こんにちは、ななみです◡̈⃝

本日2回目の更新です。

お越しいただきありがとうございますドキドキ 

 

 

コロナウイルスの影響が日に日に大きくなってきていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

 

前回のブログで、解離とは、ストレスから逃れるために脳が身体の機能の一部をシャットダウンすることとご説明させていただきましたね

 

ただ、一言に「身体の機能」と言っても、いろいろありますよね。 

今回は、脳が どんな身体の機能を切り離してしまうのか

それによって どんな症状が出てくるのか、について書いてみたいと思いますラブラブ

 

 

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◇ 本日のトピック ◇

 

• 解離は身体と心にどんな影響を及ぼすか

 

• 身体に現れる解離症状について

 

• わたしの場合

 

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 ⚫︎ 解離が身体と心に及ぼす影響 

 

大きく分けて以下の3つの面への影響があります。

 

 ① 身体の働きや機能 

 

 ② 記憶 

 

③ 自己同一性 (自分が自分であるという感覚)

 

今回は、①身体に現れる解離の症状について詳しく説明していきますねメモ

 

 

 ⚫︎ 身体に現れる解離症状 (転換性障害) 

 

 •  解離性運動障害  〜歩行障害、失声、震え など

 

 •  解離性けいれん  〜意識喪失

 

 •  解離性知覚麻痺および感覚脱失  〜手足の脱力、麻痺、五感の感覚異常

 

 •  その他 

 

身体に現れる解離の症状のことを、「転換性障害」または「身体表現性障害」といいます。

 

 

 

ここで、またたとえ話をします。

 

そもそも人はなぜ解離を起こすのでしょうか。

そうです、ストレスに耐えられなくなった身体の苦しみを脳が感じなくする、つまり、フリーズさせる、という選択をするからです。

 

でも、解離を起こして苦しみを感じなくなるのであれば、なぜそれが障害となり問題となるのでしょうか?

 

 

そのことがとてもわかりやすくこちらの本に説明されていました。

 

 

赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本

 

この本にはこうあります。
 
「フリーズというのは交感神経と副交感神経が同時に興奮して、アクセルとブレーキを一緒に踏んでいるような状態ともいえます。そのため自律神経系の障害をきたし、心身症的な症状も現れやすくなります。」
 
 
 
 
たとえば、強盗に襲われたとします。そのとき人は、興奮状態になり、心臓がドキドキしたり、息が上がったりします。
その状況をなんとか乗り越えるためー相手と戦ったり、逃げたりして、自分の身体を守るためーに脳がグーッとアクセルを踏み込んで、火事場の馬鹿力を出せるよう、身体を緊急事態モードにするのです。
 
 
でも、日常的に極度のストレスにさらされるとどうでしょうか?
そんな中、ずっと緊急事態モードでいると、身体がもたなくなってしまいます。ずっと興奮状態で心拍数も上がったままでは心臓にも負担です。
 
その時、脳は別の選択をします。アクセルを踏みながらブレーキをかけはじめるのです。
 
これが極端になると、フリーズ、またはシャットダウン、つまり、解離を起こします。
 
興奮状態にブレーキがかかっているので、表向きには何も問題ないように思えるかもしれません。
自分でも身体に起きている異変に気づかないかもしれません。
でも、アクセルとブレーキが両方効いている、 限界の状態 ですので、身体にとってはものすごい負担です。
 
それで、解離を起こす人は、上に挙げたようなブレーキの効きすぎによる フリーズ状態 、つまり 身体感覚の喪失 の症状がありながらも、
アクセルの踏み込みによって起こる 過覚醒症状 (過度の興奮状態)、 パニック発作  フラッシュバック  不眠 などの症状がある場合も多いのです。
 
解離のブレーキ機能も、いつかボロが出て、身体にさまざまな異常をきたすようになります。
そういうわけで、解離によってさまざまな身体の不快感、痛み、感覚の喪失が起こり、それが転換性障害となるのです。
 
 
ちなみにわたしは、自己免疫疾患系の病気も、解離の延長線上にあるのではないかと思っています。
「この身体が自分の身体であってはつらすぎるんだ〜!!!!」と脳が判断して、自分の身体の一部を切り離すどころか、自分の一部を「敵」とみなしてしまうのではないかな、と考えています。
 

 

 ⚫︎ わたしの場合 
 
わたしもいろんな転換性障害の症状がありますあせるあせる
特に最近は、ストレスがかかると身体がふわふわ〜てしてきて、地に足がついてないような感覚になります。
意識喪失まではいかないのですが、頭がクラ〜ってして、気を失いそうになることもあります。
あとはカウンセリングで過去のトラウマに触れようとすると、手足の感覚がなくなってきて、すぐ痺れたり、脱力したりしてしまいますあせるあせる
 
ストレスが本当にひどい時は、何を食べても味が分からなくなり皮膚の感覚も感じられなくなってしまいます。
 
もちろん、フラッシュバック もあるし 不眠過呼吸 もお友達です笑い泣きあせるあせる
 
ほかにも身体のいろいろな痛みや不調があります。
 
 
 
 
身体と心はつながっています。
身体がしんどい時は、心もしんどいし、
心がしんどい時は、体もしんどいんです。
 
身体は正直なので、そういう時は無理せず休むよう心がけていますクローバー
 
 
 
 
みなさんも、ご無理されずに、なんか疲れた〜あせるあせるっていう時は、ゆっくり、ゆっくり、心ゆくまで休まれてくださいねラブラブラブラブ
 
 
 
いつかわたしがしている身体のケアの方法などもみなさんにシェアできたらと思っています。
 
ゆっくりと更新していきますので、今後ともよろしくお願いいたしますドキドキ

 

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次回は 解離のさまざまな症状〜②記憶の障害〜 についてお話ししたいと思います。
 
 
 
今回は少し長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございましたおねがい音譜
 
 
下三角よろしければこちらの本を参考になさってください照れ
トラウマや複雑性PTSD、解離性障害についてストーリー形式でとてもわかりやすく書かれています本
 
 


 
 
ななみが今までに読んだ本で役に立ったものをあげておきますので

よかったら参考にしてくださいね照れキラキラキラキラ



解離性障害のことがよくわかる本 影の気配におびえる病 (健康ライブラリーイラスト版)



実録 解離性障害のちぐはぐな日々



「あなたを傷つける人」の心理 きずな喪失症候群 (PHP文庫)



身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法



赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本



発達性トラウマ障害と複雑性PTSDの治療



「今ここ」神経系エクササイズ 「はるちゃんのおにぎり」を読むと、他人の批判が気にならなくなる。



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