『最後の授業』担当者ブログ -9ページ目

カーネギーメロンの学生からのメッセージ?

こんにちは。常盤です。


カーネギーメロン大学コンピュータサイエンス学部のHPを見ていたら、すてきな写真を見つけました。



painting
よーく見てみると…。
(クリックすると拡大できます)



見えるかな? 白字で書かれたパウシュ先生へのメッセージ。


Thank You Randy Pausch

Your Work Is In Our Hearts






ほぼ日刊イトイ新聞「担当編集者は知っている。」で紹介していただきました

こんにちは。常盤です。



糸井重里さんが主宰するほぼ日刊イトイ新聞 に、「担当編集者は知っている。」という人気コーナーがあります。

このたび、このコーナーで『最後の授業』をご紹介いただきました

わーいパチパチ。



hobonichi
多彩な編集者さんが登場するこのコーナー。
おもしろいのでバックナンバーもぜひご一読を!



「最後の授業」との出合いや編集期間中のことなど、日本語版をつくる過程でのあんなことやこんなことを綴っています。もしよろしければお読みくださいね。



今回このコーナーで取り上げていただくことになって、改めて「そもそもの出発点」から現在に至るまでのことを思い起こしました。

するとまぁ出てくるわ出てくるわ、お世話になった(なっている)方の顔、顔、顔…。

最後の授業 』の本づくりに直接たずさわってくださった方だけでなく、この本をお読みいただいた読者のみなさん、DVD上映会に集まってくださったみなさん、内容に共感して大きく仕掛けてくださった書店員さんなどなど、ほんとうにたくさんの方の顔が思い浮かびました。


『最後の授業』はいま確実に成長しつつありますが、それはこうした方々の支えがあるからこそだよなぁ、との思いを新たにしました。

そういえばパウシュ先生も「最後の授業 」のなかで言っていたっけ。「独りで成し遂げられることは多くはないのだよ」って。



そんなふうに振り返る機会をくださった「担当編集者は知っている。」ご担当のみなさま、どうもありがとうございました。

それから、このブログを読んでくださっているみなさんにも、あらためて心からの感謝を!

今後とも当ブログをごひいきに<(_ _)>。




「最後の授業」教育者と保護者のためのガイド

こんにちは、松井です。


さて先日の上映会報告でも、「どこかの学校で最後の授業上映会をやりたい!」と申し上げましたが、アメリカでは教育者の方々が「最後の授業」を授業に取り入れる、という輪が広がっているそうです。


ランディ・パウシュも生前、自身の講義がそのようなかたちで受け入れられていることを知り、大変に喜んでいたとか。「本で語られていることは子育てにとても役立つし、子どもたちとの会話のきっかけにもなる」といった内容のメールが保護者や教育者から数え切れないほど届けられました。


そこで原出版社のHPには、『最後の授業』の執筆協力者であるジェフリー・ザスローが作成した「THE LAST LECTURE A guide for Education, Parents, and Book Clubs」 が公開されています。


教育者や保護者が、この本を教材として使う活用するためのガイドです。


・なぜ、この授業/本は多くの人々の心を動かしたのでしょうか。

・ランディ・パウシュとはどんな人でしょうか。

・あなたの子どもの頃の夢は何でしたか?それを実現するためにはどうしたらよいでしょう。

・あなたの相談相手は誰ですか?あなたにとってどんな教訓を与えてくれる人ですか。


といったような、ディスカッションをする際の論点が紹介されています。


日本でもぜひ、このようなかたちで「最後の授業」を活用していただけたら!と担当者一同で考えまして、このガイドを日本語訳し、特設サイトで公開する予定です。

具体的な内容が決まり次第、またこちらのブログでご報告いたしますね。





パウシュ先生と学長との思い出

こんにちは。常盤です。


私からのご挨拶が遅くなってしまいましたが、去る8月23日(土)の上映会 にお越しいただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました!

上映会終了後にいただいたたくさんのアンケートを、松井ととても嬉しく拝読いたしました。温かいメッセージの数々にとても励まされました。

そして、今回残念ながらご招待できなかったみなさま、ほんとうに、ほんとうに申し訳ありませんでした。また同様の会を催すチャンスがありましたら、そのときにはぜひお会いしたいです。



さて、ここからが本日のメインテーマ。


みなさんは、『最後の授業』の原書(The Last Lecture)の公式サイト をご覧になったことはありますか?

パウシュ先生やザスロー氏の紹介、本の概要、読者が感想を残せるメッセージボードなどのコーナーが並んでいるのですが、特に必見なのは「ONLINE EXTRAS 」。

このコーナーをクリックすると、本には収録されなかったまぼろしの1章、「The Bridge 」を読むことができます。


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このまぼろしの1章では、主にこんな話がつづられています。

カーネギーメロン大学のジャレッド・コーン学長に、パウシュ先生がはじめて癌を打ち明けたときのこと。

パウシュ先生の「最後の授業」の当日、別件で出席できないはずだったコーン学長が、急いで戻ってきて途中から講義を聴いてくれたこと。

そして、先日このブログの「夢への架け橋」というエントリー でも紹介した記念歩道橋「Randy Pausch Memorial Footbridge」のことについても触れられています。


「最後の授業」のDVDもしくはYouTube動画(#9) をご覧になった方なら、授業を終えたパウシュ先生が聴衆に一礼をしたあと、演壇から向かって右端の柱の前でたたずむ恰幅のよい初老の男性とハグするシーンを覚えていらっしゃるかもしれません。

あの男性がコーン学長です。



パウシュ先生の判断で最終的には本に載せなかったというこのまぼろしの1章、お時間があったら読んでみてください。




「最後の授業」上映会にいらしてくださった皆様、ありがとうございました。

こんにちは、松井です。


23日の土曜日、冷たい雨が降る中、無事、「最後の授業」上映会が終了いたしました。

映画上映にも使用される大型スクリーンで観る「最後の授業」はいかがだったでしょうか。


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まるで実際の講義を受けているよう・・・。何度も繰り返し観ている「最後の授業」ですが、私自身、新たな感動がありました。


ご感想を伺うために、ご参加くださった方々にアンケートのご記入をお願いしたのですが、たくさんの素敵な言葉をいただくこともできました。担当者一同、一番の励みに、また今後の勉強になります。

ご感想はHP でもご紹介させていただく予定ですので、お楽しみに!


そして今度は、「どこかの学校で最後の授業上映会をやりたい!」と新たなアイデアが浮かんだ日でもありました。夢を持つことの大切さを教えてくれたランディ・パウシュ教授の講義、将来ある若い方々にもぜひ、観ていただきたいです。