基礎となる束石の設置 | ログハウス・ビルドのブログ

基礎となる束石の設置

元車庫だった場所のコンクリート底盤も活かしながらの、基礎造作が始まりました。

 

 

土の部分は穴を掘って底盤造作から始めますので、ホームセンターに有る一番高さの高い羽子板付き束石から逆算して、全ての束石の高さが決められました。

 

 

コンクリートの底盤も水平では有りませんが、一番低い束石で何とか高さが揃えられそうです。

建物中央で土台が交差する二ヶ所は羽子板無し、その他は全て羽子板で注入土台を固定します。

 

 

高さの異なる6種類の大きな束石が周辺に配置され、

 

 

セメントなどの材料と撹拌器が準備されました。

 

 

大工さんと二人の左官屋さんが図面を見ながら何回も入念に打合せをし

 

 

再計測しながら、水糸を掛ける釘が貫の上に打たれました。

 

 

東側の土部分の高低差を無くす為に、施主にスコップでの整地をお願いしました。

 

 

先ずはログ壁外側の線に水糸が張られ、

 

 

コンクリートの上に並べられた束石の上面に、目印の線が引かれています。

 

 

その外側では底盤の準備が始まりました。

 

 

基点となる南西の角から、いよいよ束石の固定です。

 

 

水で濡らした上にモルタルが置かれ

 

 

羽子板を水糸に合わせ

 

 

水平を保ちながらの高さ調整が行われています。

 

 

束石の高さから逆算し、予定の深さに掘られた穴に

 

 

砕石が締め固められ

 

 

その上にモルタルが置かれ

 

 

束石の位置・高さ・水平を

 

 

水糸と水平器と

 

 

トンカチを使って、図面通りに決めていきます。

 

 

コンクリートや外周ブロックの一部をはつって、底盤を作り直す場所も有りました。

 

 

最後に全ての束石をきれいに巻いて、仕上げが施されました。

 

 

左の6個は外付けとなるトイレ・洗面室の壁を支えます。

 

 

最後にきれいに掃除をして、手際良く半日で終了しました。