私の住んでいる地域でも特に開花が遅い荘川桜が満開だと聞いたので、妻と愛犬と一緒に観に行ってきました。
去年は花の付きが悪かったようですが今年は見事な花付きで、天気も良く散った花びらも殆ど無い最高のタイミングで訪れることができました。
露店も出ていてそば団子と牛串、牛肉マンを買って食べました。
世間のGWとは全く関係のない私ですが、のんびりした休日を味わいました。
EOS kiss x6i + EFS18-135 stm
ゴリゴリと不穏な音を発していたフリーギアですが、ショップに相談するとBAZOOKAのフリーギアが108ノッチで安くていいと教えてくれたので交換することにしました。
フリーギア交換の情報はネットに沢山あるのでそれらを参考に自分で行ってみます。
フリーホイールリムーバーを外れないようにボルトとナットで固定します。
55cmのフレックスハンドルとクランクを1mの単管にはめ込んで、単管を足で踏みながらフレックスハンドルを回すと簡単に外れました。
専用工具の力は偉大です。
変えたと言ってもわからないと思いますがBAZOOKAのフリーギアに変わりました。
新しいフリーギアはカチカチカチと静かで小気味よい音を発しながら軽く回ってくれます。
こうして自分でメンテナンスをするとより一層バイクへの愛着が湧きます。
今度白山(標高2702m)へバックカントリーに行ってきます。
標高700mから1400mまでは舗装路がありますが、現在冬期通行止めでゲートが閉まっているので、標高差700m距離14kmの道のりをご覧のように装備一式を担ぎ、MTBで2時間程かけて登って行きます。
装備は軽そうに見えますが、2Lのペットボトルが2本入っているので10kg以上。
この状態でMTBに乗ると荷重がサドルの一点にかかるのでかなりケツが痛いです。
標高1400mから頂上の2702mまで5~6時間ほどかけて雪上を登っていくというちょっとハードなBCです。
下りは頂上から一気に滑り降ります。
BRASS1はフロントギアがシングルでノーマルでは32Tのチェーンリングが付いています。
しかしこれではギア比が高すぎて10kg以上の装備を背負って14kmの登りはこなせません。
そこでチェーンリングのインナーギアを装着しました。
TIOGAの22T PCD64mm
22Tはフロント3枚のインナーに相当するギアなのでこれを装着することでインナーに固定された普通のMTBと同じギア比になります。
BBB チェーンリング トリプルスター シルバー BCR-52
チェーンリングの固定にはこちらのボルトを使用。
フロントがダブルになりました。。
Fディレイラーは付いていませんが、インナーギアさえ付いていれば状況に合わせて手動でハメ変えることが出来るので山へも気軽に向かえるようになりました。
白山BCへの出発は早朝4時頃になりますが、もちろん真っ暗なのでライトを装着。
自転車用を買うのが勿体無かったのでヘッドライトのバンドを外してタイラップで固定しました。
ステムに取り付けたらレトロな感じで意外とカッコイイです。
角度を自由に変えられるし、装着した状態で電池交換もできるので満足度は高いです。
これでBRASS1は夜間のヒルクライムスペシャルになりました。
当日はかなり太ももに厳しいハードな一日になります。
せっかくトライアルバイクが2台手元にあるのでポジションを比べてみました。
とても乗りやすく感じるECHOのバイクと私のバイクとの違いを比べることで、理想のセッティングへのヒントを掴めたらと思ってのことです。
前後ホイールのセンターとBBとハンドルのグリップエンドにマーキングをして線で繋ぎます。
ECHO
BECAUSE
2台のポジションをリアホイールのセンターを基準にして重ねたものです。
この図からホイールベースはBECAUSEの方が少し長く、BBの位置はECHOの方が高くて後ろにあることが解ります。
ECHOに乗るとフロントがポンポンと上がるのはBECAUSEよりも短いホイールベースのうえ、さらに後ろ寄りにBBがあるためということになります。
BBからグリップエンドに伸びるラインはほぼ並行でECHOの方がやや短いためにさらにフロントが上がりやすいような位置関係になっています。
BBからグリップエンドへ伸びるラインに注目するとほぼ同じ角度で伸びていて、ほんの少しBECAUSEの方が高くて遠いことが解ります。
この結果を見てとても驚きました。
実際に2台を乗り比べてみるとECHOの方がハンドル位置が高くて遠く、BECAUSEの方は低くて近く感じていたからです。
