はじめに

 先日のブログで整理してみた老後の不安要素8つ。改めて書き出してみると

  1. 子供の教育費が足りるか
  2. 住宅ローンは返せるか
  3. 年金生活でお金は回るのか(足りるのか)
  4. 介護費は足りるのか
  5. 医療費は足りるのか
  6. 葬式代は足りるのか
  7. 相続税は払えるのか
  8. 配偶者が亡くなったあとの生活は足りるのか

でした。

 上記のブログにも書きましたが、1.の教育費や2.の住宅ローンの確保は優先度が高く、議論の余地はないと思います。

8.の配偶者が亡くなったときについてはこちら、7の相続税はこちらで記したので、ここでは6.の葬儀代を記していきたいと思っています。

 

  葬儀代はいくらかかるのか

 webサイト「いい葬儀」を運営している鎌倉新書の「お葬式に関する全国調査」によると、家族葬が50.0%で、前回の調査に引き続き最多、次いで一般葬30.1%、一日葬10.2%、直葬・火葬式9.6%だそう。過去2年にに喪主(または喪主に準ずる立場)を経験したことのある、日本全国の40歳以上の男女にインターネット調査を行った結果だそうです。

 インターネットにこの話で回答しているという点では、ちょっとリテラシー高めかなとも思います。

 

 これによると葬儀の種類別の金額は、一般葬161.3万円、家族葬105.7万円、一日葬87.5万円、直葬42.8万円(平均値)だそうで、内訳は基本料金75.7万円    飲食費20.7万円     返礼品費 22.0万円で、合計 118.5万円。

 この基本料金には僧侶へのお布施は入っていなさそうです。またお墓の建立費や納骨費用、満中陰の費用は入っていませんから、お墓がすでにあるとしても、このほかに40~50万かかるかな。と言うのが正直な感想です。

 

 

  体験から書けば

 2025年と2023年に両親を見送りました。豪華な葬儀にする余裕もなく、どちらも急にだったので、質素に、安いところで葬儀をあげました。葬儀は自治体が斡旋する規格葬儀を使い、電話で簡単に相見積もりした上で、葬儀社と寺院を決めています。お墓はやや遠方にすでにあり、そこに納骨しました。いわゆる1日葬ではなく、通夜葬儀と初七日を行いました。

 フルセットでやったのは参列者が納得するため。交際範囲が違うので、父親の時は40人ぐらい、母親の時は90人ぐらいの参列者でした。

 祭壇は(どうせ記憶になんて誰にも残っていないと思い)簡単なものに、それでももらったお花もあって、それなりに華やかな感じにはなりました。

 

 でかかった金額はそれぞれ150万円。香典分は引いてあり、純粋な持ち出し金額です。満中陰までの金額になります。

 自分の感覚的には、ワンセットきちんとやるとして、これがミニマムかなと。

 人数が増えても、香典が来るので、そんなに持ち出し額としてはグレードを上げない前提で、人数にかかわらず同じぐらいというのが率直な印象。何十年か前の結婚式とこのあたりは同じなのかもしれません。人数が来ると、振る舞い、粗供養、満中陰のお返しが増えてきます。それなりに香典を包んでくれる方もいるので、入りと出が釣り合う感じです。

 

 ところで、この金額はミニマムで考えると都会が安く、地方が高いように思われます。妻の実家近くで葬儀社のサイトを見ると金額が50万円近く高くなります。都会は物価が高いとありますが、そうでない方も一定数住んでもいるので、葬儀価格の幅も広く、また人口がいるので、葬儀社にとってもお客さんも一定数いるから釣り合うってことなのかもしれません。

 お布施は一定の相場があるようですが、キリスト教や仏教の一部宗派、新興宗派は高いみたいです(葬儀社談)。子細は、宗教行事なので気持ちの問題もあり、はばかられるので、ここではオミットにさせていただきます。

 また葬儀社にしても、ここ数年、特にコロナ後は、大口の葬儀が減って家族葬が増えているとのこと。近年、花代の高騰が著しくて大変みたいで、筆者の肌感覚ですが、この後葬儀価格が2-3割高くなるかも知れません。

 

  結論としては

 上を見ればキリはないのですが、とりあえず250万円あれば、安心して低めの規格でワンパッケージの葬儀がつつがなくできるかな。というのをここでの結論にしておきたいと思うのです。

 

 

  はじめに

 先日のブログで整理してみた老後の不安要素8つ。改めて書き出してみると

  1. 子供の教育費が足りるか
  2. 住宅ローンは返せるか
  3. 年金生活でお金は回るのか(足りるのか)
  4. 介護費は足りるのか
  5. 医療費は足りるのか
  6. 葬式代は足りるのか
  7. 相続税は払えるのか
  8. 配偶者が亡くなったあとの生活は足りるのか

でした。

 

 上記のブログにも書きましたが、1.の教育費や2.の住宅ローンの確保は優先度が高く、議論の余地はないと思います。

8.の配偶者が亡くなったときについてはこちらのブログで記したので、ここでは7.の相続税を記していきたいと思っています。

 

  相続財産に現預金があることがポイント

 相続関係の良さそうな記事や動画を見ると、相続では争族にならないことが最も重要という方が多い印象です。逆に素人といっては怒られますが、こたつ記事っぽいのは相続税の不安を語る方が多い印象です。

 

 相続税について、私の考えを記すと

  1. 相続税は相続が先にあって、付随して発生するもの。
  2. 相続税は相続財産以上には取られることはない。
  3. 亡くなってしまえば、相続税対策はできない(ので節税は諦めるべき)。
  4. 普段の生活ベースだと相続税はそれほどかからないかも。
  5. まずは相続財産を、できる限り納得のいく形でどう分けるかが重要
  6. 相続税の不安は多くの場合、現金が少なくて分割できない財産が多い場合に現実化する。現金さえあれば多くの不安は解決できる。

になります。

 

 どこからお話ししましょうか。

 まず我が家でいくと、相続税がかかるかかからないかぐらいの資産額、つまり相続財産になり得る金額です。私の甲斐性がないもので。かかっても何十万円単位だと思います。この金額であれば、現預金で十分にまかなえます。

 

 相続税が不安な方は、財産目録を作って、仮に今なくなった場合の相続税額をラフでいいので計算してみることをおすすめします。相続の方針が決まっていればその割合や分割で、きまってなければとりあえず法定相続割合で良いかと思います。相続税の総額は分割方法にこだわらず法定相続割合で計算されるからです。

