私が起業してからの話を書いてます。
この起業ストーリー、思いのほかクライアントさんたちや、友人が楽しみにしてくださっていて。
早く続きを書け!!
って言われるんですが、3月になってからあたふたと動き回っていて寝落ちが激しい今日この頃。笑
さて、めげずに頑張りますよー!!!
これまでの記事はこちら↓↓↓
>>【起業ストーリー①】40代で起業してみたら〜3年目のリアル
>>【起業ストーリー②】40代で起業してみたら〜最初の壁
>>【起業ストーリー③】運命の出会い?!
>>【起業ストーリー④】二つ目の壁
>>【起業ストーリー⑤】覚悟
長く研鑽してきて、ある程度自信があった写真をサービスに取り入れたことで、まず周りの人たちが急に関心を持ってくれるようになりました。
経験はあってもプロとして学んできたワケではないので、最初はテストマーケティングの意味も込めて低価格で提供していました。
(今でも新しいサービスを提供する場合、最初はモニター価格で収支ギリギリで提供させていただく代わりに、実際のお客様の声を聞きながらクオリティを更に高めていくための試行期間としています。)
実際にやってみると、一つのサービスとして提供するまでに、準備や環境を整えることを含め、いかに多くの時間、体力、エネルギーを費やしているかが実感として分かりました。
例えば1時間の撮影一つとっても、、、
①万が一のことがあってはいけないので、メイン機材だけでなくサブ機材をそろえ、
②日々ブログやSNSやその他で私の活動や私を知ってもらうための発信をしつつ、(平均2時間~)
③お申込みしてくださった方がいらっしゃれば、そのお客様とやりとりしながら日程、場所、撮影内容その他ご希望を伺い諸々を調整。
④当日は合計10キロ以上の機材をキャリアとリュックに入れて移動し、動き回って撮影後帰宅。合計3〜4時間を費やし、
⑤その後平均3〜4時間かけて、選別、色味や明るさなど細かい部分を補正。
⑥オンラインアルバムで納品。
ザックリいうとこういった流れ。
会社員として与えられた仕事の一部のパートを担って仕事をするのとは全く別のスタンスであり、提供する側であるためには、予想していた以上に大きな大きなエネルギーが必要なことが分かりました。
自由に自分自身が価値と効果を実感するサービスを設計でき、お客様の反応がダイレクトに感じられ、喜びも大きい反面、
信用も責任も全て自分次第だということ。
ゼロから信用を積み重ねるために最初は、とにかく自分の持てるリソースは全て活用して、ひたすらお客様に与え続ける必要があること。
子育ても大事にしながら働きたい!とか自己実現!なんてふんわりした動機で継続できるような軽いものではないこと。
考えること、やるべきことがたくさんありすぎて、私は、会社員時代より24時間体制で働いている感覚が強くなり、家事もままならなくなりました。
暇さえあれば常に仕事について考え続けている状態で、眠れなくもなりました。
(年齢の影響もあるかもしれませんが、今も睡眠障害の傾向があり、それが一つ大きな悩みです。)
子どもといる時間も仕事のことがなかなか頭から離れず、ちょっとした隙間時間さえあれば、スマホからブログを更新しようとしてしまう自分がいます。
会社員として働いていた時より「時間=命」という感覚が強くなりました。
人の時間を奪うような関わり方をする人との付き合いは自然に避けるようになりました。
ありがたいことに忙しい日々が続き、クライアントの喜びの声が聞こえるようになった反面、とにかくただただ疲弊していく感覚がありました。
馬車馬のような毎日。
少し先の見通しを立てようと思っても、子育てと並行してやっていると、なかなか立ち止まって戦略を練ったり、少し先の未来のために計画的に作業を進める、、、ということができず、ただ目の前の仕事をこなす、、、という状況にとにかく苦しみました。
収入も、時間やエネルギーや体力を全て費やしている割には、微々たるもの。
学びにも設備投資にも先行投資はどうしても必要で、徐々に減っていく貯金。
子どもとの時間をしっかり確保したくて独立という道を選んだのに、、、
何のためにこんなことしてるんだろう???
と思ったことも正直何度もあります。
小学生を二人抱えている40代、体力的にも時間的にも制約があり、遅々としてなかなか進まない状況、動けない自分が情けなくて悔しくて涙が出たこともあります。
以上。
一つ目の葛藤のお話しでした。
繰り返しますが、これから起業する方のやる気をそぎたいわけではありません。
ただこの苦しい経験から学んだことが、私にとっての大きな財産になりました。
それをまた次回以降書いていこうと思います。
お楽しみに。
\友達追加でおしゃべりできます/
NaokoのLINE@はこちらから
(または、@pgi5163vで検索を♡)
Naokoのプロフィール
・国際基督教大学卒業後、NTTとティファニー・ジャパンにて、約20年間の会社員生活を送る。
・遠距離通勤が続く中で 「小1の壁」にぶつかり、両立に向けてキャリア形成や働き方、生き方を見直すことを決意。
・2016年、国内のライフコーチの草分け ICFマスター認定コーチ 林忠之氏に師事。
【自信がない 働くママ専属 ライフコーチ】として活動を開始。
・NY留学で学んで以来、20年間研鑽した写真と組み合わせ、内面×外見の変化にアプローチする【フォト・コーチング】を開始。
・年間撮影プランや個人撮影は、2か月先まで満席。これまで120組以上の撮影を実施。
・2018年コーチング及び撮影の売上が、会社員時代の収入を越える。
・現在は、コーチング(言葉)とフォトセッション(写真)を組み合わせて、働くママが
「本音で生きる」「自分だけの夢を叶える」「内面・外見から輝く40代になる」ことを支援している。
・2019年ICF国際コーチ資格取得に向けて準備中。
・小学生男女二人の母。PTA活動にも奔走中。