楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために -16ページ目

中庭のある家 地鎮祭

こんにちは、先日「中庭のある家」の地鎮祭を行いました。

とてもいい天気で、鮮やかな青空でした。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

地鎮祭はいつも緊張します。
いよいよ始まるんだなと。

今回お家を建てるのが、三回目ということもあり、お客さんけっこう馴れた感じでした。

旦那さんに予算は大幅に超えてきついですが、「奥さんの夢を叶えてあげたいのでよろしくお願いします。」と言われちゃいました。

かなりプレッシャーです。

プレッシャーは大きほどうまくいくと喜びは大きい。
いいことかも。


今回は南と西が道路の角地の敷地で、道路と高低差が約1mあるので、光や風を充分の取り込めそうです。

また、南の庭がけっこう大きく、半外部の中庭とのつながりが楽しみです。


楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

工事はスタートするけど、まだ設計は終わってないので、年末までには仕上げたいと思います。

さあがんばりましょ。






24坪の家「小さな家で豊かに暮らす」完成写真

こんにちは、今週はブログ週三回更新。

週3回を目標に掲げて初めて達成です。

レベル低い。いつも同じことをいってますが、ルーティンワークを心がけます。

24坪のももちゃん家「小さい家で豊かにくらす」。

完成写真をプロに頼みたかったのですが、時間もなく自分で。

写真のテクニックはまるでなく、またデジカメなので広角がきかない。

やっぱり一眼レフで、三脚立てて水平垂直はしっかり固定して撮りたいところです。

反省。ちょっとトレーニングしないと。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
東側外観の様子。

斜めにはしってる電柱がちょっとやらしいかんじです。
写真で見てお分かりだと思いますが、窓にはすべて庇を取り付けています。
夏の日射を遮るために、窓の高さの1/3以上の出にしています。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
ダイニングから見た様子。

東側の吹き抜けから光が入ってます。昼前の写真。
1階は12坪で廊下もなく、無駄なスペースは設けてません。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
ダイニングのスケルトン階段を後ろから見る。

階段下の壁にはテレビやその他、ダイニングで必要なものを置くことを優先して、窓を設けていません。

しかし、それを補うように、上部に比較的大きなルーバーの窓を設け、そこからの光を少しでも、下の階へ取り込みたいためにスケルトン階段にしました。
この写真では分かりませんが。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
キッチンから東側ダイニングを見る。

南側窓と階段吹き抜け窓から室内奥までまんべんなく光を通す。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
階段6段目(1.2m)から夜のキッチンを見る。

ダイニングに階段を設けるっていいかも。家族に外出、帰宅が自然と確認できる。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
2階の階段上がりきった部分

2階は杉構造現しの勾配天井になってます。
開放感があっていい感じです。

部屋の広がりって、平面の大きさだけでなく、高さも考慮すると圧迫感はなくなります。

「断熱材はいれてないんですか?」
よくあった質問ですが、

一般的なお家は水平の天井の上の小屋裏部分に入っているので、水平の天井がないので、入っていないのではと思われがちですが、
骨組みの上の屋根に入れています。

前に記事を書いたので、興味がありましたら見てください。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
吹き抜け階段部。

東側の窓から木のルーバで緩和された光がいい感じで射し込んでます。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
2階北側の子供部屋。

将来は2室に分ける計画も。北西にはとなりのべランドがあるため、壁には窓を設けず、天窓を設けて明るさを確保しました。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
子供部屋の東側を見る。

東の光はやっぱりいい感じです。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
昼に射し込む光の様子。

階段の隙間からスリット状に。自然美ですね。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
階段吹き抜けルーバー窓。

プライバシーの確保と夏の光を和らげるためのもの。けっこう重宝してます。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
夜の2階階段部。

写真右の網はももちゃん用の落下防止策。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
2階の様子。

左右対称で総2階の家なので、力の流れもシンプルで、安定し、見た目も整ってます。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
夜の外観の様子。

近所の年配が、黄色い灯りが安堵の様だと・・・

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
ダイニングテーブルの照明。

昔ながらの豆電球。
作ったんです。制作費1000円くらい。
昔の陶器製のモーガルソケットに豆電球をつけただけ。
写真では分かないと思いますが、豆電球小ちゃくてかわいいです。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
通し柱を見る