ECHOの方が懐に余裕があり動きやすく感じていましたが、この結果を見るとBECAUSEのハンドル幅72cmに対し、ECHOのハンドル幅74cmでこの2cmの差とグリップの角度がハンドル周りのポジションを快適に感じる原因になっているのかもしれません。
ということは気になっているECHOに付いているハンドルを取り付けてもグリップエンドの位置はさらに遠く高くなってしまいます。
じゃあBBとグリップエンドの相対的な位置関係を同じにしようとするとどうすればいいかというと、同じハンドルバーを使う前提だと、ステムを130×30あたりでちょうど良くなるんじゃないかと思います。
・・・が、
実際そんな簡単な話なんでしょうか。
今回勉強になったことは、実際の位置関係と乗った感覚とでは大きく違いがあるということが分かりました。
ということは、”もっと遠く”や”もっと近く”高く、低く”など直感を頼りにポジション変更をしても、狙った方向と全く逆のセッティングをしてしまう可能性があるということです。
ベテランライダーはこれに当てはまるとは思いませんが、少なくとも私は直感を頼りに理想のポジションにたどり着くのは困難なことのようです。
昨年の4月7日にトライアルバイクを購入したのでちょうど一周年ですが、それを記念してこの度新しいトライアルバイクを新調しました。
嘘です・・・
私が留守の間に従兄が家に遊びに来て、トライアルバイクを見つけて勝手に乗っていったようで、それで気に入ってしまったらしく、電話がかかってきて
「俺にもお前の持っとる椅子の付いてないちっちゃい自転車買ってきて」
と言われました。
従兄は商売をしていて忙しい人なので、20インチのトライアルバイクを買ってもなかなか練習出来なくて飽きてしまうんじゃないかと思ったのでMTBを勧めてみましたが、とにかく私と同じ"椅子の付いてない自転車"で"フレームはグリーン系"の一点張りだったので、予算は10万円ということでショップに相談に行きました。
ショップで20インチのトラ車でフレームがグリーン系、予算10万円ということと、忙しい従兄の事を考えて、チマチマパーツを変えて乗れるバイクに仕上げなければいけない"とりあえずのパーツが付いていますの完成車ではではなく、しばらくパーツ交換しなくても乗れるしっかりとしたパーツで組んである完成車"がいいと伝えました。
フレームがグリーン系というのが難しいという話をしながら店内を見回すと、組みかけのECHOのバイクが目にとまりました。
聞くと、買い手は決まっていなく店の展示販売用として仕入れたばかりのものとのことでした。
値段はざっと13万円で、 "とりあえずのパーツが付いていますの完成車ではではなく、しばらくパーツ交換しなくても乗れるしっかりとしたパーツで組んである完成車"の条件は満たしています。
予算は10万円を超えていますが、実車を自分の目で確認することもなく"椅子の付いていないちっちゃい自転車"という指定だけで10万円の自転車を買ってしまうくらいでお金には困ってない人なので、電話で「いいものが有った」と連絡して購入してきた次第です。
注文から引き取り、代金の立替まで私がやったので、その代わり本人への引渡し前に少し試し乗りさせてもらえるようにお願いしました。
ECHO Mark2の完成車はトライアルショップの"あじと"で販売しているものです。
HPでは重量8.2kgとなっていますが、実測8.8kgでした。
しかし私のバイクが9.4kgなので乗ってみるととにかく軽く感じました。
BBHは+80mmですが私のバイク+50mmと比べて全然違和感は感じないくらい自然に乗れるポジションでした。
バイクの重量差+BBの高さから来る軽快感が合わさってさらにバイクを軽く感じさせているように感じます。
見るからに細いフレームは良くしなるように感じ、ダニエルをしてもオットピをしても自分のバイクよりも良く飛べました。
スタンディングから漕ぎあげてダニエルしてもマニュアルをしても簡単にフロントが上がるのに、フロントを支点にリアを上げても重くないという不思議な感覚です。
何より良いと思ったのはハンドル周りのポジションで、ハンドル幅は74cmと広めですが、私はやはり広めのハンドルが好きなようでとても乗りやすく感じました。
ポジションは総合的に判断するべきものだとは思いますが、特にハンドル周りがしっくりと来るので他に何が違うのかと2台のバイクをひっくり返して並べて見たのが上の画像ですが、大きく違うのはタイヤの高さでした。
正立させるとハンドルの高さが違うということになります。
