ちょっと希少??な、売約車の作業です!!
今日も一日暑かったですね~~!!
いや~~ここまで暑くなってくると夏本番です。
実は今日は午前中は、皮膚科の病院へ行っておりました。
昨日夜にナマズ釣りに行っていたら、藪の中にはいったせいなのか、
虫刺されがで、やたらと刺された箇所が腫れていたので、
問題がないのかを確認しに、念のため皮膚科に行ったんですが、
待ち時間などが長すぎて、午前中は潰れてしまいました・・・・
とりあえず問題は無い感じだったので一安心です。
そして今日はこちらの売約車両のCB500の作業です!!
ウチの在庫車両で、売約となりました。
このCB500は、CB750Kシリーズよりも小振りで、
CB400Fよりも少し大きくて、ちょうど良いサイズの車格ですね~~!
特徴的な純正4本マフラーで、かなりメッキの状態も良いマフラーです。
純正のトランペットマフラーで、カッコいいですね~~!!
後ろから見るとこんな感じで、やはり4本マフラーは迫力ありますね!!
ちなみに、CB500とCB550は少し異なっていて、
メーターや、エンジンも少し仕様が異なります。
年式的には、CB500が最初で、その後に550が発売されていった流れです。
こちらのCB500は、エンジンのオーバーホールのご依頼を頂いているので、
早速分解を行っていきます。
このエンジンは、CB750Kシリーズと、
CB400Fを合わせたような構造のエンジンで、
SOHCエンジンです。
ブローバイカバーや、ヘッドカバーを取り外すと、
こんな感じになっております。
これを見ると、CB350FやCB400Fとそっくりですね~~!!
ロッカーアーム廻りは、ヘッドカバーに付いています。
この辺りも良く似ています。
カムシャフトを外して行くと、これはなかなか凝っていますね~~!!
カムシャフトのジャーナル部分に、オイルの吐出穴が有ります。
これは、CB350Fや400Fにはないです。
そして尻んdナーヘッドを取り外して、シリンダーも取り外して行きます。
シリンダーを取り外すと、ピストンが出てきてくれます。
見た感じではかなり状態は良さそうな感じですね~。
こちらはシリンダーヘッドの燃焼室側です。
全体的に湿っていますね~~。
特に2番の燃焼室は、オイルを噛んでいたようです。
こちらは取り外したピストンです。
ピストンは4個共に、ガリ傷などは無くきれいな状態でした。
とりあえず腰上廻りは分解完了です!!
このCB500のエンジン関係の部品は、いつか作業しようと思っていて、
ある程度重要な部分の部品は、ストックして置いたんです。
腰下廻りも分解予定なので、追々ご紹介して行きます。
2サイクルエンジンはクランクが大事ですね~~!!
今日は真夏日突入でしたね~~!!
日中はかなり気温も上がって、梅雨明け??みたいですね。
そんな中、今日はこちらのCB750エクスクルージブの、
車検に行っておりました。
午前の2ラウンドで、無事車検は合格して参りました!!
そしてこちらは、売約車のカワサキミドルトリプル、
400SSのエンジンで御座います!!
分解作業を進めて、内部の確認や内燃機加工等に出す部品を、分解して行きます。
400SSは、KH400とは点火方式が異なり、ポイント点火になります。
ミドルトリプルで、KH400のみがCDI点火ですね。
KH400のCDI点火だと、なかなか摩耗部品のリペアが大変だったりもします。
そしてこちらは、クラッチカバー廻りです。
クラッチカバーには、オイルポンプが付いて居り、
その辺りも分解して行きます。
ちなみにカワサキは、スズキとは異なり、
オイルラインは各気筒に1ラインになります。
スズキはCCISで、1気筒当たり2本のオイルラインになりますね。
オイルポンプ廻りを取り外して、クラッチカバーも取り外します。
クラッチ廻りは、250とは少し異なっていて、
スプリングや、クラッチ板の枚数なども異なったりします。
クラッチ廻りも取り外したら、エンジンの腰上廻りを分解して行きます。
KH400や400SSは、シリンダーヘッドのフィンの形状が、
四角くなっていて、、腰上廻り全体が角ばっているような形状です。
シリンダーヘッドを取り外すと、ピストントップが見えてきます。
2サイクルエンジンには、カムシャフトやバルブなどの機構が付いていないので、
エンジンの構造は非常にシンプルですね~~!
