管釣りをもっと楽しむためのブログ
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タックルインプレ〜ダイワ 21プレッソ

プレッソ


調べてみるとイタリア語なのですね。

直訳して「◯◯の近くに」

貴方の近くにあるタックルという親近感を込めてダイワさんは命名したのでしょうか?

なんか素敵ですね!


あれ?あの蝶のマークはどんな意味なんだろう??


そんな事で今回色々書いていこうと思っているのがダイワのエリアトラウト用スピニングリール【21プレッソ】です。

しかしなから“何故今さら21年モデルのプレッソ”のインプレなのでしょうか?


22イグジストからダイワは「エアドライブデザインコンセプト」を打ち出して、LT機種をさらに機能向上を目指しました。


当の私も23エアリティと24セルテートの2機種を購入しました。

この2機種を使ってみて、改めて21プレッソの良さに感服したのであります。

なので改めてその良さを紹介したいと思った所存であります!


それでは早速みていきましょう♪




外観はプレッソのイメージカラーである光沢のあるオレンジと黒を使ってシリーズの統一感を出してますね。



ローターの内側には蝶舞っております。



ベアリング数は12個と最上位機種のイグジストと同じです!エアリティやセルテートよりベアリング数が多いのはプレッソのリールコンセプトに通じるものがありそうですね。


身体測定もしてみました。



150.4gと。カタログスペックと一緒ですね!


でも、ファンネルを装着するとさらに軽量化に!


あれ?僅か1gちょっとしか変わらない…


純正のハンドルだけとファンネルで測ってみると



人間の体感ではわからないであろう差しかないです。


プレッソさん優秀でございます!!


こんな感じのプレッソを実際使用した感想ですがズバリ「買ってノーチューンで即戦力となる完成度」です!

非マグシールド搭載機種であり標準で12個というフルベアリング、さらに回転性を重視したグリスではなくオイルベアリングとしたところにこのリールの目指すところをメーカーが示していると思います。

「回転の軽さ、巻きの軽さ、そこから得られる感度や使用感」と私は受け取ってます。

マグシールドが欲しい方や金属ボディになる剛性感や耐久性を求める方は他のリール使ってくださいと明確に伝わります。


また、IOS-01Proに代表されるオイルチューンを行う事によりさらに回転性能に磨きがかかります。


さらに、2024年に上位機種のエアリティにST(センシティブチューン)モデルが登場しました。

私も購入してみたのですが、正直言いまして箱出しの回転の軽さはプレッソの方が良いです。

使い込んでいけば変わると思いますが、使って5釣行くらいはそう感じる方もいるかもしれません。


このタイミングで21プレッソのインプレを書いてみようと思ったきっかけは、エアリティSTを使ってみたらプレッソの良さに気づいたからなのです!


ノーチューンでメインテナンスもメーカーにそのまま出せる21プレッソ。

お値段も発売当初からは時代の流れで値上がりしてしまいましたが、それを差し引いてもお買い得モデルだと思います。


↓こちらからだと店頭より少し安く買えるかもしれません



いきなり釣行記〜ブリーズ(Breeze)

Breeze

和訳で「風」です。


そう、行った日は風が強い春の日でした。

神奈川県伊勢原市にある管理釣り場「ブリーズ」さんにお邪魔してきました。


立地は素晴らしく第二東名の伊勢原大山インターから信号3回左折すれば到着です。


オープンは7:30〜なので朝もゆっくりです。

現地に着いたのは7時過ぎ、既に数人は準備をされてます。

5分前位に受付を済ませて池の真ん中付近を釣り座を構えていざスタート!



事前の情報だと「釣れない」と言われています。

まぁ日々お寺で修行している私にかかれば案外チョロいもんかもしれませんよ。

そんな余裕ぶちかまして最初からノア1.8gを最初のサーチの様式美って事で投入。


反応無し。


バンナ1.4→リクーゼ1.0に一気に落としてまずは一匹を。


反応無し。



アカン、修行が足りてなかったーー!!!

己の未熟さに愕然としながらフォルテのUVシルオリでなんとか一匹!

もっと釣れると思ってたので写真は撮ってないんだぜ〜ワイルドだろ〜?

そう、後が続かないんです。きっとパターンではないんです。

ちなみに表層は「無」なのでカウント10位入れてます。

中々の痺れる展開です(笑)

次なる一手でミノーを試すも…


反応無し。


もうボトムしか残されてません。

Tグラベルをズル引きしてくると…

あら釣れた!


