りんく・りんく京都のブログ

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「りんく・りんく京都」はアートを使い「こころ」と「からだ」を育む事業を展開しています。

こどもから高齢者までひとりひとりが大切な存在です。誰もがキラキラと輝いた人生を送る、そんな社会を目指しています。

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今日は月に1度のアートセラピーワークショップの日でした。
いつも、どんなセッションにしようか悩むのですが、今日は何も考えずに行くことにしました。

いつものようにボディスキャンをするつもりが、一人遅刻するとメールが入る。ボディスキャンの途中に人の出入りはマズイので、何となく画用紙とパステルとクレヨンを出しました。

やっぱり予定通りには行かないな・・・・と。

口から勝手に出る言葉に任せてセラピーが進みます。

参加者で自分のシンボルを創ることにしました。
自分のことは自分ではなかなか分かりづらい。だから人に自分のイメージを聞きなら創って行くことにしました。出てきた自分を絞りながら、シンボルに仕上げて行きます。

今回だけでは創りきれないので、次回に持ち越して考えることにしました。そして提供者の私も楽しくなって、自分のシンボルを創ることになったのですが、自分自身のイメージを決めてみたものの、果たして他者が私に対しどのようなイメージを持っているのかを聞きたくなって絵に描いてもうことにしました。

すると、ベージュ色の山のような何かを描いてくれました。なんと私は…「豆乳プリン」だそうです(笑)動物性じゃないそうで、卵も入ってないと。とにかく植物性で少ししっかり目の固さなんだということ…。

その発想にただただ感心するばかり!!さて、プリンにされた私は、次回どんなシンボルを作り上げるのでしょうか???

準備せずに行うセッションの楽しいところは、その時の偶然の重なりともいえる場の力で、思いもかけないものが創り出されるということです。


絵画、デザイン、洋裁、アートセラピー様々な手仕事を商売にしてきた私ですが、人生後半にして(まだまだ若いつもりですが)病院の心理士として働くことになってほぼ3年。自分の研究テーマをもっていたため、早い段階でアートセラピーを提供させてもらうことができました。

アートセラピーって?芸術療法って?スタッフもこの療法を知らない中で、試行錯誤で進んできました。病院に勤めていないと、おそらく入る勇気がなかった学会、尊敬する先生の研究会にも参加することができ、また発表の場を持ち、今年も日本芸術療法学会で発表します。

今年は、高次脳機能と芸術の関わりをテーマにしていますが、これを進めているうちに、やはり本来の私に戻らなければ…という思いが強くなってきました。

私の強みは、精神疾患のある患者さんに、疾患別、病状別に絵画手法を分解し、ステップbyステップで絵画を描いてもらうことができることです。絵の他では、洋裁や手芸で同じことができます。また、ご本人の目標(対人関係をよくする、生活リズムを整えたいなど)に合わせて、絵画手法を選び、目標を絵画の中に埋め込んで、達成を目指すプログラムを組むこともできます。

ただ、それを数値に表すことが難しいので、広く認めてもらえないことを怖がって、手をつけることをやめていましたが、今後は自分の原点に戻り、純粋に追求していくことにしました。

これは、自分自身の性格にも当てはまることだと気がつきました。

何かを怖がり、本来の自分を出せずに悩み苦しんでしまう。自分が自分であることを認め、感情に従い、自分を好きになることが、前に進む方法だと思います。


音譜音譜






本日は隔月に開催されている京都発達精神医療ネットワークの勉強会に参加。

今回はケースを通した意見交換をすると言うテーマで、ケース提供の依頼をいただきました。発達に障がいを持つ方のケースが良いと思うものの、私の関わる事例は統合失調症の方が多いので色々考えてみましたが、自分として、障がいがあるなしに関わらず、「社会生活をする中で困難を生じる場合の原因とその対処法」に焦点を当ててみることにしました。

私の場合、手作業を通した行程を評価をすることが得意なので、そのことを中心にお話したのですが、児童精神の先生から、高次脳機能の分野に入る事例だと言われました。私の研究している「芸術療法による高次脳機能リハビリテーション」の研究がズレてないことを確認でき、また理解してもらったようで嬉しかったです。

また、デイケアを持つドクターからは、この事例は精神科医としてとても興味のあるものだと言ってもらったのを聞いて、自分の病院以外で興味を持って検討してくださる先生方がいることに、コアな研究を続けていく勇気をもらいました。

また、大学の支援室の先生からは、この事例のような学生が多くいることが聞けました。大人対象の精神科医、児童精神科医、心理士、ソーシャルワーカー、それぞれの立場の先生のお話が聞けて有意義な勉強会となりました。

一番の収穫は、具体的な支援方法が何例か出たことでした。

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私は表現アートセラピーと芸術療法を自分の得意な療法としています。