 その上で出てきた相続税の金額が、現預金だったり、国債や投資信託、株券など現金化できる相続財産を下回っていればまずは合格です。さらに相続税を支払った上で残った財産が相続人に(1)できれば法定割合に近い形で、(2)それが無理なら遺留分を侵害しない形で、分割できれば完璧です。不動産や貴重品は分割できないので、相続人が複数で、不動産が1つしかない場合などは(2)も満足できない可能性が高くなります。この場合、法律の改正によって遺言を遺したとしても遺留分は現金で支払う必要が出てきましたので、さらに現金化できる資産が大事になってきます。

 現金化できない資産、例えば単一の不動産が創造財産の過半を占めると、売却して現金化する必要が高くなりがちです。そうすると、住むところはどうするか、から始まり、どこにいくらでいつ売るかなどで相続人間の調整や軋轢が生まれてきます。

 インフレに対抗できないとか、いろいろな考えはあることは承知で書きますが、現金で全て遺してもらえるとおそらく相続人は全てハッピーで終わると思われます。

 

 

  相続税には軽減規定もいくつかある。

 相続の要は、相続税ではなく、分割方法を含む(本来の)相続だと思います。

 相続するのか、しないのか。するとすれば、どう分けるのか。

 

 借金があって相続となった場合は、相続放棄を選択する方も多いと思います。同順位の方全てが相続放棄をすると、次順位の方に相続権が移ります。例えば亡くなった方の上の代(直系尊属・第2順位)はすでに亡くなっていて、子供が全て相続放棄すると第3順位の亡くなった方の兄弟姉妹(子供からすると叔父叔母)に相続権が移ります。叔父叔母が亡くなっているとその子(従兄弟)に相続権が代襲されます。

 借金があるばあい、それを意図せず背負う方が出てくる可能性があります。借金がある場合、親戚関係もギスギスしていることも多いとは思いますが、相続放棄によってさらに燃料投下する可能性もあり、確かに金銭面では相続放棄で難を逃れることにはなるのですが、違う難がふりかかる可能性があることには注意が必要かと思います。

 そういうことまで配慮をせずに単純に相続放棄を考えている方もいるようです。(過去に相談を受けたことがあります)

 なお、借金が多い場合に死後破産のように処理して、財産が残った場合のみを相続する方法(限定承認)もあります。

 

 相続するなった場合、相続税には少なくとも3,600万円の基礎控除額があります。(3,000万円+600万円× 法定相続人の数)。

 さらに配偶者が相続すると、配偶者の税額軽減があり、配偶者が取得した遺産が「1億6,000万円」または「配偶者の法定相続分相当額」のどちらか多い金額まで無税になります。

 小規模宅地等の特例によって、一緒に住んでいる方が相続すると(他にも使える条件あり)、特に広い敷地でなければ土地代は8割引きで評価されます。

 このように、商売や会社の役員の方を別にすれば、普通の会社員が築く財産はほとんど相続税がかからないのではないかと思うのです。(人によります) 相続税のかかる方は、例えば、宝くじに当たった、仮想通貨でもうけた、相続した財産があるというようなボーナスのある方が多いと思われます。

 

 いずれにせよ、一度相続税を試算してみると相続税の金額の規模感、何十万か、何百万か、何千万かが解ると思います。

 

 

 

 

 

 

 私、あまり投稿できていないのですが、このブログはAIは一切使わずに書いています。

 多少乱暴な表現があったり、跳んだ表現もあると思いますが、好きに書いているので、それでいいのかなとも思っています。

 

 ところで、このアメブロも(そんなにたくさんは見ていないのですが)、なんかAIに書かせたんじゃないかと思うような文章、多くないですか?

 なんででしょうか。読んでると解るんですよね。AIチックな書きぶり。当たり障りのない表現、あるいは内容。尖りがないのと、よく読むとうわべだけの知識内容・・・・。

 さらにはAIを使って投稿しましょう。みたいな指南や講座もあるんですかね。よく知らないですけど。

 

 AIが書いてくれるような内容であれば、今の時代、検索サイトから直接1次か2次かの情報にたどり着けます。ので、AIで書いたアメブロはスルーされる気がします。その情報の価値は限りなく0、AIに代替されます。

 

 と考えると、実は読んでもらう有益なブログ、あるいは文章は、昔のようにコツコツと1次に近い情報に当たり、それを頭で整理して、自分の意見も含めて足りない情報を補足する。と言うのが大事になるんでしょうか。特に情報を整理して、意見をまとめるというのはAiではソフトになりすぎて抑揚がなく、価値がなく、自分でこしらえるのが、これからの時代、大事でないかと思ったりするわけです。ほかの記事との差別化も含めて。

 

 

 皆様のご意見お待ちしています。

 

で少し書いてみましたが、老後の最後。相方に先立たれた後のことを考えてみます。

 

 あえて相方と書いてはみたものの、男女の寿命差はあり、夫が先に逝くのがよくあるパターンです。

 

 ここではこのパターンを前提に書いていきたいと思いますが、妻が先に逝っても内容は同じなので適宜夫と妻を入れ替えて読んでみてください。 いわゆる若死にする場合もあると思いますが。ここは老衰というか高齢でなくなる場合を想定して書いていきます。

 

  先立たれた家庭の家計の状況は?

 

 まず65歳の平均余命で考えると65歳の平均余命は男性19.47年、女性 24.38年でその差は4.91年。平均的には約5年配偶者がいない中で過ごすことになります。

 

 ところで、ざっくりかかる生活費は人数の平方根の比になると言われます。1人の生活が1だとすると、2人で√2で1,4倍、3人で√3の1,7倍、4人で2倍といった案配です。2人の時に比べると一人の生活費は 1/1.4 で0.7倍ぐらいでしょうか。

 家計調査によると2人以上世帯(平均2.87人)の消費支出の平均は314,001円、単身世帯では173,042円(ともに令和7年→リンク)ですので、314,001/√2.87=185,349 ですから、0.7倍になるという数字も、まぁ概算としてはいい線をついているのかなぁという気がします。

 

 さて、これまで2人分の収入、おそらく年金収入が過半を占めている世帯が多いと思いますが、それが一人分になって、かつ出ていくお金が0.7倍になる。概ねこんな世界が見えてきます。

 

  その場合の年金は?