そして3気筒ともにシリンダーを取り外して行きます。
ピストンや、シリンダーなどは非常にきれいな状態ですね!!
各ピストンを取り外して、エンジンの腰下廻りの分解の準備です!!
2サイクルエンジンの腰下も、構造的には非常にシンプルです。
クランクケースのナットなどを取り外して、クランクケースを御開帳です!!
こんな感じになっていて、クランクシャフトとミッションは、
完全に分かれています。
ミッション等もかなり状態は良さそうな感じで、一安心です!!
これはクランクシャフトですが、指で指している箇所が、
クランクのセンターオイルシールです。
このオイルシールは非常に重要な箇所で、
2サイクルの要ですね~~!!
2サイクルの場合、上記の通りバルブ機構が無いため、
圧縮は、ピストンとリングと、こちらのクランクのオイルシールで保っています。
このオイルシールは大抵摩耗していて、抜けてしまっている事が多いですね~~。
まあ年式から考えれば当然です。
なので、クランクシャフトのベアリング交換やオイルシール交換、芯出し作業はマストですね。
クランクシャフトのシールが抜けていると、
キャブレターのセッティング等をいくらしても、調子は出てくれません。
根本的に圧縮が下がっているので、本来のポテンシャルは発揮できなくなってしまいます。
今日は試乗日和??でした~~!!
今日は久しぶりに雨が止んでくれて、午後から晴れてくれしました!!
もうすぐ梅雨明け??みたいな話も聞きましたが、
あの暑さが戻って来るんですかね~~??
さて、今日は天気が回復してくれたので、
溜まっていた試乗を行っていきます。
まずはこちらのエイプ100からです!!
昨日紹介していた、点火時期関係もクリアしたので、
早速試乗を行っていきました。
久しぶりにこのクラスを乗ったんですが、これはこれで良いですね~~!
トコトコと走るにはちょうど良いサイズとエンジンパワーですね。
特に問題も無く試乗も完了でした!!
そしてお次はちょっとやんちゃな、XJR400Rの修理車の試乗です!!
キャブレターの作業で、同調や内部の状態確認を行う予定ですが、
まずは、そのままの現在の状態を確認して行きます。
少し試乗してみて、低速のトルクが少し弱い感じで、
同調調整がズレているような感じの印象でした。
完全に個人的になんですが、この絞りハンドルは、
乗り難くて長い距離は大変です。
手首が痛くなってきてしまうんです。
とりあえず試乗できたので、早速キャブを取り外して行きます。
この年代のネイキッドは、ハイパワーで良く回るエンジンですね~~。
空冷車はこのXJR400系と、ゼファー系でしたね。
そしてキャブレターを取り外して、早速内部を確認して行きます。
もうこのモデルになると、TPSが付いているんですね~~。
フロートチャンバー内のガソリンを抜いて、フロートチャンバーを取り外して行くと、
底の方にかなり錆のカスが溜まってますね~~。
4個共に同様に錆のカスが、フロートチャンバーに入っておりました。
こちらはフロートバルブですが、このバルブは比較的まだ摩耗はしていない様でした。
ゴムタイプのバルブで、摩耗すると、先端部分が凹凸になってしまいます。
そしてこちらはフロートバルブの、受け側ですが、
取り外して見ると、こちらにも錆のカスがへばりついていました。
この部分にもフィルターが付いているんですが、
フロートチャンバーにも入り込んでしまっていたようです。
とりあえず、フロートチャンバーガスケット等の消耗品関係を注文して置きます。
このモデルのキャブは、熱対策で1.4番と2.3番でメインジェットの番手を変えているモデルみたいです。
さらにお次はこちらのゼファー750です!!
先日車検を取って来て、試乗や仕上げ作業等を行っていきます。
ヘッドカバーガスケットの、カムプラグ部分からオイル滲みが有ったので、
ガスケットと、カムプラグを交換です!!
ついでに、タペットのクリアランスなども確認して置きます。
そしてその後に試乗して、ヘッドカバー部等オイルが出てきていないかを確認です。
なんだか久しぶりに雨が上がってくれたので、
試乗が出来て一安心でした!!