『最後の授業』担当者ブログ -11ページ目

感想の声

こんにちは、松井です。


「最後の授業」特設サイト では、皆さんからのご感想を随時、募集しております。また書籍に入っている「読者ハガキ」も会社に毎日たくさん届いています。


これらのご感想、担当者としては心から嬉しく、また大変に勉強になります。今日はここでそのいくつかをご紹介したいと思います。


「ずっと笑いっぱなしの「授業」だったが、夢のかなえ方、「生徒」に伝えるにはたくさんの素晴らしい思いがちりばめられていた。

こんな先生だったら講義で寝ることはないのに!

最後の正しく生きれば歯車はまわるとはまさにこれこそが夢のかなえ方の近道だと思う。「正しく生きる」方法こそがたっぷりつまっている。」


学生の方からのご感想です。私も学生の頃、実によい睡眠を授業中にとっておりました・・・。記憶に残っている講義などは、どんなに頑張って当時を思い返してみても浮かんではきません(私が出来の悪い生徒であったためで、先生のせいではないと思われます)。ああ、本当ですよね、こんな私でもランディの授業なら、夢中になったと思います。


「始めまして、わたしは、駆け出しのITエンジニアです。

最近、自分の仕事に自信が持てませんでした。

自分のしていることが、社会にとって何の意味も持たないように、感じていたのです。

でも、ランディ先生の講義を聞いて、「大切にしたい人、大切にされたい人は近くにいて、その気持ちを伝えることが大切なこと」ということを思い知りました。

人のことを想い、人に想われる関係こそが、毎日の活力なのだと…」


わかります!そういう気持ち。私も時に、いろんなことがうまくいかず、自分が心からダメな人間に思えることがあります・・・。でも、どれほどの多くの人たちに助けてもらって今があるのか、という気持ちでこれまでを振り返ると、そんなこと思うこと自体がおこがましく、毎日が感謝に満ちたものであることに気づきます。


こんな風に、ランディのメッセージがたくさんの人の心に響いているのを感じながら、いただいたご感想ひとつひとつに共感と感謝を感じる日々なのでした。


アナザー・ヒーロー

こんばんは。常盤です。


最後の授業 』ではパウシュ先生にばかりスポットライトが当たってしまいますが(当たり前か)、もうひとり、忘れてはならない「アナザー・ヒーロー」がいます。

それが本日の主人公、ジェフリー・ザスロー。

パウシュ先生の最後の授業がこれほど多くの方に注目されるきっかけをつくった立役者です。


そもそも、パウシュ先生の最後の授業をいちはやく記事にしたのは、ウォールストリート・ジャーナルのコラムニストであるザスロー氏その人です。


そのときの記事 はいまでもネット上でご覧になれます(英語です)。

2007年9月20日、つまり「最後の授業」の2日後にアップされたこの記事は、ウォールストリート・ジャーナル(オンライン版)史上もっとも反響の多かった記事となりました。



さて、『最後の授業』のカバージャケットには、次のような著者名表記があります。


    Randy Pausch with Jeffrey Zaslow


「and」ではなく「with」。
パッと見ただけではたいした違いはないように思えてしまいますが、この「and」と「with」には歴然とした違いがあります。
前者は共著者。後者は執筆協力者。つまり、『最後の授業』におけるザスロー氏の位置づけは、執筆協力者ということです。


とはいえ、全編にわたってパウシュ先生の一人称で綴られている本書にわざわざザスロー氏の名前が入っているのは、それだけ彼の貢献度が高かったからにほかなりません。


「はじめに」でも触れられているように、ザスロー氏は53回もの追加取材を行い、「最後の授業」以降の残された時間を家族と過ごすと決めたパウシュ先生に代わって、本書をまとめるべく筆を執りました。
私の手元に、オリジナル版(英語)の完成原稿が届いたのは今年の2月初め。たしか昨年(2007年)の年末にはまだ1文字も書かれていなかったはずですから、驚異的なスピードです。



ザスロー氏にとっても、パウシュ先生と共同作業をしたことは、生涯忘れえぬ思い出となったのではないでしょうか。いつか彼と話をする機会があったら、そんなことも訊いてみたいものです。



pausch & zaslow
パウシュ先生とザスロー氏。
photo: Carnegie Mellon University





YouTubeの再生回数が100,000回を超えた!

こんにちは。常盤です。


YouTubeにアップされた「最後の授業」(#1)をふと見てみたら、再生回数が100,000回を超えている!

わーお。


YouTube
ついに100,000回を突破。


YouTubeにこの動画をアップしたのは、5月のゴールデンウィーク明け早々のこと。

アップした当初は当然ながら再生回数なんかまだまだ1ケタで、「これ、半年たっても再生回数が30回とかだったらどうする? ね、ね、どうしようか…」と、松井と真剣に悩んだものです。


それがいまや100,000回。

3ヶ月でこれだけの方にご覧いただけたのは、ひとえにみなさんの口コミのお力ですね。

いまこうしている間にも、私の知らない誰かが誰かに「これ観てみて!」と言ってくれているのかと思うと、それだけでゴハン3杯は軽く食べられそうです。

本当にありがとうございます!


海の向こうの授業をこうして日本でも受けられるなんて、私たちはすばらしい時代に生きていますよね。

この先も、もっともっとたくさんの方に観てほしいなぁ。そして、何かの折に思い出したときには何度でも見返してほしい。


その期待をこめて、ここにも「最後の授業」の動画を貼っておきますね。




「最後の授業」上映会にお申込いただき、ありがとうございました。

こんにちは、松井です。


さて、こちらでもご案内させていただきました第2回「最後の授業」上映会ですが、お申込の受付を8/11をもって終了させていただきました。


400名を超える方々からお申込をいただきましたため、抽選とさせていただきました。「最後の授業」を観たい!と思って下さる方全員をご招待したい気持ちで一杯だったため、泣く泣く・・・の対応でした。


ご応募くださった皆様、本当にありがとうございました。


当日は、松井が司会を担当し、常盤が「最後の授業」についてのお話をさせていただく予定です。


このブログを見てくださっている方の中にも、ご参加くださる方がいるのでしょうか音譜

お会いできるのを楽しみにしております。

英語教材としての「最後の授業」

こんにちは。常盤です。


最後の授業 』を読んでくださった方の属性を拝見していると、年齢も性別も職業もさまざまなようです。

教師として、学生として、親として、子として、ビジネスマンとして、医師として、病を得た肉親を持つ家族として、闘病者として……。

いろいろなお立場の方に読んでいただけるというのは、本当にうれしいことです。


そのような多彩な属性のなかでも、「英語を学ぶ立場」から、パウシュ先生の講義の動画や『最後の授業』の原書The Last Lecture に関心を寄せてくださっている方もいらっしゃるようです。


パウシュ先生は早口ではありますが、発音が明瞭なので比較的聞き取りやすいですし、カーネギーメロン大学が講義のトランスクリプトを用意してくれているので、英語教材にはもってこいですね。


トランスクリプトを入手されたい方は、こちら からどうぞ(PDFファイルです)。