そとん壁 中庭のある家
こんにちは
中庭のある家
左官屋さんが外壁のそとん壁を塗ってました。
やっぱり塗り壁はいいです。
匂いもしないし、何といっても質感がとてもいい。
前にも書きましたが、「そとん壁」 はいい素材だと思います。
自然素材なので、木や風景と馴染みます。
色も着色せずに色土を使っているので色あせない。
家って建てた後でも「メンテナンス」という費用が掛かってきます。
外壁の場合、やり変えるとなると大掛かり。
ですので、耐久年数のいいものを使うのが賢明。
イニシャルコストとランニングコストをうまく調整し、生涯トータルコストを抑える。
これ結構肝心です。
そとん壁はイニシャルコストは少々高いですが、トータルで考えるとかなりお得。
外壁の選ぶポイントは、
メンテナンスにあまり費用がかからないこと。
家の外の美観に大きく影響するので、質感のいいもの。
すぐに色あせないこと。
ですです。
中庭のある家
左官屋さんが外壁のそとん壁を塗ってました。
やっぱり塗り壁はいいです。
匂いもしないし、何といっても質感がとてもいい。
前にも書きましたが、「そとん壁」 はいい素材だと思います。
自然素材なので、木や風景と馴染みます。
色も着色せずに色土を使っているので色あせない。
家って建てた後でも「メンテナンス」という費用が掛かってきます。
外壁の場合、やり変えるとなると大掛かり。
ですので、耐久年数のいいものを使うのが賢明。
イニシャルコストとランニングコストをうまく調整し、生涯トータルコストを抑える。
これ結構肝心です。
そとん壁はイニシャルコストは少々高いですが、トータルで考えるとかなりお得。
外壁の選ぶポイントは、
メンテナンスにあまり費用がかからないこと。
家の外の美観に大きく影響するので、質感のいいもの。
すぐに色あせないこと。
ですです。
光井戸 間口が2.5間の光井戸のある家
京都の「鰻の寝床の敷地の家」のプラン完了です。
建物の間口が2.5間(4.55m)しか取れず、それに引き換え奥行は14m。
南道路で3方建物有り。
京都の町家行ったことがありますか?
この手の敷地は京都ではよくあることなんです。
京町家の間取りは、土間の石畳のアプローチの奥に決まって中庭があるんです。
というのも、中庭を設けることで、奥の部屋に光を入れるためです。
今回はリビング・ダイニングを中庭の北に面して配置させるために、中庭からの光だけではなく、リビング・ダイニングを吹き抜けとし、光井戸を設けることにしました。
(光井戸とは、平面計画上、外部に面することができない内部空間に採光するために、吹き抜けを作るなどして、その最上部から光を取り入れる空間をいう。)
中がくりぬいてあるマンションよく見ますよね。あれが、光井戸なんです。
直射日光は入らないかもしれないけど、明るさを確保する天空光は取り入れることができるんです。
プランを考えるにあたって、道路に面する南面に、リビングダイニングを持ってこようと思ったのですが、それだと玄関が取りにくい。
その上、ガレージ前にリビングって車を見ながら食事なんてしたくない。
中庭に面してリビングを持ってくるほうがいいので、北面にリビング・ダイニングを配置としたんです。
まあ敷地に対して北に配置してますが、中庭に面しては南に向いていることになるんですが。
こんな感じで、敷地の採光条件が悪いところでも、工夫次第では、光が射し込む空間にはできます。
ですので、あまり、南・や東の条件のいい土地に執着することもなかったりするんですよ。
また、出来上がったときにあかるい北面のリビング・ダイニング見てください。
建物の間口が2.5間(4.55m)しか取れず、それに引き換え奥行は14m。
南道路で3方建物有り。
京都の町家行ったことがありますか?