何がどうなってこんな形の光と影ができたのかがわかりません。
だからおもしろいのかも。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

床にまたまたへんな光が。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

自然素材の無垢板と自然美はよく合います。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために
玄関のシンボルツリー。

シマトネリコとその他の植栽。詳しくは「小さな家で豊かな庭を」

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために


大阪府
家族構成:ご夫婦2人 お子様1人(3歳)
1階床面積:39.92㎡(11.77坪)
2階床面積:39.75㎡(12.02坪)
吹き抜け :2.90㎡(0.87坪)
延面積  :78.67㎡(23.79坪)

屋根:ガルバリウム鋼板葺き
外壁:ガルバリウム鋼板
床 :杉無垢板 
内壁:エコクロス張り
天井:構造現し、エコクロス張り









中庭を取り込む住まい 擁壁工事

いよいよ新築工事が始まります。

といってもまずは、敷地に高低差があるため、擁壁工事から。

擁壁というのは、皆さんに分かりやすいのは堤防やトンネルでしょうか。

高低差がある敷地で、建物とカーポートの地面の高さが異なるので、境目のところに土留をする工事です。

地味だけど、重要なんです。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

みなさんもご存知の通り、天災による土砂滑り、地盤沈下など、自然の力はとてつもないパワーなんです。

・土圧を考慮し、鉄筋の入ったコンクリートの擁壁を検討する。
・水圧も考慮し、擁壁で水がせき止めないように水を逃がす手段
などなど

土、水、風 

なかなか難しい。

以前に、目のあたりにした光景なのですが、
敷地の隣に水路があり、水路と敷地を留める擁壁が昔によくある、簡易できな擁壁で、
擁壁から1m下がって建てられたお家が沈んでしまっていたのです。

皆さんもTVで見たことがあると思いますが、ビー玉を置くと勢い良く転がるくらいに傾いていました。

これを修復する工事はかなり大掛かりです。

何が問題だったかというと、わかりやすく言えば、擁壁と建物の基礎のバランスが悪いんです。

基礎や地盤補強もそうですが、地盤を扱う工事は一つ間違えば、致命的になります。


山側によくある、眺めの良い高低差の大きい敷地に住みたい方多いんじゃないですか?

敷地内だけでなく、お隣の土地が下がっていたら眺めもよく、光も風を入るのでいいですよね。

でも、高低差を解消する工事には充分気をつけるようにしてくださいね。





熱を逃がさない。冷気をいれないのが冬あたたかい家

こんばんわ、水谷です。

みなさんがこのブログを見て頂いているのは朝でしょうか?

今は深夜ですが、かなり寒いです。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために


私の住んでいる家は築30年くらいで、当時仕様なので、ガラスペアガラスでもなく、断熱もそんなにしっかりはしていないの寒いです。

さて、よく、冬寒い家はいやで、断熱はしっかりしたいのだけど、気密性の高い家は?

「空調にたよる家」、「窓を少なくしないといけない」、「閉鎖的な家」「自然と遮断した家」
とイメージする方がいるみたいなのですが。

イメージ違いですよ。

窓も充分に大きくとってください。

空調(エアコン)に依存しない家づくり可能だけど、まったく使わない家は皆無。

断熱と気密はセットで考えてください。
気密性の悪い家は、せっかく暖房して暖めた空気がすぐに外に逃げてしまいます。

そのため、いくらエアコンの温度を上げても寒くてしかたありません。

今の私の家もガラスの気密性能が悪いので窓周りは特に寒いです。
そのうえ、すぐに結露をしてしまいます。

気密といっても意味のない外気を取り込まないようにするだけでOKです。

・窓の性能を上げる

・一階の床に断熱材をいれて、基礎の部分か床下換気口から外気を取り入れる仕様の場合、その外気を室内に入り込まないようにする必要があります。(気流止め)

