これまでもiDeCo(イデコ)について。いくつかの記事を書いては来たのですが、令和7年には年金について大改正があり、iDeCoについても大きな改正が行われることになりました。

 では改正後のiDeCoの制度を前提に、どう使うのが良いのか、今の段階での自分の考えを書いていきたいと思います。

 ご意見ご指摘大歓迎!!

 

 

  iDeCoの概要

 iDeCoの概要を書くのはなかなか大変です。iDeCoは愛称で、正式には「個人型確定拠出年金」といいます。

 個人型とわざわざ書くのはほかに「企業型」があります。

 iDeCoは字面の通り、まずは年金の制度です。そして「確定拠出」つまり、掛金は決められていて、受取額は確定していないものです(運用次第)。さらに個人で加入するかどうかも決めて、個人でどう運用するかを決める制度設計になっています。

 

 拠出額は毎月一定で、下限額と上限額、加入(掛金を拠出できる)期間に制限があります。ただし年に1回拠出額を変更することや、拠出を取りやめることも可能です。(一時的に取りやめて、再開することも可能です)

 口座を維持したり、掛金を拠出する際には手数料が必要で、個人負担になります。

 

 iDeCo最大のメリットは税金が安くなること。だと思います。少なくとも加入されている方は、期待していると思われます。私もその一人です。果たしてそうでしょうか。これから検証していきたいと思います。

 

 

  iDeCoによる節税?

 iDeCoには節税メリットがあると一般的に雑誌や書籍、ネット記事には書かれています。令和7年の今回の改正で拠出限度額が引き上げられたことにより、節税にならないケースもあるように思われます。どういうことか見ていきましょう。

 

 iDeCoによる節税とは何でしょうか?

 

 一般(ちまた)では、①拠出時に所得控除、②運用益非課税、③受取時控除(公的年金等控除、退職所得控除)あり。と説明されています。なお、説明している方の多くはFPだったり、保険会社や証券会社だったり、iDeCoに加入することで直接間接のメリットを享受する利害関係者だったりするので、差し引いて考えることが大事かもしれません。

 少し話を戻して、このメリットとされる説明は、①②の段階では税金をかけないけれども、③の受取時に合わせて元本も含めて税金をかけますよ。と言うことです。一般には免税ではなく「繰り延べ課税」と言われます。

 では繰り延べ課税になると得かということですが、大概の場合はお得になります。その理由は2つあります。

 

 少し話がそれますが、この話を理解するには前提として、所得税は累進課税だということです。

国税庁のHPにあるように、所得税率は以下の通りになっています。

 

 

課税される所得金額 税率 控除額
1,000円 から 1,949,000円まで 5% 0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで 10% 97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで 20% 427,500円
6,950,000円 から 8,999,000円まで 23% 636,000円
9,000,000円 から 17,999,000円まで 33% 1,536,000円
18,000,000円 から 39,999,000円まで 40% 2,796,000円
40,000,000円 以上 45% 4,796,000円

 

ご存じの方は多いと思いますが、月給をもらうサラリーマンの方は、ここでいう所得金額は給与収入から給与所得控除を差し引き、さらに社会保険料控除や基礎控除などの所得控除を差し引いた金額です。

 

 
ざっくりと、給料少なめな方 5%
フルタイムの若手や補助職の方 10%
中堅以上(年収700万以上ぐらい) 20%
管理職でそこそこ給料もらっている方(年収1100万ぐらい以上) 23%
 
といった具合。金額はざっくりで、家族構成や社会保険の加入状況で異なってきます。
 
これに住民税が10%つきますから、(厳密には控除額の計算など細部は違いますが)
上記の表の5%の方は15%の税金を、10%の方は20%の税金を払う形になります。
 
 
 iDeCoは給付を受取る年齢が決まっています。老齢給付金として受け取れるのは60歳から74歳(年金の場合は受取開始年齢)となっています。一般に老後と言われる時期です。
 この老後になると再就職や再雇用で給与が減ったり、あるいは定年などで退職して給与がなくなったり、あるいは年金も受給することになりますが、年金は現役時代の給与より少額だったりで、現役時つまりiDeCoに加入して掛金を拠出する現役時代より収入が減るので、所得税の税率が低くなることが多いのです。
 
