管釣りをもっと楽しむためのブログ -3ページ目

超早タックルインプレ〜24セルテートFC LT2000S-P

軽さは正義です。


エリアトラウトではタックルは軽ければ軽いほど良いと言われています。

それは感度に直結するからです。

理屈はなんとなくわかります。なんとなくです。


でもその正義って何でしょう?

私は「トーナメントで勝つ為」と言い換えても良いかなと思っています。


では、趣味で楽しんでる人にはその”正義”はどこまで必要なのでしょうか?


これは人それぞれですよね。

趣味なのですから!


そんな訳で昨年までは私に合うロッド探しの旅をしていました。

昨年末にホワイトウルフ62UL-eを手に入れてその旅が終えました(多分)。

そうなるとお次はリールとなる訳です。


今まではダイワの21プレッソを全てのタックルにセットしていました。

このリールはエリアトラウト用に開発されたモデルなので、私には何も不自由なく高コスパな優秀リールとして使えてました。


ところが…何の気無しに中古でルビアスエアリティのマグ抜きVerを買えましたので使ってみたところ、金属製&ドラグ音が心地良いリールってなんて素敵なんだ!!って思ってしまい、今度はリール沼へこんにちはです(笑)


今手持ちが上記ルビアスエアリティに加え17スティーズと既存のプレッソです。

去る2024釣りフェスティバルで触れてしまいました。

24セルテートに。


マグシールド入ってるモデルですが巻いた時の質感たるや!!

プレッソがプリウスとしたらセルテートはクラウンです🚗


大変前置きが長くなりましたが、そんなこんなで購入しました。

24セルテートFC LT2000S-P

19モデルは2000番は無かったのでエリアトラウト民には待望の番手ですよね。



細かいスペックはこちらを参照してください。



マグシールドが入っていますが巻き心地は折り紙付きのこのリール。

しかしエリアトラウト用とは言い切れないのが170gという自重。

リールに求める性能に強さか軽さかで分かれるところではありますよね。


同時期に発表されたエアリティSF STなんか130gなんですから、その差40g。これをどう考えるかです。


私は手持ちに17スティーズがあります。この自重が168gでほぼ同じです。

エアリティを導入するとスティーズだけが重いリールとなってしまうので全体のタックルバランスを考えてエアリティではなくセルテートを敢えて選んでみた次第です!


では早速見ていきましょう♪


黒とシルバーで纏まっておりとてもシックな印象です。

そしてボディにボルトやネジが殆ど見えません。モノコックボディ、カッコ良いですね!


安心の日本製。地味に嬉しいですね!


肝心の体重測定です!

まずは素の状態で。169.2gほぼスペック通り。


ハンドルをファンネルにチェンジ!

ほら165gまで軽量化したぞー!!


簡単なところでスプールも測定。

23.7g。こんなもんかって感じです。


ちなみにプレッソは…

こりゃたまげたー!19.2gとな。

アルミ製と樹脂製の差という事でしょうか。


ローターとボディまでは今回はバラしてませんが素材はアルミと樹脂という事で自重の差がここに表れますね。


さて、実際手に取って回してみた感想です。

箱出し当初はハッキリ言って重いです。

釣りフェスティバルで触った時と全然違うしー!

そんな感じでした。

ところがオイルを注入して暫くクルクル回し続けてるとだんだん軽くなってきました✨

正直マグシールドが元々入って無いプレッソやスティーズよりもサラサラ巻ける感覚はないです。

ただ回してる時のヌメヌメとした質感は求めていたそれです。

あと、ロッドにセットしたみた感想ですがこれまた持ち重り感は殆ど感じられません。そこに神経使って比べると差はあります。でもその程度です。

特にほぼ同じ重さのスティーズよりも軽く感じました。これはエアドライブコンセプトの恩恵で全体的にフロントヘビーの要素を除いて重心が後ろ側になった事が大きいと思われます。





そんな24セルテート。

エリアトラウトで使用してみて果たしてどうなのか?

そこは次回にレポートしたいと思います。



タックルセッティングは 

ロッド:ロデオクラフト ブルーウルフ613UL-TRZ

ライン:強靭エステル0.35号

ハンドル:ファンネル42.5mm


こんな感じで万能オールマイティな組み合わせで試してみます!

