配置決めと遣り方
小型ログハウスによる店舗建築がスタートします。
季節外れの長雨の最中、僅かな曇り空を縫って、大工さん二人が他の現場の合間に駆け付けてくれました。
板を組み合わせて直角が作られ
施主ご夫妻立会いの元、南西の角を起点として、建物の配置が決められました。
壁位置等から約1m離れた外周に、杭が打たれていきます。
西側は元車庫の入口で、振動ドリルでコンクリートに穴が開けられ
四方20数本の杭が打ち込まれました。
ライトで水平の線を示す便利な工具を中心に置き、杭の内側に基準線が引かれ
その線を上端として貫(横板)が張り巡らされました。
南西角の基準点を交差して直行する水糸を目安に
図面と突き合わせながら
41個設置する束石基礎の配置点が、貫の上端に印されていきます。
最後に杭と貫が動かない様に
筋交を杭に設置して、終了。
様々な高さの束石が必要で、次回はどの高さの束石をどこに設置するかを決めます。











