【補足編】あるヨギの半覚醒体験 | 日本イルミナティ協会

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「半覚醒」とは「5次元意識の覚醒」を意味する私の造語だが、2010年5月から「左右反転」の認識が始まり、6月13日に半覚醒して「内外反転」の認識になったということを書いた。
 
 
この「左右反転」と「内外反転」について、2010年からblog上で繰り返し書いてきたが、なかなか理解してもらえるものではなかった。
 
 
だが、2015年4月22日に、ホロンクリスタルの「位置の逆転現象」の説明によって、私の「左右反転」を証明することができた。
 
 
ホロンクリスタルの吉野内氏は「4次元意識が上昇すると位置の逆転現象が起こる」と説明しているが、「左右反転の次に5次元意識が覚醒して内外反転が起こる」という私の説明と一致する。
 
 
だが、よく考えると、それはヌーソロジーでいう「位置の交換」によるものであり、意識進化のプロセスとして完全に合致する説明で証明することができた。
 
 
 
では、左右反転のその先にある「内外反転」についてはどうなのか……。
 
 
それは2014年11月23日に裏付けることができている。
 
 
 
 
 
 
『月刊ザ・フナイ(2014年10月号)』に「内外反転」の体験について書かれていたのである。
 
 
インド政府公認のYICヨーガ教師で、インド・ヨーガ研究協会代表を務める荒井秀幸氏の記事である。 
 
 
2年で悟りを開き、8つの超能力を獲得したという。
 
 
 
 

 

悟りの体験
 
自己の生命によって全ては遍く満たされている。
 
2006年6月30日、自宅で私がいつものように「ヨーガのある呼吸法」を行っていた時のことです。
 
呼吸が深まるにつれて、胸の辺りが圧迫されるような感覚が高まり、それにともなって非常に虚しい気持ちが湧き起こってきたのです。
 
まるで自分がこのまま消えてなくなっていくような感覚です。
 
この呼吸法はあるチャクラを目覚めさせ、自我(個)の働きを弱める作用があります。
 
自我の働きが弱まっていくと、ある種の「無常観」が生み出され、自己という壁が崩壊し、意識は無限に広がっていくようになります。
 
さらにそれを過ぎると、眼に見えるものがまるで自分と一体のように、空気がまるで自分の息のように、揺れているものは自分の心のように感じられたのです。
 
例えば遠くでカーテンが揺れているとします。
 
一般的には「カーテンが揺れている」あるいは「風によって揺れている」といった認識が起こります。
 
ところが、ヨーガの呼吸法によって瞑想状態に入っていくと、外側の現象があたかも自分の中で起こっているような感覚になり、「自分の心が揺れている」といった認識が起こります。
 
意識が拡大することによって、「主体」と「客体」の隔たりがなくなり、対象の情報が直接的に流れ込んでくるようになるのです。
 
これが「主客統一」、あるいは「三昧」と呼ばれる状態です。
 
三昧は様々な気づきをもたらしますが、意識を向ける対象によって、高いものや低いものに分かれています。
 
「最高の三昧」は「本当の自分」に対する、正しい気づき(悟り)をもたらしてくれるものです。
 
その直後、光の波のようなものが自分の周りに広がっていったかと思うと、「自分の生命によって全てが満たされている」という感覚が起こりました。
 
光がサーッとどこまでも広がっていって、「うわぁ!満たされている……」という実感が起こり、それから「あっ!だから生命は永遠なのだ……」という「悟りの認識」が突如として起こったのです。
 
この認識により、今まで抱えていた「生命」そのものに対する、根本的な謎や疑問が一気に解決してしまったのです。
 
生命の「普遍性」と「永遠性」は、本来まったく同質のものですが、あえて言えば「先に普遍の認識が起こり、後から永遠の認識というものがついてくる」
 
これが、私の「悟りの体験」を通した実感です。
生命が普遍であるから永遠の生命が成り立つのです。
 
「自己の生命によって全ては遍く満たされている」
 
これは、もしこの世の1つの存在が消滅してしまうと全てのものが消滅してしまうという感覚であり、反対に1つの存在でも存在する限り、全てのものは永遠に存在し続けているという気づきです。
 
