【ガジェ】MacBook Air M1 → MacBook Pro 14 M1 pro | ロキブロ

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MacBook Air M1 から MacBook Pro 14 M1 Pro へ

 

スッカリApple信者のロキブロですm(_ _)m

 

今回はクリエイティブ作業メイン機を MacBook Air M1 から MacBook Pro 14 M1 Pro に変更したので、コレについてトピックにしていきたいと思います。

 

コイツは控えめに言ってクリエイターにとって、現代最高傑作ですorz

 

 

※来月はM2 Pro or M2 Air のレビューもしていく予定ですゾ!! ← 信者化が止まらない人

 

 

MacBook Air M1 のマシンパワーでも動画編集や画像編集などはある程度サクサクこなせていたのですが、最近のアクティビティの流れ上、当初よりも「撮影→データ移動→編集という一連の作業」が想定以上に増加してきたので、作業効率化UPとそれに伴う費用対効果を鑑みての機材変更となりました。

 

ちなみに私が乗り換えに至った主たる原因がコレです…↓

 

 

※カメラ業界人にはMacBookのSDスロット復活はデカイよね…

 

 

同機種の発表時点でもかなり話題に上っていたこちら、SDカードスロットの復活。

 

Apple史上初となる退行進化ということで界隈がザワツキましたが、コレには多くのカメラ業界人が地味に歓喜したポイントではないでしょうか。

 

 

※MacBook Air M1 のコネクタなど、昨今の機種がコレだけなのがホントに悔やまれる

 

 

MacBook Air M1 のマシンパワーとそのコスパを考えると仕方がない部分ではありますが、如何せん左側に「Type-C (Thunderbolt)」がたった2つしか搭載されていない点は素直に残念な仕様と言わざるを得ないポイントでしたので、SDカードなどからデータを移動する際や、HDMI出力、拡張デスクトップを用いる際などにはこれらのUSBハブを噛ます必要がありました↓

 

 

※HUBが必須アイテムだったMacBook Air

 

 

そもそも、ここ数年の MacBook シリーズ全体からSDスロットが排除されてしまっていたので、世代によっては MacBook Pro であっても↑のようなUSBハブを別途用意してHDMIやらSDスロットなどを拡張して使うのが一般的になっていましたね (^_^;

 

特に13インチなどの薄型、小型ラップトップシリーズからは軒並み排除されています。

 

この構成における一番の問題点は、充電もType-C接続によるものでしたから、実質…自由に使えるコネクタは「1つだけ」みたいな感じでした。

 

一方、昨年発売が開始された M1 Pro / ProMAX の MacBook Pro 14 / 16 の筐体は、コレらの弱点が完全に解消されています。

 

 

※左側:充電用にマグセーフ3(接点充電)が搭載され、さらにType-C (Thunderbolt) が2つ

 

※右側:SDスロットの復活とThunderbolt、加えてHDMIコネクタ

 

 

この退行進化が与えてくれる作業効率化ポイントは本当に大きくて、今後の費用対効果を考えると本当にAppleさんの英断だったなァ…!なんて思います。

 

まさにAppleにとっても、ユーザーにとってもWin-Winのポイント。

 

以前から少し予告させていただいてきたのですが、現在私たちはオフィスをゲーミング&撮影スタジオ改造計画中でして、実は「4K・湾曲ウルトラワイドモニター」も既に2台ほど設置済です。

 

モニターについては今後別記事で詳細なレビューをしていく予定なのですが、何よりDTMも動画編集も、ソフトウェア内に配置されるタイムライン幅や各UI類がキチキチにならず。

 

全体的に 作業領域 がバカみたいに大きく余裕を持たせることができるようになったので、本体右側にHDMIコネクタが内蔵されている点も相まって、本当に作業効率がバク上がりして助かっています。

 

極めつけに、左側に備え付けられた「マグセーフ3 (マグネット着脱式の接点充電)」

 

 

 

 

こちらについてもホントに神仕様だなと感じます。

 

Type-Cコネクタを使った充電にも対応していますが、別途充電コネクタを備えてくれているので、従来のAirや13インチProのように無駄にコネクタを消費せずともパチっとマグセーフで充電ができるのは嬉しい変更点になりました。

 

なお、これについては「新型のM2搭載型 MacBook Air & Pro」にも搭載されましたので、充電に関しては現行最新のMacBookは全て利便性が増していると言えそうです。

 

