私が起業してからの話を書いてきました。
これまでの記事はこちら↓↓↓
>>【起業ストーリー①】40代で起業してみたら〜3年目のリアル
>>【起業ストーリー②】40代で起業してみたら〜最初の壁
>>【起業ストーリー③】運命の出会い?!
>>【起業ストーリー④】二つ目の壁
>>【起業ストーリー⑤】覚悟
>>【起業ストーリー⑥】葛藤その1
>>【起業ストーリー⑦】葛藤その2
>>【起業ストーリー⑧】起業にあたって一番大切なことは?
前回から、会社員から起業した経験を踏まえて、これから起業したい方に向けて書いてます。
起業すると、すべて自分で決断して行動する必要があります。
サービスを作るところから届けるところまで、もちろん会計や事務など見えない部分も含めて(誰かにお願いするということも可能ですが)
自分で行う必要があります。
子育てという一筋縄ではいかない仕事と並行してやるのは、、、とてもとても骨の折れることです。
しかも、、、実は、、、そう簡単には結果は出ません。(事業がなんとなくカタチになるのに、平均して3年はかかると言われています。)
信用と信頼を一つずつ積み重ねてはじめて、、、お客様も少しずつ来てくださるようになります。
逆に短期間で結果を出している人を見ていると、あっという間に消えていっている人も多い。。。
私は実は自分のサービスの販促がとても苦手。
でも、必要な方に届けるためにはコンスタントに行動を続ける必要があるんですね。笑
この仕事をなんのためにやっているのか。
目的をハッキリさせないとやはり続きません。
ビジネスとは問題解決の手段です。
自分の持つ経験やそこから生まれた問題意識や能力で、誰をしあわせにできるのか。
ここは何度でもしっかり深堀りしておいた方がよいです。
例えば私であれば、、、
大学時代は社会学専攻でした。
自分たち女性も含むマイノリティや社会的弱者を産む社会構造とその解決に強い関心がありました。
ゼミも在日韓国人である姜尚中教授のゼミに入りました。
加えて、、、
子どもを産んでから、日本という先進国にも関わらず母親が普通に会社で働くって大変なことなんだ。。。
と大きな壁にぶちあたりました。
日本で子育てするって、経済的にも精神的にもなかなかタフなことなのだと知りました。
環境のせいか社会的プレッシャーのせいなのか、自分も含めて自己肯定感が低いママが多いなと感じました。
お母さんが、社会的な「こうあるべき」にとらわれず、自分らしく挑戦しながらイキイキと生きられる社会にしたい。
それがママの自己肯定感を高め、その子どもたちの健やかな成長にもダイレクトに影響を与えるだろうと確信しました。
そもそもなぜ私がやるのか。
誰をHAPPYにしたいのか。
ここを自分の中で深堀りしてクリアにしておくとよいですよね。
誰かをしあわせにしたいなら、自分をまずしあわせにするのは大前提ですが、、、
自分だけがしあわせに豊かになれればよい。
そういった自己実現の動機だけじゃ、、、なかなか続かないのではないかなあと思います。
先日東大の入学式が行われ、上野千鶴子名誉教授が祝辞に登壇したそうです。
私も感銘を受けたスピーチだったので、こちらにも一部抜粋して紹介しておきますね。
「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。
ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。
そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、
環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。
あなたたちが今日「がんばったら報われる」思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、
背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。
世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと.
..たちがいます。
がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。」
行動を続けるために必要なことはもう一つ大きなポイントがあると思っています。
次回また書きますね。
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Naokoのプロフィール
・国際基督教大学卒業後、NTTとティファニー・ジャパンにて、約20年間の会社員生活を送る。
・遠距離通勤が続く中で 「小1の壁」にぶつかり、両立に向けてキャリア形成や働き方、生き方を見直すことを決意。
・2016年、国内のライフコーチの草分け ICFマスター認定コーチ 林忠之氏に師事。
【自信がない 働くママ専属 ライフコーチ】として活動を開始。
・NY留学で学んで以来、20年間研鑽した写真と組み合わせ、内面×外見の変化にアプローチする【フォト・コーチング】を開始。
・年間撮影プランや個人撮影は、2か月先まで満席。これまで120組以上の撮影を実施。
・2018年コーチング及び撮影の売上が、会社員時代の収入を越える。
・現在は、コーチング(言葉)とフォトセッション(写真)を組み合わせて、働くママが
「本音で生きる」「自分だけの夢を叶える」「内面・外見から輝く40代になる」ことを支援している。
・2019年ICF国際コーチ資格取得に向けて準備中。
・小学生男女二人の母。PTA活動にも奔走中。