子供の秘密基地完成
ゴールデンウィークまでの様子を、写真添付でメール頂きました。
『半導体不足により2ヶ月待ちとなった玄関照明が入り、設置しました。』
『マリンライトがすごく良い雰囲気を出してくれます。(気に入ってます。)』
『GWには電気工事会社に依頼してエアコンを取り付け、快適となりました。』
『余談ですが、GWに近所をウロウロしていると、なんと同じコスカAを発見しました。4月29日オープンでクレイジーバーガー、ハンバーガ屋さんです。』
『迷わず立ち寄りました。しかもオーナーが私と同じくサーファーでした。美味しいハンバーガーです。オーナーと話したところやはり自力で立てたらしくログの反りが大変だったね~と話もはずみました。ログハウス(コスカA)がつなげてくれた素敵な出会いとなりました。』
『息子が選んだベッドも入り、子供の秘密基地完成となりました。』
セルフビルドでしか味わえないログハウス造りの物語が、そしてそのログハウスでの子供さん達の日々が、豊かで稔り多きものであります様に!
基礎となる束石の設置
元車庫だった場所のコンクリート底盤も活かしながらの、基礎造作が始まりました。
土の部分は穴を掘って底盤造作から始めますので、ホームセンターに有る一番高さの高い羽子板付き束石から逆算して、全ての束石の高さが決められました。
コンクリートの底盤も水平では有りませんが、一番低い束石で何とか高さが揃えられそうです。
建物中央で土台が交差する二ヶ所は羽子板無し、その他は全て羽子板で注入土台を固定します。
高さの異なる6種類の大きな束石が周辺に配置され、
セメントなどの材料と撹拌器が準備されました。
大工さんと二人の左官屋さんが図面を見ながら何回も入念に打合せをし
再計測しながら、水糸を掛ける釘が貫の上に打たれました。
東側の土部分の高低差を無くす為に、施主にスコップでの整地をお願いしました。
先ずはログ壁外側の線に水糸が張られ、
コンクリートの上に並べられた束石の上面に、目印の線が引かれています。
その外側では底盤の準備が始まりました。
基点となる南西の角から、いよいよ束石の固定です。
水で濡らした上にモルタルが置かれ
羽子板を水糸に合わせ
水平を保ちながらの高さ調整が行われています。
束石の高さから逆算し、予定の深さに掘られた穴に
砕石が締め固められ
その上にモルタルが置かれ
束石の位置・高さ・水平を
水糸と水平器と
トンカチを使って、図面通りに決めていきます。
コンクリートや外周ブロックの一部をはつって、底盤を作り直す場所も有りました。
最後に全ての束石をきれいに巻いて、仕上げが施されました。
左の6個は外付けとなるトイレ・洗面室の壁を支えます。
最後にきれいに掃除をして、手際良く半日で終了しました。
配置決めと遣り方
小型ログハウスによる店舗建築がスタートします。
季節外れの長雨の最中、僅かな曇り空を縫って、大工さん二人が他の現場の合間に駆け付けてくれました。
板を組み合わせて直角が作られ
施主ご夫妻立会いの元、南西の角を起点として、建物の配置が決められました。
壁位置等から約1m離れた外周に、杭が打たれていきます。
西側は元車庫の入口で、振動ドリルでコンクリートに穴が開けられ
四方20数本の杭が打ち込まれました。
ライトで水平の線を示す便利な工具を中心に置き、杭の内側に基準線が引かれ
その線を上端として貫(横板)が張り巡らされました。
南西角の基準点を交差して直行する水糸を目安に
図面と突き合わせながら
41個設置する束石基礎の配置点が、貫の上端に印されていきます。
最後に杭と貫が動かない様に
筋交を杭に設置して、終了。
様々な高さの束石が必要で、次回はどの高さの束石をどこに設置するかを決めます。


















