冬に1階の床が寒いお家は断熱材がもし入っていても、気流止めされていないケースが多いです。

また、気流止めしていないと、床下周りの外部から侵入した冷気が室内の壁へ上っていくと壁は冷やされていきます。

気密に関してはこの2点だけでいいんです。
ですので、それほど費用が嵩むわけではなく、施工性のほうが大きいです。

昔は夏をむねとすべしみたいな吉田兼好の徒然草の詩がはやったように
冬の対策はしないでよしみたいな風潮でしたが、

私も含めて寒いのはいやですよね。我慢できません。

家を計画する際は窓の性能と「気流止め」は考慮しましょうね。

プロ側もまだ断熱・気密の意識が低いので、みなさんから提案してください。





























楽しく暮らせる家

こんにちは、水谷です。

最近は何かと余裕がないような。

机の上でPCをいじってばかりいると、なんだか感性が乏しくなってるような・・・

ちょっと自然豊かなところでぱーーーと遊ばないとね。

年末にどこか行こうかなと計画中。

心豊かにいることですべてのことをポジティブに考えれるのだろうと思う。

人って精神的なことの安定が一番重要だと思います。

家を計画する際に、いい家にしたい、お客さんの望みをかなえたいという気持ちはもちろんあるんだけど、

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

「家に帰れば癒される」とか

「夜の家の灯りが待ち遠しい」とか

「仕事でやなことあったから速く家にかえろ」とか

家が癒しの場となるような家づくりがしたいと思っています。


すべては私たちみんなが楽しく暮らしていけるために。








夏涼しく、冬暖かい家 μ値

先日の続きで、
「夏涼しく、冬暖かい」家にするために、

具体的な目安として前回Q値の話をしました。

今回はμ値。

μ値は夏における日射の入りやすさを表す数値で、

定義として、
建物による遮蔽がないと仮定したときに侵入する日射熱量に対する建物による遮蔽がある場合に侵入する日射熱量の平均的な比率。

むずかしいですよね。

まったく遮蔽しないければ1だけの日射熱が侵入すると仮定すると、μ値が0.07であれば、その7%分だけが侵入してくるということです。

μ値が小さいほど、日射遮蔽性能が高く、夏の快適性は向上し、冷房に使用するエネルギーも少なくてすむということになります。

計算の方法として、
わかりやすく言うと、

外壁や屋根(天井)の熱の伝わりやすさに東西南北の方向係数と面積をかけたもの

つまりQ値と同じようなもので外壁や屋根のそれぞれの素材がどれだけ外の日射を室内に侵入させるかを
計算するんです。


またガラスにおいては、ガラスの種類や庇、ブラインドウ、障子、カーテンなどによって方位別に日射の侵入率を割り出します。

今、ひさしのない家が多いですが、ないとホント夏暑いですよ。

あと、ブラインドや障子を利用すると暑さはかなり軽減できます。

暑さ対策「ブラインド、ルーバー」

μ値を求めることで、夏の蒸し暑さを軽減できる方法が見つかるんです。

ちょっとむずかしいかもしれませんが、新築やリフォームする際に、このμ値や前回のQ値を計算することは、私たちがこれから住む家が「どれだけ快適なお家に住めるのか」を見極めるのはとても有効な手段です。

見た目だけでなく、室内の環境も以前よりも改善できたら、ほんといい家になります。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

また、今原発の問題もあります。
公の動きを期待するのではなく、私たちが自ら、我慢する省エネではなく、快適性を向上しつつ省エネになれば、いい方向に進めるのではないかと思います。

