霞が関の中央省庁が子どもに開放される、体験イベント満載の楽しい「こども霞が関見学デー」。
前回は姉ふぅが小4のとき。事前予約の財務省イベントに当選して大臣と話せる・・・・はずが、当時の麻生太郎財務大臣が前日に失言で騒がれ、かわりに小渕優子財務副大臣に質問したりしたのでした。
親としても、各省庁に、子どもと一緒なら出入り自由で、職員食堂も使えるし、省内見学できるしで、とても楽しい。
中央省庁がどんなお仕事をしているのか、体験イベントから学べるし、とても楽しい社会見学デス。
小3ららちゃんは、もちろん公民を習っているわけでもなく、「しょうちょうってなに?」というところから。
今回オモシロイ!と思ったのが、厚生労働省でのこども献血体験。
実際の流れどおりに、きちんと、問診→血圧測定→事前検査→採血→休憩(お菓子つき)→献血カード受け取り、まで、それぞれお医者さん、看護師さん役のひとがきちんと子どもを一人前扱いして対応してくれる。
そのほか実際に看護師さんの研修で使用する採血模型(触感が人間っぽい、、、)で、本物の注射針を使って、採血体験など。
いまどきの献血ルームは豪華で、きれいな施設に、まんが読み放題、フリードリンク、お菓子、なかには無料でカイロプラクティックにタロット占いまでしてくれるところもある。妹ららちゃんに話したら心惹かれたらしく、「けんけつしたい」と。「ありがとう。16歳になったら待ってるね」といわれ、きっとあたまのどこかで献血が良いイメージとして覚えていることでしょう。ま、わたし自身は、海外滞在歴の問題で献血お断りされているのだが。
また、中学受験的にとても良い資料を無料でいただけるのが、農林水産省。
「ジュニア農林水産白書」はオールカラーで実によくできている社会科資料。
そして「統計の わかっちゃう事典」。2017最新版のこども向け農産物統計資料。
小6のときに徹底して最新情報を暗記するので、いまは細かいことは不要だけれど、たとえばお米は何県でたくさんとれるのかな~?お米はだんだんとれなくなっているね~なんでかなあ、などという仕込みに使えるし、なにより資料がこども向けに見やすいのが良い。
受験生の息抜きにも良いイベントだと思うけど、全体的に低学年中心なのは、夏期講習中だからだろうか。来年も行きたいな~。