 まず基本形であるiDeCoの年金受取を選択したとします。iDeCoには年金で受け取る方法と一時金で受け取る方法、その2つを併用する方法があります。年金受取は毎月決まった額を決まった期間受け取る方法だと理解してもらうとわかりやすいと思います。実際は5年から20年の範囲で受け取れて、年単位で受取額を変えることも可能ですし、受取も年1回から年6回の中から選択する形になります。
 年金受取だとして、例えば現役時代、つまり掛金を拠出していた加入者の時代は、掛金が全額所得控除の対象になります。毎年60万円拠出していたとすると、収入が800万円ぐらいであったならば、所得税率は20%ですから、毎年掛金の30%にあたる18万円ぐらい税金が安くなることになります。一方受給するときは、年金しか収入がなければ、通常は15%(多い人で20%)の税金ですから、その差し引きの15%(あるいは10%)税金が安くなる訳です。これがiDeCoが得だと言われる所以です。ただし、ここまで解説してくれている記事はそう多くはありません。
 
 iDeCoのメリットとして年金としての受取時には公的年金等控除が使えるとの記事も多く目にします。公的年金等控除は、所得が年金のみ または 年金以外の所得が年間 1,000万円以下の場合で、65歳以上の場合は年金額330万円以下は一定で110万円です。年金の受給開始の繰り下げで増額などしなければ、国民年金と厚生年金と足しても300万円を超える方はまれ(全体の1.5%ぐらい)ですので、iDeCoを受給したからといって実質は公的年金等控除が増えないのです。つまりiDeCoで受給する金額全体に課税されます。その意味において、ちまたのうたい文句である「公的年金等控除が使えてお得。」は、ほとんどの場合当てはまりません。
 一時金でもらう場合は後述します。

 

  健康保険料を考慮すると・・・

 

 じつはさらにiDeCoの受取時に考慮しないといけないものとして健康保険料の徴収があります。
 
 実際にiDeCoの受取時は所得税や住民税のほかに、介護保険料と健康保険料がかかってきます。介護保険料は段階制になっていて、かっちり○%といえないのですが、率に直すと収入に対して2%弱といったところ。
 一方健康保険料はいくつかの制度があり、すぐに説明するのが難しいのです。老後の後半、75歳以上は全員後期高齢者医療制度に加入します。後期高齢者医療制度は都道府県ごとに料率が若干違いますが、すべての収入に対して所得割として12%程度が徴収されてしまいます。介護保険料が2%とするとあわせて14%。大きいです。
 
 そうすると、所得税5%のかたは、住民税(10%)と、介護保険料(2%)と健康保険料を合わせて29%。所得税10%の方は34%です。
 
 iDeCoのメリットは節税効果であったはず。つまり、拠出時の減税より、受取時の増税が少ないこと。が必須の条件です。ところが、拠出時に30%の減税であった方でも受給時には税金と社会保険で29%取られてしまうのです。現役時代所得税が10%であった方では、拠出時に20%減税、受給時に29%の税金(保険料を含む)を支払うこととなり、年金で受け取ると節税どころか増税の可能性が高くなります。所得税10%はおおよそ年収650万円を下回る場合です。(家族構成などで変わるので目安です)
 所得税は安くなりますが、健康保険等を考えると、年金受給の場合、実はどっこいどっこいになります。
 
 ちょっと知識のある方は疑問に思うかもしれません。給料としてもらったときに社会保険料は取られたのでは?
 その通りで、なんとiDeCoでは給料としてもらった際に社会保険料が抜かれています。さらに年金として受給する際にも、国民健康保険や後期高齢者医療保険に加入していると元本を含めた全額に対して2度目の社会保険料が取られてしまうのです。
 

 

  健康保険等を安くはできないのか?

 

 では健康保険を安くはできないのでしょうか?

 

 健康保険は75歳を境に制度が変わります。

 75歳以上は後期高齢者医療制度に加入します。職業等によらず一択になります。

 65歳平均余命は男性で20年弱、女性で25年弱ですから、年金形式でiDeCoを受給すると、iDeCo受給時の過半は後期高齢者医療制度に加入中になります。

 

 後期高齢者医療制度では、所得割として所得に一定の料率(12%弱)をかけるので、安くする方法は基本的にありません。
(低所得者向けに減免制度はあるので、厚生年金をもらっていない年齢の若い時期にiDeCoを受け取り、さらにその金額が比較的小さいなどの場合は安くなる可能性がありますが、後期高齢者医療制度に加入する年齢では、厚生年金の繰り下げが74歳までとなっていることから、全員厚生年金受給者になると思いますので、減免制度を適用できる例はほぼないと思います)

 

 75歳未満で、被用者保険(健康保険)に入れる職場で働けるのであれば、給与を基に保険料が決まるので、iDeCoから健康保険はとられません。ただし後期高齢者医療制度の保険料は前年(1月から12月)の所得が次年度(4月から3月)の保険料の算定基礎となるので、12月31日現在74歳となる年から実質的に保険料が取られることになるので、注意が必要です。