見た目は既に優勝🏆


乞うご期待。


タックルインプレ〜ロデオクラフト999.9 60L-TRZ

温故知新。

古きを温めて新しきを知る。

昔の歴史や経緯などを知ることによって、より新しい事へ導いていくという意味みたいです。


中学か高校の時に教わった言葉ですが、なんとなく今でも心に残っている言葉の1つです。


さて、技術の進歩が著しい釣り業界ですがエリアトラウトも然りですね。

軽くて巻き心地が良いリール。

感度が良くて切れないライン。

色々あると思いますが、ロッドも例外なくそうですよね。


でもですよ。

新しければ全てが良い事が当てはまらない事もあります。

ロッドなんてどうでしょう?

「工業製品なので新しいが良いに決まってる」

そうかもしれません。

でもロッドって使い手(人)に合う合わないなんて感覚論が言われたりしませんか?

持った感覚、振った感覚、フッキングした感覚、ランディングする感覚。

その感覚には絶対論は当てはまり難いと考えてます。


今回も前置きが長くなりましたが、紹介するのはロデオクラフトのハイエンドロッド、999.9フォーナインマイスター60L-TRZモデルになります。


ロデオクラフトのエリアトラウト用ロッドは◯◯ウルフを各シリーズで発売していますよね。

その原点となったのがこのフォーナインマイスターシリーズです。

もっと掘り下げると元来のモデルは999.9 60Lと呼ばれる機種で文字通りトルザイトの表記はなく、ガイドはYガイドと呼ばれるガイドシステムにSICリングのモデルでした。

それがガイドを一新して生まれたのがこのモデルなのですね。


グリップ周りはφ25ミリのスリムタイプ。


リールシート部にアワビ貼りの装飾あります。

ブランクスは深緑で光に当たると緑が際立ちます。


ここまでだとキメラと似てますね(笑)


ガイドは先にも触れましたが最新のKLガイドにトルザイトリング仕様。


ガイドは7個ですね。


では実際に使ってみた感想です。

振った感じは素直なレギュラーテーパーです。

スプーンは勿論のことクランク等の巻き全般に好印象です。

そしてミノーもブランクスに適度な張りがあるのでやり易いです。

ボトムはどうなんだろう?って思いましたが意外にも快適でグッと入るバイトをロッド全体で乗せてくれる感じです。


ラインもナイロン、エステルと試しましたがどちらも問題無いですね。

そんななんでもござれなロッドなので、個人的にはエステル0.35でオールマイティに使っていくのがベストかと思います。

何かに尖った特性が無いのが特徴です!


でもこの感覚何かに似てますね。

あ、ダーインスレイヴ61L LTDこれに似てます。

何でも出来る優等生ですが全てが平均点。

ハイエンドのロッドの登竜門として。

ロデオクラフトのウルフシリーズを買うにあたっての羅針盤として。

トーナメントに出る方もバックアップにこんなロッドを1本入れておくと良いのではないのでしょうか?




温故知新。

このロッドを知ってこそ自身の手に合う1本を探しても遠回りでは無いと思います。

お金に余裕があればですけど(笑)






釣りフェスティバルに行って来た!

昨年に引き続きパシフィコ横浜で開催される釣りフェスティバルに行って来ました。


桜木町からランドマークを抜けてくとパシフィコはあります。



さてさて今年はどんな感じなのでしょう?

前情報だとエリアトラウト関係のブースが多数出展されるとの事。


もう期待しかないです!


都合により滞在は約2時間限りなので、出来るだけ沢山のブースを効率良く巡る事にしました。


最初に行ったのはテンリュウ。

レイズオルタのニューモデルが気になってました。

今回は既存3機種のリニューアルに加え新たに1機種が追加されてました。


クランク用との説明でしたがビックリするくらい柔らかいモデルでした。

リニューアルのポイントはブランクスの素材を変更し、より食い込みを良くしたとの事。





お次はシマノ。

新製品の目玉はツインパワー。


前モデルよりシックな質感です。

手に取って回してみると…こりゃ凄いですぞ!!

