ようこそお参りくださいました。
鋭い感受性を持った
家庭祭祀の教室を主宰しています
口寄巫女・神職 松井久子と申します。
亡父のために家族みんなで一致団結する幸せ
家庭の祭祀者（お清め士）になると、
あの世のご先祖さまと
ハッキリと意思疎通ができたり、
贈り物が送られてくることがあるという
お話しを以前にしました。
今回は、お供え物や
電話を通じて、帰幽した親族と
意思疎通ができたお話しを
数回にわたってさせていただきます。
令和4年5月、久子の京都の実家にて、
亡父の17回忌の法要を執り行った時のこと。
故人と心の通い合う法要にしたくて、
帰幽した父に、喜んでもらえるような
お供え物を選んで用意することにしました。
母と妹とで話し合った結果、
陰膳、フルーツ等の他に、
生前、父が
ハワイからわざわざ
取り寄せて愛飲していた
「コナコーヒー」と、
父が好んで食べていた
「手打ちうどん」。
そして
父の生まれ故郷である
山梨県上野原市の
菓子処 植松の和菓子
をお供えすることにしました！
コナコーヒーは妹がネット注文
してくれましたが、
手打ちうどんは、
亡父が定期的に父の友人に頼んで
買ってもらっていたものなので、
どこで入手できるのか、
何という商品名だったのかもわからず・・・。
そこで
亡父の友人Kさん宅に久々の
電話を入れたところ、
電話口に息子さんが出られて、
父の友人Kさんも帰幽されて
いたことがわかりました。
数年前まで、父の仏壇に手を合わせに
きてくださっていた方なので、
寂しくもありましたが、
法要の準備をきっかけに、
亡父の親友家族と繋がることが
できたのは、ありがたいことでした。
さて、肝心のうどんについては
聞くことができなかったので、
諦めずにおぼろげな記憶の糸を辿って、
ネットで写真検索し続けたところ、
京丹後にある小塚製麺の「つねよしのうどん」
であることが判明しました！
Googleの写真検索にあがってきた
パッケージを見た母と妹が、
「冷蔵庫と冷凍庫に
父が常備していたうどんは、
確かにコレやわ！」と。
Kさんの御靈が
電話を通じてつながってくださり、
インスピレーションで
助け舟をだしてくださったのかもしれません。
仏前にお供えするうどんを
入手するために、
法要前日に、
母、妹家族、私達夫婦の5人で、
京都市内から、
京丹後市久美浜町まで旅にでかけました。
亡き父のために、
家族が一致団結して動くことが
できたのを幸せに思います。
お目当てのうどんを
購入できるかどうかもわからないのに、
いきあたりばったりの旅に出かけた
私達がどうなったかは、
次回へ続きます。
↓亡父の出身地である山梨県の桃をお供えしました。
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