みなさんにとって、家づくりは商品が目の前にあるわけでなく、そして住んでみないと実感できないので不安は多いと思います。

少しでもそれを軽減するために抽象的ではなく、具体的に表現できたら安心できるのではと思います。


























夏涼しく、冬暖かい家の目安 Q値・μ値

こんばんわ。
昨日書いたブログが消えてました。ショックです。

再びめげずに思い出しながら書こうと思います。

「夏涼しく、冬暖かい家」にするために。

といっても、みなさんはどうすればいいのかはわからないし、建築士さんや工務店さんにお願いしても、
室内の環境が良くなったのかは、住んでみないと実感できないこと。

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

いい目安があるんです。
新築・又はリノベーションの計画段階で数値を出してもらうんです。

Q値、μ値。

まずQ値とは熱損失係数のことなんですが、
室内と外の温度差が1℃あるとした時に、1㎡あたりの逃げる熱の量なんです。

鉄と木を比較してもわかるように、素材それぞれ、熱の伝わりやすさ(熱伝導率)が異なります。

床・壁・天井・開口部に使用してる素材の熱の伝わりやすさ(熱伝導率)を全部計算して、

それぞれの合計した数値が小さいほど熱は伝わりにくく、断熱性能が高いということになるんです。

数値が小さいと、冷暖房をした際に、室内から外部に熱がにげにくいため、、冷やしたり、暖めたりした熱を室内に保つことができるのです。

そのため、暖房もガンガン運転しなくてもいいので、省エネになります。

光熱費を検討すると、

たとえば、関西で一般の家のQ値5.58くらいと仮定して、省エネ基準の高い家の場合Q2.7と比較すると、(2400-1161)円光熱費が安くなります。

100kWを2400円として、2400×2.7/5.58=1161円になります。(わかりやすくいえばの話ですが)

室内は快適でしかも光熱費が安く済む。
いいことばかりです。

Q値だすのは少し手間ですけど・・・

快適性を確保して初めて自然素材は生きてきます。

抽象的ではなく具体的にするには数値を出すのが一番。

お願いしてみてください。

μ値の話は長くなりそうなので後日。



小さな家をススメル理由その1

こんにちは。

先日、「小さな家で豊かに暮らす」という題でセミナーをしたので忘れないうちにブログを書こうかなと思いまして。

お金と土地が限りなくあるのであれば、大きな家でゆとりある生活をとすすめるのですが・・・

現実、私も含めてそんなに懐事情は・・・。

家って建ててからのメンテナンス・光熱費などの維持費用って結構かかるんです。

低クオリティの家は建設時は安価ですが、後に維持費がかさみ結局はかなりお金がかかるんです。


楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

生涯の家にかかる費用を考えても、高クオリティの家にするほうがいいんです。

高クオリティって・・・

お金がかかる?

家にいい素材を使うことが、費用が上がる根本的な要因ではなくて、やはり大きさに依存するんです。

必要な最小限のスペースで高クオリティの家づくりをする。

これが最も家にお金を掛けない秘訣です。


高クオリティの家として、すべてをよくするというわけでなく、決められたところを高クオリティにするだけでいいんです。

①構造骨組み

基礎・木構造骨組みがしっかりしていれば世代を超えた家づくりはできます。
20~30年した持たない家は高すぎます。
床下廻りのシロアリや湿気での腐食は避けたいものです。水に強い檜を使えばかなりもちますよ。

②断熱・気密性能

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために


「夏暑く・冬寒い」家って最低ですよね。

よく耳にする話なんですが、冬に暖房を30度に設定しても寒くてしかたない。
エアコンが壊れているのかなと。

エアコンがそもそも壊れてる場合もありますが、30度に設定しても、その温風がすぐに外に逃げてしまったら意味がありません。

外部の寒さがいとも簡単に室内に伝われば温熱はすぐに冷気となります。

エアコンって外気を取りこんで、エネルギーを使って、冬の場合暖かい空気を作ります。

外気が10℃なら室内を30℃にする為には、温度差20℃を上げるためにエネルギーを使わなければいけません。

かなり光熱費かかるんです。

長い間エアコンを掛けるかから電気代がかかるというわけではなく、温度を上げるのに多くの熱を要するのです。

断熱・気密のしっかりした家は熱が逃げないので、冬18℃から22℃でも快適で、外部との温度差が低いので、暖房エネルギーも少なくてすみます。

ですので、光熱費も少なくてすみます。

そのため、断熱・気密を高スペックにしたら、快適ですし、光熱費も少ないため、初期費用はすぐに回収できます。

各建築家さん工務店さんによって使用する断熱材の種類、暑さ、窓のガラスの種類、暑さなど、様々です。
間取りの話以上に打ち合わせをしてもいい箇所なんです。

②外壁に耐久性の高い素材を

外壁に限った訳ではないんです。
建てたあとにやり変え、メンテナンスしにくい部分にはいい素材を使うほうがランニングコストが低くなります。

外壁は一般によく使われてる塗装の壁ですと、10年も経てば、色はあせて汚くなりやり変えることとなります。その際に余分に足場を立てる費用が20~30万は掛かってきます。
家に関係ない費用で20~30万ってもったいなくないですか??