重厚感と滑らかさの融合が半端ない。

そしてデザインがシンプルなんですけどそれがカッコ良い。

自重も2000番で175gならばエリアトラウトでも問題無し。

欲しいーーって思わせるリールでした。



続いてはダイワ。

まず目に付いたのはセルテート。


ツインパワーのライバル機種ですね。

こちらも負けず劣らずの完成度でした。

あと最も気になっていたのがエアリティSTモデル。


マグ非搭載で従来機より15g軽量化。

これはエリアトラウトの皆さんはイグジスト買う必要なくなりますよね!


さらにはジャッカル(ティモン)ブース。

なんと水槽がありブラックバスとニジマスが泳いでいます。

実演でルアー動かして釣るデモをやってました。

新商品としてはTCレイゲン。まぁGJです。


DRとMRがあり使い分け出来るのが魅力ですね。

あとリールハンドルも作ってると。


ファンネルが11g位なのでそれより軽いのはとても魅力的ですが…

あれ?なんかデザインが刺さらないぞ(笑)



個人的に巡ったところを紹介します。

①FPBルアーズ


ルアー即売会もしていたのでナイアスのブランクスを購入しました。(ステッカーもゲット)

インスタをフォローして別ブースに行くとフロンティアを頂けました。

②エバーグリーン


ニューロッド、アルチザンに興味がありました。

グリップの感触やブランクスの緑など所有欲をそそるロッドです。

特に良かったのがLモデル。

テストした結果敢えてトルザイトではなくSIC-Sのガイドにした事など開発秘話を聞く事が出来ました。

さらに2024年秋にはULモデルも発売予定だそうです。こちらのロッドもかなりヤバいです!

③ヤリエ


フックの即売会をやっていたので眺めていると声を掛けて頂き色々質問させて貰いました。

帰りにフックケースを買ったところ沢山サンプルのフックを貰えました。これは素直に嬉しいです。


そうこうしてると2時間なんてあっという間。

後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。

2024年の抱負です

2024年になりました。

元旦から地震やら航空機事故やら大変な事が起きています。

私の身の回りはおかげさまで平穏です。

その小さな幸せに感謝して今年もマイペースでいきたいところです。


さて、新年最初のブログは私の雑感にしようと思います。


コロナ禍を機に始めた管釣りですが、あれよあれよと両手両足沼にハマってしまいました。

1ミリも悔いなく楽しんでおります😅


「ニジマス釣りなんてちょっとコツを掴めば簡単よ」って安易な想いが大きな間違いで全然簡単に釣れませんでした。

それが悔しくてフェザーという逃げ道も通りましたがそれじゃ逆につまらないと。


「スプーンの釣りを極めてみよう」


そんな考えの元にロッドやリール、ルアーを片っ端から使ってようやく【これならば!】っていうタックルに落ち着きました。

(とんでもない金額を無駄にしましたてへぺろ)


ロッドはロデオクラフトの999.9

リールはダイワのマグシールドレス機

ラインはエステル=S-PETとスーパーエステル、ES2、ナイロンはデュラブラがメインでPEは不使用。

ルアーはスプーンはフォルテとデイジー中心、クランクはティモン中心、ボトムはヴァルケイン中心に。もちろん他のメーカーのルアーも使いますがローテの軸として据えています。


2023年はとにかく引き出しを増やす事を中心にGJのミノー釣りやボトムの攻略等を自分のモノにすべくあれこれ試してきました。

その結果、ある程度自分のイメージとのズレが少なく釣りが出来てるかなと感じています。


そこで気づくのです。

手持ちルアーが増えて引き出せるパターンが多くなるとどうしてもスプーンの釣りが疎かになっている事に。

サーチでスプーンをある程度投げて反応悪かったらすぐにクランク、GJ、ボトムと。

放流が入るとスプーンに戻りますが落ち着いちゃうと出番は減少。


でもホントはスプーン巻いて釣れる釣りが1番楽しいんですよね!

エリアで使うルアーで1番シンプルだけど使い手によって釣果の左右が顕著に出るのもスプーン。

それは重さ、引くレンジ、カラー、スピード等々アジャストするファクターは沢山ありますよね!


うんうん、そうなんです。

かなーーーり前置きが長くなってしまいましたが、今年の抱負はズバリ!


「スプーンの釣りをもっと習得する」


ですっ!