 このことから年金受給の場合は、73歳になる年までの、かつ被用者保険(協会けんぽなど)に入っている間にiDeCoを受け取ることが大切になってきます。

 

  一時金で受け取ると

 iDeCoの受け取り方には、年金のほか、一時金(あるいは併用)で受け取ることができます。

 一時金受取のメリットは退職所得として計算されることにつきます。

 退職所得ではほかの所得と分離課税されるので、一般に税率が低くなります。税率は上に書いた所得税と同じです。つまり累進課税になっています。

 また、退職所得控除が使えて、課税所得が小さくなります。

 さらに課税計算に当たっては所得を2分の1で計算してくれるので実効税率は半分(累進課税を加味すると半分以下)になります。

 加えて退職所得となることで、国民健康保険や後期高齢者医療制度の算定には反映されないのです。つまり、健康保険料はとられないのです。

 なお、介護保険は算定方法が違うので、計算の対象となります。

 

  一時金で受け取ると?

 一時金で受け取る場合、退職所得控除が使えます。

 退職金が少ない場合、iDeCoにも退職所得控除が使えます。ここでいう少ないとは退職所得控除の金額が実際の退職金を下回る場合で、退職金が全く課税されない方です。具体的には退職所得控除は20年以下で1年あたり40万円、21年以上で1年あたり70万円です。例えば勤務30年の方は1500万円、38年の方は2060万円と言った具合です。なお、1年未満の期間は切り上げて計算してくれます。

 ここで使い切れなかった枠はiDeCoの受取時に使えます。

 大企業や、公務員のそこそこ頑張った方は退職金がそれなりの金額になり、退職所得控除額を上回るので、課税対象になると思います。

 

 退職金が課税対象になる場合はiDeCoの老齢給付金を、退職金の受取年と異なる年に受け取ることが肝要です。

 退職所得も累進課税なので、同じ年に受け取ると税率も上がります。仮に退職所得控除の枠がなかった場合でも、異なる都市に受給すれば最低保障の80万円は控除してもらえますし、計算上退職所得は2分の1で所得を計算してもらえます。

 

 

  相続を考慮する手も

 有り余る資産がある場合、ご本人が亡くなると相続が発生します。

 その時点でiDeCoの口座に残っている資産は死亡給付金として、遺族に支給されます。(ただし支給順位が決まっています)

 iDeCoの死亡給付金は、「みなし相続財産」として相続税の対象になります。所得税は課税されずに、iDeCoの口座内から引き出すことができます。相続税と二重課税はされません。さらに死亡退職金の扱いとなって、相続税の計算上、ほかに退職金があれば合算されますが、1000万円までは無税になります。

 同族会社に勤務でもなければ75歳を超えて退職金が支払われる会社に勤めていることはまれだと思いますので、死亡退職金の1000万円の免税枠の有効活用にもつながります。

 75歳から年金形式で受給すると、最高で20年の年金形式で老齢給付金の支給が選択できるので、94歳までの支給が選択できます。

 貯めた本人が使うことにならないので、iDeCoの趣旨とは合わないかもしれませんが、方法としてはありうるなと思い記してみました。

 

 ここ3年の間に両親が亡くなり、兄弟も結婚して一人を除いて子供がいるので、今後相続人になる可能性は私の場合本当に低い状況です。

 両親の残した財産はほぼ0。父親は5桁、母親は7桁にようやく乗った程度でしたので、相続もほぼ関係なく、遺言書もありませんでした。

 一方、勉強しながら進めた相続の手続き中に、いくつか気づかされたことに遺言書に関することもあるので、ここでは遺言書を作った方がいいんだろうな。という状況を記してみたいと思います。

 

 

  相続人間の仲が悪い場合

 相続人が複数いる場合、相続手続きそのものでも、あるいは相続税の納付申告でも、相続人で協議や共同作業が必要になります。しかし、相続人間の仲が悪い場合は、作業が滞ったり、遺される相続人の精神的負担が大きくなることがあります。

 このような場合、遺言書を遺しておくことで、回避できる場合があります。

 

 ありがちなのは配偶者がいて、子供がいなくて、(1)配偶者と親、あるいは(2)配偶者と兄弟が遺産を分ける場合です。特に兄弟の仲が悪い場合や、兄弟が多い場合はもめたり、まとまりづらくなります。義親と嫁も関係が良くない場合が多いです。

