呼吸はどうなる:訂正版
前回の「呼吸はどうなる」(08-11-10)では、
「簡単に考えれば、バックで息を吸い込み、ダウンで吐き出せばよいという気がします。ところが胸を膨らめるように息を吸うとドキドキする気分になり、脚が浮き上がってスイングが安定しません。」
「そこでアドレスに入る前に胸で息を吸い込み、胸の力を抜いてアドレスし、ここから腹(臍下丹田)を引き締める動きで鼻から息を押し出し続けてクラブを振り抜くと安定して強力なスイングが実現します。面倒な動きですから、実際に自分で呼吸の仕方を考えながらスイングを実行してみて効果的な呼吸法を確認する必要があります。」と書き、これに続いて、
「胸を膨らめてバック、その胸を引き締めてダウンでは力が入りません。試して見て下さい。」と書いています。
しかしこれは理論倒れの見方で、実際は「胸を膨らめてバック、腹に力を入れて引き締めながら(息を吐き)ダウン」でよいのです。
お詫びして訂正します。
「簡単に考えれば、バックで息を吸い込み、ダウンで吐き出せばよいという気がします。ところが胸を膨らめるように息を吸うとドキドキする気分になり、脚が浮き上がってスイングが安定しません。」
「そこでアドレスに入る前に胸で息を吸い込み、胸の力を抜いてアドレスし、ここから腹(臍下丹田)を引き締める動きで鼻から息を押し出し続けてクラブを振り抜くと安定して強力なスイングが実現します。面倒な動きですから、実際に自分で呼吸の仕方を考えながらスイングを実行してみて効果的な呼吸法を確認する必要があります。」と書き、これに続いて、
「胸を膨らめてバック、その胸を引き締めてダウンでは力が入りません。試して見て下さい。」と書いています。
しかしこれは理論倒れの見方で、実際は「胸を膨らめてバック、腹に力を入れて引き締めながら(息を吐き)ダウン」でよいのです。
お詫びして訂正します。
呼吸はどうなる
「動きの要:頭の安定保持」(08-11-03)では、体の重心を押す動きの利用について、「結局ダウンでは深いトップから体の右脇前に腕を振り出すように体の重心の動きを利用し、更にインパクトから振り抜きへの動きで腕を左に振り出すように体の重心の動きを利用する」と書いてあります。しかし、この動きの実用性はこれをパワフルに実現する方法の有無にかかっています。
パワフルなスイングの実現には、ダウンの場合右脚が強力に地球を押す動きが必要であること、このためには右脚の大きな筋群を使い、右脚を強力に内側にねじって脚を地面に固定しながら踏ん張りこれで右腕を強力に引き下ろす、と「動きのパワー源」(08-11-06)に書いてあります。
この動きを実行する時の呼吸はどうなるでしょうか。これまで名手と言われた人がスイングの際の呼吸法について書いた例はありますが、皆さんはアドレスに入る時からスイングの実行までの間の自分の呼吸を意識したことはあるでしょうか。呼吸を誤ればスイングのパワーは確保できません。
簡単に考えれば、バックで息を吸い込み、ダウンで吐き出せばよいとい気がします。ところが胸を膨らめるように息を吸うと、ドキドキする気分になり、脚が浮き上がってスイングが安定しません。
そこでアドレスに入る前に胸で息を吸い込み、胸の力を抜いてアドレスし、ここから腹(臍下丹田)を引き締める動きで鼻から息を押し出し続けてクラブを振り抜くと安定して強力なスイングが実現します。面倒な動きですから、実際に自分で呼吸の仕方を考えながらスイングを実行してみて効果的な呼吸法を確認する必要があります。
胸を膨らめてバック、その胸を引き締めてダウンでは力が入りません。試して見て下さい。
パワフルなスイングの実現には、ダウンの場合右脚が強力に地球を押す動きが必要であること、このためには右脚の大きな筋群を使い、右脚を強力に内側にねじって脚を地面に固定しながら踏ん張りこれで右腕を強力に引き下ろす、と「動きのパワー源」(08-11-06)に書いてあります。