この手の敷地は京都ではよくあることなんです。
京町家の間取りは、土間の石畳のアプローチの奥に決まって中庭があるんです。
というのも、中庭を設けることで、奥の部屋に光を入れるためです。
今回はリビング・ダイニングを中庭の北に面して配置させるために、中庭からの光だけではなく、リビング・ダイニングを吹き抜けとし、光井戸を設けることにしました。
(光井戸とは、平面計画上、外部に面することができない内部空間に採光するために、吹き抜けを作るなどして、その最上部から光を取り入れる空間をいう。)
中がくりぬいてあるマンションよく見ますよね。あれが、光井戸なんです。
直射日光は入らないかもしれないけど、明るさを確保する天空光は取り入れることができるんです。
プランを考えるにあたって、道路に面する南面に、リビングダイニングを持ってこようと思ったのですが、それだと玄関が取りにくい。
その上、ガレージ前にリビングって車を見ながら食事なんてしたくない。
中庭に面してリビングを持ってくるほうがいいので、北面にリビング・ダイニングを配置としたんです。
まあ敷地に対して北に配置してますが、中庭に面しては南に向いていることになるんですが。
こんな感じで、敷地の採光条件が悪いところでも、工夫次第では、光が射し込む空間にはできます。
ですので、あまり、南・や東の条件のいい土地に執着することもなかったりするんですよ。
また、出来上がったときにあかるい北面のリビング・ダイニング見てください。
予定
こんにちは、水谷です。
風邪なのか花粉症なのか(今までなったことがない)よくわからないかんじです。
私は何年もまえから予定はしっかり立てるように心がけています。週の初めには今週の月から日までの予定の確認をします。
月曜日 午前・午後 プラン作成・次日のプレゼン資料作成。
火曜日 午前 京都市役所調査 午後 お客さん宅で打ち合わせ
水曜日 午前 前日のうちわせ内容書の作成 午後 新規のご希望さんの資料をまとめる
木曜日 午前 プラン検討 午後 外構工事の資料まとめる・確認
金曜日 午前 プラン検討 午後 明日の打ち合わせの最終確認・資料作成
土曜日 午前 現場外構業者打ち合わせ 午後 お客さんと外構打ち合わせ
日曜日 フットサル
てなかんじです。(自分メモにはもう少し細かく書いていますが。)
忙しいをアピールしてるわけでもなく、予定をきっちりたてることで、自分にもプレッシャーを与え、有意義な時間も使いたいと思って、いつも予定はたててます。
前もって考え、すべてを想定内にし、二度手間、無駄なことは極力避けたいと思っています。
見切り発車することよりも、きっちり予定通りにルーティーンワークを心がける。
それが一番の短ルート。
ってイチローの本で読んだような・・・
さあ、メインのフットサルに向けて明日からがんばります。
次週は花見もまってるしねー。
風邪なのか花粉症なのか(今までなったことがない)よくわからないかんじです。
私は何年もまえから予定はしっかり立てるように心がけています。週の初めには今週の月から日までの予定の確認をします。
月曜日 午前・午後 プラン作成・次日のプレゼン資料作成。
火曜日 午前 京都市役所調査 午後 お客さん宅で打ち合わせ
水曜日 午前 前日のうちわせ内容書の作成 午後 新規のご希望さんの資料をまとめる
木曜日 午前 プラン検討 午後 外構工事の資料まとめる・確認
金曜日 午前 プラン検討 午後 明日の打ち合わせの最終確認・資料作成
土曜日 午前 現場外構業者打ち合わせ 午後 お客さんと外構打ち合わせ
日曜日 フットサル
てなかんじです。(自分メモにはもう少し細かく書いていますが。)
忙しいをアピールしてるわけでもなく、予定をきっちりたてることで、自分にもプレッシャーを与え、有意義な時間も使いたいと思って、いつも予定はたててます。
前もって考え、すべてを想定内にし、二度手間、無駄なことは極力避けたいと思っています。
見切り発車することよりも、きっちり予定通りにルーティーンワークを心がける。
それが一番の短ルート。
ってイチローの本で読んだような・・・
さあ、メインのフットサルに向けて明日からがんばります。
次週は花見もまってるしねー。
アントニン・レーモンド
こんばんわ、水谷です。
最近家の本棚を整理してたんですが、懐かしい本が出てきました。
学生時代に本屋で見て、衝撃を受けた「アントニンレーモンド」の本です。
皆さんには馴染みがない人ですよね。
フランクロイドライトならわかりますか?
ライトと共に旧帝国ホテルを設計した人です。
アントニンレーモンドさんは日本で事務所を構え数々の建物を建てたんですが、日本人以上に日本らしい家を設計してる感じです。
東京にある聖オルバン教会は学生のころ見ました。
今の有名どころの先生も「アントニンレーモンドさん」に影響を受けてる人多いですよ。
間取りの形状はシンプルで、飾られたものはなく、素朴な感じがいい。
「なんかキレイけど、どこなのかわからない」
綺麗な家って、ディテールがかなり繊細にシビヤに考えられているんです。
何でもすごいなと思う人の家は、表面的なわかりやすい斬新さではなく、純粋な素朴さが際立っている家だと思う。
意味不明なブログですが、夜も明けそうなので、このままUP。
最近家の本棚を整理してたんですが、懐かしい本が出てきました。
学生時代に本屋で見て、衝撃を受けた「アントニンレーモンド」の本です。
皆さんには馴染みがない人ですよね。
フランクロイドライトならわかりますか?