しかも連発!!


これだ♪今日はボトムだ!

こうなったらBスパーク、ナイアス、ライオーム、シャインライド等々農耕民族の血が騒ぎます。

バイブ系は反応薄く、シャインライドやボトムスプーンに反応有りです。


この時点で3時間経過で8キャッチ2バラし。

これが良いのか悪いのか…

周りを見回すと、やはりボトム(ポゴか何か)で攻略してる方が多く、軽装でスプーンひたすら巻いてる方もポツポツ釣れていますがペースは緩めです。

お隣はバベル系で釣れています。


さて、11時からはこの日最大の目的であるIOSファクトリーさんのイベントに参加したいので10時半過ぎに休憩がてら一時中断。

時間になっても全然始まらないので釣り場の方に聞いてみたらバスが遅れてて遅刻してるとの事(笑)

まぁゆっくり待ちましょう。

待っている間に沢山釣れてた方と少しお話しましたところ、やはりボトムと。しかも手前のかけ上がり。

なんだ王禅寺の近距離戦と同じか。


IOSファクトリーさんのイベントではリールの無料オイルメンテを施して貰いました。一瞬で巻きが良くなる魔法を掛けられた気分です。


さてラスト1時間ちょっと。もう少しやりこんでみましょう。

周りの方の様子と話してわかった情報、そして釣り場の方からは水は濁って見えるけど実はクリアな事と池水抜いた写真を見せて貰ってイメージ再構築。

出た結論はバベルエース0.7を少しカウント入れてからのデッドスロー巻きバベルでかけ上がりをバーチカルに攻める。これだ。



ラスト1時間で連発を含めハメられました!

久しぶりに縦の釣りでラインの変化に集中して釣りました。

ラインもしっかり目視したかったので予備で持ってきた替えスプールに鯵の糸0.35が巻いてあり視認性重視でタックル組み直して対処しました。


何も考えずに投げて巻いて釣れる時ももちろん楽しいですが、釣れない時に状況や情報などを経験を元に駆使して攻略していくのも一匹の価値が増して楽しいですね。


何より釣り場の方や常連さんと思われる方がみんな良い人でした。


交通アクセス◎で釣り場環境◎、前評判通り簡単には釣れませんがハマればちゃんと釣れる。

私のエリアトラウトの釣りの選択肢に新しい「風」を吹かせてくれました。

またお邪魔しようと思います!





いきなり釣行記〜うらたんざわ渓流釣場

ホームグランドは王禅寺です。


都心からもアクセスが良く週末には大変混雑します。

そして鳥達にも人気があるみたいで休日平日関係無く私達が釣るはずの魚を水中まで追い回し、リリースしたばかりの弱ってる魚を食べ、低空飛行とルアーキャストのタイミングが合ってしまい、そのままブチっとされる事も…


あー人間よりもストレスですわ。


そんな訳で1日釣りが出来る日は少し遠出をしてるでありますがいつも行く中津川は大会で却下。

足柄は予約出来ず、須川は最近相性悪し、頼みの綱の裾野はなんだか渋いとの情報。


こうなったら新規開拓です!

何処にしようか考えた結果、ストリーム系で気になっていた「うらたんざわ渓流釣場」へ決めました。ここにしましょう♪


場所は公式サイトをご確認


行ったのは真冬の2月ですが、気温が高い日が続き凍結の心配も大丈夫という事で向かってみました。


道志みちから脇道に入って行く感じです。

その昔河口湖に通ってた時や去年鹿留に行った時にも通った道です。見慣れた景色が多いです。


さて、6時40分頃に現着して準備して受付。

こんな感じのロケーションです。


小屋横の自販機で釣券を購入です。

なんとなく皆さんと同じ行動で無事買えました(笑)


釣り場は全体でこんな感じです。

私は桟橋を渡って山側に入りかなり下流へと歩いたところに陣取りました。


見てください、この水質。

超絶クリアです!!

お魚丸見えー。


って事でいざスタート。

いつも行くポンド系とは異なり川を堰き止めたストリーム系の釣場なので流れが強いです。

その流れを利用してルアーを泳がせたりトレースするルートを工夫したりと慣れない事ばかりです💦

流れに逆らう重めスプーンだと反応あるけど追い切れて無かったので流れに乗せるフォルテ0.6にしたら即釣れです。


色んなルアーで釣れますが釣り方合ってないと数は伸びません。

GJの自塗り(イワチャキンもどき)!


