秋元集落
ビールと"千穂まいり"と地元のお酒にほろ酔いし、みんな早々と就寝。
清流で採れる岩海苔など、新鮮で味のしっかりした品々が並んだ朝食。
ほとんど終わりかけでしたが、ラナンキュラスのビニールハウスを拝見しました。
もっと大振りで多彩な花々は、関東・関西・福岡へと陸送されたそうです。
これまでの経緯やこれからの展望などを、飯干さんから聞かせたもらいました。
茎に大きなトゲのあるタラの、その頂上にある芽を、二本の枝を道具にして茎を引き寄せ、収獲。
あちこちで自然そのままの姿をさまざまに見ることが出来ます。
幹の方に倒すやり方を教わり、上手い具合に根っこまで収獲されたウド。
良く整備された諸塚への道を車で登ると、幾つかの集落は眼下にあり、アケボノツツジのピンクがあちこちに咲き競い、大分県につづく山々も広々と見渡せました。
宿に帰り一休み。迎えるのはラナンキュラスの花々。
外観は田舎家そのままの風情なのに、宿泊内部はモダンなデザイナーズ。窓の外は幾種類もの鮮やかな緑。
生活の智恵から生まれた料理の数々。昼食はその一つ、ワイルドでエコな"かっぽ鶏"。
野生のお茶っ葉を炭火であぶり、そのまま竹筒の中のお湯へ。山仕事の中で普通に飲まれていたお茶との話を聞きながら、なんとも言えぬ独特の味わい。
竹のふたを取ると、良い加減にグツグツと・・。
採れ立ての野菜の数々も調理されて、いざ頂きます。
モダンな外観の母屋の内部は、建て替え前の骨格を活かして昔風。
今ではなかなかお目にかかれない、太くて長い梁。
様々な木組みの智恵も、代々受け継がれてきたものと思われます。
玄関前の大きな吹抜け。伝統ある建物そのものの、各種さまざまな木々の組合せ。
帰りに、高千穂神社へ。
そして旅の仕舞いは、高千穂峡の真名井の滝。
奥高千穂
県内各地の山歩きの仲間と、高千穂の最奥「秋元集落」へ一泊二日の体験たび。
北方町で待ち合わせて、高千穂町岩戸神社近くで昼食を済ませ、午後2時に民宿「まろうど」に到着。
高千穂ムラたび活性化協議会代表・まろうどご主人・飯干さんのご案内で、さっそく"ムラめぐり"に出掛けました。
六峰街道へ向かう道の脇に、県の巨樹百選、樹齢500年の桂の大木。
秋元神社の大銀杏。境内の湧き水は、諸塚山系の奥深くから流れ来る御神水。
ギャラリー蔵之平を併設する農家民宿「蔵守」。眺望の良い庭先での一服は、また格別。
道々には沢山の花々と山菜が、当たり前に、自然のまま、無数。
一部が川の中にある巨岩。悪条件の中で頑張るその上の木々は、樹齢を重ねてもほとんど成長せずに昔のままとか。
妙見淵に流れ落ちる妙見滝、それを見守るように石の祠が建っています。
民宿「まろうど」の夕食はオリジナル料理の数々・・・
大豆の南蛮漬け
たらの芽のてんぷら
今流行りの創作料理とは違い、どの料理もしっかりとした・懐かしい・素材そのままの味がします。
高千穂牛
二人の若者が杜氏となって、今年から売り出された"まろうど特製のどぶろく"は、口当たり爽やかで上品な味わい。
宿のあちこちに飾られているラナンキュラス。
外構終了
連休明けの基礎工事を前に、その測り作りとなる「遣り方」をお願いしました。
スロープの上には、花壇・菜園三段を擁する土留めが出来上がりました。
駐車場との境には車止めの柵が打ち込まれ、これにロープを架ける予定です。
駐車場の奥からは階段を降りて玄関となります。
数回の雨に打たれて芝ネットの紙が溶け、かわいい新芽が法面に現れてきました。
防腐防蟻剤注入の丸太の上に、更にクレオソート色を塗り重ね、しっかりした階段が出来上がっています。
ゆるやかなスロープは、なだらかな曲線を描いて玄関に向かいます。
壁から約1m外に張られた板の上に印が付けられ、壁の中心線には水糸が張られました。3:4:5の三角形を板で張り合わせて、四隅の直角の測りとしています。
東北の角は人の行き来が出来るスペースを取る為に、柵で土留めをし、小さな花壇二ヶ所も作られました。
お隣の菜園の土留めも完成しています。
地面から床の高さは約1m。堅固な基礎の造作がこれから始まります。
























