ライトと共に旧帝国ホテルを設計した人です。
アントニンレーモンドさんは日本で事務所を構え数々の建物を建てたんですが、日本人以上に日本らしい家を設計してる感じです。
東京にある聖オルバン教会は学生のころ見ました。
今の有名どころの先生も「アントニンレーモンドさん」に影響を受けてる人多いですよ。
間取りの形状はシンプルで、飾られたものはなく、素朴な感じがいい。
「なんかキレイけど、どこなのかわからない」
綺麗な家って、ディテールがかなり繊細にシビヤに考えられているんです。
何でもすごいなと思う人の家は、表面的なわかりやすい斬新さではなく、純粋な素朴さが際立っている家だと思う。
意味不明なブログですが、夜も明けそうなので、このままUP。
中庭のある家 庭計画
こんばんわ、水谷です。
まだまだ寒いですね。ダウンジャケットやコートをクリーニングに出してしまったので、意地でも冬服は着ないようにしています。
はやく暖かくなったらいいんですけどね。
さて、さて、「中庭のある家」の外構計画にそろそろ入らないと。
結構敷地が広く、お客さんが一番重要視してるところ。
設計するにあたっても、外との繋がりを意識しながら計画しているので、庭の計画はとても重要なんです。
今回はアプローチと中庭・南の大きな庭が見せ所で、全開口できる木製建具、半外部のリビングデッキとどう絡めていくかが面白いところです。
また、浴室に坪庭があり、石と緑を組み合わせて、みずみずしい感じになればいいなと思っています。
普通に生活しながら、いつの間にか居心地がよく、癒される空間になるようにしたいと思っています。
また、写真アップしますので、楽しみにしておいてください。
まだまだ寒いですね。ダウンジャケットやコートをクリーニングに出してしまったので、意地でも冬服は着ないようにしています。
はやく暖かくなったらいいんですけどね。
さて、さて、「中庭のある家」の外構計画にそろそろ入らないと。
結構敷地が広く、お客さんが一番重要視してるところ。
設計するにあたっても、外との繋がりを意識しながら計画しているので、庭の計画はとても重要なんです。
今回はアプローチと中庭・南の大きな庭が見せ所で、全開口できる木製建具、半外部のリビングデッキとどう絡めていくかが面白いところです。
また、浴室に坪庭があり、石と緑を組み合わせて、みずみずしい感じになればいいなと思っています。
普通に生活しながら、いつの間にか居心地がよく、癒される空間になるようにしたいと思っています。
また、写真アップしますので、楽しみにしておいてください。
日曜日。
こんにちは、水谷です。
みなさん、休日はいかがお過ごしでしょうか?
週三回ブログを書くと決めたので、今日が今週の最終日。しぶしぶ日曜にブログを書くことに。
今日は仕事モードではないので、軽い内容で。
おかげさんで今忙しくさせて頂いています。
暇ほどしんどい事はないし、忙しいことの方が、得るものも多いので、あんまり気にしていませんが。
私は、なんにおいても、いろんなことを同時にうまくこなせるタイプではなく、1つに全力を注ぎたいと思う方です。
建築を「仕事」として選んだ以上、適応能力は必要で、うまくこなしていかなければいけないんだと思うけど。
こないだ、私よりも10も歳上の人生経験豊富な大工さんと話す機会があり、
「おまえは、いつも一つの家に対し100%の力で全部自分でしないと気が済まない。仕事をうまくコントロールし、50%くらいの力でこなすことを考えないといけない」
と私を思いアドバイスをして頂きました。
私としても啓発本やビジネス本はけっこう読みました。
そこに書いているビジネスとしての教えはほとんどが正しく、今の自分において、役に立っていることもあります。
しかし、その啓発本で苦しんだマイナスもありました。
それは、完ぺきになれない自分への苛立ちと、個性や面白さがなくなっている自分が発見できたことです。
向上しようとすることを前提に、大人げない自分もヘタレの自分も口下手な自分も素直に受け止めて、自分らしく、自分のペースで楽しくがんばるが今の段階での結論です。
話がそれましたが、建築をただ、ビジネスとして割り切ることができない自分がいるんです。
建築が好きだからということもあるのですが、私を必要としてくれる事に対して、やはり100%の力で取り組まないとと思っています。
ちょっと飾り過ぎましたかね。
私の持論ですが、お施主さんのその家に対して、私がほど考えている人はいない。
だからいい家にならない理由がない。と思っています。
だからそのためには労を惜しまず、取り組まないと自信がもてないんです。
ありがたいお言葉を頂けることに感謝しつつ、自分の答えで進むことを選択します。
みなさん、休日はいかがお過ごしでしょうか?