 この年金収入ですが、(1)遺された妻の老齢基礎年金、(2)同じく老齢厚生年金、そして(3)遺族厚生年金となる例が多いと思います。

 蛇足で書いておきますと、老齢基礎年金は18歳以下のこのいない妻には支給されません。老後を考えると子は18歳を超えている例が多いと思いますので、支給されないケースが通常です。18歳以下の子がいた場合、遺族基礎年金があったとしても、学費の用意も必要で、そちらの方が高額ですから、もっと大変にはなると思います。

 

 (3)は亡くなった方の老齢厚生年金の 3/4 、あるいは死亡した方の老齢厚生年金の報酬比例部分の額の2分の1の額と自身の老齢厚生年金の額の2分の1の額を合算した額から、自身の老齢厚生年金を差し引いた金額です。(→リンク

 つまり自身の老齢厚生年金が多い方は差し引く額が大きくなります、老齢厚生年金は現役時代の給与にほぼ比例しますから、給与の高かった方はほとんど遺族年金がないか、あるいは0になります。ここでいう高い低いは亡くなった配偶者と比較してという意味です。配偶者よりも現役時代の給与総額の多い方が残された場合、1円も受け取れません。別の言い方をすれば、遺された方の方が稼ぎが良かった場合は遺族厚生年金はないことになります。

 

  共稼ぎが増えているので遺族年金の少ない(あるいはない)ケースは増えそう

 ところで、世の中では共働きの世帯は増えています。特にお子さんのいない世帯では妻の方が給与が高いケースも普通にあったりします。そして遺される方は妻の方が寿命を考えると多いわけです。そうすると、遺族年金が出ないケースもこれからはいっぱい出てきそうです。

 例えば、我が家も共稼ぎですが、職種の違いもあり妻の方が所得は低いです。(6割程度)。しかし試算してみたところ、遺族年金はなくなった方の老齢給付の3/4で、そこから遺された妻の老齢年金を引きますから、遺族年金は年額で10万円程度が見込まれています。当然に亡くなった私の国民年金や厚生年金は打ち止めになりますから、つまり収入半減。

 実は老後を考えると、片方がなくなった時期が家計という面から(も)、一番つらい時期になりそうです。

 

 

 

 

 昔から将来になにがしらの不安を抱えていたんですよね~。

 

 人間誰しもそうだと思うのですが、不確かなるものには必要以上に不安がつきまとわります。少し解ってくると少し不安が軽減される。そんな感じです。

 前の記事でも少し書いていますが、例えば個人年金保険。私は23歳で入りました。直接の動機は生命保険料控除を使って所得税を安くしてもらおうという魂胆ですが、潜在的には年金も当てにならないし、将来、いや老後も含めた人生が不安だから。というのはあったように思えます。

 

 で、受けるお金の話題や相談で多いと感じるのが老後の生活です。でも漫然とした不安で、具体的でない印象です。

少し分解して考えてみたいと思います。

 

 実際に起こる順は不確かなので相前後しますが、時系列的に整理すると、

  1. 子供の教育費が足りるか
  2. 住宅ローンは返せるか
  3. 年金生活でお金は回るのか(足りるのか)
  4. 介護費は足りるのか
  5. 医療費は足りるのか
  6. 葬式代は足りるのか
  7. 相続税は払えるのか
  8. 配偶者が亡くなったあとの生活は足りるのか

あたりでしょうか?

 

 どれも不安ですよね~。そのあたりをついて、銀行やら保険会社やら、信託会社などが群がってくるのが目に浮かびます(笑)。

 元も子もない話ですが、少なくとも1~8については、たっぷりの現金があれば全て足りる話題です。お金で換える話です。

 

 本当はそれよりも、

  1. 健康な身体を維持するにはどうすれば良いか
  2. 家族親戚と良好な関係を築くにはどうすれば良いか
  3. 満足いく一生を過ごすにはどうすれば良いか
  4. 次の世代に知恵や財産をどう引き継げば良いか

なんかの方が、絶対大事だとは思います。

 が、ここでは話を置いておきます。

 

  どの順番で考えるべきか。バックキャストとフォアキャスト

先ほど書いたこの8つ。

  1. 子供の教育費が足りるか
  2. 住宅ローンは返せるか
  3. 年金生活でお金は回るのか(足りるのか)
  4. 介護費は足りるのか
  5. 医療費は足りるのか
  6. 葬式代は足りるのか
  7. 相続税は払えるのか
  8. 配偶者が亡くなったあとの生活は足りるのか

 現実的に1から考えていく方は多いと思います。目先のやりくりが現実味がありますし、関心も高いです。時系列的にも実際の行動の順ですし、ある資産しか使えないので現実的かもしれません。いわゆるフォアキャスト的な考えです。今を基準に先を計画していくものです。家計管理を書いた本でも、その構成が多いような気がします。

 一方、8から考えて戻っていく方法もあります。バックキャスト的な考えです。現状に切羽詰まっていない方は、将来の不安を解消するという観点で考えると、遠い先の方が不安が大きく、一つ解決するごとにどんどん不安の範囲が小さくなっていきますから、良いと思います。

 なおこのほかに、影響の大きいものから片付けるという考え方もありそうです。年数が聞いて総額が大きくなりますから、この中では3.が一番影響は大きいと思います。

 

 

  教育費と住宅ローンは最優先だが、予測できたはず(ですよね)

 先に書いておくと、このうち教育費と住宅ローンは子弟の人生や家族の生活に直結しますから、まず第一に考えないといけない事柄です。

 

 でもね、子供が生まれないと教育費は通常かかりませんし、住宅を買わないと住宅ローンは発生しないはず。

 

 教育費に一番お金がかかるのは大学。といわれていました。近年はおそらく塾代でないかと思いますが、小中高の必要経費が大きくなって、相対的に大学だけが教育費が高いとはなっていないのですが(→日本FP協会資料)、それでも大学の入学金や授業料が高いのは事実です。

 かかる金額年間の授業料で国立大学が535,800円、私立大学が968,069円、入学金が国立大学で282,000円、私立大学で240,365円です。4年間で400万強が必要になりますし、さらに大学院に行けば2年で200万円近くかかることになると思われます。(→文部科学省資料) なお令和7年度の短期大学を含む大学進学率は60%(→学校基本統計)。さらに学部卒業者の13%が大学院に進学していています。なお、授業料ですから、下宿が必要になれば生活費も必要になってきます。