ECHOは150×30のステムで、私のは150×35なのでステムだけで言えば私のバイクの方がタイヤが高くなるのですが、ハンドルのライズの違いでECHOの方が随分とタイヤの位置が高くなっています。
とにかくECHOは乗りやすくまるで私の為に作られたバイクのようで、ECHOが紙飛行機なら私のはトラクターに感じるほど全てが滑らかで軽く感じました。
人のバイクなので車庫の中の平地で少し乗っただけですが、自分のバイクに乗ると違和感しか感じなくなるほどにしっくり来るバイクでした。
BBHとの兼ね合いもあると思いますが、特にハンドル周りが気に入ったので同じハンドルバーを試してみたいと思いまいした。
でもそうすると150×35のステムではハンドル位置が高くなりすぎるかも知れないですね。
相対的にBB位置が30mmも低いですから。
という記事を書いているうちにその従兄の兄ちゃんから電話がありまして。
どうやら勢いで買った20インチのトライアル専用車にすでに及び腰のようで、よく聞くと本人は通勤なんかでも使いたかったりストリートトライアルの方にも興味があるようで、だからMTBも勧めたのに・・・
おまけにバイクにも乗るから自転車の練習する時間が・・とか言うし・・
ともすると私のところにそのまま流れて来そうな会話の流れでしたが、一年ごとにトライアルバイクの新調ってのも時代の流れに逆らっていて家族に申し訳が立たないし、ちょっと前にMTB買ったばかりなので・・・
一番いいのは従兄が真っ当にトライアルに取り組んでくれることなんですが。
今回の試乗でバイクトライアルにおいて軽さは正義だということが分かりました。
約一年、ECHOの170×30のステムを使ってきました。
他に比べるモノもないので特に不満は無かったのですが、マニュアルをしようと足掻いてもなかなかフロントが上がらなかったり、ステアにフロントを漕ぎ上げて乗せるときに重いんじゃないかと感じるようになりました。
最近、ダニパラの練習を初めたのですが、溜めからハンドルを引き付けるときにハンドルが遠いために力が入れにくいように感じたので思い切ってステムの交換をしました。
180×35と150×35で迷いましたが、150mmの方が一般的なようだったのでそちらにしました。
今まで使っていた170×30と比べると長さで-20mm、角度が+5°とかなり大きな変化ですが、他のステムを使用したことのない私にはどちらへセッティングするのが正しいのかの知識がないので、初めてのステム交換は大きく振ってみて変化を体感することにしました。
"セッティングを決める"ためじゃなく、170×30をランドマークとして変化の大きなステムを使い、理想のセッティングへの方向がどちらなのかを見極めるための変更です。
BAZOOKAの150×35は218g、ECHOの170×30は245gだったので-27g
1枚目 ECHO 170×30
2枚目 BAZOOKA 150×35
3枚目 BAZOOKA 150×35 ハンドルを上死点少し手前まで起こす
BAZOOKA 150×35に変更して乗ってみると直ぐに違いが体感できました。
まずハンドルが近く感じます、マニュアルをしてみると今までどれだけやっても殆ど上げられなかったフロントが簡単に上げられるようになりました。
ただ、上がった先のピーキーさは変わりありません、相変わらず怖いです。
(BRASS1でのマニュアルはもっとマイルドで楽しいです。)
漕ぎ上げてステアにフロントを乗せてみても、今までのように"よっこらしょ"という感じがなく"スっ"とフロントが上がります。
フロントホップのスタンディングでもハンドルの遠さを感じることはなく、より自然にホッピングさせることができます。
ハンドルが手前に来て角度が上がることで重心がハンドル寄りからBBに近くなったようで、総じてフロントアップ系の動きが軽くなりました。
その逆に、フロントタイヤを支点としてリアを上げる動きが重くなりましたが、この変化は今のところトライアルをするうえで問題にはならないと思っています。
最後に、少しフロントが軽すぎて、溜めや大きく動くのにやや狭いんじゃないかと思いからハンドルの角度を上死点から少しだけ手前の位置まで起こしました。
この変更でさっきのセッティングよりマニュアルをしたときにフロントが上がりづらくなりました。
上が170×30 下が150×35
トライアルをするのにどちらが適したステムかは分かりませんが、私の今のレベルでは長いステムは少し持て余してしまうようで、よりリラックスした状態で乗れる短いステムの方がいいように感じました。