もちろん辛かったら他のルアーも投げます。

ただ、今までよりもう少しスプーンで釣れる可能性を追い求めてみたいなと考えています。


と言っても他のプラグとかバンバン投げますけどね。


釣り場で今後お会いする事があった時に「あいつスプーンを釣り込むって言ってたクセにクランクとかボトムばっかじゃん!」と思われる機会があるかもしれません。


その時はスプーンで心が折れて切羽詰まってるんだなって温かい目で見てくれたら嬉しいです(笑)


そんな事を寒空の王禅寺ナイターで思い付いたので記憶の記録として書いてみましたー。



2023年のタックルについて

年を重ねると1年があっという間に過ぎてしまいます。


エリアトラウトを初めて3年半くらいでしょうか?

色んなロッドを試してきました。


未だにタックルが定まってない優柔不断な感じです(笑)

今年だけでも何本も入れ替えてますので記録として残してみようと思います。


①冬シーズン


ダーインスレイヴ オーバーブレイズ61UL-M、61L-S、62ML-HSの3本。

ダーインスレイヴ インパクトソリッド61IS-UL(1091)

ミッドブレイカー


オーバーブレイズは発売と共に購入しました。

実売3万円代で性能的には申し分ありませんでした。ULはエステルでの巻き、L-Sはナイロンでの巻き、MLはPEでミノーとボトム。

IS-ULはオーバーブレイズの隙間を補完すべく導入しました。エステルかフロロで万能に。

ミッドブレイカーは巻きの釣りの教科書です。




②春シーズン

ロデオクラフト

イエローウルフ61L-e

ゴールドウルフ613L

ホワイトウルフ62MLS

ホワイトウルフ62MLR


僅か数ヶ月。

性転換を遂げたかのような変わりっぷり(笑)

理由は「やっぱりロデオが良い!」それだけ。

この頃はまだミッドブレイカーはありましたが2軍生活でした。

イエローはエステル0.4を固定して、他はナイロンやらエステル等をあれこれ試して自分に合うセッティングを探してました。



③秋シーズン

夏からのマイナーチェンジです。

ホワイトウルフMLRを手放しブロンズウルフ62Lを導入しました。

この頃はグリップ径φ23.5ミリという事に手の小さな私は拘ってました。

そしてMLRとMLSをナイロンとエステルみたいにラインセッティングで使い分けていましたがMLクラスのロッドはナイロンのみで良いと思い、MLRを手放しLアクションのブロンズを買いました。

ブロンズウルフはアングリングファンとのコラボモデルで非常に気に入ってました。


④冬シーズン

ロデオクラフト

イエローウルフ61L-e

ゴールドウルフ613L

ブルーウルフ613UL-TRZ

999.9マイスター60L-TRZ


2本入れ替えました。

近日中にあるロッドが手元に来る予定です。

それを機にグリップ径φ23.5ミリの呪縛から解放してみようと思い、まず欲しいと思ったのがブルーウルフです。

そして、ホワイトMLSは軽くて素晴らしいロッドなのですがブルーウルフを導入した事により、自分のスタイルがスローテーパーではなくティップが入るロッドが好みという事とMLのパワーの必要性を感じなくなってきました。操作系はイエロー61L-eで足りるんです。なので私には不要かなと思い名残惜しいところですが手放しました。

次にブロンズウルフもスローテーパーなので操作系に使うイメージが無く手放しました。代わりに60L-TRZですがゴールド613Lと用途が被りブロンズと特性がそこまで変わらないのでどうかなぁって思いましたが、こちらはレギュラーテーパーでド真ん中のトラウトロッドって感じで思った以上に何にでも使い易くブルーウルフとは一足違った万能選手の地位を獲得してます。(60L-TRZは今度インプレ書こうと思います)


今のタックルセッティングイメージは

ブルーウルフ→ES2 0.3で万能

イエローウルフ→エステル0.4でGJ、ボトム

ゴールドウルフ→ナイロンで放流、クランク

60L-TRZ→エステル0.35で万能サブ


こんな感じです。

王禅寺ナイターの時はブルーウルフはナイロンに変えたりしてます。

私的には4本あれば完結できると考えています。

なのでもう1本増えたらどれか1本をリリースしようかなと思ってます。それとも5本持ってるのもアリかな?


あれこれ悩む時間もこの趣味の醍醐味ですね。

サンタさん早くプレゼントくださーい!!