 (1)の場合も、(2)の場合も、「配偶者にすべて相続する」旨の遺言書を記しておけば、親や兄弟との相続の分割協議は法的に不要になります。(法的にですが、話さないわけにはいかない場合もありそうですが)

 

 また(2)の場合は兄弟姉妹の遺留分はないので、遺産を請求されることもなくなります。

(1)の場合は遺留分(法定相続分1/3の1/2で、1/6)を請求される可能性がありますが、民法の改正によって現金で支払えばよくなり、土地の分割などをする必要はなくなりました。ですので、遺留分を払えるお金を用意して、配偶者に相続させれば良いわけです。

(ここでの本題とは外れますが、、このほかにも葬儀費用や相続税の納税資金は現金でおいておくのが良いと思います。)

 

 このお金は、死亡保障のある生命保険で用意することもできます。この場合、死亡保険金の受取人は配偶者を指定しておくことが肝要です。親や兄弟を保険受取人にした場合、保険金は相続の対象外なので、死亡保険金が払われたとしても、遺留分請求権はなくならないからです。親を死亡保険金の受取人とすると、死亡保険金を受け取った上で、さらに遺言書がなかった場合は遺産分割、遺言があったとしても遺留分を請求されることになります。

(蛇足ですが、保険金は相続財産の対象外ですが、”みなし相続財産”として相続税の対象となります。)

 

 

  相続人に未成年がいる場合

  相続人に未成年者がいる場合で、その親も相続人になる場合、特別代理人が必要になります。

 例えば夫が亡くなって妻と子が相続人になるような場合、妻が遺産をたくさんとると、子供の取り分がその分減りますから、両者は利益相反の関係になるわけです。この場合、親権を行使して遺された親が子供の代理人になって遺産分割をすることができなくなり、別に代理人を立てる必要が出てきます。

 この代理人ですが、特別代理人といい家庭裁判所に選任してもらう必要があります。

 手続きは、自分ですることもできますし、弁護士に頼むこともできるのですが、裁判所の手続きに普通の方は慣れていないので、回避したいと思う方も多いと思います。

 この場合、遺言書があって、その通りに分割するのであれば特別代理人の選任は不要になります。

 

 また特別代理人が選任された場合、特別代理人が相続人の利益を確保しなければいけない性質の方であることから、特別代理人が被代理人の法定相続分以下の相続を認めることはないので、遺産分割の自由度は相当毀損されます。

 

 子供ができたら、遺言書を遺すと言うのが大事になりそうです。なお遺言書は撤回も、変更もできるので、2人目が生まれたり、家族関係に変更がある場合はこちらの遺言書の対応も忘れずにお願いします。

  相続人に病人・高齢者がいる場合

 相続人に判断能力がない方がいる場合、あるいは判断能力がないとほかの相続人の異議が出てくる可能性がある場合も遺言を遺すべきだと思います。

 判断能力がいない方が相続人に含まれると成年後見を行う必要があり、成年後見を使うと費用が一生かかることがあります。(詳細は長くなるので、関連のサイトを探してみてください)

  被相続人の配偶者との間以外の子がいる場合

 養子がいる、あるいは前の配偶者との間に子供がいる場合も、感情的な認識の違いでもめやすいので遺言を遺すことをおすすめします。

  妾がいる場合

 妾さんだけでないですが、法定相続人以外に遺産を渡したい場合は、必ず遺言書が必要になります。

 ですが、可能なら生前に贈与した方が、税金の問題はありますが、遺族との間でもめる可能性は小さくなります。

 

 

 

  

 

  持ち家でかかるお金

 

 持ち家と、賃貸どちらがいいか。とかどちらが得か。

 金銭、家計、FPの定番で鉄壁のコンテンツです。興味のある方も多いと思います。

 

 私の場合を振り返ると、16年前に地方で中古一戸建てを購入。2300万円でしたが、当然ローンです。

なんとか昨年、完済をしています。

 買ってよかったと思います。一番はうちがある安心感。中古でそこまで高い家ではないので、比較的返済に苦労はしていないと思います。あえていえば、購入後7年目ぐらいに大規模に修繕(700万円弱)をしたので、こちらの金策は大変でした。

どちらかがいいかは、主観や考え方によるところも大きいので、どちらかというと今マイホームを考えている方向けに、自宅を所有した場合のかかる費用を整理してみようと思います。

 

 賃貸と持ち家では、賃貸では家賃、(あるいは地域により更新料)、火災保険料(家財・賃借人賠償)がかかると思います。

 一方持ち家では、経常的には、固定資産税、火災保険料(家屋、家財)、補修費、管理費(特にマンション)、減価償却費、金利、返済元本、物件の差損益なんかがかかってくるわけです。

