こんにちは
北九州のベビーサイン、モンテッソーリ講師 福永ちさです。
『モンテッソーリ教育はいつからするのがベストですか?』
と、質問をいただきましたので回答したいと思います。
一番おすすめなのは、妊娠中からママがモンテッソーリ教育について学んでいただくことがベストだと思います。
赤ちゃんは、胎児の頃から自己教育力を持っています。(自分で自分を伸ばしていく力)
①手足を動かす(胎動)→外に出てからの運動の練習
②羊水を飲む→ミルクやおっぱいを飲み込む練習
③指しゃぶりをする→おっぱいを飲む練習
④おしっこをする→おしっこの練習
など、誰に教えてもらったでもないのに、胎児は自分でしていますよね。
これが自己教育力です。
その後産まれてきてからも、赤ちゃんは教えられなくても自分で自分を育てていく力を持っているんです。
大人はそれを止めようとせずに、伸ばしていけるような環境を整えていけば良いんです。
妊娠中に胎児に直接何かする…とかではないですが、産前からモンテッソーリ教育を知ってしおくと、新生児時期からの準備をあらかじめ整えておくことができます。(たとえば、モビールを吊るす、赤ちゃんの場所作りをしておく、など)
子どもが安定し自立していくプロセスや敏感期のことを知っていると、親の関わり方が変わります。
まず、子どもの目線、子どもの時間軸で考えるようになります。
敏感期を探そうと子どもをよく観察するようになるので、親もゆっくりと観察眼を磨いていくことができます。
2歳、3歳の世間でいう「イヤイヤ期」と言われる時期に「困った」と思ってモンテッソーリ教育を実践しようとしても、それまでの親のやり方はなかなか変えられなかったりします。
わたし自身、娘が3歳のときにモンテッソーリ教育に出会ったので、それまでのわたし側の「してあげる」「はやくしなさい!」というスタンスや、娘側の「ママがして!」「できないもん!」を崩すのに苦労しました。
もちろん、妊娠中にモンテッソーリに出会えなければその出会った時から学べば良いのです。
年齢があがるにつれ、それまでの育児を覆すのは親も子も大変ではありますし、時間もよりかかりますが、必ず変わっていきます。
「子どもに何かをさせる」ではなく、親が関わり方を変えていく、そして環境を整えるのです。
「モンテッソーリの教具を買ってさせる」
「手先を使うのがいいんでしょ?」
と「これをしなさい」「させる」のではなく、子どもが「これをしたい」と自分で選べる環境を作ることです。
ご家庭では日常生活の中で、子どもがやりたいことをやらせてあげれば良いのです。
(もちろん、危険なことや家庭内のルールを考慮してですが)
そして、集中して活動をしているときに無駄に声をかけたり、大げさに褒めたりする必要はありません。
ただただ、そっと見守ってあげれば良いのです。
そうすれば、必ず子どもは変わっていくはずです。
わたしは、0歳から3歳までのモンテッソーリ教育についてしか現時点では学んでおりませんので、これはわたしが学んだ中での回答になりますことをご容赦ください。
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