ログハウス・ビルドのブログ -37ページ目

岩風呂と雨戸

 

鉄平石の間をこまめにシーリングしてもらいましたが、まだ水漏れが続いている様です。

 

 

基礎に水が流れ出た様子は有りませんので、

 

 

底盤のどこか、もしくは排水管の周辺か出水栓に原因が有るのか、もう少し様々な方法を試して、洩れ口を突き止める事に致しました。

 

 

眺めが良い分風の当りも強く、バルコニーやデッキを覆う大屋根をものともせずに、風雨が南側3ヵ所のフレンチドアを濡らします。

ここ数年は別荘を利用されることが少なかったので、ほとんど閉めっぱなしのフレンチドアは下枠の湿気が抜ける間が無く、腐れが入ったりして弱ってきています。

 

 

そこで、雨戸を取り付けられないか、三協立山アルミの担当者に来てもらい、

 

 

可能か否かの判断と、計測したり写真撮影をして

 

 

見積り提示をお願い致しました。

 

 

家主の手に依り、南面の傾斜地も草刈りがきれいに行われ、

 

 

北面の犬走りでは、椎茸ホダ木が来春のコマ打ちを待っています。

くじゅう 山歩き

早朝に宮崎を出て、途中あちこちと寄り道しながら、人吉から五木村の山道を抜け、夕方、前泊の「くじゅうヒュッテ」へ到着。

 

 

シーズンには駐車場が満杯となる「長者原登山口」から早目のスタートです。

正面の三俣山の向こうに広がる「坊がつる湿原」を取り囲んで、くじゅう連山が様々な山容を見せてくれます。

 

 

半日ゆっくりと歩いて、坊がつるの直ぐ近く、三俣山が見下ろす「法華院温泉山荘」が今宵の宿。

 

 

なだらかな道を挟んで、本館の左手に個室用の二階建てが二棟連なり、

 

 

自然の活き活きとした草花を真横に見せる、山小屋らしい畳の部屋。

 

 

本館食堂の上が大部屋。

個室から先に埋められ、大部屋には泊り客が無くて閑散としています。

 

 

朝風呂は残念ながら駄目で、出発前に覗くと新たなお湯が注がれていました。

 

 

次は「坊がつる」でのテント泊を想い描いています。

 

 

のんびりと山を下り、夜のドライブを諦め、途中の湯布院で露天風呂の有る温泉宿へ。

 

 

以前に数回登った由布岳を前に、ゆったりと疲れを流しました。

岩風呂の補修

 

前回はシーリング剤の厚塗りだけで何とかお湯もれを止めましたが

 

 

今回は念の為に、白モルタルを一部削りながら

 

 

洩れ口を探ってもらいました。

 

 

白モルタルが鉄平石間の隙間に十分充填してなかったのか、地震などで剥離を起こしたのか、お湯の出口と思しき場所が出て来ました。

 

 

その間、奥様は花壇のお手入れや雑草除去、ご主人は裏庭の草刈り。いずれも手慣れた様子です。

 

 

私はこの別荘地の中心に広がる高千穂カントリークラブの奥、V 街区で別荘地探しをしましたが、この眺めに匹敵する土地は中々見つかりません。

ただ、木々の成長は早く、この眺めを邪魔する枝も元気に成長しています。

 

 

そこで、きこりさんにお出まし頂き、クヌギを切り

 

 

ついでに玉切りして椎茸のホダ木にして貰いました。来年2月頃のタネコマ打ちからスタートです。

 

 

接着強化剤を塗ってシーリングが行われ様としていますが、私はここで失礼して来客のある事務所へ引き返しました。

 

 

 

電動天窓の修理と18年点検

建築後18年を経過した都農町の森さん宅へ。

吹抜けに有るベルックスの電動天窓が動かなくなり、九州南部をエリアとする鹿児島市の工事代理店においで頂きました。

 

 

森さんからリモコンの様子を説明してもらい

 

 

先ずは手前の網戸を外し

 

 

モーターの不調だけでなく、ブラインドの滑りが悪い点も手直しをお願いしました。

 

 

リビングから梯子を延ばし

 

 

少し窮屈で不安定な状態での作業です。

 

 

下部に有るモーター機器のカバーを外すと

 

 

数世代前の製品と言うモーターと電子機器が現れましたが

 

 

東側1km余りの日向灘から吹き付ける潮風の影響でか、モーター周辺に錆が浮いています。

 

 

最新の機器が登場し

 

 

しっかりと設置されました。

ブラインドもスムーズに動くようになり、三者で最終チェックをして無事終了。

 

 

その間、森さんと家の内外を見て回り、北面外部のログ一ヶ所にコーキングを施し、エアコン工事で新たに出来た軒天の穴を塞ぎました。

 

 

ストーブを始め各種の設備機器などもしっかりと手入れされていて、特別の問題は無さそうです。

 

 

床下へ。キッチン

床下点検口を兼ねる床下収納庫の設置されたキッチンの下周辺は、例にもれず様々な保存食や酒類の保管庫として活躍中。

 

 

洗面台と洗濯機

 

 

トイレ

 

 

システムバス

 

 

水漏れの気配も無く、土台や大引もゴムハンマーに乾いた音を聞かせてくれました。

岩風呂

日曜日の夜、別荘を出る前に満杯にしておいてもらった岩風呂は

 

 

一週間経った土曜日には、ほんの少しの水溜りを残して、空っぽになっていました。

 

 

途中、水曜日に来られた時には、底盤から10cm位の水位だった様です。

 

 

床下に潜ってみると、きれいに乾いて跡形を少し残すのみ。

 

 

詳細を基礎左官屋さんに報告し、二週間後の土曜日、手直しに来てもらう事に致しました。

 

 

ウッドデッキの出入口にその都度立て掛けてあったラティスが、

 

 

スライド式になる様にストッパーが取り付けてあります。施主の手により建物内外が少しずつ進化するのを見るのは楽しいものです。

 

折角ここまで来たので、この日もお二人に手伝ってもらって、天窓3枚のガラス内外をきれいに拭き上げました。