保険はききませんが | こころとからだとアート

こころとからだとアート

アートセラピー(芸術療法)   リハビリテーションアート

  「りんく・りんく京都」は2020年10月「こころとからだとアート」に名称変更しました。

アートを使い「こころ」と「からだ」を育む事業を展開しています。

いろいろ考えることがありまして。。

私はこれまで長く、アートセラピーをグループ、もしくは個人向けに開催しています。

アートセラピーとひとことで言っても、種類がありますが、私自身は絵画が専門なので、絵を使ったアートセラピーが得意です。でも音や動きなんかも取り入れています。その他にも医療従事者として心理療法の中でアートセラピーを実践し、研究テーマにもしているのですが、少し戸惑ったことがあります、そして自分の中で戸惑いが吹っ切れた気もします。

 

私は元々周りからの声を取り入れるととても萎縮してしまうところがあります。それが私の特徴です。迎合得意!他者の話に聞き入ってしまう!すぐに一生懸命!のめり込む!良くもあり悪くもあるんです。ほんの少し医療の勉強をするはずが、もう10年もはまっています。そしてある意味研究者として学会発表なんかもしてしまって。

 

ほんの少し勉強がしたかった医療従事者になってわかったことは、とても尊い仕事だということ。学生に頃から医者や看護、医療技術者を目指して人の病に対峙し勉強をしてこられました。また、仕事としては、さまざまな医療の守られた法律の中で安全に人の命を守る使命があるのでしょう。そんなことを考えながら約10年以上この仕事に関わって、なぜか息苦しさを感じてきたのです。

 

私は自分のやるべきことを医療に押し込んできたので息苦しさは当然です。私の心理療法は、病院のような決められた枠ではなくてもっと自由度の高いセラピーが提供できます。保険適応ではないけれど、今後はすべての経験を生かしてみなさんの一助になることを願ってやっていこうと考えています。