この動きを実行する時の呼吸はどうなるでしょうか。これまで名手と言われた人がスイングの際の呼吸法について書いた例はありますが、皆さんはアドレスに入る時からスイングの実行までの間の自分の呼吸を意識したことはあるでしょうか。呼吸を誤ればスイングのパワーは確保できません。
簡単に考えれば、バックで息を吸い込み、ダウンで吐き出せばよいとい気がします。ところが胸を膨らめるように息を吸うと、ドキドキする気分になり、脚が浮き上がってスイングが安定しません。
そこでアドレスに入る前に胸で息を吸い込み、胸の力を抜いてアドレスし、ここから腹(臍下丹田)を引き締める動きで鼻から息を押し出し続けてクラブを振り抜くと安定して強力なスイングが実現します。面倒な動きですから、実際に自分で呼吸の仕方を考えながらスイングを実行してみて効果的な呼吸法を確認する必要があります。
胸を膨らめてバック、その胸を引き締めてダウンでは力が入りません。試して見て下さい。
パワーの制御は難しい:続
ご存じのように石川遼プロはタイガー・ウッズを理想として追い求めようとする大型の新人です。当然そのスイングの特徴は類い希なパワーにあります。
ところがツアー初優勝の喜びと人々の声援への心配りからその疲れも甚だしく、続くレクサス選手権では予選落ちとなりました。
前の週に比べパットが思うように入らなかったと初日の終わりに述べていましたが、これもパワーの制御の難しさを示すものでしょう。
皆さんは、ドライバーの調子の良い時にはパットも良く入るというような経験はないでしょうか。ゴルフでは矢張り方向性の確保がスコアの決め手になると見るべきでしょう。
ところがツアー初優勝の喜びと人々の声援への心配りからその疲れも甚だしく、続くレクサス選手権では予選落ちとなりました。
前の週に比べパットが思うように入らなかったと初日の終わりに述べていましたが、これもパワーの制御の難しさを示すものでしょう。
皆さんは、ドライバーの調子の良い時にはパットも良く入るというような経験はないでしょうか。ゴルフでは矢張り方向性の確保がスコアの決め手になると見るべきでしょう。
パワーの制御は難しい
朝 日新聞のスポーツ欄(08-11-06)では、01年の全米プロ選手権で4位と大健闘しボールが真っ直ぐしか飛ばないと恐れられた片山晋呉プロが最近の国際大会では振るわないことを最近の選手の大型化と関係させて捉え、ここでもう一度頑張って欲しいと書いています。ところがここには大きなパワーの制御は難しいという問題があります。
何年か前にあるクラブのチャンピオンと一緒にラウンドした時のことを思い出します。堂々たる体格のチャンピオンのスイングは実に力強く安定で、惚れ惚れするような弾道でボールが飛んで行きます。ところが、その後何年かして再びこの人とラウンドした時には以前の力強さと安定性が消えていたのです。
これだけの上手な人でもこのような問題があるのですから、我々普通のゴルファーはパワーを追い求める際の危険には十分な注意が必要だと思います。動きの構造を明確に捉えることなく力任せに振り続けると、百害あって一利なしという結果になる可能性があります。
何年か前にあるクラブのチャンピオンと一緒にラウンドした時のことを思い出します。堂々たる体格のチャンピオンのスイングは実に力強く安定で、惚れ惚れするような弾道でボールが飛んで行きます。ところが、その後何年かして再びこの人とラウンドした時には以前の力強さと安定性が消えていたのです。
これだけの上手な人でもこのような問題があるのですから、我々普通のゴルファーはパワーを追い求める際の危険には十分な注意が必要だと思います。動きの構造を明確に捉えることなく力任せに振り続けると、百害あって一利なしという結果になる可能性があります。
動きのパワー源
「動きの要:頭の安定保持」(08-11-03)では、体の重心を押す動きの利用について、「結局ダウンでは深いトップから体の右脇前に腕を振り出すように体の重心の動きを利用し、更にインパクトから振り抜きへの動きで腕を左に振り出すように体の重心の動きを利用する」と書いてあります。しかし、この動きの実用性はこれをパワフルに実現する方法の有無にかかっています。