 

 本来は、帳簿上の価値(バランスシート)、現金の出し入れ(キャッシュフロー)の話があるわけですが、不動産を買うときに考えるのはおおよそ後者。ここでは前者も加味しながら考えてみましょう。なお、物件によって違いはあるので、ここでは上記の2300万円の我が家の場合を書いています。

 

  固定資産税

 

 かかる費用の1番は、固定資産税がかかることです。固定資産税の税率は1.4%。土地と家屋共通です。同じく都市計画税もかかりこちらの税率は0.3%。都市計画税は税率が異なる自治体もあり、市街化区域外はかからないようです。ここで土地や家屋の評価額は購入額ではなく、市町村の調査によって決定されます。なお土地の評価額は実勢の7割程度、と言われています。

 小規模な住宅用地は、固定資産税が6分の1、都市計画税は3分の1に減額されます。このほかに新築直後の住宅では軽減処置があるみたいです(私の自宅は関係しない。。)。

 我が家の場合は年額ほぼ10万円。土地価格が上がっているので来年(R8)は10万円を超えることになるでしょう。

 

  火災保険

 

 火災保険料は年々上がり続けているようです。不正請求とおぼしき保険事故の増加。対象となる家屋の修繕費などの上昇が原因とされていますが、本当にそうなのでしょうか?疑問はありますが、私にはわかりません。ほかにも35年設定の廃止が大きい状況です。35年だと割引率が大きかったので。

 

 我が家はまだ35年の火災保険に入っていて、残りが約18年。ここは助かっています。いまは最長で5年の保険しかないようです。同様の条件である共済で試算すると年間13万円ほどの保険料が算出されました。高い!でも今はそのぐらいするようです。

 

  修繕費

 一戸建ての場合、いくら修繕費がかかるかはなかなかわからないものです。マンションの場合は最近は3万円が一つの相場らしく、管理費が1万5千円ぐらいで合わせて4万5千円。なんて感じらしいですが、持ち家の場合は、積み立てる概念がそもそも希薄です。(本当はそれではいけないはずですが~)

 我が家の場合1度修繕をしていて、かかった費用が700万円弱。中古で買ったので、過去の履歴もよくわからないところですが、築27年で初めての修繕だと仮に仮定すると、年間26万円の計算になります。

 

 

  減価償却費

 経年劣化に伴って、家屋の価値が減っていくのが減価償却費です。現金が動かないので、見た目に変化はありませんが、明らかに資産は目減りします。木造住宅の場合、家事用の耐用年数は財務省令によると33年。計算しやすい金額として仮にですが、新築の価格が4950万円だったとすると、1年に150万円価値が下がることになります。我が家でざっと計算すると年120万円でした。何もしていないのに、毎月10万円羽がついて消えていくと考えると、絶望感を覚えずにいられませんでした。

 家が古くなり、今では家屋の残存価値がなくなったので、(だけど計算方法が違うので、固定資産税はしっかり取られる。)考えなくてよくなったのは不幸中の幸いかもしれません。

 

 

  金利

 文字通りです。我が家を購入したときの金利は年間2.776%。細かい数字ですが、よく覚えています。借りた当初、年間50万円の金利を支払っていました。内金を入れて(繰り上げ返済)、借り入れ元本を減らしたので、(最後は完済しましたが)、少しづつ小さくはなりましたが、結構大きな数字です。

 

 

  そのた

 我が家の場合買った直後から土地が値下がりし、毎年60万円ぐらい資産が目減りしました。先述の家屋の減価償却と併せて何もしないのに毎月15万円消えていくのは大きかったです。この4年ほど急に土地価格が上昇し、ほぼ購入時の価格に戻りました。ほっとしましたが、その分固定資産税が上がり始めています。

 ただし売ったりするまでは、表面に現れてこない話なので、関係しない話。ではあります。

 

 ここに書いた以外に、資産が増えたり減ったりしませんが、ローンがあると元本の分割返済が毎月必要です。

 

  それでも、マイホームを買いますか。

 持ち家。結構お金がかかっています。事実を並べてみました。皆さんの参考になれば

 

 

 

 

 

 

 

