ようこそお参りくださいました。
鋭い感受性を持った
女性神職 松井久子と申します。
奉納品を通じて授かったご神慮
先日の記事でご報告しました
秋季みたままつりにて、
純米大吟醸 亀の甲（田中酒造場）が
奉納されました。
亀甲に花角紋があしらわれた格調高いお品です。
奉納者のお清め士のTさんは、
神事終了後の直会の場で、
このお供物を選んだ時のエピソードを
分かち合ってくれました。
彼女は当初、
この度のみたままつりにて、
ご先祖さまゆかりの大分県の日本酒を
奉納しようと思っていたそうです。
ネット注文で取り寄せようと
思っていたところ、
うっかり申込期日を過ぎてしまったので、
日本酒の取り扱いを得意としている
デパートに伺うことに。
ところが、デパートには、
大分県産の日本酒の
取り扱いがなかったそうです。
店員さんに、
ご先祖さまに感謝の心を捧げる神事に
奉納するための日本酒を
探していることを伝えたところ、
店員さんは、すぐにピンと来たらしく、
「それなら、このお酒（亀の甲）が
おすすめです！
これ以上に適切なお品はないと
言っても過言ではありません。」
と、自信を持って
おすすめしてくれたそうです。
さらに、その日の売り場には
酒蔵である田中酒造場の担当者が
お見えになっていたそうで、
「亀の甲」に関する説明を直接、
受けることができたそうです。
酒蔵の方も、
「亀の甲」をそのような目的に
使ってもらえることを
冥利に尽きると、
とても喜ばれていたようです。
聞くところによると、
亀の甲のパッケージには、
六角形の吉祥模様があしらわれており、
一族が繁栄するようにとの
願いが込められているとのこと。
Tさんも、このことを聞いただけでも、
遠津御祖神に捧げるお供物として
最善のお品と感じたようです。
また、この亀の甲は、
「亀の尾」という特別なお米を使って
作られているとのこと。
このお米は明治時代に一度、
途絶えてしまった幻のお米で、
冷害に耐え忍んだわずかな稲穂を
蘇えらせて、栽培されたそうなのです。
そのお話を伺って、私は
瓊奈川神社の「よみがえり」のご神徳や、
一度、途絶えかけた家庭祭祀の道を
各家庭に復興させる当教室の使命に
相通じるものを感じました。
参列者の皆さんも、この話を聞いて、
感嘆のため息をこぼしていました。
彼女は、
このエピソードを分かち合ってくれた時、
もし、スムーズに大分のお酒が手に入っていたら、
「亀の甲」と出会うことはできなかっただろうと
話していました。
神祀りに関わっていると、
「なぜか思っていた通りに物事が進められない」
と思う出来事に遭遇することがありますが、
そのような陰には、
神さま、ご先祖さまのお計らいがあり、
最善のタイミングで縁を結ぼうと
してくださっていることがあるのです。
私はこのお品とのご縁は、
ご先祖さまがTさんに働きかけ、
結んでくださったように感じました。
そのようなことが実現したのも、
彼女がご先祖さまへの真心や感謝を
日頃から忘れずにいて、
ご先祖さまに真っ直ぐに
意識を向けていらしたからだと思います。
改めまして、お心のこもった奉納品を
捧げていただきましたこと、御礼申し上げます。
なお、お供物を通じて
わかりやすく授けていただいた
遠津御祖神さまのご神慮は、
これだけに留まりませんでした・・・！
続きはまた後日お話しいたします。
いつもお運びいただき、
ありがとうございます。
あなたの美しい感受性が守られ、
暮らしの中からますます幸せが
溢れ出しますように。
巫女体質™のためのお清め教室
創始者 松井久子
【人氣記事】
【講座のご案内】
・巫女体質のあなたに必須のスキル「お清め」について学べます。
巫女神さまの神託を授かる「お清めの会」
・ 毎月１日開催（受付中）
・新宿１駅のお清めサロン
※「巫女体質」は、お清め教室 翡翠の巫女の商標です。（出願の経緯）