パワフルな実現には、ダウンの場合右脚が強力に地球を押す動きが必要です。ところが、右脚で地面を押すだけでは体が浮き上がってパワーの確保はできません。右脚の大きな筋群を使い、右脚を強力に内側にねじって脚を地面に固定しながら踏ん張る必要があります。これで右腕が強力に引き下ろされます。
こうして、右に左にと飛び跳ねる動きとは全く異なるパワフルな右脚の動きによるスイング動作が実現します。「右脚をねじりながら踏ん張る」、これがパワーの確保の要点です。この動きを繰り返し試せば、弱って来た脚腰の動きも生き返ります。
パワフルな実現には、ダウンの場合右脚が強力に地球を押す動きが必要です。ところが、右脚で地面を押すだけでは体が浮き上がってパワーの確保はできません。右脚の大きな筋群を使い、右脚を強力に内側にねじって脚を地面に固定しながら踏ん張る必要があります。これで右腕が強力に引き下ろされます。
こうして、右に左にと飛び跳ねる動きとは全く異なるパワフルな右脚の動きによるスイング動作が実現します。「右脚をねじりながら踏ん張る」、これがパワーの確保の要点です。この動きを繰り返し試せば、弱って来た脚腰の動きも生き返ります。
ゴルフのとらえ方
片山晋呉プロが08年10月19日に35歳8ヶ月で35勝し、永久シード権を獲得しました。その片山プロが、「僕の体は平均的な日本人。それで、どうすればゴルフがうまくなるかというテーマしか僕の思考回路にはない」と言い切る、と朝日新聞(08-10-20)が伝えています。
普通のゴルフ ァーから見れば、片山プロは矢張り立派な体格をしています。しかしそのインパクトの一瞬の動きをテレビの画面で見た時、確かに瞬間的にヘッドが直線的に動くのが見えた気がします。ここで「直線打法」の勝利などと書くと、我田引水の誹り(そしり)を受けそうですが。
普通のゴルフ ァーから見れば、片山プロは矢張り立派な体格をしています。しかしそのインパクトの一瞬の動きをテレビの画面で見た時、確かに瞬間的にヘッドが直線的に動くのが見えた気がします。ここで「直線打法」の勝利などと書くと、我田引水の誹り(そしり)を受けそうですが。
動きの要:頭の安定保持
前回(08-11-02)には体の重心を押す動きの利用について書きましたが、スイング動作でこれを実用的に使うにはスイングの安定性の確保が必要になります。パッティングの場合で考えて みれば分かるように、これには頭の安定保持が不可欠です。
このことを考えると、結局ダウンでは深いトップから体の右脇前に腕を振り出すように体の重心の動きを利用し、更にインパクトから振り抜きへの動きで腕を左に振り出すように体の重心の動きを利用することになります。
これで、右脇前で上から前に振り下ろす動きと右から左への動きが交差する「核心打法」が強力に実現することになります。
以上の話は、話だけでは「机上の空論」になってしまいます。自分で実用性が見出せるかどうか試して見て下さい。
このことを考えると、結局ダウンでは深いトップから体の右脇前に腕を振り出すように体の重心の動きを利用し、更にインパクトから振り抜きへの動きで腕を左に振り出すように体の重心の動きを利用することになります。
これで、右脇前で上から前に振り下ろす動きと右から左への動きが交差する「核心打法」が強力に実現することになります。
以上の話は、話だけでは「机上の空論」になってしまいます。自分で実用性が見出せるかどうか試して見て下さい。
動きの無限の多様性
しばらく体調不良でブログも止まっていましたが、この間にも面白い経験をしました。ベッドに横たわりながらスイングの動きを考えると、右に引き上に上げるバックの動きには格別の感じはありませんが、ここから「深いトップ」に入る動きには特別な感じがあります。
この動きで「深いトップ」に入ると、ここから体の右前に直線的に振り下ろし、そこから左へ直線的に引く動きのイメージが簡単確実に体感できます。こうしてみると、この動きのあるスイングとこの動きのないスイングとの違いが明瞭になります。
