双石山(ボロイシヤマ) 山開き
宮崎市と日南市の境に広がる山々の中、双石山の山開きに出掛けました。
こちらは「山登り」の受付
この山の詳しい事も知らずに、昔からよくこの辺りを歩き回っています。
今回は「加江田渓谷の散策」に申し込みました。
一昨日の春雨に催促されたのか、開花が始まった桜の前に祭壇がしつらえられ、
百数十名の参加者がディスタンスを求められて、神事が執り行われました。
雨で少し濁った加江田川には大きな岩がゴロゴロと転がっています。
タブノキ。木々や草花があちこちで芽吹き、様々な花を見せてくれます。
所々に大小の「淵」が現れ
青島の「鬼の洗濯岩」につながる大きな奇岩の壁も。
この地域の歴史や周辺の木々や生息する動物など、様々な詳しい解説もお聞きしながら
見上げると渓谷の向こうにはたくさんの山桜
この道は昭和の戦前戦後、都会への木材搬出の道であり、トロッコのレールが残されている場所も
イワツツジ。片道3キロ余りの道のりを2時間半掛けて、多目的広場まで。
そこで各自のんびりと昼食をとり
出発前には、この地域に生息する「コケ」のお話もありました。
川沿いを吹く少し強い風に手前の山桜は花吹雪を散らし、幾らかの木々はまだ何とか花を保っています。
たくさんの大きな奇岩を横目に
川沿いをのんびり歩いては
時々立ち止まり、ゆったりと春の眺めを楽しむ、そんな山開きの一日でした。


