 生まれた瞬間に、子が18年ぐらい後に大学に行くことは容易に想像できるので、なんで用意しておかなかったのか。と強く言いたいところ。

 

 住宅ローンについてもしかりで、ローンを組む段階で返済年齢は決まったはず。当然に会社員だったら定年があるはずで、定年以降にローンの返済満了を設定している方は、どうやって返すつもりだったのでしょうか?不思議です。。

 

 

  おひとりさま。以降のことは考えていない印象です。

 8の配偶者が亡くなったあとのこともあまり考えられていない印象です。個別の話は別投稿で書いていきたいと思いますが、特に共稼ぎの家庭が増えていく中、遺族厚生年金はほとんど出なくなることに気づいていない方が多い印象です。例えば、夫婦同じ稼ぎで同じ期間働いたとすると、もらえる国民年金や厚生年金(老齢年金)は同じになります。この場合、遺族年金は1円も出ませんので、単純に配偶者が死亡すると年金額は自身の年金だけとなり、国民年金も半分、厚生年金も半分と収入が半減します。

 一方、家族が2人から1人になっても、家の維持費や光熱水量の基本料金などは変わらないので、支出は半減しないのです。

 なので、3.の夫婦年金生活は大丈夫でも8.の単身年金生活の方が厳しいのですが、ここに気づいている方が少ない印象です。

 

 

  個別の内容は

 それぞれ今後記していきたいと思います。気になる点がありましたらコメントでお知らせいただけるとありがたいです。

 

  今はいっている生命保険は

 私、生命保険大好きさんです。(笑)最後まで書いてみて、プライベート丸出しになっていますが、お許しください。

 

 他のブログでも書いた気がしますが、一時期は夫婦で年間で130万円を超える保険料を払っておりました。

 満期が来たり、整理したりで少なくなりましたが、いまでも70万円以上の保険料を払っています。

 

 内訳は年金保険が私2本(年間保険料計10万円と2万4千円)、妻1本(同じく12万円)、終身保険2本(各20万円)

 このほかに、掛け捨ての都道府県共済(掛金月4千円)とグループ保険)掛け金3,500円ぐらい)に入っています。グループ保険は仕事場で入っている団体保険で、普通に入るよりは保険料は安めになっています。

 

 まぁほとんど貯蓄性のある保険ではあります。貯蓄代わりですね~・今だったらNISAでインデックス買って、、てやっていたかもしれませんが、30年前は貧乏人に証券会社は遠い存在。ネットも始まった頃でほとんどの企業にホームページはありませんでした。

 その時代から入った保険は今のところ満期まで保持しています。途中満期になった養老保険は奨学金の返済と、住宅ローン変死の一部に消え、同じく満期になった学資保険は、子供の学費にほぼ消えてしまい、今足りない状況になっています。

 

  どうして保険に入ったのか?

 年金保険ですが、貯金しないし、できないから入りました。小さい方は最近入った分で別にあるのですが、メインは就職直後に入ったもので、年末調整で税金が返ってくることを知って慌てて、12月26日に契約しました。毎年の保険料は10万3,488円。当時の所得税の生命保険料控除のうち、個人年金保険料の上限5万円としてもらうために10万円に年払いできるだけ近づけて契約しました。

 バブルのお宝保険の時代は年率6%とかもあったみたいですが、さすがにそれはつかめなくて、それでも利率は3.5%ぐらいあり、(手数料が引かれるので実質年率はこれより低いですが)、預金に預けるよりも大きな利息が付いてきています。

 もちろん当時独身だし、当時は定年は60歳だったので、深いことは考えずに60歳年金支給開始、年金額28万円。毎年年金額が5%づつ増える逓増型で契約していました。今は終身年金はほとんど聞かなくなり、逓増型も新規契約はできないみたいです。

 

 妻の分は、結婚後しばらくたってから「私のはないの」と仰るので、職場の年金保険に入った次第。利率はずっと低くなりましたが、税金が返ってくるのを意識して掛け金を設定しています。(生命保険料控除)

 

 終身保険は保険金400万円。入った当時はほとんど貯金はなく、何かあったときに葬式代ぐらいは確保できるように入ったものです。この保険金額は、今となっては出典が解らないのですが、当時の葬式代が270万円といわれていて、物価の上昇とかがあっても1.5倍を確保すればなんとかなるかなぁとか、上記の年金保険が最終的に600万円ぐらい貯まるはずで、併せて死亡保険金の相続税控除額(1,000万円)に収まるかなぁとか考えながら、これ以上大きいと現実的に払うのは厳しいと思って400万円で設定したものです。入った保険会社は簡易保険で、かんぽ生命に変わる直前。政府保障があった最後の月に入りました。

 

 

 

  年金保険は受け取り方を悩んでいます。終身保険は受取人を悩んでいます。

 年金保険も終身保険も、このまま続けるつもりでいます。初志貫徹ではないですが、今困ってないですし、どちらも60歳で払込は満了となります。

 

 年金保険なのですが、入るときは税金まで考えていなかったのですが、、、(20代にそんな知恵はありませんでした)。

 年金支給前に一括受け取りすると、所得税は一時所得になり税制面で有利になります。雇用者保険(社会保険)に入っている最中なので、健康保険料への跳ね返りもありません。しかし、人生で一番給料の高い59歳。税率は一時所得なので半分で計算したとしても16%ぐらい持って行かれます。しかも受け取ったあと年率3.5%の利息は付かなくなります。

 一方当初の契約通りに年金で受け取ると、その後も年率3.5%で増えます。実際は年金受取にすると終身年金なので手取りは増えませんから関係ないですけど、それでも毎年5%づつ、受取金が増えていくんですよ。神のような契約。

 ところが、所得税は雑所得扱いなので、控除はなし。国民健康保険や後期高齢者医療保険に入った暁には、税金のほかに保険料に跳ね返るので、保険料で12%とられます。税金と合わせると27%ぐらいでしょうか。

 んーどっちが得か悩んでます。だれかおしえてください。

 

 

 終身保険は妻を受取人にしているのですが、相続税は妻は税額控除でかからないから意味がないとのサイトも見ました。

本当にそうなのでしょうか? 現金で持つよりは非課税枠がある分だけ得になると単純に思っていたのですが。。。

 尤も相続税がかかるほどの財産があるかは微妙なところで、今なくなっても想像税はかからなさそうですが。。

 

 

  おわりに

 細かいお話にお付き合いありがとうございました。
 みなさまも保険のお悩みがありましたら、コメントいただければ幸いです。

 

 先日、ある相談の俎上で、「介護費用ってどれくらい見込めばいいですか?」と聞かれて、答えられませんでした。

 

 Googleさんに聞くと「介護費用は、平均して総額約500万〜1000万円、期間は約5年(54.5ヶ月)を見込んでおくと安心です。」と帰ってきました。本当かな??