週三回ブログを書くと決めたので、今日が今週の最終日。しぶしぶ日曜にブログを書くことに。
今日は仕事モードではないので、軽い内容で。
おかげさんで今忙しくさせて頂いています。
暇ほどしんどい事はないし、忙しいことの方が、得るものも多いので、あんまり気にしていませんが。
私は、なんにおいても、いろんなことを同時にうまくこなせるタイプではなく、1つに全力を注ぎたいと思う方です。
建築を「仕事」として選んだ以上、適応能力は必要で、うまくこなしていかなければいけないんだと思うけど。
こないだ、私よりも10も歳上の人生経験豊富な大工さんと話す機会があり、
「おまえは、いつも一つの家に対し100%の力で全部自分でしないと気が済まない。仕事をうまくコントロールし、50%くらいの力でこなすことを考えないといけない」
と私を思いアドバイスをして頂きました。
私としても啓発本やビジネス本はけっこう読みました。
そこに書いているビジネスとしての教えはほとんどが正しく、今の自分において、役に立っていることもあります。
しかし、その啓発本で苦しんだマイナスもありました。
それは、完ぺきになれない自分への苛立ちと、個性や面白さがなくなっている自分が発見できたことです。
向上しようとすることを前提に、大人げない自分もヘタレの自分も口下手な自分も素直に受け止めて、自分らしく、自分のペースで楽しくがんばるが今の段階での結論です。
話がそれましたが、建築をただ、ビジネスとして割り切ることができない自分がいるんです。
建築が好きだからということもあるのですが、私を必要としてくれる事に対して、やはり100%の力で取り組まないとと思っています。
ちょっと飾り過ぎましたかね。
私の持論ですが、お施主さんのその家に対して、私がほど考えている人はいない。
だからいい家にならない理由がない。と思っています。
だからそのためには労を惜しまず、取り組まないと自信がもてないんです。
ありがたいお言葉を頂けることに感謝しつつ、自分の答えで進むことを選択します。
自然と楽しく暮らす平屋の家
こんばんわ、春ですね。
今日は、2回目の打ち合わせです。
この家の題をなんて付けようかと悩んでいます。
「楽しいの田舎ぐらしの家」「多機能に使える平屋の家」「自然と楽しく暮らす平屋の家」
ん~。悩みなー。
私のブログを見て、問い合せて頂いたお客さんなので、とても親近感が湧きます。
また、お客さんも私の考えはよくご存知なので、取り組みがスムーズで目指すべきゴールへの方向性は同じ向きに向けていると思います。
あとは、具体的に計画していくのみです。
ちょっと、愚痴っぱくなるのですが、いつもは、限られた敷地限られた条件の下で計画することが多いので、ひとつの選択はすぐに決まるのですが、
今回は200坪の敷地で30坪の平屋となれば、自由度が有りすぎて。
贅沢な悩みです。
土地に目一杯建てたいと思うのが、一般的な考え方。
しかし、家はそんなに大きくなくていい。
眺望を楽しみたいという考えは感性が豊かなんだろうと思う。
大いに共感できるところです。
その期待に応えるべき、今日も励みます。
和気藹々と楽しく取り組めたらいいなと思います。
水谷
今日は、2回目の打ち合わせです。
この家の題をなんて付けようかと悩んでいます。
「楽しいの田舎ぐらしの家」「多機能に使える平屋の家」「自然と楽しく暮らす平屋の家」
ん~。悩みなー。
私のブログを見て、問い合せて頂いたお客さんなので、とても親近感が湧きます。
また、お客さんも私の考えはよくご存知なので、取り組みがスムーズで目指すべきゴールへの方向性は同じ向きに向けていると思います。
あとは、具体的に計画していくのみです。
ちょっと、愚痴っぱくなるのですが、いつもは、限られた敷地限られた条件の下で計画することが多いので、ひとつの選択はすぐに決まるのですが、
今回は200坪の敷地で30坪の平屋となれば、自由度が有りすぎて。
贅沢な悩みです。
土地に目一杯建てたいと思うのが、一般的な考え方。
しかし、家はそんなに大きくなくていい。
眺望を楽しみたいという考えは感性が豊かなんだろうと思う。
大いに共感できるところです。
その期待に応えるべき、今日も励みます。
和気藹々と楽しく取り組めたらいいなと思います。
水谷
階段取り付けてました。 中庭のある家
こんにちは、水谷です。
今日も「中庭のある家」の現場に行ってきました。
図面からの現実逃避でもあるのですが、最近頻繁に現場にいってます。
プランを考えるときは、ただPCとにらめっこをしてても出てこないものなんです。
このプランを考える時期は、楽しくもあり、苦しい時でもあるんです。
寝てても頭から離れず、ずーとばやーと考えてる感じです。
まあ春なので、大工さんと会話しながら、ヒントがあればいいなと。
現在、階段の加工をしていました。
みなさんは中々見れる機会がないと思うので、画像を。
ノミを使って、階段の踏み板を差し込めるように溝を掘っています。
こんな感じです。
なんとなく、わかりますか?
