造作 着々
雨の合間を縫って、屋根の仕上げ材が張られています。選ばれたのはコロニアル・グラッサのアイリッシュグリーンです。
上にいくほど広がる、埴輪型の屋根。手間も掛かり無駄も出ますが、見栄えも良く、ログへの水掛かりも幾らか少なくて済みます。
四日間でようやく張り終わりそうです。
玄関にガラスのはいったドアが着きました。
同じく一階のリビングにも、二組のフレンチドアが設置されました。
床下点検口も兼ねた床下収納庫は、階段下収納予定の場所に造作されています。
屋根工事と平行して、天窓の四辺には雨仕舞の板金が施されました。
二階の部屋ではデッドスペースを利用した収納が造作されつつあります。
リビング吹抜けの中に階段が設置されました。
棟木の上には、屋根の熱気や湿気を排出する、棟役物が取り付けられています。
煙導囲にもしっかりと水対策が施されました。
一部出入口を残して、バルコニーに手摺りガ付いています。
一階屋内では、窓や戸の上に断熱材を入れながら、額縁が四辺に取り付けられつつあります。
東側のキッチン前には小振りの出窓が完成。
西側の出窓も出来上がりました。
階段と一体になってロフトにも手摺が造作され、リビング吹抜けの空間が姿を現してきました。
洗面室の上部には、洗面台等の上の僅かな空間を利用して、横長の FIX 窓が設置されました。
北側のトイレには、少し大きめの磨りガラス窓。
主寝室と反対側の水廻りには、それぞれ折戸付きの収納。
ヨーロッパは開き戸が主流ですが、弊社では使い勝手が良く無駄な空間の少なくて済む引き戸を多用しています。ドアノブや鍵穴を開けず、戸当たりの縁も無い戸を輸入し、現場で加工して設置します。
ほぼ完成
下水配管の接続で公道が掘られています。長雨で地中には雨水が相当溜まっているようです。
右は水道管で、左が目的の下水管。
大工施工が終了し、屋内外に照明やスイッチ・コンセントが付き始めました。
ロフトを照らすスポットライト。
階段の上には、ステンドガラスの傘。
図面を基に照明プランを大手照明メーカー二社に作成してもらい、カタログで様々なタイプを見比べながら、電気屋さんと相談して照明を決めます。
さらに現場で、その空間を確認しながら、変更したり追加しながらの最終決定となります。
リビングの吹抜けには、このタイプが並びました。
リビング・ダイニングの広い空間の天井には、埋め込み式の照明が多用されています。
ダイニングテーブルの真上にはペンダント照明。
玄関内部の横には柔らかな光を。
手間が掛かりましたが、和室の全ての造作が終わりました。
玄関ホールとの間にはガラス入りの障子。
リビング側には引き戸が三枚。その下の空間は収納スペースとなり、玄関側も含めて4枚の取り外せる戸が造作されました。
リビングの一角には、80歳になるお父上のお休み処兼休憩室。
6枚の畳の下にはキャスター付きの大きな引出しが造作され、蒲団一式が収納出来るようになっています。
完了検査の時に未だだった、煙感知器が要所に着けられました。
階段下収納も思いの外広い空間となり、日常使う物の出し入れに役立ちそうです。
希望のシステムキッチンを卸会社のショールームに展示して頂いたおかげで、相当にコストを下げる事が出来ました。
タイミングや良縁・幸運も、家造りの大きな要素だとつくづく思います。
内外造作
東側の玄関横に小振りの出窓が設置されました。
西側には大型の出窓。山並みに沈む真っ赤な夕陽が見えるはずです。
天井には100mmの断熱材が取り付けられていきます。その上には95mmの空気層が確保され、屋根換気を行います。
床下では50mmのスタイロフォームが断熱の役目を果たします。
南側妻壁には三角形3枚と大きな長方形のFIX窓が設置され、その間には銀色の防水遮熱シートが張られました。右下には大型のフレンチドアが付く予定です。
天窓3枚も設置されました。
天井と妻壁の全てに隙間無く断熱材が取り付けられ、妻壁にも空気層が確保されています。
二階から見渡す南側には、人工物のまったく見えない大自然が広がっています。
無塗装外装版が切断されて、妻壁と破風・鼻隠に張られていきます。
防水シーリングを施す為、少し隙間を確保しながら張られています。
施主ご夫妻と電気屋さんとご一緒に、半日掛けて照明・スイッチ・コンセントなどの最終確認を現場で行いました。打合せ通りに二階部分にも、沢山の配線が準備されています。
屋外の軒に天井板が張られています。
浴室にはアルミサッシの窓が付き、間仕切り壁が出来つつあります。
ここには二つの大型収納が造作され、主寝室側と水廻り側からそれぞれ使えるようになります。
天井の一部の断熱材が取り除かれ、ストーブ用煙突の準備が始まりました。
屋内でも天井板が張り巡らされています。
妻壁は両側とも吹付けの予定です。南側の下地が完了しました。
北側も材搬入口を残して完了しています。
ストーブ設置予定場所の真上に、丸煙突を覆う煙導囲(エンドウガコイ)の骨格が出来ています。
浴室の天井上には防水ルーフィングを敷き詰め、二階床との間には更に換気対策をしっかりと施します。
二つの収納では間仕切壁を使って沢山の配線が準備されています。
一階でも天井板の取り付けが始まりました。
その後を追うように、配線と照明の準備が進んでいきます。埋め込み照明(ダウンライト)の部分は丸く穴を開け、後日照明が取り付けられます。
ラストスパート
リビングの一角に様々な電気配線を集約しています。上の箱はインターネットのマルチメディアポート。
和室の障子が到着しました。
二枚と一枚の引き戸は、絞り杉丸太に当たらないように工夫して、上手くコッツンしています。
玄関側には引き違いの障子窓。
外開きの窓には内開きの網戸が付きました。
ストーブとのコンビであるシーリングファンは、当初の予定から少し移動して棟木に固定。
雨の中休みを利用して、基礎の仕上げが始まりました。予定より二週間遅れとなりましたが、お天道様のご意向には逆らえません。
融資先から依頼を受けた土地家屋調査士が、屋内外を実測したり様々な確認をしています。
腕に覚のある熟練左官さんが基礎の側面をきれいに仕上げています。明日の雨予想に犬走りは次回となったようです。
二階のトイレ・洗面台の給排水は、一階の屋根と側面を上手く利用して、雨樋風に仕上げられていきます。
西側にエコキュートが座りました。
七島(琉球)畳が到着。掘り炬燵にぴったり。
建築確認とまもりすまい保険の竣工検査を、建築士と共に受けました。まだ取り付けていない煙感知器の写真を後日お送りする宿題は有りましたが、その他問題無く終了致しました。
本線からの通電工事中です。いよいよ照明機器に灯が燈り、屋内も住宅らしくなります。
















































































