ほぼ完成
週末や休日を利用してのセルフビルドも、ようやく最終盤。
床板の設置が始まりました。無垢材の反りや捻じれで、凸凹の実をしっかり噛み合わせるには、時に力業も必要となります。
照明スイッチやコンセントも取り付けられ
棟木の照明が室内をしっかりと照らしています。
玄関ドアにも内部額縁が回され、良い仕上がりとなりました。
今回大活躍のお父様ですが、孫達の手を借りて廻り縁の準備が進んでいきます。
その横では可愛い娘さんが音楽を奏でてくれます。
メールには、『子どもたちは全面木でキャンプ見たいと喜んでおります』とありました。うれしい限りです。
天井と壁の接点に「廻り縁」、壁と床板には「巾木」が取り付けられ
最後に、『部屋を狭くすると思ったのですが、どうしても靴は室内で脱げるようにしたく、土間的なものも作成しました』との事。
『今回全くの素人でしたが家族含めコロナ禍であまり外出できない中、自宅で良い経験ができました。メインは僕と親父で作業しましたが親子の良い思い出となりました。まだまだ手前のステップ作ったりと残作業はありますが楽しみながらちょっとづつ進めてまいります』
本当にお疲れ様でした‼ これからもぼつぼつと仕上げて下さい。
このログハウスが子供さん達の成長と共に、素敵な空間となります様に!
双石山(ボロイシヤマ) 山開き
宮崎市と日南市の境に広がる山々の中、双石山の山開きに出掛けました。
こちらは「山登り」の受付
この山の詳しい事も知らずに、昔からよくこの辺りを歩き回っています。
今回は「加江田渓谷の散策」に申し込みました。
一昨日の春雨に催促されたのか、開花が始まった桜の前に祭壇がしつらえられ、
百数十名の参加者がディスタンスを求められて、神事が執り行われました。
雨で少し濁った加江田川には大きな岩がゴロゴロと転がっています。
タブノキ。木々や草花があちこちで芽吹き、様々な花を見せてくれます。
所々に大小の「淵」が現れ
青島の「鬼の洗濯岩」につながる大きな奇岩の壁も。
この地域の歴史や周辺の木々や生息する動物など、様々な詳しい解説もお聞きしながら
見上げると渓谷の向こうにはたくさんの山桜
この道は昭和の戦前戦後、都会への木材搬出の道であり、トロッコのレールが残されている場所も
イワツツジ。片道3キロ余りの道のりを2時間半掛けて、多目的広場まで。
そこで各自のんびりと昼食をとり
出発前には、この地域に生息する「コケ」のお話もありました。
川沿いを吹く少し強い風に手前の山桜は花吹雪を散らし、幾らかの木々はまだ何とか花を保っています。
たくさんの大きな奇岩を横目に
川沿いをのんびり歩いては
時々立ち止まり、ゆったりと春の眺めを楽しむ、そんな山開きの一日でした。
五ヶ瀬・高千穂
昨日の雨が少し気になりましたが、早朝出発して五ヶ瀬ハイランドスキー場へ。
今日は道路氷結の心配無しとの事で、シャトルバスはお休み、全ての車はパーキングセンターまで山道を登りました。
快晴はうれしいものの、雪の見当たらないリフト下
上のスキーセンターまで来ると、地肌の広がりはあっても
フル稼働する氷結機の頑張りで、ゲレンデには沢山のスキーヤー
左端はゼッケンを付けた小学生のスクール生、手前は中学生や高校生の初心者教室
そして数十名の女性スキー教室からは賑やかな歓声が挙がっています。
初・中級者コースの手前には順番を待つ沢山の若者達
次々と滑ったり転んだり
中・上級者コースの手前で、左の入口から急傾斜を下って行く人達と、右からリフトに乗ってまた上に戻る人達に分かれていきます。
日帰りの積もりでしたが、少し遊び過ぎて泊まることにしました。
宿は「B&B 浮き雲」
部屋から見える景色は、東に山また山
南側の黒く影で覆われている岩肌の下は、高千穂峡・真名井の滝の上流か下流と思われます。
西に大型の宿泊施設
そして北には高千穂神社の杜。
翌日、久し振りに高千穂駅へ
大雨に鉄橋等が流されて廃線となった高千穂線の、残された線路を今は観光トロッコ列車が走っています。
SLトロッコ列車も待機中
懐かしの車両は格納されたまま。
その昔、「乗車率向上!」「熊本高森までの延伸を!」「民営化反対!」等を掲げた、高千穂での決起大会に参加した事が有ります。
往復の電車はガラガラで、沿線や県内各地からの参加者のほとんどは、電車を利用せずに貸し切りバスや車での参集だった様で、「こりゃ、無理だわ」と思った記憶が残っています。
全線が復活して、またこの電車に乗れる日が来る夢を何とか実現したいものです!
デッキのジャッキアップ
霧島の F さんの別荘にやって来ました。
11年前、沢山の候補地の中から、桜島を中央に錦江湾が眼下に広がる眺め最高の場所が選択され、傾斜地を造成して地質調査を元に、岩盤まで届く直径60cm深さ
2m~6.5mのコンクリート柱を、建物の下に23本デッキ南端に3本設置しました。
当初バルコニーもウッドデッキも1.9m×7.6mの予定でしたが、第二のリビングとしてデッキをもっと広げて欲しいとのご希望から、3m×7.6mと1.1m南に延ばしました。
盛土の傾斜地で南端を支える事になりましたので、束石の沈下と南への動きを定期点検の度に確認し、沈下の大きな西端からジャッキアップしてスペーサーで高さの調節を行ってきました。
今回初めて、手前3本の東側束柱を調整します。
東端の固定用羽子板は錆で弱っていましたのでグラインダーでカット。東から二ヶ所目と三ヶ所目はまだ大丈夫でしたのでそのまま今回も使います。
デッキの根太を少しずつジャッキで持ち上げ、デッキ床板の水平を何回も確認しながら、
東から三ヶ所目には、基礎パッキンの半分の面積で、内側に5mm外側に10mm厚のスペーサーを各一枚
二ヶ所目には20mm基礎パッキン
東端には20mm基礎パッキンの上に10mmを並列に2枚。
これで、全体がほぼ水平になりました。
羽子板とボルトが別のタイプと一体型を準備していますが、今回は一体型を使います。
振動ドリルで底盤に穴を開け、グリップアンカーを叩き込んで固定します。
グリップアンカーは写真左を下にして上から叩くと左端のクサビが上のスカート状を押し広げて壁に圧着し固定されます。
左のストッパーを目安に穴を開け
グリップアンカーを叩き込んで、羽子板付きのボルトをねじ込み
束柱にしっかりと固定しました。
手前3ヶ所の束柱や束石も西側4ヶ所と一体となって、広いウッドデッキをどっしりと支えてくれそうです。
帰りに遠回りして、高千穂の峰の登山口へ寄りましたが、駐車場の車も数える程で、馬の背越えにも登山者は見えません。
韓国岳の登山口に有るえびの高原もまばらで、キャンプ場も3月末まで休止中。
ガス欠が心配になって温泉街へおりてスタンドへ行くも、給油口の蓋がなぜか開かず。自動車会社も定休日とかで緊急用電話のオペレーターの助けで、十数年振りにJAFのご厄介になりました。あとは温泉へ直行。



































