この日は「困ったらボトム」でした。

Bスパークで連発です。アルビノさんもこんにちは。


ボトムはパニクラDRも良かったです。

ブルーウルフ+エステルにしてからバラしも減ったかもしれません。


渋い時はアイジェットソード。

これとハント0.9はハマると餌です。


24セルテートの慣らし運転も今日は兼ねてます。

GJやボトムだと巻き重りは感じません。

リップ抵抗強めのクランクも安定して巻けます。

ただ、スプーンみたいに抵抗が少ないルアーの一定巻きは正直巻き重りを感じます。

将来的はマグシールドを抜くかどうか考えていこうと思いますが当面はノーマルで使い込む予定です。

(スプール内とスプール受部にベアリング追加して12BB仕様にしてます)

とりあえず見た目とドラグの感じが最高なのは私のお気に入りポイント!


そんな訳でこの日のタックル。

左から

・ブルーウルフ613UL-TRZ

セルテート2000にエステル0.35

↑GJ、パニクラDR

・ゴールドウルフ613L

プレッソ2000にデュラブラ2lb

↑高活性時スプーン、クランク全般

・ホワイトウルフ 62UL-e

ルビアスエアリティ2000にエステル0.3

↑スプーン系全般

・イエローウルフ61L-e

スティーズTYPE1にエステル0.4

↑ボトム系全般


自宅からの距離も50km程と案外近かったです。

ハイシーズンは大混雑するかもしれませんが、自然に囲まれた環境で、クリアウォーターならではの魚のバイトシーンに一喜一憂しながら釣りが出来る”うらたん”さん。

また来たいと思う魅力的なポンドでした!


超早タックルインプレ〜24セルテートFC LT2000S-P

軽さは正義です。


エリアトラウトではタックルは軽ければ軽いほど良いと言われています。

それは感度に直結するからです。

理屈はなんとなくわかります。なんとなくです。


でもその正義って何でしょう?

私は「トーナメントで勝つ為」と言い換えても良いかなと思っています。


では、趣味で楽しんでる人にはその”正義”はどこまで必要なのでしょうか?


これは人それぞれですよね。

趣味なのですから!


そんな訳で昨年までは私に合うロッド探しの旅をしていました。

昨年末にホワイトウルフ62UL-eを手に入れてその旅が終えました(多分)。

そうなるとお次はリールとなる訳です。


今まではダイワの21プレッソを全てのタックルにセットしていました。

このリールはエリアトラウト用に開発されたモデルなので、私には何も不自由なく高コスパな優秀リールとして使えてました。


ところが…何の気無しに中古でルビアスエアリティのマグ抜きVerを買えましたので使ってみたところ、金属製&ドラグ音が心地良いリールってなんて素敵なんだ!!って思ってしまい、今度はリール沼へこんにちはです(笑)


今手持ちが上記ルビアスエアリティに加え17スティーズと既存のプレッソです。

去る2024釣りフェスティバルで触れてしまいました。

24セルテートに。


マグシールド入ってるモデルですが巻いた時の質感たるや!!

プレッソがプリウスとしたらセルテートはクラウンです🚗


大変前置きが長くなりましたが、そんなこんなで購入しました。

24セルテートFC LT2000S-P

19モデルは2000番は無かったのでエリアトラウト民には待望の番手ですよね。



細かいスペックはこちらを参照してください。



マグシールドが入っていますが巻き心地は折り紙付きのこのリール。

しかしエリアトラウト用とは言い切れないのが170gという自重。

リールに求める性能に強さか軽さかで分かれるところではありますよね。


同時期に発表されたエアリティSF STなんか130gなんですから、その差40g。これをどう考えるかです。


私は手持ちに17スティーズがあります。この自重が168gでほぼ同じです。

エアリティを導入するとスティーズだけが重いリールとなってしまうので全体のタックルバランスを考えてエアリティではなくセルテートを敢えて選んでみた次第です!


では早速見ていきましょう♪


黒とシルバーで纏まっておりとてもシックな印象です。

そしてボディにボルトやネジが殆ど見えません。モノコックボディ、カッコ良いですね!


安心の日本製。地味に嬉しいですね!


肝心の体重測定です!

まずは素の状態で。169.2gほぼスペック通り。


ハンドルをファンネルにチェンジ!

ほら165gまで軽量化したぞー!!