この二つの違いを自分の中で、表現アートセラピーは「心情的な」芸術療法は「リハビリテーションを含む」と分けています。

表現アートセラピーは自分の人生観が大きく変わるドラマティックな変化が起きることがしばしばあります。

芸術療法は、絵画や手工芸を通して、自分の特性を知ることやその作業工程自体がリハビリテーションになるのです。

作品創りでその人の特性が出てくるのですが、普段の表面的な表情だけではわからないその人の隠せないものが非言語表現として手から現れます。

「いくら言葉で嘘を言っても、絵は嘘をつけませんね」

これは、芸術療法の時間に絵を描いた方の感想です。本当にその通りで、人間の脳は複雑に考えることができるので、自分の沸き起こる感情を抑えたり、誤摩化したりすることが出来るのです。

しかし、手から出る感情は絵を描くテクニックを持たない人にとって無防備で嘘がつけずそのまま色や線、形、筆圧などにより表出してしまいます。

また、リハビリテーションの視点でみると、絵を描く時に必要な我慢することや、感情に流されずとどまることなども教えてくれ、集中力や記憶力、視空間認知などを強化することが出来、手工芸の工程では身体図式や注意力その他を高めることが出来ます。

認知機能を改善していくことは心理社会的治療を促すということなのです。

2013年も最終日となりました。
今年は皆様にとってどんな年を過ごされたのでしょう。
私の一年は・・・いろんなことがあったと思いますが、「充実していた!」というのが一年の感想です。

私の今年一番のトピックスは何と言っても「日本芸術療法学会での発表!!」今年の始めに一大決心をして資料や事例をとり始め、頭を悩ます毎日でした。思いついて申し込んでみたものの、どこから何に手を付けていいのやら…。だんだん何をしたいのかがわからなくなったり、向かう方向に迷いが出たりしました。

何度も自分を振り返ってみて、「私にできることは?」と問いかけました。精神科リハビリテーションの師匠に教えを請い、自分のスキルをくっつけて・・・。違う!私のスキルに精神科リハビリテーションをくっつけるのだ!!

11月30日の発表までの数ヶ月、職場の先生方には温かく見守っていただき、時には激励をいただき、拙い文章表現を訂正していただきながらなんとか終えることができました。

また、パワーポントを使用したことがなく頭を抱えましたが、これも友人に助けてもらいどうにか・・・。そして何よりも快く症例を取ることを承諾してくださった患者さまに感謝します。

こうして自分の実力以上のことができたのは、周りにいる方々の暖かい支援によるものだとつくづく感じています。私一人では到底成し得なかったことですから・・・。


第45回日本芸術療法学会in金沢

第45回日本芸術療法学会in金沢


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りんく・りんく京都のブログ-奈良女子大学



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本日は奈良女子大学に行ってきました。
学舎は重要文化財に指定されているらしく、とても雰囲気があり、また女子大らしくどこを見ても可愛らしい建物ばかりでした。

その奈良女子大で行われたのが、私が昨年からずっと機会を狙っていたダンスセラピーの研究会です。関西での開催が少ないのですが、今夏の芸術療法学会主催の研修セミナーの講師だったダンスセラピストの大沼幸子先生のワークショップを受け、ご本人の著書を読ませていただき、日本ダンス・セラピー協会のニュースレターで知った今回のダンスセラピー実践課題検討会への参加となったわけです。
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今回の講師はコロンビア・カレッジ・シカゴで修士、イリノイ州Licensed Clinical Professional Counselor、アメリカ・ダンスセラピー協会認定ダンスセラピスト、ラバン動作解析士である 西田明子先生です。

ワークショップでは主に「子どもたちのためのダンス・ムーブメントセラピー」で、感情障害、精神障害などの心理的な問題を抱えている子どもたちを対象にしたダンス・ムーブメントセラピーについてでした。

私は今、子どもに関わることは少ないのですが、現在勤務している病院でのセッション、表現療法プログラムで、絵を描くことを始め、自分を表現することで出来ること、表出するツールの幅を増やしたいと考えています。

私自身がダンスやムーブメントは苦手ですが、アートセラピーを勉強したときに、ムーブメントで自分の身体を動かしたとき、感情までもが大きく動いた経験を何度もしました。

そこから5年以上の月日が流れたのですが、今回よい出会いによって私のダンス・ムーブメントセラピーの扉が開かれたわけです。これは私の芸術療法の幅を広げ、セラピーをよりよく提供出来るきっかけとなると考えています。

今回は、ラバン動作解析の説明も聞きながらあっ!という間に時間が過ぎてしまいましたが、有意義な体験となりました。
出町 ふたば の 水ようかん^^
豆餅と水ようかんを買って帰りました。
$りんく・りんく京都のブログ-水ようかん

