備忘録
前回、ウーディウム病の跋扈により、水槽全体が壊滅した話で終わりました。
唯一生き残ってくれたカクレも、翌日には息を引き取りました。肌がボロボロになっていました。
サツキハゼだけは全く問題なく生きており、キュプラミンを継続する意味がなくなったため、一度リセットすることにしました。
元々、60cm水槽はフウライチョウチョウウオを飼育するには手狭に感じていたので、できれば90cmオーバーフロー・・・と思っていましたが、重量の兼ね合いで補強工事が必要であり、そこまでやるか?色々考えた挙句、60X45X45のオーバーフロー水槽とし、床に合板を敷いて荷重を分散させる方針に決めていました。少しずつ準備していく予定だった最中のことだったので、とても残念な気持ちではありましたが、予定通り遂行することにしました。
そのため、元々の60cm水槽は破棄するのが妥当だったのですが、サツキハゼは生き残っており、また避難させていたウミキノコやツツウミヅタなどのソフトコーラル達の場所が十分に確保できていなかったため、急遽60cm水槽をリセットし、底砂を全て捨て、水槽を丸洗いし、手持ちで残っていたライブサンドを使用して新たに60cm水槽を立ち上げたのでした。
水槽の位置を変え、壁際に置くことにしました。こちらはそこまで総重量も重くないので、気軽に設置できます。
写真を載せたいところなのですが、撮影していなかったのと、息子の部屋にあり今は暗くなっているので写真がありません。
今のところ、サツキハゼも元気で、ソフトコーラルたちも大丈夫そうです.
60cmオーバーフロー水槽については、チャームのオーバーフロー水槽セット クロミス6045 スタンダード4点セットを購入しました.色々考えたのですが、耐荷重を考えると、日本の家屋で一般的な180kg/m2に対応できるオーバーフローだと、恐らくこれが限界だと思います.家の設計図面は手元にあるので、色々睨めっこしながら、安全な場所を確認し、合板も発注し、2本の根太?大引き?に分散するように合板を載せ、その上に設置する形にしています.
合板は京都の材木店さんで、ネット発注ができるところから、オーダーメイドでお願いしました.針葉樹構造用合板で、サイズが910x1300x24mmです。送料込みで¥11000ほどでした。届いてみると結構綺麗で、原木の色が綺麗でした.
この合板が、大体16kg程度です.先ほど書いた、チャームのオーバーフロー水槽が、水槽台とサンプ、水槽込みで34kgです(チャームに直接確認しました).水量がおおむね130L程度になるので、合わせて180kgほどになります.多少は変わると思いますが、根太2本の上に渡っていること、合板の面積と一般建築の耐荷重を考えると、問題ない形ではないかと思います.
玄関は下がコンクリートのため、リーファーの90cmが400kg程度になっても気兼ねなくおきましたが、居住空間は恐らくこれが限界だと思います.ただ、割とこういった形で、1階に置く分には恐らくどの家庭も置けるんじゃないかと思うので、一つ参考にしていただければと思います.
チョウチョウウオを飼うには少し小さいようにも思いますが、極めて小さな幼魚のうちから育てていくといった形でなければ、恐らく問題ないサイズだと思います.本来のサイズよりやや小ぶりに育つ可能性はありますが、7−8cm程度のサイズから飼っていくのであれば良いのではないでしょうか.まぁ、水槽が十分に立ち上がった状態になるまでは、買う予定はありません.
最近の90cm水槽です.こっちはみんな元気.トランペットコーラルは、完全に復活しました.
SPSについては、ショウガとスギノキは今のところ大丈夫です.
イロブダイちゃんも背鰭が綺麗になり、元気です。カクレは少しふっくらしてきたかな.
横から見た水景を。底砂を毎週掃除していたら、不思議なんですけど茶ゴケがつくことがほぼなくなりました.自分で言うのもなんですが、すごく綺麗に維持できている気がします.NO3はドージングで毎日補っているんですけど、全然上がりません.リン酸は0.02程度です.
検疫水槽は、45cmの水槽にしようかと思っています.ヌメリトサカをどこに移動させるか、生体はどう分散させるか、検討中です.