これはとても言葉では言い表せませんが、「最高の智慧」が現れた瞬間でした。
 
「生命の永遠性」について、私は子供のころから教わってはいても、それは知識として知っていただけで、本当は何も知らなかったのです。
 
実際に「生命が永遠である」ことを、ハッキリ確信を持てるようになったのは、この「悟りの体験」を通してからです。
 
「悟りの体験」が起こると、生と死の問題も、病気や老い、カルマや運命など、あらゆる難問が急速に解決してしまいます。
 
それは生命の普遍性、永遠性について心の底から納得できた瞬間です。
 
人間は様々な悩みを抱えながら生活しています。
「生老病死」といって、生きる苦しみ、老いる苦しみ、病の苦しみ、死の苦しみなどが常に横たわっています。
 
あるいは宿業(カルマ)、運命(カーラ)に絶えず悩まされています。
 
こういった問題から完全に解放されるには、ヨーガによって「普遍」の生命を体得すればよいのです。
 
そうすれば問題や悩みの芽は根本から刈り取られ、
二度と苦しむことのない「平静の境地」を獲得することができます。
 
 
 
 
 
1ヶ所を除いて私の体験と全く同じだが、とりあえず荒井氏の話を整理してみよう。
 
 
まず、主体と客体の隔たりがなくなって対象の情報が直接流れ込み、「主客統一」の状態になったという。
 
 
これが私のいう「左右反転」である。
 
 
ヌーソロジーでいうと「位置の交換(Ψ3~Ψ4)」ということになるだろう。
 
 
世間ではこれを「悟り」と定義されているようだが、荒井氏の場合は、その延長で「内外反転」にまで至っている。
 
 
 
そのことは次の文章で分かる。
 
 
その直後、光の波のようなものが自分の周りに広がっていったかと思うと、「自分の生命によって全てが満たされている」という感覚が起こりました。
光がサーッとどこまでも広がっていって、「うわぁ!満たされている……」という実感が起こり、それから「あっ!だから生命は永遠なのだ……」という「悟りの認識」が突如として起こったのです。
 
 
これは間違いなく魂の半覚醒の瞬間で、私が「内外反転」と呼ぶ現象である。
 
 
カーテンの話もその証明である。
 
 
ヌーソロジーでいうと「Ψ5~Ψ6」ということになるだろうか。
 
 
 
Ψ7は私もまだ未知なる世界認識である↓
 
 
 
 
さて、荒井氏と私の体験が1ヶ所違う点は、「自分が消えるような虚しい気持ち」は私はなったことがないということである。
 
 
自我が消えていく時に感じたようだが、お会いしたときに確認すると、そうだということだった。
 
 
私が初めて半覚醒した時は5次元にトリップしていたので、自我(肉体意識)が消えている状態だった。
 
 
日常の話をすると、たまに半覚醒ではなくなっている時があるが、それに気づいて意識を高次元に向けると、意識が胸の辺りから幽体離脱のように抜けて空間に広がっていく。
 
 
 
それも荒井氏の話と同じだが、私の場合、肉体から抜けて空間に広がる意識が「黄色い光」のように感じる。
 
 
その空間に広がった意識が自分の本体の意識(魂)で、世界に遍在しているという認識となる。
 
 
つまり、外側の世界が「自分」なのである。
 
 
「神は遍在している」とか「万物に霊性が宿っている」とか言われているが、その神や霊性というのは自分自身に他ならないのだ。
 
 
荒井氏も「自己の生命によって全ては遍く満たされている」と述べている。
 
 
同時に肉体意識(自我)もあるが、ハートチャクラで魂の意識を受信しているような感覚である。
 
 
 
そして、私は半覚醒したときに次のことを悟った。
 
「やはり、この世は私が見ている夢だったのだ。
私のこの意識(魂)は肉体に宿っているのではない。
肉体の私がいる3次元世界は私の肉体が誕生した時に創造され、私の肉体が死ぬ時に消えるのだ。」
 
 
荒井氏も「この認識により、今まで抱えていた「生命」そのものに対する、根本的な謎や疑問が一気に解決してしまったのです」と述べているが、私も大体同じようなものである。
 
 
つまり、内外反転の認識によって、人間の苦悩の根源が消滅するのである。
 
 
要するに、意識進化とは「空間認識の変容」であり、それによって地球のアセンションも起こるのだ。
 
 
 
 
▼半田広宣氏の以下の話もそれを物語っている。

 

OCOT情報は従来の宗教や哲学のように、倫理や道徳についてほとんど語らない。

 
つまり、「汝の敵を愛せよ」とか「善いことを為せ」とか、人間の生き方について説教くさいことは何ひとつ言わない。
 
もちろん、「すべてを許しなさい」「すべては愛です」などといったアメリカンなスピの傲慢さもない。
 
OCOTが伝えたいことは極端に言えばたった一つだけで、「とにかく空間認識を変えろ」ということ。
 
人間の世界に起こっている不幸なり不調和の原因は、すべて人間の空間認識が歪んでいるから起こっているのであって、空間認識が是正されれば問題は自然に解決していくという極めてオプティミスティックな考え方なんだよね。
 
 
 
 
 
そして、手っ取り早く空間認識を変容させるアイテムが「ホロンクリスタル」なのだ。
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 

 

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