今日は京都府立医科大学付属病院 認知症疾患医療センターの研修セミナーに参加しました。
認知症のコミュニケーション障害をどのように評価、支援するかというのがテーマでしたが、高齢者だけではなく、若年性認知症や認知症の程度によって評価や支援の方法が違うこと、また自分の職種からの評価だけでなく、多職種による評価と支援が大切なことが改めてわかりました。

検査の体験もしましたが、検査結果からのアセスメントで支援方法を決めていく時、やはり評価は重要だと感じました。(当たり前ですが…)

患者さんによって検査がうまくいかない場合や、受けることが難しい場合、「検査」というかたいものだけでなく、それに代わるような方法があればよいと考えるのですが、芸術・表現療法を得意とする私としては、この特性を生かしたものがないかと考えています。

ドクター、心理士、看護師、ケアワーカー、精神保健福祉士、作業療法士、言語聴覚士、その他にも支援する専門職の方々がいます。それぞれの専門性を持ち寄り、よりよい支援につなげることを願います。

また、私は普段、高齢者に関わることは少ないですが、精神疾患の患者さんに認知機能の低下がみられる場合、今日の研修内容を応用することができるのでとても参考になりました。

いつも、出来るだけ気づきのあるワークショップになるように心がけている講座ですが、こちらが何かに意識をし過ぎると意図的な時間になってしまいます。もちろんそれが悪いわけではありませんし、意図的にすることによって意図的に気づきをもたらすのも良いのかもしれません。

ただ、私のタイプとして(私の性格や本質的なもの)「意図的」ということに対して得意ではなく、どちらかというと馴染みきる方がしっくりくるかもしれません。

そう言えばもう何年も前に…十年以上前かも…。あなたは水のような人だと言われたことがありました。決して自分を見失っているわけではなく、どんなところでも水のように馴染んでいくと言うことだそうです。

確かに敵を作らないのが私の特徴かもしれません。相手が敵だと思っているとしても、私はそういう認識がありません。(笑)

私のワークショップの特徴としては、ある程度の準備をした後は、今日のクライエントさんの今の状況に流されながら何となく動いて動かされて行く・・・という感じで過ごします。

意図的ではない自然な流れで一緒に過ごすと潜在的なものが出やすくもなります。そうなると私も気づきがあり、その気づきをお互いにシェアすることにより、いっそ深いワークへと導かれ、クライエントさんの本質が見えてくるのです。



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身体の不調は改善したものの、整理しなければいけないことを考えないようにしていたので、ずっと頭の中がモヤモヤしているんですよね…。

本来は、思考をニュートラルにするのだけれど、なぜか私は思考を中間地点に置く技術を身につけてしまい変な気分(笑)
ただ、向き合うことを避けていただけとも言えるけど…^^;

いつでも向き合えるようになんて自分に言い訳して、すぐに取り出せるように変な気分のままでいたのかも。
人にセラピーはできても、自分で自分にセラピーはなかなか出来ないものです。そろそろどうにかしないと、また身体のどこかに不調をきたすとマズイ。

今日は朝、舞鶴から戻り、京都駅で遊ばずまっすぐに家に到着。
外に出なくてもすむように買い物もバッチリ!
読みたかった二冊の本を読んだし、お昼寝もしたし、
土日は思い切ってゆっくり休む日と決めて自分と向き合ってみる。

私へのアートセラピーは「writing」リラックスして自分にまつわることを洗い浚い書き出し、まとめていく。これが私にとって効果的な整理術だとわかっているので、比較的簡単に終えることが出来ました。

気分スッキリ!!頭のモヤモヤもスッキリ!!
大きな課題の続きはまた明日^^
高次脳機能のうち「記憶障害」の定義として
新しい情報を記銘、保持し、必要な時に引き出すことが出来ない状態で、病気の前の記憶は比較的保たれているが、病気の前後のことが思い出せずに、病気後の記憶が保持出来にくい。


・物の置き場所を忘れたり、新しいできごとを覚えていられなくなる。
・そのために何度も同じことを繰り返し質問したりする。
・何かをしている最中に自分が何をしていたのかを忘れてしまう。
・さっき言ったことや、言われたことを忘れてしまう。
・人の名前、モノの名前が出て来ない。
・覚えられないことで自信がなく、誰かがそばにいないと不安。
・約束が守れない。
・課題がやり遂げられない。

などが揚げられます。

これらに対応するやり方はいろいろあります。生活面では本人はもちろん、家族の協力を得ることは大切です。

その中でも言語的記憶、視覚的記憶、作業記憶の評価をし、長所を用いることが重要で、繰り返す、暗記より経験した記憶の方が保たれやすいということから「記憶障害」には絵画や手工芸を取り入れることが有効になってくるのです。

そこで私自身が習得した絵画法や手工芸の手法をアレンジして実践することにしました。

一連作業は様々な脳機能を刺激すると思われます。