更に新しい体験について書きます。これまでこのブログで追求して来たのは地球との関係を利用して力強く安定にスイングの方向性を保つことです。このためには体のバランスを保つ動きが重要になります。自分自身の体調不良の結果、脚腰の力が極度に弱まり、体のバランス保持の難しさを痛感するようになりました。
何とか踏ん張ってバランスを保つことができるようになりましたが、歩いてみると何とも遅い動きしかできません。そのうちに一つのアイデアが浮かびました。バランス保持は体の仕組みに任せ、歩く動きでは脚で体の重心を前進させるというものです。これで実に颯爽たる歩きが実現しました。
これをスイングの場合に適用すると、クラブを振るダウンの動きに体の重心を左に押す脚の動きを加えることになります。一頃前に大きく右から左にジャンプしてクラブを振る飛ばし屋がいたことからも、確かにこのような動きでスイングのパワーを増すことができることが期待できます。確認してみて下さい。
ただしこれで打球の強さと方向の安定性確保に難しさが加わることは確かです。それでもとにかくぶっ飛ばしてみたい人は一度試して見る価値があると思います。
この動きで「深いトップ」に入ると、ここから体の右前に直線的に振り下ろし、そこから左へ直線的に引く動きのイメージが簡単確実に体感できます。こうしてみると、この動きのあるスイングとこの動きのないスイングとの違いが明瞭になります。
更に新しい体験について書きます。これまでこのブログで追求して来たのは地球との関係を利用して力強く安定にスイングの方向性を保つことです。このためには体のバランスを保つ動きが重要になります。自分自身の体調不良の結果、脚腰の力が極度に弱まり、体のバランス保持の難しさを痛感するようになりました。
何とか踏ん張ってバランスを保つことができるようになりましたが、歩いてみると何とも遅い動きしかできません。そのうちに一つのアイデアが浮かびました。バランス保持は体の仕組みに任せ、歩く動きでは脚で体の重心を前進させるというものです。これで実に颯爽たる歩きが実現しました。
これをスイングの場合に適用すると、クラブを振るダウンの動きに体の重心を左に押す脚の動きを加えることになります。一頃前に大きく右から左にジャンプしてクラブを振る飛ばし屋がいたことからも、確かにこのような動きでスイングのパワーを増すことができることが期待できます。確認してみて下さい。
ただしこれで打球の強さと方向の安定性確保に難しさが加わることは確かです。それでもとにかくぶっ飛ばしてみたい人は一度試して見る価値があると思います。
主客転倒の危険
ドライバーを一本買うと、しばらくは何とかしてこれを使いこなそうとあれこれ努力します。しかし素性の悪いドライバーでは逆にスイングを壊す結果になります。
逆にスイングが出来上がっていれば、ドライバーの悪さはすぐ分かります。しかし我々普通のゴルファーの場合は、常にスイングを作り上げる過程にあります。
こうなるとメーカーの宣伝に迷わされることなく、クラブの特性を見分けられるような上手な人の意見や、メーカーのクラブ作りの姿勢に注意しながらクラブを選ぶ以外に方法がないことが分かります。
一本のドライバーを選ぶだけでもこれだけの問題があるわけです。他のクラブについても同様です。ゴルファーというものは、実に難しい世界に住んでいるわけです。
逆にスイングが出来上がっていれば、ドライバーの悪さはすぐ分かります。しかし我々普通のゴルファーの場合は、常にスイングを作り上げる過程にあります。
こうなるとメーカーの宣伝に迷わされることなく、クラブの特性を見分けられるような上手な人の意見や、メーカーのクラブ作りの姿勢に注意しながらクラブを選ぶ以外に方法がないことが分かります。
一本のドライバーを選ぶだけでもこれだけの問題があるわけです。他のクラブについても同様です。ゴルファーというものは、実に難しい世界に住んでいるわけです。