ようこそお参りくださいました。
鋭い感受性を持った
家庭祭祀の教室を主宰しています
口寄巫女・神職 松井久子と申します。
少女の魂を救う自然居士（じねんこじ）
↑こちらの記事の続きです。
今回は、
巫女体質の魂を救う
能楽の演目
についてご紹介します。
「自然居士」は、
孤児の女の子が
亡き両親のお弔いを
自然居士に依頼する
ところから始まります。
女児が供養の品として
差し出した着物は、
人商人にわが身を売って
手に入れたものでした。
そのことを知った自然居士は、
着物を持って、
女児を連れ去ろうとする
人商人の乗る船へ出向きます。
幼い女の子が亡き両親のために
自己犠牲を払ったことに
心打たれた自然居士は、
自分の身を捨てて、
少女を救おうとするのです。
この演目は、
・幼少期の魂（インナーチャイルド）
や、子供心を取り戻したいとき
・大事な人の為に
身を捨てて尽くしてきた人
・ご先祖さまや両親、
ご家族のために、
お祀りを大事にしている人に
特にオススメいたします。
巫女体質の皆さんは、
少女の姿に幼い頃の
ご自分の姿を重ね合わせながら、
居士（修行者）が
捨て身で救ってくれるプロセスに
身を委ねてみましょう。
能楽鑑賞を通じて、
幼少期の魂が身体に戻り、
見失っていた自分自身の心が
感じられるようになることでしょう。
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