 ちなみに、私の両親は二人とも他界していますが、二人とも介護保険は使わずじまいで、そういった意味では「介護費用」は0円でした(二人ともです)。となると、Googleの答えは正しいのでしょうか?

 

 

  世間では介護費用は相当かかると思われています。

 公益財団法人生命保険文化センターが行った「2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、世帯主または配偶者が要介護状態となった場合の、公的介護保険の範囲外の費用に対して必要と考える初期費用と月々の費用の合計をあわせた必要資金総額の平均は 3,298 万円となっています。

 えー!、3,300万円

と思うかもしれませんが、この調査は「必要と考える」金額であって、必要だった金額ではありません。

 しかもこの必要と考える金額は世帯主が29歳以下の場合は平均5,899万円と高く、世帯主の年齢が上がるにつれて減少しており90歳以上では1,150万円にまで減少しています。介護が身近になる年齢ほど必要と思う金額は小さくなり、若年層は漫然と費用がかかるという不安を抱えていることが解ります。

 

  実際にかかる費用は?

 

 では、いくらかかるのでしょうか?

 実は上記と同じ調査では過去3年間に、高齢で要介護状態(寝たきりや認知症など)になった家族や親族の介護の
経験のある方に調査をかけていて、これによると介護期間の平均は55ヶ月、在宅介護が58.3%、施設介護が40.3%、一時費用の平均が47万円、介護費用の月額が在宅で5.2万円、施設で13.8万円、といったところになっています。

 

 施設介護の場合で、平均の金額を取ると、55ヶ月*13.8万円/月+47万円=総額806万円 という感じでしょうか?

ただし、逆読みにはなりますが、施設介護となった方の平均であって、施設介護とならない方も多くいて、全人口あるいは膳老人の平均でないことは理解しておく必要があります。

 例えば95歳以上の要介護認定者の割合は男性で85.3%、女性で67.2%で、この年齢でも4人に1人は介護認定すらを受けていないことになります。(令和6年度 介護給付費等実態統計の概況

 

 一方介護状態になるとかからなくなる費用も出てくると思われます。具体的にはほとんど動けなくなると思うので、交通費(2,271円)、自動車関連費(7,535円)、教養娯楽サービス費(旅行代含む)(9,032円)などはなくなると思います。なお金額は単身世帯65歳以上の家計調査の令和7年平均値です。これら月1.8万を減額補正すると、55ヶ月*12万円/月+47万円=総額707万円になりますから、施設介護まで意識するとすれば700万円用意しておくのが適当ということになりそうです。

 これまでもiDeCo(イデコ)について。いくつかの記事を書いては来たのですが、令和7年には年金について大改正があり、iDeCoについても大きな改正が行われることになりました。

 では改正後のiDeCoの制度を前提に、どう使うのが良いのか、今の段階での自分の考えを書いていきたいと思います。

 ご意見ご指摘大歓迎!!

 

 

  iDeCoの概要

 iDeCoの概要を書くのはなかなか大変です。iDeCoは愛称で、正式には「個人型確定拠出年金」といいます。

 個人型とわざわざ書くのはほかに「企業型」があります。

 iDeCoは字面の通り、まずは年金の制度です。そして「確定拠出」つまり、掛金は決められていて、受取額は確定していないものです(運用次第)。さらに個人で加入するかどうかも決めて、個人でどう運用するかを決める制度設計になっています。

 

 拠出額は毎月一定で、下限額と上限額、加入(掛金を拠出できる)期間に制限があります。ただし年に1回拠出額を変更することや、拠出を取りやめることも可能です。(一時的に取りやめて、再開することも可能です)

 口座を維持したり、掛金を拠出する際には手数料が必要で、個人負担になります。

 

 iDeCo最大のメリットは税金が安くなること。だと思います。少なくとも加入されている方は、期待していると思われます。私もその一人です。果たしてそうでしょうか。これから検証していきたいと思います。

 

 

  iDeCoによる節税?

 iDeCoには節税メリットがあると一般的に雑誌や書籍、ネット記事には書かれています。令和7年の今回の改正で拠出限度額が引き上げられたことにより、節税にならないケースもあるように思われます。どういうことか見ていきましょう。

 

 iDeCoによる節税とは何でしょうか?

 

 一般(ちまた)では、①拠出時に所得控除、②運用益非課税、③受取時控除(公的年金等控除、退職所得控除)あり。と説明されています。なお、説明している方の多くはFPだったり、保険会社や証券会社だったり、iDeCoに加入することで直接間接のメリットを享受する利害関係者だったりするので、差し引いて考えることが大事かもしれません。

 少し話を戻して、このメリットとされる説明は、①②の段階では税金をかけないけれども、③の受取時に合わせて元本も含めて税金をかけますよ。と言うことです。一般には免税ではなく「繰り延べ課税」と言われます。

 では繰り延べ課税になると得かということですが、大概の場合はお得になります。その理由は2つあります。

 

 少し話がそれますが、この話を理解するには前提として、所得税は累進課税だということです。

国税庁のHPにあるように、所得税率は以下の通りになっています。

 

 

課税される所得金額 税率 控除額
1,000円 から 1,949,000円まで 5% 0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで 10% 97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで 20% 427,500円
6,950,000円 から 8,999,000円まで 23% 636,000円
9,000,000円 から 17,999,000円まで 33% 1,536,000円
18,000,000円 から 39,999,000円まで 40% 2,796,000円
40,000,000円 以上 45% 4,796,000円

 

ご存じの方は多いと思いますが、月給をもらうサラリーマンの方は、ここでいう所得金額は給与収入から給与所得控除を差し引き、さらに社会保険料控除や基礎控除などの所得控除を差し引いた金額です。

 

