The Elephant in the Roomとロビンのお話
こんにちは。常盤です。
『最後の授業』のカバーにゾウのぬいぐるみを描いてくださったイラストレーターの川口澄子さんが、ご自身のブログ で本書を紹介してくださいました。
パウシュ先生にとって、ゾウは象徴的な動物。
装丁や中扉には、先生がお父さんから学んだ「The Elephant in the Room(部屋の中の象)」の教えを表すゾウのぬいぐるみをあしらっていただきました。
パウシュ先生は講義のなかで、テーマパークで手に入れた大きなぬいぐるみを披露していましたよね。そのなかにも、ゾウのぬいぐるみが登場します。
パウシュ先生は、ここで登場させたいくつものぬいぐるみを、「僕の思い出がほしかったらもって帰ってください」と言って聴衆に早い者勝ちでプレゼントしました。
このゾウのぬいぐるみをもって帰ったのは、先生と同じく癌におかされた留学生のロビンさん。
以下の写真は、パウシュ先生のブログに載っているロビンさんの写真です。
ロビンさんについては、パウシュ先生のブログ (2月11日の記事、4月11日の記事)でも触れられていますので、お時間があったらぜひ読んでみてくださいね。
あらためて、川口さん、すてきなイラストを描いてくださってありがとうございました!
カーネギーメロン大学卒業式でのスピーチ
さてすでにご覧になった方も多いかと思いますが、ランディ・パウシュが今年の5月18日にカーネギーメロン大学の卒業式で行なったスピーチ映像の日本語字幕版がyoutubeにアップされました。
ノーベル平和賞を受賞した元アメリカ副大統領のアル・ゴアも登壇し、この日を迎えた卒業生のみなさんはさぞや感慨深く、誇り高い気持ちで新しい一歩を踏み出されたことでしょう。
短いスピーチではありますが、「最後の授業」時よりもやはり、より死を意識した内容に思えます。それでも最後にはジェイを抱きかかえて、あの素晴らしい笑顔を見せてくれます。
Alice奮闘記
こんにちは、松村です。
パウシュ先生は、カーネギーメロン大学の3Dグラフィクス
作成環境「Alice (アリス)」の生みの親でもあります。
DVDの中でもこのAliceのお話が出てきて、
「なんだか楽しそうだから、私もやってみた~い」という思いに駆られ、
とうとうダウンロードしてみました。
ダウンロードしたファイルを開くと、かわいいアリスのアイコンが出てきて、
ウキウキ&ワクワク、そしてダブルクリック♪
↑アリスのアイコン
が、しかし・・・。なぜか開かない。何回やっても全然開かない・・・。
だって「初心者がプログラミングを簡単に学べる革新的な・・・」
って書いてあったから。
やっぱりパソコン音痴でプログラミング言語とかチンプンカンプンの私には、
3Dグラフィックスなんて夢のまた夢か――。
はぁ~、がっかり・・・。
でも、もしやっ。
これは私のヤル気を試す「レンガの壁」なのではないか!?
これくらいで諦めるようじゃ夢をかなえられる人間にはなれない。
よしっ、もう少し頑張って試行錯誤してみよう。
というわけで、もし「Alice」を使いこなしていらっしゃる方がおられたら、
プリーズ・ヘルプ・ミー!
図書館関係者のみなさまへ
こんにちは。常盤です。
ときどき、『最後の授業 DVD付き版 』のご購入を検討されている図書館の方から「付属のDVDも一緒に貸し出して大丈夫でしょうか?」というお問い合わせをいただきます。
本書に関しては、DVDの貸し出しも問題なくできますのでどうぞご安心ください。
パウシュ先生の「最後の授業」をYouTube 等で無料で観られるのも、図書館での貸し出しOKなのも、ひとえにこの映像の著作権を持つカーネギーメロン大学のおかげです(ただし、この映像のみを営利目的で使用することはNGです)。
映像の取り扱いについて問い合わせた際、カーネギーメロン大学の方がこんなことをおっしゃっていたのが印象的です。
「このランディの映像は、一種の『公共財』みたいなものだと思っているんです。だから、たくさんの人に観ていただくのがいちばんうれしい」
ちなみに、何をかくそう私の地元の図書館には、まだ『最後の授業』が入っていないんです(苦笑)。
早く入るといいなぁ。
「最後の授業」―教育者と保護者のためのガイド 公開予定日
こんにちは、松井です。
さて先日もこちらでご紹介した 「最後の授業」教育者と保護者のためのガイド の日本語版ですが、
着々と公開の準備が進んでおります。
翻訳を手がけてくださった矢羽野さんのご協力を仰げることなり、9/12には特設サイト にアップできそうです。
ぜひ、多くの方々にご活用いただけたらと思っております。もし、このブログをご覧頂いている方で、教育関係のお仕事をされている方などにお知り合いがいらっしゃる方がいらしたら、そしてもしも、もしも!ちょこっと「こんなものがあるらしいよ!」なんてお話をしていただけたりしたら、とても嬉しいのです・・・。




