ログハウス・ビルドのブログ -36ページ目

カビ落しと塗装

小林市の坂元さんのお宅へ。

 

 

雨の多かった日々を経て、ようやくログも乾燥の時期を迎え、カビ落しと塗装にやって来ました。

 

 

北面が一番ひどく、

 

 

東面にも広がっています。

 

 

試しに薬剤と平サンダーを使って表面のカビを落としてみます。

 

 

上部がカビ落し済み。

 

 

東面もログの全面をきれいにしていきます。

 

 

そして、再塗装。

 

 

東面も。

 

 

南面と

 

 

西面は、汚れを落として、上塗り。

 

 

二度塗り

 

 

東面

 

 

南面

 

 

西面。

急な県外での私用が有り、もう少し上塗りしたかった部分は後日に致します。

15年点検

宮崎市村角町の高橋さんのお宅へ。

 

 

先ずは住宅西側のガレージから拝見。

 

 

バイクや自転車それに自動車が置かれ、屋内はいつも几帳面にきちんと整理整頓されています。

 

 

左側の内壁は残材を利用して、ご自身で張り増しされていました。

 

 

庭木や芝もきれいに整えられています。

 

 

玄関のデッキも張り替えられ、

 

 

アプローチの白砕石が芝生との良い色合いを見せて引き締まった感じです。

 

 

難敵のモグラは遠慮というものを知りません。

 

 

高所作業用ボックスの付いたクレーンを借りて枝落しをされた大木二本は、すっきりさっぱりとして、これで暴風での心配も無くなりました。

 

 

娘さんご夫妻が購入された隣家とは、フェンスが外されて一体化した広々の庭に。

その中には薪小屋がまた増えて、落とされた大枝なども山積みとなっています。

 

 

いつもきちんと片付けられたキッチン。

 

 

これからの活躍の出番を待ち構えている薪ストーブ。

 

 

和室の鴨居にはモトクロスのトロフィーの列。

 

 

二段のウォークインクローゼットもほぼ満杯。移動式階段は降りる時の急加減が少し不安になって来たとおっしゃいますので、何か一工夫が必要になりそうです。。

 

 

ご主人の書斎。ドアを開ければ直ぐ向かいのガレージへ。

 

 

奥様はお仕事に出掛けられ、ご主人に煙突の塗装とその上の破風・鼻隠しの塗装をお願いし、ご主人と住宅全景を撮って問題無しの終了。

天草

定年後の「終の棲家」を建てる為の土地探しを依頼され、天草の島々を一巡り。

 

 

ほとんど一直線の宮崎の海岸線に比べて、多くの島々と入江を擁する起伏に富んだ天草の海には、いつも魅了されます。

 

 

島を結ぶ多くの橋も大小様々で、中には両側に信号機が有って交互に通行する狭い橋も。

 

 

走りながらあちこち見ていると、所々に立派なログハウスも見掛けました。

 

 

朝日を見る機会が多い宮崎から来ると、夕陽の輝きはまた格別に感じます。

 

 

長島からの行き帰りには違う航路のフェリーに載り、きれいな海の景色に見とれていました。

 

 

天草周辺にはあちこちとマリーナが有り、広々としたこの眺めを楽しみながらヨットを走らせたら素晴らしいだろうなぁと思う毎日でした。

煙突とストーブの修理

 

去年12月、塗装工事や雨樋架替工事の時に、薪ストーブと煙突についてのご相談が有り、ストーブ専門業者に見てもらった処、ストーブ内部の破損や内部煙突の歪みの指摘などが有りました。

 

 

この冬ストーブ使用の開始前にと、内部煙突の一部交換やストーブの部品交換をお願いしました。

 

 

セトリングを吸収するスライド煙突が無いので内部煙突を簡単に外せず、18年の間に煙突掃除は一回だけとのお話です。

二重煙突とシングル煙突の接点が異様に歪んでいましたが、何とか外す事が出来ました。

 

 

内部煙突を外に持ち出し、この煙突の掃除と煙突交換を外で準備します。

 

 

二重煙突の下部をビニール袋で覆い、下から掃除ブラシを突き上げて煙突内部の灰が落とされました。

 

 

外された内部煙突は解体され、

 

 

内部外部の掃除と

 

 

交換煙突との確認が行われ、

 

 

再度組み立てられました。

 

 

二つに分けられたシングル煙突の上部を上の二重煙突に固定し、ログ壁との間には支持金物が設置されて仮り留めされます。

 

 

パーツの長さがこれまでと異なる為、垂直を確認しながらスライド煙突の一部をカットしたり加工がされ、

 

 

ようやく全てに専用ビスが打たれて、設置が終了しました。

 

 

内部煙突の上から下まで、スプレーが掛けられて煙突工事は完了。

 

 

ストーブ内の上部にあるバッフルトップが割れていましたので、注文するも既に廃番。

 

 

同じ厚さの大きな部品をカットして

 

 

一枚目を設置。更にもう一枚取り付けて漸く終わりました。

寒波到来の前に宿題が片付き、なんとか一安心です。

丸19年

日南市富土の喜多さんより、近くの野島で台風の影響による暴風雨で崖崩れが発生し日南線と国道220号線が不通になった時に、

 

 

三枚の内の一枚の手動式天窓から雨漏りが有ったと、写真添付のメールを頂きました。

 

 

両側の下端に大きな腐れが有り、木枠が長期間湿気を吸い続けてきた模様で、メーカーに転送して相談しますと修理ではなく防水対策も含めての本体交換を勧められました。

 

 

天気の回復した週末に訪問。玄関のある南面。

 

 

軒天の四隅にも野地板に腐れがあり、道路が開通したら屋根板金屋さんに補修を相談する事に致しました。

その時に、天窓周辺の防水板金も見てもらいます。

 

 

北面の防風林も大きく育ちましたが、東北直ぐ近くの海からの暴風雨は厳しく、一階の出窓にもコンパネを時々設置しているとのお話です。

 

 

北西の木々も住宅を覆う程に成長しています。

 

 

天窓を拝見すると、下部の腐れた木枠部分が取り除かれ、

 

 

代わりの材料が準備されて、ご自身での修理が進んでいます。

 

 

床下を拝見。洗面台と洗濯機

 

 

システムバス

 

 

トイレ

 

 

マキストーブの外気導入

 

思いの外に虫の侵入などは少なく、床下はきれいな状態でした。