 
ざっくりと、給料少なめな方 5%
フルタイムの若手や補助職の方 10%
中堅以上(年収700万以上ぐらい) 20%
管理職でそこそこ給料もらっている方(年収1100万ぐらい以上) 23%
 
といった具合。金額はざっくりで、家族構成や社会保険の加入状況で異なってきます。
 
これに住民税が10%つきますから、(厳密には控除額の計算など細部は違いますが)
上記の表の5%の方は15%の税金を、10%の方は20%の税金を払う形になります。
 
 
 iDeCoは給付を受取る年齢が決まっています。老齢給付金として受け取れるのは60歳から74歳(年金の場合は受取開始年齢)となっています。一般に老後と言われる時期です。
 この老後になると再就職や再雇用で給与が減ったり、あるいは定年などで退職して給与がなくなったり、あるいは年金も受給することになりますが、年金は現役時代の給与より少額だったりで、現役時つまりiDeCoに加入して掛金を拠出する現役時代より収入が減るので、所得税の税率が低くなることが多いのです。
 
 まず基本形であるiDeCoの年金受取を選択したとします。iDeCoには年金で受け取る方法と一時金で受け取る方法、その2つを併用する方法があります。年金受取は毎月決まった額を決まった期間受け取る方法だと理解してもらうとわかりやすいと思います。実際は5年から20年の範囲で受け取れて、年単位で受取額を変えることも可能ですし、受取も年1回から年6回の中から選択する形になります。
 年金受取だとして、例えば現役時代、つまり掛金を拠出していた加入者の時代は、掛金が全額所得控除の対象になります。毎年60万円拠出していたとすると、収入が800万円ぐらいであったならば、所得税率は20%ですから、毎年掛金の30%にあたる18万円ぐらい税金が安くなることになります。一方受給するときは、年金しか収入がなければ、通常は15%(多い人で20%)の税金ですから、その差し引きの15%(あるいは10%)税金が安くなる訳です。これがiDeCoが得だと言われる所以です。ただし、ここまで解説してくれている記事はそう多くはありません。
 
 iDeCoのメリットとして年金としての受取時には公的年金等控除が使えるとの記事も多く目にします。公的年金等控除は、所得が年金のみ または 年金以外の所得が年間 1,000万円以下の場合で、65歳以上の場合は年金額330万円以下は一定で110万円です。年金の受給開始の繰り下げで増額などしなければ、国民年金と厚生年金と足しても300万円を超える方はまれ(全体の1.5%ぐらい)ですので、iDeCoを受給したからといって実質は公的年金等控除が増えないのです。つまりiDeCoで受給する金額全体に課税されます。その意味において、ちまたのうたい文句である「公的年金等控除が使えてお得。」は、ほとんどの場合当てはまりません。
 一時金でもらう場合は後述します。

 

  健康保険料を考慮すると・・・

 

 じつはさらにiDeCoの受取時に考慮しないといけないものとして健康保険料の徴収があります。
 
 実際にiDeCoの受取時は所得税や住民税のほかに、介護保険料と健康保険料がかかってきます。介護保険料は段階制になっていて、かっちり○%といえないのですが、率に直すと収入に対して2%弱といったところ。
 一方健康保険料はいくつかの制度があり、すぐに説明するのが難しいのです。老後の後半、75歳以上は全員後期高齢者医療制度に加入します。後期高齢者医療制度は都道府県ごとに料率が若干違いますが、すべての収入に対して所得割として12%程度が徴収されてしまいます。介護保険料が2%とするとあわせて14%。大きいです。
 
 そうすると、所得税5%のかたは、住民税(10%)と、介護保険料(2%)と健康保険料を合わせて29%。所得税10%の方は34%です。
 
 iDeCoのメリットは節税効果であったはず。つまり、拠出時の減税より、受取時の増税が少ないこと。が必須の条件です。ところが、拠出時に30%の減税であった方でも受給時には税金と社会保険で29%取られてしまうのです。現役時代所得税が10%であった方では、拠出時に20%減税、受給時に29%の税金(保険料を含む)を支払うこととなり、年金で受け取ると節税どころか増税の可能性が高くなります。所得税10%はおおよそ年収650万円を下回る場合です。(家族構成などで変わるので目安です)
 所得税は安くなりますが、健康保険等を考えると、年金受給の場合、実はどっこいどっこいになります。
 
 ちょっと知識のある方は疑問に思うかもしれません。給料としてもらったときに社会保険料は取られたのでは?
 その通りで、なんとiDeCoでは給料としてもらった際に社会保険料が抜かれています。さらに年金として受給する際にも、国民健康保険や後期高齢者医療保険に加入していると元本を含めた全額に対して2度目の社会保険料が取られてしまうのです。
 

 

  健康保険等を安くはできないのか?

 

 では健康保険を安くはできないのでしょうか?

 

 健康保険は75歳を境に制度が変わります。

 75歳以上は後期高齢者医療制度に加入します。職業等によらず一択になります。

 65歳平均余命は男性で20年弱、女性で25年弱ですから、年金形式でiDeCoを受給すると、iDeCo受給時の過半は後期高齢者医療制度に加入中になります。

 

 後期高齢者医療制度では、所得割として所得に一定の料率(12%弱)をかけるので、安くする方法は基本的にありません。
(低所得者向けに減免制度はあるので、厚生年金をもらっていない年齢の若い時期にiDeCoを受け取り、さらにその金額が比較的小さいなどの場合は安くなる可能性がありますが、後期高齢者医療制度に加入する年齢では、厚生年金の繰り下げが74歳までとなっていることから、全員厚生年金受給者になると思いますので、減免制度を適用できる例はほぼないと思います)

 

 75歳未満で、被用者保険(健康保険)に入れる職場で働けるのであれば、給与を基に保険料が決まるので、iDeCoから健康保険はとられません。ただし後期高齢者医療制度の保険料は前年(1月から12月)の所得が次年度(4月から3月)の保険料の算定基礎となるので、12月31日現在74歳となる年から実質的に保険料が取られることになるので、注意が必要です。

 このことから年金受給の場合は、73歳になる年までの、かつ被用者保険(協会けんぽなど)に入っている間にiDeCoを受け取ることが大切になってきます。

 

  一時金で受け取ると

 iDeCoの受け取り方には、年金のほか、一時金(あるいは併用)で受け取ることができます。

 一時金受取のメリットは退職所得として計算されることにつきます。

 退職所得ではほかの所得と分離課税されるので、一般に税率が低くなります。税率は上に書いた所得税と同じです。つまり累進課税になっています。

 また、退職所得控除が使えて、課税所得が小さくなります。

 さらに課税計算に当たっては所得を2分の1で計算してくれるので実効税率は半分(累進課税を加味すると半分以下)になります。

 加えて退職所得となることで、国民健康保険や後期高齢者医療制度の算定には反映されないのです。つまり、健康保険料はとられないのです。

 なお、介護保険は算定方法が違うので、計算の対象となります。

 

  一時金で受け取ると?