 子どもは、1人ですが、大学生を楽しんでいるようです。


 高校3年生の最後、年明けまでどこに行こうか悩んでました。

 ほかの家の事情は正直わかりませんが、飲み会の席でここ話をすると感心されることも多いので、ちょっと書いてみようと思った次第です。


 子どもには、どこの大学を受けるかより、どこの学科に行きたいか、先に決めろ。とだけは、口すっぱく言いました。言い続けました。

 大学の良し悪し、もちろん雰囲気も、違いはたくさんあります。私自身、大学は(中退したところも含めてですが)3校通っており、大学関係のつながりもあるので、理解しているつもりです。

 一方、大学に入って興味を失った子、あるいは入る前から興味を持たない子、仮面浪人する子、それに失敗する子、気分が病んで大学に来なくなる子。これらの事例は数多くみてきましたし、聞いてもいます。結局やりたいことをやってないから、○○大学を受け直したい。みたいな話になるんですよね。


 勉強したい分野が決まっている子はそれに比べれば、途中で辞めちゃう人が少ない気がしています。少なくとも、自分の知る範囲ではお目にかかったことはない状況です。


 医学とかでなければ、ピンキリで大学は存在していて、あとは頭の出来に応じて合格する大学は振り分けられてしまいます。

 また学生当時は分からなかったのですが、大学の自由があるので、カリキュラムもバラバラかと思えばそうでもなく、同じ学問分野であれば、大学間で単位の違いはほぼないと今では言い切ることができます。もちろん大学によって、深度やレベルの違い、他学部履修などの違いはあると思いますが、特に国家試験があったり、公務員に一定数行く分野であれば、習う内容は特に同じになります。


 そうすると、大学よりも学科よね。というのが、私なりの結論です。

 なお、子どもの場合は、近い分野だけど、学部が違っていて、どちらのアプローチがいいかで悩んでいました。


 素直だと思うんですが、この話をすると不思議と感心されてしまうのです。。


 3ヶ月前に母が亡くなりました。


 他の記事でも書きましたが、急逝だったので、本人にとっても、遺族にとっても、なにの準備もできないままに行ってしまいました。父は2年前に亡くなったの、次の番は自分になるので、明日は我が身です。

 その経験を通して、年をとったら、やった方がいいこと。やらない方がいいこと、列挙してみたいと思います。


  できれば避けたいもの

    サブスク

 亡くなった母がけっこうはいっていたんです。


 いろいろなパターンがありまして、1つは品物が送られてきて、その中に振り込み票が入っているタイプ。母の場合、化粧品2つと特産物を2~3ヶ月毎に買わされておりました。
 散らかっている書類の中に、同じ振り込み票の半券があって判明。それで送られてきている、ダイレクトメールに片っ端から電話して、止めてもらいました。その中には、現在はありません。といわれたものもあって、昔は買ってたかもと思わせるところもありました。(詳しく聞いていません)

 2つ目は、毎月落ちて行くもの。口座引き落としのものが基本で、穴はクレジットカード、そして携帯電話の合算請求。携帯電話の合算の中には使っていないセキュリティーソフトなんてのも買わされて、月賦で払っていたようです。
 携帯電話なんて、解約する為に出向くまでわかりませんでした。
老人にこういうものを売りつけるから、携帯電話会社は信用できない。と思ってしまいます。
 ひとりで携帯電話会社は行くなと言ってたのに、行っちゃうんだよなぁ~。

 とにかく結論としては、月賦で買わない。サブスク控える。どうしてもなら、郵送でくる振込票にする。最後の砦は、口座から直接引き去る。手数料が高くなるのは、遺族への保険料だと割り切る。割り切れないなら、契約をあきらめる。
といったところでしょうか。

保険

 別記事で紹介しましたが、存在がわかりづらいので、辞めた方が無難です。その分現金で遺してもらった方が、遺族にとってはありがたいです。


自動車

 年をとると急になくなったり、認知症、その他病気が発症しやすくなるので、安全面から車は乗らない方が無難です。

 そのほか急に判断能力が失せると、車の運転だけでなく、処分もできないので、せめて所有者は子供の名義にしておくことをおすすめします。軽自動車であれば、安全面の問題はありますが、名義変更も手続きは新所有者だけで足ります。


    やった方がいいこと


銀行口座

 急に病気になったときに引き出せるよう、暗証番号は聞いておきましょう。

 また使っていない口座は解約する方が遺されるものは楽になります。


 鍵束がありましたが、どこの鍵かわかりません。また田舎の家の鍵が見つかっていません。

せめてキーホルダーになにの鍵か書いておいてほしいところです。


 ほかにも気づいたら書き足したいと思います。






 保険掛けてますか?
 建物、自動車とかいろいろアルとは思いますが、ここでの話題は人に関わるものにしたいと思います。

 別記事で少しふれましたが、先々月、母が亡くなりました。

 急逝だったので、ぐちゃぐちゃの書類を整理すると色々な保険が出てきました。
 期限が切れているものもいくつかありましたし、受取人が知らなかったもの、支払いの対象にならなかったもの。などいろいろ。課題は多いです。