また、実際の充電性能は…「もう充電MAX!?ってなるくらい爆速です」

 

 

 

 

 

大きさや重量、音の差について

 

次に、M1の13インチ Air や Pro と比較した筐体そのものの大きさや重量差について考えてみたいと思います。

 

 

※13インチと14インチの差は…

 

 

これまで13インチの MacBook Air を使ってきましたが、14インチになってなにかが変わったといえば…

 

意外とそこまで大きな変化は感じていなくて、例えば形状が角張ったクラシカルなデザインに変更されたであったりとか、流線型のサイドデザインが全体的にフラットになったとか…色々と情報が出てはいるものの。

 

どちらもこのコンパクトさなので結局は…「めちゃんこ軽くて薄いよね」っていうのが素直な感想です。

 

 

※こうしてみると確かに厚みは増したが…

 

 

それぞれを並べてみればおわかりいただけますが、結論としてはどちらも手に持ってみると軽くて薄いラップトップPCだよねという感覚に終始します。

 

MacBook14は実物を持ってみるとそれほど重量を感じなかった点は意外でした。

 

見た目以上に軽さに気づく人は少なくないハズ。

 

今まで13インチで見た目もペラペラの薄い筐体を使ってきたからこそ、サイズと重量増には慣れの期間が必要かなぁ…?なんて思っていましたが、全然そんなことがありませんでした。

 

そんくらい拍子抜けするほど14インチもコンパクトで軽いです。

 

 

※上から見ると意外とそこまでサイズアップした感じがない…笑

 

 

左が 13インチM1 Airで右が 14インチ M1 Proです。

 

こうやって見比べてみても、やはりわずか1インチの差はそれほど顕著ではないかなというのが個人的な感想です。

 

 

※左からMacBook Air M1 / MacBook Air M2 / MacBook Pro M1 pro

 

 

念の為、公式ページの比較表も確認しておきますが、その差はおおよそ約300グラムほど。

 

この300グラムって…

 

例えばカメラ周辺機材、レンズとか三脚などになってくるとけっこう「軽い」とか「重い」って議論になりやすいのですが、MacBookの重量差に関しては不思議とそこまで体感するほど感じられないんですよね (^_^;

 

なので、強いて言うなれば、バックパックに入れて持ち運んでいる時なんかに体感するのかも知れませんね。

 

確かに体感のハナシになってしまうと、個人の感想に終始するジャンルではありますが、一方でコレと同じような感覚をお持ちの方もけっこうな数いらっしゃるようで、界隈の有名YouTuberさんたちも各々この点について語られていたりもします。

 

サイズ的な意味で強いて言えば、たしかに「厚み」は感じるようになったよね?といったところでしょうか。

 

特にキーボード側で、モニター側は相変わらずめちゃんこ薄いです。

 

 

※キーボードの見た目はかなりカッコよく高級になりました

 

 

ただ、この厚みもけっこういい感じに機能していて、例えばデザインともに洗練された真っ黒なキーボードになり、タイピングした際の「深さ」や「高級感」みたいなものが加わりました。

 

13インチ筐体は「ペチペチ」した浅くてライトな感覚だったところ、14インチ筐体だと…うーん…ココに関してはちょっと一部の方にしか伝わらないようなマニアックな例えが出ちゃいそうなのですが↓

 

MSI や ASUS 製のラップトップ型ゲーミングPCシリーズによく採用されているような、キーボードの堅牢さやタイピング感が得られているなァ…と個人的には感じています。

 

トラックパッドも若干値大きくなり、相変わらず操作感の方は抜群です。

 

むしろ、MacBookシリーズの醍醐味といえるのがこのトラックパッドですからね。

 

画面はノッチが内蔵され、iPhone13シリーズみたいになってますが、個人的にはさほど気になるようなポイントにはなっていません。

 

最大120Hz可変式リフレッシュレートのPromotionについても素晴らしいです。

 

現在拡張デスクで使用しているのがMSI製の最大144Hzの湾曲ウルトラワイド・ゲーミングモニターなのですが、「快適オブ快適」です笑

 

最後に、音について。

 

音は6スピーカーになっていることも加わって、確実にスペックアップしています。

 

顕著に感じられたのは「低音域」に余裕が見られた点でしょうか。

 

YouTube動画などを視聴していて一番顕著に感じられたのが「人の声」に低音が乗ったなぁ…という点ですね。

 

