『最後の授業』担当者ブログ -10ページ目

いよいよ明日、上映会です!

こんにちは、松井です。


さて第2回目となる「最後の授業」上映会、いよいよ明日となりました。

お申込は多数いただいたものの、休日ですから皆さん、いろいろと予定もおありでしょう、果たしてどれくらいの方々にいらしていただけるのか、とても心配になります。


当日の流れはまず14時から受付を開始いたします。

受付ではPASS、「最後の授業」の紹介チラシ、アンケートをお配りします。

お席は自由席での案内となります。


14時30分からはいよいよ上映開始。

その前に簡単に編集の常盤から「最後の授業」について、お話をさせていただく予定です。


終了予定は、16時15分頃。

皆さんに喜んでいただけるかなー。


ということで後日、こちらで当日の模様をアップさせていただこうと思いますので、どうぞお楽しみに!

夢への架け橋

こんにちは、マーケティング担当の松村です。はじめてのブログ登場です。

常盤や松井のもとで、『最後の授業』のプロモーションにささやかながら関わらせていただいておりますが、
今日カーネギーメロン大学のホームページ を見ていたら、大学でパウシュ教授の記念建造物が建設中であることを知りました。

ホームページによると、大学ではパウシュ教授の業績と人柄を称え、現在施工中のコンピューターサイエンスの建物とその隣にある建物をつなぐ記念歩道橋「Randy Pausch Memorial Footbridge」の建設を進めているそうです。

学長は生前のパウシュ教授に、「君の話に出てくるようなレンガの壁を橋の両端につくりたいと思っている」と冗談まじりに言ったそうですが、建築家らは通行人が何らかの形で行く手にレンガの壁を感じられるようなデザインを実際に計画しているのだそう。

学長は、パウシュ教授を知らない学生や教員たちの世代になっても、彼らが橋を渡りその名前を見てパウシュ教授を知る人たちに彼のことを訊き、そうやってパウシュ教授のことが語り継がれて行くことを願っていると言います。

学生たちの夢への架け橋となるその橋を、私もいつか渡ってみたいです。


日本経済新聞「ベストセラーの裏側」で取り上げていただきました

こんにちは。常盤です。



本日付の日本経済新聞(夕刊)7面に掲載されている「ベストセラーの裏側」というコーナーで『最後の授業 』を取り上げていただきました!



nikkei08.20
松井と私のコメントも載せていただいています。


発売からまだ2ヶ月ほどなのに、こんな立派なコーナーで取り上げていただけるなんて、ほんと夢のようです。

もしお手にとる機会があったら、ぜひご覧くださいね。





いよいよ上映会が今週末に迫ってきました!

こんにちは。

さて第2回となる「最後の授業」上映会が今週末に迫ってきて、準備に追われる松井です。


第1回の上映会は、7/6に六本木アカデミーヒルズで実施したのですが、その際の反省点

・字幕が見え難い席があった

・会場が小さく、ご希望くださったにも関わらずたくさんの方をご招待できなかった

を活かし、選んだ会場が東京国際フォーラムでした。


今回の会場は、映画の試写会なども行なわれる、ホールD1 という本格的な設備を整えた理想的な環境です。

ランディ・パウシュの授業を実際に受けることはもう叶いませんが、ライブ感はかなり体感できると思います。

「字幕が見えない!」ということもないでしょう。


しっしかし!2つ目の反省点、「ご希望くださった方を招待する」という点については、今回も目的を達成できませんでした。300名様以上のお申込をお受けできず、非常に恐縮しております。


そしてできることなら東京だけではなく、日本津々浦々、各地で上映会ができたらいいのにな、と思っているのです。そのためにも、もっともっと「最後の授業」を皆さんに知っていただけるよう、がんばらなくては!

教師であることへの誇り

こんにちは。常盤です。


北京では、連日連夜熱戦がくり広げられていますね! ここのところ、私もテレビにかじりついて応援しています。

どこの国の人であっても、オリンピック選手ってすごいですよね。ひたむきに競技に取り組む姿は素敵ですが、何かを究めた者が時おり表情ににじませるプライドはもっと素敵です。



さて、話は変わって。

最後の授業 』の編集をしていたとき、原出版社(Hyperion)からあるリクエストを受け取りました。


  ひとつお願いがあるんです。
  カバージャケットの「ランディ・パウシュ」という
  名前のそばに、「カーネギーメロン大学教授」って
  肩書きを入れて。かならずね。それがランディの望みだから。


そうか――。
リクエストの内容を聞いて、深い感慨を覚えました。


教師という職業をとことん愛した男。たとえ教壇から降りたとしても、最後まで教師でありたいと願った男。パウシュ先生は、教師である自分に最後まで誇りを持っていたのだろうと思います。


書籍『最後の授業 』のなかで、パウシュ先生は教師の役割について次のように語っています。
「鏡を見たときに筋肉の成長が見えるのと同じように、学生が自分の精神的な成長を理解する方法を教えること」、それが教師の仕事だと。


知識を伝えることだけが教師の仕事ではない。その過程を通じて、学生がひとりの人間として成長していく様をそばで見守ってやることも教師の大切な仕事なのだと、パウシュ先生は言いたかったのでしょう。


先生というのは、大変な仕事ですね。
私にも高校教師をやっている友人がいますが、瑣末な事務仕事、部活の指導、進路指導、親御さんへの対応、問題児の悩み相談、etc etc…。話を聞いているこっちが肩こりになりそうです。

でもそれ以上に、ひとりの「人間」としていちばん伸びざかりの学生と全力で向き合うのですから、教師という仕事はつねに真剣勝負を要求されます。本当に頭が下がりますよね。



教職に就かれている方には、『最後の授業 』をぜひお読みいただきたいなあ。きっと何かを感じとっていただけるはず。
「教師とは学生の夢の実現をサポートする仕事」というパウシュ先生の言葉が、私はとても好きです。