元々安定したダニエルが出来ていたわけじゃないのでこれに関しては違いが分かりませんでした。
"20cmのU字溝にフロントを乗せてホイールベース分の突き出し"が苦手でなかなか成功しなかったのですが、ステムを交換して成功率が上がりました。
遠すぎたハンドルが手前に来ることで大きく前後に動けるようになったおかげじゃないかと思います。
50cmのパラレルもやりやすくなりました。
今まではセットからフロントを引き上げるときに、ハンドルが遠い分ワンテンポ遅れてフロントが上がるため、リアの引きつけが遅れて横方向への飛びが足らずにリアタイヤが乗らないことが多かったのですが、ハンドルが近くなった分、リニアにフロントが上がるのでリアの引きつけが早くなり、今までにないほどしっかりと横方向にリアタイヤが付いてくるようになりました。
成功率が上がったというより、飛んで一度も失敗しなかったのでかなりの変化です。
全ての動きが一段軽く感じられたので、今までやったことのないダニパラの50cmに挑戦してみました。
ダニパラは高さの練習をする前に、しっかりとした動きを体に覚えさせようと20cmのU字溝での練習を繰り返していました。
逆パラ(左→右)がやりやすく、正パラ(右→左)が飛びにくかったので、苦手な正パラが満足に飛べなければ逆パラの練習はしないと決めて練習しています。
今までの練習よりいきなり30cmも高いのですが、何度か挑戦してなんと、正、逆、共に成功しました。
ステムが短くなったためしっかり腰を落として溜めることが出来るようになり、溜めからハンドルを引いた時の反応がクイックになったので踏切のタイミングが合わせやすくなったように感じました。
ダニ飛びはまだ試していないのですが、ハンドルが引けるようになった分、飛距離も伸びるんじゃないかと期待しています。
"マニューバスペースを広く取って大きく体を使う"と読みましたが、今のレベルの私にはこのフレームに170×30のステムでは広すぎたようで、効率良くスペースを使い切っていなかったようです。
大切なのはライディングスキルに合わせて使い切れる、ちょうど良いマニューバスペースにセッティングすることじゃないかと初心者ながらに感じました。
もしかしたらライディングスキルが上がった時に、このフレームと170×30のステムでちょうど良いと思える時が来ることもあるかも知れませんね。
ステム一本でバイクが別物に変わりました。
リム打ちパンクさせてしまいパンク修理をしたんですが、ついでに買い置きしておいたフロントタイヤを交換しました。
ショップで注文したtry-allのタイヤですが、"皆が使っているから"という説明を受けておすすめのこのタイヤを購入しました。
受け取りの時に「トップ選手も使っているよ」の一言で、自分には分不相応に感じて使えずに取っておいたものですが、今まで使っていたものが限界なので思い切って装着しました。
どうせ冬場は車庫の中でしか乗らないからと思い貧乏根性丸出しでここまで使いました。
センターのブロックが磨り減って殆どなくなってしまった状態で597g
新品のtry-allは516g
81gの差ですが、新品同士の比較なら100gは違うでしょう。
車体の両端に装着するパーツなので前後合わせて200g以上軽くなればかなりの違いになるんじゃないかと思います。
今回はフロントのみの交換で、私には重量の違いから来る変化は感じられなかったのですが、この記事を書きながら思い返すと、階段状のステアをオットピで上がっている時にフロントの飛びがやけに軽く高く飛べていたので、上手くなったように感じていましたが、今思えばフロントタイヤのおかげだったのかと思います。
ペラペラのサイドウォールがエアボリュームを効率良くジャンプ力に変換してくれるようです。
かと言ってポヨンポヨン跳ねるだけかといえばそうではなく、フロントホップのスタンディング時にはシタシタと衝撃を吸収して安定していました。
ということは、リアタイヤも同じものに交換するとダニ飛びやパラレルの飛距離なんかも上がるんじゃないかと期待してしまいます。
U字溝と木製の台での使用なのでグリップ力の違いを感じることは出来ませんでしたが、想像以上にタイヤの違いがもたらす変化は大きなものでした。
と、これで終わればいいのですが、タイヤ交換をしてしばらく乗っているとゴリゴリと奥歯で砂を噛んだ様な違和感が・・・
調べてみるとフリーギアからのようです・・・
BRASS1に新しいフロントフォークを、と物色していたところですが、急な出費に備えて少し様子を見なければいけなくなりました。