モチロン、楽曲関連にもこの低音域の余裕感が良い影響を与えていますので、EDMでは低音域から持ち上がるグロウル系サウンドの迫力やキックのアタック感、コンプ感もガンガン来ます。

 

また、音像も広がって聞こえてくる印象です。

 

が…

 

Appleユーザーの方であれば、そもそもAirPodsなどを接続して利用されるでしょうから、そっちのほうが断然音声に関してはクリアになると思いますので、個人的にはオマケ程度ということで笑

 

 

 

 

スペックや用途について、趣味からプロユースまで

 

最後に、MacBook Pro 14 M1 Pro はどんな人にオススメなのかをロキブロ式で考えてみたので、これから購入を検討している方々のお役に立てていただければと思います。

 

まず。

 

アマチュアの方もプロの方も、カメラで撮影した動画や写真素材の編集をされているっていう方々には筐体そのものがオススメですし、もはや最高傑作の域に達していると思います。

 

ご存知、同シリーズはどれも軽量かつ薄型ですし、冒頭で挙げさせていただいたSDカードスロットの利便性と親和性、何よりM1 Proチップのパワーが本当に素晴らしいです。

 

バッテリ駆動時間も長寿命ですし、充電には冒頭でお話させていただいたマグネットで着脱が便利なマグセーフ3が利便性をバク上げしつつ、気がつけばあっという間に満充電に達します。

 

モチロン、DTMをされている方々にもオススメできますが。

 

重たいインストゥルメント・プラグインをガチガチに使いまくっている…というような方々や、動画も含め数々のプラグインを本体ストレージに格納したまま使いたいという方などは、お使いの環境に合わせてストレージ、メモリ、CPUのスペックアップを検討されるのが無難かと思います。

 

特にメモリに関しては後悔のないよう、現在使っているMacBookでどの程度メモリ・スワップが発生しているかなど、ある程度使用環境の把握ができているとカスタムが必要かどうかが見えてくると思います。

 

むしろ、後述の通り「盛りすぎに注意した方がいいレベル」にパワフルな仕上がりです。

 

一方でコレは複数のプロ現場にいる知人たちとの談話で分かってきたことなのですが…

 

人によっては「M1 ProMAXのガチ盛り構成でも全然カクついたりするよ〜!!」って方もそこそこいるんですよ ^^;

 

つーのも、彼らの中には12Kだの8KだのといったガチCM、PV、MV向けの映像素材を扱ってたりする方もおりますので、さすがにそういった重いデータともなると、如何に化け物クラスのM1MAX機体ですらヌルサクで…みたいなことにはなっていないそうで。

 

現代のテクノロジーを持ってしてもやはり何でも快適なマシンてのは存在できないようです (^_^;

 

素材の方も日々進化してますから、やはり重たいものは重たいというのが結論のよう。

 

ですから、意外と私の身の回りにいるプロユーザーは「吊るしモデル」を使ってるよ!って方がかなり多いです。(コレはそこそこレアな情報になるんじゃないかな…?と自負してます)

 

割合でいうと、吊るしモデルが7割、スペックアップしたモデルを使っているのが2割って感じでした。

 

 

 

 

 

 

もう1割は、なんと…最初にガチ盛りで買った後、吊るしモデルを買い直しちゃったって人たちです。

 

そんな方々も実際に数名いたんですよ。

 

先程注釈させていただいたのは彼らのハナシを聞いたからです(^_^;

 

要するに、盛りすぎた感があったそうで、そこまで必要なかった…ということに気づいて、ダウングレード、もしくは「吊るしモデルで試してみたら全然イケた…笑」みたいな流れです。

 

※アクティビティモニターなどで実際の使用環境で検証したそうです。

 

そういう意味では、ゲーミングPCと考え方は意外と近いものもあるかも知れません。

 

現状最強パワーのゲーミングマシンを作っても、結局はそれをベースにしたゲームが量産されればエントリー気味な挙動にまで迫られてしまうなんていうことは世の常ですから、他の部分で費用対効果をどれだけ見つけられるのかという点にフォーカスしてビジネスユースに持っていったり、趣味を楽しむか…ミタイナ世界になってきそうです。

 

ということで、今回はあまり内部的なハナシよりも外見や扱い勝手がメインになりましたが、来月は新しく販売が開始されたM2チップ搭載モデルのMacBook Proを一台購入予定ですので、そちらのレビューもやっていきたいと思います。

 

ということで、簡単ではありましたが、MacBook Pro 14 M1 Proについてのレビューでした。