踏み板を溝にはめ込むんでいるのは、無垢板って木そのものなので、その室内の環境によって、痩せたり、膨らんだりするんです。
そのため、痩せても、木同士が離れないように、片方に溝をついて入れ込んでるのです。
これは階段に限った事ではなく、木同士の取り合いの部分はすべてです。
無垢板を扱う大工工事は、けっこう手間がかかっているのです。
現在は無垢板を扱わない家が増えたこともあり、ノミやカンナなどが扱えない大工さんも多いらしいです。
日本の伝統技術が継承させたいものです。
さあ、帰ってプラン2つ仕上げないと。
今日も「中庭のある家」の現場に行ってきました。
図面からの現実逃避でもあるのですが、最近頻繁に現場にいってます。
プランを考えるときは、ただPCとにらめっこをしてても出てこないものなんです。
このプランを考える時期は、楽しくもあり、苦しい時でもあるんです。
寝てても頭から離れず、ずーとばやーと考えてる感じです。
まあ春なので、大工さんと会話しながら、ヒントがあればいいなと。
現在、階段の加工をしていました。
みなさんは中々見れる機会がないと思うので、画像を。
ノミを使って、階段の踏み板を差し込めるように溝を掘っています。
こんな感じです。
なんとなく、わかりますか?
踏み板を溝にはめ込むんでいるのは、無垢板って木そのものなので、その室内の環境によって、痩せたり、膨らんだりするんです。
そのため、痩せても、木同士が離れないように、片方に溝をついて入れ込んでるのです。
これは階段に限った事ではなく、木同士の取り合いの部分はすべてです。
無垢板を扱う大工工事は、けっこう手間がかかっているのです。
現在は無垢板を扱わない家が増えたこともあり、ノミやカンナなどが扱えない大工さんも多いらしいです。
日本の伝統技術が継承させたいものです。
さあ、帰ってプラン2つ仕上げないと。
板金は面白い 中庭のある家
「中庭のある家」
板金工事中です。
板金工事といってもピンとこないかもしれませんね。
庇や水を切りたいところに金属の板を入れる工事なんです。
結構この板金が私は好きなんです。
ちょっとマニアックな感じがしますが、色んな加工ができるので、面白い。
今回の庇はできるだけ、スッキリと、シャープに見せるように心がけています。
そして、三方同じ大きさに見えるように、角の角度を変えてるんです。
ちょっと写真を見てもらえればわかるかな。
大工さんの下地のとき
庇の出が90センチもあるので骨をしっかりしとく必要があるんです。
写真の説明のとおり角を角度をつけることにより、矩の板の巾と同じにできて、三方どこからみても同じ表情になるようにしています。
ごめんなさい。反対方向の写真しかなかったので。
この写真で、角度ついてるのわかりますか??