 一時金で受け取る場合、退職所得控除が使えます。

 退職金が少ない場合、iDeCoにも退職所得控除が使えます。ここでいう少ないとは退職所得控除の金額が実際の退職金を下回る場合で、退職金が全く課税されない方です。具体的には退職所得控除は20年以下で1年あたり40万円、21年以上で1年あたり70万円です。例えば勤務30年の方は1500万円、38年の方は2060万円と言った具合です。なお、1年未満の期間は切り上げて計算してくれます。

 ここで使い切れなかった枠はiDeCoの受取時に使えます。

 大企業や、公務員のそこそこ頑張った方は退職金がそれなりの金額になり、退職所得控除額を上回るので、課税対象になると思います。

 

 退職金が課税対象になる場合はiDeCoの老齢給付金を、退職金の受取年と異なる年に受け取ることが肝要です。

 退職所得も累進課税なので、同じ年に受け取ると税率も上がります。仮に退職所得控除の枠がなかった場合でも、異なる都市に受給すれば最低保障の80万円は控除してもらえますし、計算上退職所得は2分の1で所得を計算してもらえます。

 

 

  相続を考慮する手も

 有り余る資産がある場合、ご本人が亡くなると相続が発生します。

 その時点でiDeCoの口座に残っている資産は死亡給付金として、遺族に支給されます。(ただし支給順位が決まっています)

 iDeCoの死亡給付金は、「みなし相続財産」として相続税の対象になります。所得税は課税されずに、iDeCoの口座内から引き出すことができます。相続税と二重課税はされません。さらに死亡退職金の扱いとなって、相続税の計算上、ほかに退職金があれば合算されますが、1000万円までは無税になります。

 同族会社に勤務でもなければ75歳を超えて退職金が支払われる会社に勤めていることはまれだと思いますので、死亡退職金の1000万円の免税枠の有効活用にもつながります。

 75歳から年金形式で受給すると、最高で20年の年金形式で老齢給付金の支給が選択できるので、94歳までの支給が選択できます。

 貯めた本人が使うことにならないので、iDeCoの趣旨とは合わないかもしれませんが、方法としてはありうるなと思い記してみました。

 

 ここ3年の間に両親が亡くなり、兄弟も結婚して一人を除いて子供がいるので、今後相続人になる可能性は私の場合本当に低い状況です。

 両親の残した財産はほぼ0。父親は5桁、母親は7桁にようやく乗った程度でしたので、相続もほぼ関係なく、遺言書もありませんでした。

 一方、勉強しながら進めた相続の手続き中に、いくつか気づかされたことに遺言書に関することもあるので、ここでは遺言書を作った方がいいんだろうな。という状況を記してみたいと思います。

 

 

  相続人間の仲が悪い場合

 相続人が複数いる場合、相続手続きそのものでも、あるいは相続税の納付申告でも、相続人で協議や共同作業が必要になります。しかし、相続人間の仲が悪い場合は、作業が滞ったり、遺される相続人の精神的負担が大きくなることがあります。

 このような場合、遺言書を遺しておくことで、回避できる場合があります。

 

 ありがちなのは配偶者がいて、子供がいなくて、(1)配偶者と親、あるいは(2)配偶者と兄弟が遺産を分ける場合です。特に兄弟の仲が悪い場合や、兄弟が多い場合はもめたり、まとまりづらくなります。義親と嫁も関係が良くない場合が多いです。

 (1)の場合も、(2)の場合も、「配偶者にすべて相続する」旨の遺言書を記しておけば、親や兄弟との相続の分割協議は法的に不要になります。(法的にですが、話さないわけにはいかない場合もありそうですが)

 

 また(2)の場合は兄弟姉妹の遺留分はないので、遺産を請求されることもなくなります。

(1)の場合は遺留分(法定相続分1/3の1/2で、1/6)を請求される可能性がありますが、民法の改正によって現金で支払えばよくなり、土地の分割などをする必要はなくなりました。ですので、遺留分を払えるお金を用意して、配偶者に相続させれば良いわけです。

(ここでの本題とは外れますが、、このほかにも葬儀費用や相続税の納税資金は現金でおいておくのが良いと思います。)

 

 このお金は、死亡保障のある生命保険で用意することもできます。この場合、死亡保険金の受取人は配偶者を指定しておくことが肝要です。親や兄弟を保険受取人にした場合、保険金は相続の対象外なので、死亡保険金が払われたとしても、遺留分請求権はなくならないからです。親を死亡保険金の受取人とすると、死亡保険金を受け取った上で、さらに遺言書がなかった場合は遺産分割、遺言があったとしても遺留分を請求されることになります。

(蛇足ですが、保険金は相続財産の対象外ですが、”みなし相続財産”として相続税の対象となります。)

 

 

  相続人に未成年がいる場合

  相続人に未成年者がいる場合で、その親も相続人になる場合、特別代理人が必要になります。

 例えば夫が亡くなって妻と子が相続人になるような場合、妻が遺産をたくさんとると、子供の取り分がその分減りますから、両者は利益相反の関係になるわけです。この場合、親権を行使して遺された親が子供の代理人になって遺産分割をすることができなくなり、別に代理人を立てる必要が出てきます。

 この代理人ですが、特別代理人といい家庭裁判所に選任してもらう必要があります。

 手続きは、自分ですることもできますし、弁護士に頼むこともできるのですが、裁判所の手続きに普通の方は慣れていないので、回避したいと思う方も多いと思います。

 この場合、遺言書があって、その通りに分割するのであれば特別代理人の選任は不要になります。

 

 また特別代理人が選任された場合、特別代理人が相続人の利益を確保しなければいけない性質の方であることから、特別代理人が被代理人の法定相続分以下の相続を認めることはないので、遺産分割の自由度は相当毀損されます。