私がよく使う素材は火山灰を原料とする自然素材の「そとん壁」 です。
色を着色していないのが、魅力。
着色してないということは、色があせないってことなんです。

塗装壁と比べると、イニシャルコストは高いけど、ランニングコストは掛からない。

無垢板フローリングも合板フローリングよりも高いけど同じことが言えます。

無垢板と合板の変化

また、
キッチンやトイレ、洗面化粧台、ユニットバスといった住設は取り替えるのはとても間取りを変えなければ手間はかからない。

ので、新築計画時に予算が限られているのであればスペックを下げてもランニングコストは掛からない。


家は長ーく住むところ。
難しいけど、先のことを考えて適材適所のクオリティを上げることは大切です。

中途半端に大きい家にしてしまうと、予算上それなりのスペックでそれなり維持費がかかってしまいます。


小さな家をススメル理由その2
小さな家をススメル理由その3

小さな家で豊かな庭を

こんにちは、水谷です。

こないだの「ももちちゃん家」で植えた木たちを紹介します。

いろんなものを少しずつたくさん植えました。

建物が建って、敷地の空きスペースは大きくないけど、色とりどりの花がそれぞれの季節に咲きます。

豊かなお家になりました。

キンモクセイ

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

秋なるとオレンジの花が咲き、香りが夏を告げたことを知らせてくれる。
昔、トイレが汲み取り式だったころにトイレの近くにキンモクセイを植えて臭い消しにしていたみたいです。

シマトネリコ

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

花はやや地味ですが、小さくツヤのある美しい葉と、風になびく軽やかな樹姿をが魅力的です。新芽は淡い緑です。

フッキソウ


楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

春になると、白い花が咲きます。

ヤブラン

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

開花期は夏から秋。花は紫色の小さいもので、穂状に咲く。葉は細長く、先は垂れる。

ヤブコウジ

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

ほふく茎が長く這って伸び、先が20cmほど立ち上がって葉を輪生状につける。
花は白か淡いピンク色で、夏に葉の根元から伸びて下向きに咲く。果実は液果で冬に赤く熟す。

イワナンテン

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

色色の小さな花がとてもキレイ。

ツワブキ

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

厚みのあるフキのような丸い葉っぱを出します。葉の表面には光沢があり美しく、日陰でもよく育つので古くから庭園の下草として利用されてきました。晩秋に花茎を伸ばして一重の黄色い花を数輪~10輪程度咲かせます。花後はタンポポのような綿毛ができて風が吹くとタネが飛んでいきます。

ヒュウガミズキ


楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために

この木けっこう私のお気に入りです。
枝は細くたくさん分岐して、半球状の整った樹形になります。
小さな黄色い花が3月下旬に開花します。

小さな家で豊かに暮らす セミナー

こんにちは、水谷です。

今日、「小さな家で豊かに暮らす」という題で講師をしました。


楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために



人前で話ことが大の苦手で、避けれるのであれば避けたいところだったのですが・・・

普段から、頭の中でインプットされたこと・持論などをアウトプットするのは得意ではなく、いつも言葉が頭についていってない感じです。

建てたあとに、快適にくらすために、楽しく暮らすために、余計なメンテメンテナンス・維持費をかけないために

質の高い家づくりを目指す。

今の時代からすると、

必要最小源のスペースでハイスペックの家づくり。

つまり

小さな家で豊かに暮らすなんです。


キッチンや洗面化粧台を買うように光や風はお金では買えない。

土地の条件というより、設計の工夫次第。

居心地のいい空間は広い部屋、利便性のよい機器では満たせない。

自然を感じながら生活することで豊かに暮らせるんだと思います。


楽しんで木・自然素材・土壁の家づくりをするために