板金工事ですが、角度のついているところも一旦切らずに、折り曲げてもらっています。
業者さん曰く、そんなにむずかしくないとのことですが、私からすると感動もんです。
上からみたらこういった加工技術は見えますが、取り付け位置は背丈よりも上にあるので、見えません。
見えない美が一番かっこいい。
1寸勾配の庇なので、遠くから見ると、水平のようにみえます。
板金の折り曲げ方によっても様々な表情になります。
この庇はシャープな感じにしてもらっています。
そもそも、板金って、水を建物に支障がないように、うまく水を切るためのもので、加工の仕方によって、
水の流れ方が変わってきたりします。
下の写真は屋根の先の部分なんですが、水を切る先端の部分の板金のことを唐草って呼ばれてるんです。その唐草でうまく水を樋へ流れるように、加工してあるんです。
みなさん、あんまり注目してみないと思うのですが、よく見るとかなり繊細に加工されていて、面白いですよ。
上の写真は板金屋さんが折り曲げたり、摘んだりするときに使う道具です。
かなり握力鍛えられますよ。
板金工事中です。
板金工事といってもピンとこないかもしれませんね。
庇や水を切りたいところに金属の板を入れる工事なんです。
結構この板金が私は好きなんです。
ちょっとマニアックな感じがしますが、色んな加工ができるので、面白い。
今回の庇はできるだけ、スッキリと、シャープに見せるように心がけています。
そして、三方同じ大きさに見えるように、角の角度を変えてるんです。
ちょっと写真を見てもらえればわかるかな。
大工さんの下地のとき
庇の出が90センチもあるので骨をしっかりしとく必要があるんです。
写真の説明のとおり角を角度をつけることにより、矩の板の巾と同じにできて、三方どこからみても同じ表情になるようにしています。
ごめんなさい。反対方向の写真しかなかったので。
この写真で、角度ついてるのわかりますか??
板金工事ですが、角度のついているところも一旦切らずに、折り曲げてもらっています。
業者さん曰く、そんなにむずかしくないとのことですが、私からすると感動もんです。
上からみたらこういった加工技術は見えますが、取り付け位置は背丈よりも上にあるので、見えません。
見えない美が一番かっこいい。
1寸勾配の庇なので、遠くから見ると、水平のようにみえます。
板金の折り曲げ方によっても様々な表情になります。
この庇はシャープな感じにしてもらっています。
そもそも、板金って、水を建物に支障がないように、うまく水を切るためのもので、加工の仕方によって、
水の流れ方が変わってきたりします。
下の写真は屋根の先の部分なんですが、水を切る先端の部分の板金のことを唐草って呼ばれてるんです。その唐草でうまく水を樋へ流れるように、加工してあるんです。
みなさん、あんまり注目してみないと思うのですが、よく見るとかなり繊細に加工されていて、面白いですよ。
上の写真は板金屋さんが折り曲げたり、摘んだりするときに使う道具です。
かなり握力鍛えられますよ。
造作材 中庭のある家
昨日「中庭のある家」の現場に行ってきました。
一週間ぶりでしょうか。
大工さんもそろそろ来る頃だと思ってたみたい。
私が机に座っている限界をわかってるんだろう(笑)
午前中はとてもいい天気だったので、屋根に登って空の写真を撮ろうと思ったのですが、
自滅です。自分を撮ってしまいました。ボケてるわ。
さて、さて、現場には造作材(鴨居、敷居・額縁など)が入っていました。
造作材って建具などが絡む部分ですので、素性のいい木を使う必要があるんです。
とても綺麗な、杉・桧が入っていました。
野地さんありがとうございます。
これは木を丁寧に育て、こまめに手入れし、うまく製材してくれた成果です。
大工さんも喜んで、丁寧に建具の入る溝を掘っていました。
綺麗な木をキレに見えるように取り付ける。
木一本一本が何十年も支障なく機能を果たし、経年変化をしながら美しく輝いていくのだと思います。
一週間ぶりでしょうか。
大工さんもそろそろ来る頃だと思ってたみたい。
私が机に座っている限界をわかってるんだろう(笑)
午前中はとてもいい天気だったので、屋根に登って空の写真を撮ろうと思ったのですが、
自滅です。自分を撮ってしまいました。ボケてるわ。
さて、さて、現場には造作材(鴨居、敷居・額縁など)が入っていました。
造作材って建具などが絡む部分ですので、素性のいい木を使う必要があるんです。
とても綺麗な、杉・桧が入っていました。
野地さんありがとうございます。
これは木を丁寧に育て、こまめに手入れし、うまく製材してくれた成果です。
大工さんも喜んで、丁寧に建具の入る溝を掘っていました。
綺麗な木をキレに見えるように取り付ける。
木一本一本が何十年も支障なく機能を果たし、経年変化をしながら美しく輝いていくのだと思います。