 率直に母の事例を通じて、保険に対する自分なりの考え方を整理してみたいと思います。

 実状をお話ししますと、うちの家庭裕福ではなく、残された遺産は200万円ほど、このほかに生命保険250万円、負債が90万円ほどになりそうです。この後の記載は、このあたりの家庭事情が前提になっています。またある事例での話ですので、これにそぐわないものを否定しているわけではありませんし、それでうまくいく家庭もあると思います。解釈も含めて自己責任でお願いします。

 まず、保険はめんどくさいので、かけない方がいいと思います。
 なにがあるか、つかむのが大変です。証書後から出てくるし、見つからなかったらそれまでです。なお一般に時効は3年で、その間に請求できなかったら、ただの紙切れになります。

 次に証書が見つかったとして、記載内容をさっと理解できる方は限られてくると思います。せめて図解付きの提案書を一緒においておいてくれればよかったのですが、母の場合はありませんでした。

 さらに、生命保険は死亡保険金の受取人が決まっています。相続人に受け取る権利はありません。ので誰がもらうことになるかで、ほかの相続人とギクシャクする可能性が大きいです。
しかももらえないのに、保険金が大きいと、ほかの相続人の相続税が高くなり、恨みを買います。(相続税は母の場合は免税点以下なので、この点は関係ありませんでしたが)

 ということで、保険でかけてお金を使うぐらいなら、現金で残しておいてほしいと思います。

 あえていえば、
・葬儀を行う遺族が、そのお金すら工面が難しい場合。
・扶養すべき子供が居て、年齢が低いなど将来的にまだお金がかかる場合で、さらに貯蓄が少ない場合。
・有り余る遺産があって、少しでも相続税を軽減したい場合で、相続税の生命保険金控除(法定相続人×500万円)の範囲でかける場合。
・遺産に負債がたくさんあって、債務超過で、相続放棄が予定される場合。
には有効だと思う次第です。


かける場合、一番有効なのは、狭義の生命保険、すなわち終身保険とか定期保険です。
その理由は、受取人殺されたとか、特殊な事例でなければ、死亡を原因として保険が下りてきますので、比較的早い時間で支払われます。
 それで気をつけないといけないのは、終身保険だと気づきました。支払いが続いていて、口座からの引き落としが続いているものは存在に気づく訳ですが、終身保険は払い込み満了が決まっているものが多いのです。(たとえば60歳とか。なお一部終身払い込みの保険もあるようです。)払い込み満了から時間がたって死亡のケースも多いと思うので、忘れられている保険も多そうな気がします。
 忘れられたら、保険会社の利得になるのですが、日本中でどの程度あるのかは気になるところです。

一方母の場合で使えなかった保険は以下の通り


1)けがの保険 →外因性の怪我はなかった。

2)入院保険 →入院していない

3)ガン保険 →ガンがあったかは不明だが、ガン治療、ガン入院ではないし、ガンは死因になっていない


みなさまの参考になったでしょうか?




 今日から内科疾患で1泊2日の入院です。命に関わるほどの状況じゃない(と思う)話ですが、個室入院となり、保険医療でもって4万円ぐらいかかります。

 

 いわゆる県民共済の基本コースに入っているので、入院保険金が1日目から5000円でます。上限は60日だったかな。(違うかも)

 今回は2日なので。10000円もらえるわけです。


 ところが、この請求に所定の診断書が必要になり、その文書料が8800円と郵送料が470円かかるので、実質730円だけになってしまいます。

 また、今年は一家の医療費の総額が10万円を越えるのは確実なので、所得税と住民税の医療費控除の対象となるわけですが、保険金請求するといただける1万円分は医療費控除の対象にならないので、税金が3000円少々上がってしまうのです。(診断書は経費扱いにならないみたい)


 よって、少額だと保険金請求すると余計に損になるというお話でした。

 こうなると、何のための保険になるのやら。考えてしまいます。


 先々月、母親が急逝し、今月お墓に納めてきました。


 お墓は、実家のあった隣県にあって、実家からは車で高速を使って1時間半ぐらい。

 本籍地はなんとか歩けるぐらいのところにありますが、本籍地には建物も土地も、親戚もありません。


 お墓は先祖代々の、といいたいところですが、私からみて5代前に立てたものらしく、そこまで古いわけではありません。(江戸末期?)

