そうこうしてたら、部屋の前の廊下を何人もの人がバタバタと走っていた。


         「この階か~。急病人かな・・・こわいな~、どうしたんやろう・・」


そう思いながらも疲れていたのでまた眠りについた。

次の日の朝ホテルから出発する午前11時。日焼けで頬が真っ赤になった先輩に

私は開口一番にこう言った。


         「先輩、昨日、救急車来てましたね~!!!」


        

「・・・・・・・しーん・・・・・・・・・・・・・」

  

            あれ?反応が・・・・・ない・・・・(@_@)


         「いや、私も寝ぼけてたからよくわからないんですけどね・・・もごもご・・・」


        

「あれ、運ばれたの私やねん。。。。。」


          「えええ??ヽ(*'0'*)ツ?大丈夫ですか?あ、日焼けでヤケド

          しましたか????」


        

「んー、会社には言わないでくれる?・・・あのね・・・実は・・・」


彼女は昨日、アゴがはずれたらしい・・・何故か?

昨日一緒に飛んできた機長とプールで会って話が弾み、飲みに行く

ことになったらしく、そのまま彼の泊まっている部屋になだれ込んだ。。。

そして、大人の関係になり・・・・・・・・・・・・・・・取れなくなった・・・

らしい・・・  (@ ̄Д ̄@;)


            ・・落ち着け、私。笑顔で接しよう・・・(*゜▽゜ノノ゛☆



          「ほ~、それは、つまり機長と一緒に救急車に乗ったんですか?」


         

「んー、取れなかったからね、どうしても・・・だから、カレのに

注射しないといけなかったみたい。。。」


            驚きすぎたら失礼やんね・・・平常心平常心・・・(/ω\)


          「・・・・・・へえ~、そんなことってあるんですね。痛くないですか?いまは・・」


私はできるだけ平静を装って対処していたが、見ても仕方がないのに

彼女のアゴをジ~っと見てしまった。。。。


           ウワサは本当やったんや!!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


そして、彼女は後々もう一度ウワサが真実である事を日本ベースの

私達全員に証明することになる。


私たちは日本ベースのスッチーたちでインターネット上に掲示板を作っている。

そこには、「O日とO日のフライトを変えて下さい」とか、滞在先のおいしいレストラン

情報、イヤなお客様の情報などが書き込んであります。つまり書き込みをすると、

全員が見るということ。

ある日そこにアクセスすると、例の先輩から彼女の同期宛に、すごい文字が並んでいた。


「OOOちゃ~ん、やっぱり一夜の恋って、さ・い・こ・う!!!

今回は747-400のパイロットだったんだけど、すっごいテクニシャンで

最高に素敵な夜だったの!!これだからこの仕事やめられないのよね~!

また聞いてね!」


       ・・・・・・・すげ~~~。・・・・・どうするんやろう?今後。

       これ、みんな見てるよ・・・(。>0<。)



彼女も周りのみんなも何事もなかったようにその後も飛び続けていた。

そして、彼女は外国のダンスクラブで出会った人と「できちゃった結婚」

をしていまは外国に住んでいる。が、彼女は普通の主婦で納まる

器ではない。きっと、どこかでまた伝説をつくっているはずである。


その最近来たハガキにはこう書いてあった。


「アゴの時は内緒にしといてくれてありがとう♪」


         ごめんなさい、先輩。ここで言ってしまいました。(//・_・//)