パウシュ先生と学長との思い出 | 『最後の授業』担当者ブログ

パウシュ先生と学長との思い出

こんにちは。常盤です。


私からのご挨拶が遅くなってしまいましたが、去る8月23日(土)の上映会 にお越しいただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました!

上映会終了後にいただいたたくさんのアンケートを、松井ととても嬉しく拝読いたしました。温かいメッセージの数々にとても励まされました。

そして、今回残念ながらご招待できなかったみなさま、ほんとうに、ほんとうに申し訳ありませんでした。また同様の会を催すチャンスがありましたら、そのときにはぜひお会いしたいです。



さて、ここからが本日のメインテーマ。


みなさんは、『最後の授業』の原書(The Last Lecture)の公式サイト をご覧になったことはありますか?

パウシュ先生やザスロー氏の紹介、本の概要、読者が感想を残せるメッセージボードなどのコーナーが並んでいるのですが、特に必見なのは「ONLINE EXTRAS 」。

このコーナーをクリックすると、本には収録されなかったまぼろしの1章、「The Bridge 」を読むことができます。


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このまぼろしの1章では、主にこんな話がつづられています。

カーネギーメロン大学のジャレッド・コーン学長に、パウシュ先生がはじめて癌を打ち明けたときのこと。

パウシュ先生の「最後の授業」の当日、別件で出席できないはずだったコーン学長が、急いで戻ってきて途中から講義を聴いてくれたこと。

そして、先日このブログの「夢への架け橋」というエントリー でも紹介した記念歩道橋「Randy Pausch Memorial Footbridge」のことについても触れられています。


「最後の授業」のDVDもしくはYouTube動画(#9) をご覧になった方なら、授業を終えたパウシュ先生が聴衆に一礼をしたあと、演壇から向かって右端の柱の前でたたずむ恰幅のよい初老の男性とハグするシーンを覚えていらっしゃるかもしれません。

あの男性がコーン学長です。



パウシュ先生の判断で最終的には本に載せなかったというこのまぼろしの1章、お時間があったら読んでみてください。