 兄弟仲違いして分けたと伝え聞きます。

 曾祖母、祖母、両親の骨は少なくともお墓の下に眠っています。それ以前はよくわかりません。

というのも、元々土葬だったはずで、お墓の下には大きさ的に当然入りませんから、屍は敷地内の違う場所に葬ったと聞いていたからです。

 当時はお墓は「拜み墓」。つまりお参りする目標としてのみ機能していたものです。


 お墓はお寺の境内にあり、永代使用料を納めていたかはわかりませんが、そのお寺の檀家という扱いになっているようです。

 父親が亡くなった段階で、筆者がそのお墓を承継しています。


 さて、突然ですが、みなさまお墓の維持管理料はいかほどかかってられるでしょうか?

よければ、教えてください。


 これらの相場があるのかどうかもよくわかりません。

 いまは維持料は取られませんが、年3回塔婆を出すように求められていて、1本4000円。今年から母親も亡くなったので、2本出すようにいわれると思うので、年間24000円ですね。このほかに墓守寸志が年間6000円がかかります。

 合計年間30000円。法事の費用は別です。


 いやな言い方をすれば、お墓を人質に・・・


 すでに地元を離れているので、このお墓も次代まで維持するのは、難しそうです。

 兄弟が拝めるように、当面維持しますが




 ちなみに納骨までに、戒名料や墓守寸志を合わせて、123000円納めています。

 高いのか、安いのか。


 なお急速に檀家が減っているようで、近いうちに高くなる予感がしています。



 今月のクレジットカード支払額が96万円だったというだけのお話です。


 いやーびっくりしました。そんなに使ったつもりはなかったので。

 明細を確認すると、うち42万円は定期代でまぁ必要経費。すでに先月の給与で定期代は大部分が出ているのですが、なぜか口座の残高が増えていない状況です。なぜ?


 残りは、母が亡くなって、実家に3人で帰った時にかかったホテル代など13万ぐらい。子どもが友達と行った旅行代7万円ほど。(なぜ払わなきゃいけないんだ?。あとで相談だな。


残り40万弱。これでもいつもより多いけど。。


口座の残高が3万円を切りました。


 前の記事でこの前入院した記事を書きました。


 久しぶりの入院だったので、いろいろ思うところ、書きたいこともあるのですが、その一つは入院個室料のお話です。


 大概の病院で、病室にはランクが設定されています。特別病室というところが多いようですが、公式には特別療養環境室と言うみたいで、そのときの特別料金を一般には差額ベット料などといったりします。

 入院した病院は、都会にある病院だったからだと思いますが、約半分が個室。若干の2人部屋もありますが、ほぼ1人部屋。お値段もよく、1日70000円から15000円。しかも税別でした。なお、面積とかいくつかの条件はあるみたいですが、4人部屋でも差額ベット料をとることはできるみたいです。

 今回の入院では、仕事をするならともかく、療養したくて来たので、つまり寝てるだけだろうから、大部屋を選択。もちろん、金額も頭にはよぎっています。それでも、ざっとみた感じですが、大部屋も個室も同じような埋まり具合。持ってる人は持ってるってことでしょうか?もちろん土地柄裕福な方が多いってのはあると思います。


 では、どんな方が個室に向きそうか?


 一つは今書いたように、入院しながらも仕事をこなしたい方だと思います。

 入院した病院では、病室(大部屋)では、通話禁止。ついでにパソコンも禁止でした。どちらもロビーでの使用限定でした。個室では電話出来ると書かれていたし、設備にデスクがあったりするので、明文化されてませんでしたが、パソコン仕事もできそうです。


 二つ目は、入院を秘密にしたい方。芸能関係、政治家、重役、あちらの方など、イロイロ考えられそうです。


 三つ目は、反対に見舞いの多い方。個室だとそこで対応できますが、大部屋だとロビーにでて、対応する必要がありました。このあたりの対応は、病院による違いも大きいと思います。


 四つ目は、ズバリ高齢者。今回気づかされました。特に介護の必要な方、他人に迷惑をかけそうな方。

 夜トイレに何回も起きる方、いびきのうるさい方、奇声をあげる方、痴呆症の方、耳の遠い方(周りの声が大きくなる)などなど。もちろんそれぞれ程度次第ですが 

 年を行くと、ヘンなもったいない精神で部屋代をケチりそうな自分もいそうです。が、他人様のことを考えれば、特に考えてたいなぁと思います。

 ケチらずに過ごせる財力を持ちたいなぁと思う今日この頃。