昨日に引き続き、今日も実践的な英語を紹介したいと思います❤︎
今日のトピックは、ずっとみなさんにお伝えしたかったネタです!今日までじっくり温めてきた内容をやっと書けるー!笑 今日のトピックはずばり、みなさんがよく使っている「お決まりフレーズ」、でもそれってネイティブはそんな言い方しない!というものです。
※これから紹介するフレーズは全て、私の実体験に基づいたものです。学校の教科書に載っていたフレーズをそのままネイティブに言ったら、笑われたり変な顔をされた!という私の過去の苦い思い出....そんな残念&危険フレーズを紹介します。みなさんは、決してこんな言い方をしないように気をつけてくださいねー!
(カナダ・スペリオル湖にて)
残念フレーズ①
❌How are you?と聞かれて、I'm fine. と答える。
これは、本当に多いです。今すぐやめてください。辞書を引いたら確かに「元気」の意味もありますが、この言い方って、怒っている時や放って置いて欲しい時にいう答え方です。笑顔で、I'm fine!と言えば、ネイティブもわかってはくれると思いますが、かなり不自然な答え方です。間違っても真顔でI'm fine.と言わないように!大丈夫?って聞かれてしまいますよー笑。
正しくは、
⭕️I'm good/great/excellent/super/fantastic.「良い」という意味を含む単語
⭕️Not bad/Not too bad/Can't complain.悪くないよ(=元気だよ)
残念&危険フレーズ②
❌What’s up?と聞かれて、I'm fine.やI'm good!と答える
これも外国人かぶれピープルあるあるです笑。What's up?はWhat is up?の略で「どうしたの?なにか変わったことあった?」という意味になります。これに対して「(問題は)何もないよ」と答えるのが正解です。
正しくは、
⭕️Not much/ nothing much/ nothing too much/ same old.
ギャグで面白く答えらたいなら、
⭕️The Sky. (上には何があるの?と訳して、空だよ、と答える。超鉄板。)
⭕️A preposition.(Upって何?と訳して、upは前置詞だよ、と答える。←個人的にはこれよく使っていました笑)
※What’supは日本語でいう、「やぁ」「よっ!」みたいな軽いあいさつです。なので、聞かれても直接答えずにhow are you?と聞き返すのもOKです。
残念&危険フレーズ③
❌もう一度言ってくれませんか?と言いたくて、I beg your pardon?と答える。
相手がなんて言ったかわからない時に、よくPardon?(パードン)って言いますよね。このパードン自体はとても丁寧な言い方なのでネイティブも使います。しかし私の中学の教科書に載っていたフレーズは、I beg your pardon?でした。私はこれを信じ留学中使ったら、すごい冷たい目で見られ、その後はみんな大爆笑でした。実はI beg your pardon?って「今あなたは何ておっしゃいましたか?」という意味で、普段の会話ではぜっっっったいに使わないフレーズだったんです笑。イギリスでは、丁寧語として(それでもかなりマレ)使われることはありますが、北米でこのフレーズを言ったら、相手をかなりの侮辱した言い方になります。私はこれで大恥をかきました爆。当時出版社に訴えたいくらいです笑。ネイティブはこんな言い方しないので、みなさんはご注意!
相手に聞き返したい場合は、
⭕️Pardon?/ Sorry? / What did you say? / What's that?/ say that again?
残念&危険フレーズ④
❌Nice to meet you.と言われてMe, too.と答える。
これもかなりよくある間違えです。お会いできて嬉しいです、と言われて、私もです、と答える。一見正解なのでは?と思いますが、Nice to meet me, too.私も私に会えて嬉しいです。という意味になってしまいます!爆
初めて会ってあいさつをされた時は、こう答えましょう!
⭕️You, too. (Nice to meet you, too).
⭕️Likewise/ Same here(同じく)
アドバンスレベル
⭕️It's (honor/great/happy/my pleasure) to meet you, too.
Me, too. You, too.の使い方は、日本語で直訳して使えないので、意外とトリッキーです。気をつけましょう。
いかがでしたか?
他にもまだたっっってくさんあるので笑、また後日みなさんにシェアしたいと思います。
今日ご紹介したフレーズは、確かにネイティブはそんな言い方しない!というものですが、英語ってトライアンドエラーで習得していくものだと思うので、たとえ私みたいに間違えて恥ずかしい思いをしても、落ち込まず、新しいこと学べた!ラッキー!と思いながら、前向きに楽しく取り組んでくださいね♪
(アメリカ・ハワイ島にて)
Ms. Saitoの教え:教科書に書いてある英語は全て正しいというわけではない。
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Ms. Saito 英語学習アドバイザー
2011年カナダ州立大学卒業。
帰国後6年間英語講師として勤務。
2017年9月独立。
全国に英語の楽しを伝える活動中。
詳しくは、プロフィールを参照。