 

 子供ができたら、遺言書を遺すと言うのが大事になりそうです。なお遺言書は撤回も、変更もできるので、2人目が生まれたり、家族関係に変更がある場合はこちらの遺言書の対応も忘れずにお願いします。

  相続人に病人・高齢者がいる場合

 相続人に判断能力がない方がいる場合、あるいは判断能力がないとほかの相続人の異議が出てくる可能性がある場合も遺言を遺すべきだと思います。

 判断能力がいない方が相続人に含まれると成年後見を行う必要があり、成年後見を使うと費用が一生かかることがあります。(詳細は長くなるので、関連のサイトを探してみてください)

  被相続人の配偶者との間以外の子がいる場合

 養子がいる、あるいは前の配偶者との間に子供がいる場合も、感情的な認識の違いでもめやすいので遺言を遺すことをおすすめします。

  妾がいる場合

 妾さんだけでないですが、法定相続人以外に遺産を渡したい場合は、必ず遺言書が必要になります。

 ですが、可能なら生前に贈与した方が、税金の問題はありますが、遺族との間でもめる可能性は小さくなります。

 

 

 

  

 

  持ち家でかかるお金

 

 持ち家と、賃貸どちらがいいか。とかどちらが得か。

 金銭、家計、FPの定番で鉄壁のコンテンツです。興味のある方も多いと思います。

 

 私の場合を振り返ると、16年前に地方で中古一戸建てを購入。2300万円でしたが、当然ローンです。

なんとか昨年、完済をしています。

 買ってよかったと思います。一番はうちがある安心感。中古でそこまで高い家ではないので、比較的返済に苦労はしていないと思います。あえていえば、購入後7年目ぐらいに大規模に修繕(700万円弱)をしたので、こちらの金策は大変でした。

どちらかがいいかは、主観や考え方によるところも大きいので、どちらかというと今マイホームを考えている方向けに、自宅を所有した場合のかかる費用を整理してみようと思います。

 

 賃貸と持ち家では、賃貸では家賃、(あるいは地域により更新料)、火災保険料(家財・賃借人賠償)がかかると思います。

 一方持ち家では、経常的には、固定資産税、火災保険料(家屋、家財)、補修費、管理費(特にマンション)、減価償却費、金利、返済元本、物件の差損益なんかがかかってくるわけです。

 

 本来は、帳簿上の価値(バランスシート)、現金の出し入れ(キャッシュフロー)の話があるわけですが、不動産を買うときに考えるのはおおよそ後者。ここでは前者も加味しながら考えてみましょう。なお、物件によって違いはあるので、ここでは上記の2300万円の我が家の場合を書いています。

 

  固定資産税

 

 かかる費用の1番は、固定資産税がかかることです。固定資産税の税率は1.4%。土地と家屋共通です。同じく都市計画税もかかりこちらの税率は0.3%。都市計画税は税率が異なる自治体もあり、市街化区域外はかからないようです。ここで土地や家屋の評価額は購入額ではなく、市町村の調査によって決定されます。なお土地の評価額は実勢の7割程度、と言われています。

 小規模な住宅用地は、固定資産税が6分の1、都市計画税は3分の1に減額されます。このほかに新築直後の住宅では軽減処置があるみたいです(私の自宅は関係しない。。)。

 我が家の場合は年額ほぼ10万円。土地価格が上がっているので来年(R8)は10万円を超えることになるでしょう。

 

  火災保険

 

 火災保険料は年々上がり続けているようです。不正請求とおぼしき保険事故の増加。対象となる家屋の修繕費などの上昇が原因とされていますが、本当にそうなのでしょうか?疑問はありますが、私にはわかりません。ほかにも35年設定の廃止が大きい状況です。35年だと割引率が大きかったので。

 

 我が家はまだ35年の火災保険に入っていて、残りが約18年。ここは助かっています。いまは最長で5年の保険しかないようです。同様の条件である共済で試算すると年間13万円ほどの保険料が算出されました。高い!でも今はそのぐらいするようです。

 

  修繕費

 一戸建ての場合、いくら修繕費がかかるかはなかなかわからないものです。マンションの場合は最近は3万円が一つの相場らしく、管理費が1万5千円ぐらいで合わせて4万5千円。なんて感じらしいですが、持ち家の場合は、積み立てる概念がそもそも希薄です。(本当はそれではいけないはずですが~)

 我が家の場合1度修繕をしていて、かかった費用が700万円弱。中古で買ったので、過去の履歴もよくわからないところですが、築27年で初めての修繕だと仮に仮定すると、年間26万円の計算になります。

 

 

  減価償却費

 経年劣化に伴って、家屋の価値が減っていくのが減価償却費です。現金が動かないので、見た目に変化はありませんが、明らかに資産は目減りします。木造住宅の場合、家事用の耐用年数は財務省令によると33年。計算しやすい金額として仮にですが、新築の価格が4950万円だったとすると、1年に150万円価値が下がることになります。我が家でざっと計算すると年120万円でした。何もしていないのに、毎月10万円羽がついて消えていくと考えると、絶望感を覚えずにいられませんでした。

 家が古くなり、今では家屋の残存価値がなくなったので、(だけど計算方法が違うので、固定資産税はしっかり取られる。)考えなくてよくなったのは不幸中の幸いかもしれません。

 

 

  金利

 文字通りです。我が家を購入したときの金利は年間2.776%。細かい数字ですが、よく覚えています。借りた当初、年間50万円の金利を支払っていました。内金を入れて(繰り上げ返済)、借り入れ元本を減らしたので、(最後は完済しましたが)、少しづつ小さくはなりましたが、結構大きな数字です。

 

 

  そのた

 我が家の場合買った直後から土地が値下がりし、毎年60万円ぐらい資産が目減りしました。先述の家屋の減価償却と併せて何もしないのに毎月15万円消えていくのは大きかったです。この4年ほど急に土地価格が上昇し、ほぼ購入時の価格に戻りました。ほっとしましたが、その分固定資産税が上がり始めています。

 ただし売ったりするまでは、表面に現れてこない話なので、関係しない話。ではあります。

 

 ここに書いた以外に、資産が増えたり減ったりしませんが、ローンがあると元本の分割返済が毎月必要です。

 

  それでも、マイホームを買いますか。

 持ち家。結構お金がかかっています。事実を並べてみました。皆さんの参考になれば