簡単なところでスプールも測定。

23.7g。こんなもんかって感じです。


ちなみにプレッソは…

こりゃたまげたー!19.2gとな。

アルミ製と樹脂製の差という事でしょうか。


ローターとボディまでは今回はバラしてませんが素材はアルミと樹脂という事で自重の差がここに表れますね。


さて、実際手に取って回してみた感想です。

箱出し当初はハッキリ言って重いです。

釣りフェスティバルで触った時と全然違うしー!

そんな感じでした。

ところがオイルを注入して暫くクルクル回し続けてるとだんだん軽くなってきました✨

正直マグシールドが元々入って無いプレッソやスティーズよりもサラサラ巻ける感覚はないです。

ただ回してる時のヌメヌメとした質感は求めていたそれです。

あと、ロッドにセットしたみた感想ですがこれまた持ち重り感は殆ど感じられません。そこに神経使って比べると差はあります。でもその程度です。

特にほぼ同じ重さのスティーズよりも軽く感じました。これはエアドライブコンセプトの恩恵で全体的にフロントヘビーの要素を除いて重心が後ろ側になった事が大きいと思われます。





そんな24セルテート。

エリアトラウトで使用してみて果たしてどうなのか?

そこは次回にレポートしたいと思います。



タックルセッティングは 

ロッド:ロデオクラフト ブルーウルフ613UL-TRZ

ライン:強靭エステル0.35号

ハンドル:ファンネル42.5mm


こんな感じで万能オールマイティな組み合わせで試してみます!

見た目は既に優勝🏆


乞うご期待。


タックルインプレ〜ロデオクラフト999.9 60L-TRZ

温故知新。

古きを温めて新しきを知る。

昔の歴史や経緯などを知ることによって、より新しい事へ導いていくという意味みたいです。


中学か高校の時に教わった言葉ですが、なんとなく今でも心に残っている言葉の1つです。


さて、技術の進歩が著しい釣り業界ですがエリアトラウトも然りですね。

軽くて巻き心地が良いリール。

感度が良くて切れないライン。

色々あると思いますが、ロッドも例外なくそうですよね。


でもですよ。

新しければ全てが良い事が当てはまらない事もあります。

ロッドなんてどうでしょう?

「工業製品なので新しいが良いに決まってる」

そうかもしれません。

でもロッドって使い手(人)に合う合わないなんて感覚論が言われたりしませんか?

持った感覚、振った感覚、フッキングした感覚、ランディングする感覚。

その感覚には絶対論は当てはまり難いと考えてます。


今回も前置きが長くなりましたが、紹介するのはロデオクラフトのハイエンドロッド、999.9フォーナインマイスター60L-TRZモデルになります。


ロデオクラフトのエリアトラウト用ロッドは◯◯ウルフを各シリーズで発売していますよね。

その原点となったのがこのフォーナインマイスターシリーズです。

もっと掘り下げると元来のモデルは999.9 60Lと呼ばれる機種で文字通りトルザイトの表記はなく、ガイドはYガイドと呼ばれるガイドシステムにSICリングのモデルでした。

それがガイドを一新して生まれたのがこのモデルなのですね。


グリップ周りはφ25ミリのスリムタイプ。


リールシート部にアワビ貼りの装飾あります。

ブランクスは深緑で光に当たると緑が際立ちます。


ここまでだとキメラと似てますね(笑)


ガイドは先にも触れましたが最新のKLガイドにトルザイトリング仕様。


ガイドは7個ですね。


では実際に使ってみた感想です。

振った感じは素直なレギュラーテーパーです。

スプーンは勿論のことクランク等の巻き全般に好印象です。

そしてミノーもブランクスに適度な張りがあるのでやり易いです。

ボトムはどうなんだろう?って思いましたが意外にも快適でグッと入るバイトをロッド全体で乗せてくれる感じです。


ラインもナイロン、エステルと試しましたがどちらも問題無いですね。

そんななんでもござれなロッドなので、個人的にはエステル0.35でオールマイティに使っていくのがベストかと思います。

何かに尖った特性が無いのが特徴です!


でもこの感覚何かに似てますね。

あ、ダーインスレイヴ61L LTDこれに似てます。

何でも出来る優等生ですが全てが平均点。

ハイエンドのロッドの登竜門として。

ロデオクラフトのウルフシリーズを買うにあたっての羅針盤として。

トーナメントに出る方もバックアップにこんなロッドを1本入れておくと良いのではないのでしょうか?




温故知新。

このロッドを知ってこそ自身の手に合う1本を探しても遠回りでは無いと思います。

お金に余裕があればですけど(笑)






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