こんにちは、娘のKです!
先日、出張(ついでに観光)で母と福井県に行ってきました!
毎年福井県は訪れていますが、いつもは福井駅周辺に泊まっていました。
ですが、今回は敦賀駅周辺で泊まったので、敦賀のおすすめ観光スポットを紹介します!
半日で主要な観光スポットは回れましたので、日帰り観光にもおすすめです。
サンダーバード・北陸新幹線の乗り継ぎ時間をあえて長めにとって、駅周辺のお土産物屋を見るのも楽しめると思いますよ〜!
北陸新幹線に乗れば金沢や加賀温泉などにも行けるので、合わせて旅行するのも良さそうですね☺️
今回は実際に私たちが回った順番に紹介しますので、所要時間なども参考にしてみてください!
情報はすべて2024年11月時点のものです。
(今回は全部徒歩で移動したので、「ぐるっと敦賀周遊バス」を合わせて使っても良さそうです)
↓ぐるっと敦賀周遊バスの詳細
最後に敦賀へのアクセスも紹介していますので、行かれる際は参考にしてみてください!
観光ルート
9:00 敦賀駅 出発
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氣比神宮
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赤レンガ倉庫・鉄道資料館
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マツニタカで昼食
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市立博物館
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気比の松原
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月の虹でカフェ休憩
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ちえなみき
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15:00 敦賀駅 到着
ファン必見!歩道のモニュメント
敦賀駅から氣比神宮までは、歩道も広くアーケードがあるのでとても歩きやすかったです。
商店街なのでお店もたくさんありますが、印象的なのがモニュメント!
『銀河鉄道999』と『宇宙戦艦ヤマト』の名シーンを再現したモニュメントが全部で28体設置されています。
敦賀市は、かつては東京とパリを結ぶ「欧亜国際連絡列車」の発着駅で、敦賀港開港100周年を記念して、1999年に松本零士さんの代表作をモチーフにしたモニュメントが設置されたそうです。

母は「銀河鉄道999」は当時観ていたようで懐かしんでいました。
私はどちらも名前は知っていますが観たことはないので、観てみたいと思いました。
9:20 氣比神宮(けひじんぐう)
私は前の日から敦賀に泊まっていたので、朝食を福井のカフェチェーン「ゆとり珈琲」で食べて、敦賀駅のコインロッカーに荷物を預けに行きました。
駅から氣比神宮までは、大体15分くらい歩きました!
駅からずっとアーケードがあるので、雨の日でも行きやすそう☔️(神宮にはもちろん屋根はありません)
アーケード街を抜けると急にドーンッと大きな木造の鳥居がそびえ立っています!
ちょうど七五三の撮影をしている方がいて可愛らしかったです😆

境内には、氣比神宮の造営中に突然湧き出したという「長命水」や、敦賀の地名の由来にもなっている「角鹿(つぬが・つのが)神社」があります。
角鹿という地名は日本書紀にも乗っており、角鹿の塩は唯一呪われていない塩であるとされ、天皇御用達だったそうです。
日本書紀に出てきたというだけで、歴史を感じますね!
【氣比神宮】
入館料:無料
開・閉門時間:
(4月〜9月)5:00〜17:00
(10月〜3月)6:00〜17:00
定休日:なし
住所:〒914-0075 福井県敦賀市曙町11-68
公式サイト:
9:51 赤レンガ倉庫
氣比神宮を見たあと、赤レンガ倉庫まで15分くらい歩きました。

1905年(明治38年)にアメリカの「ニューヨーク・スタンダード石油会社」(現在のエクソンモービル)が、石油貯蔵庫として建設した倉庫だそうです。

確かに外のレンガの壁面には、「紐育スタンダード石油會社」という文字がうっすら残っているのが見えました!

これは赤レンガ倉庫の壁ですが、細長い面(長手)と短い面(小口)が列ごとに交互になっているのが分かりますか?
このレンガの積み方は、「イギリス積み」と言うそうです。
フランス積みより強度に優れているということで、明治時代に日本に伝わり普及しましたが、近年の研究では積み方による強度の差はないとか。
現在は赤レンガ倉庫の中に、レストラン・お土産物屋とジオラマ展示(有料)があります。
私たちはお土産だけ少し見て、海辺を散策しました。
敦賀港エリアには、金ヶ崎緑地・金崎宮・敦賀ムゼウム・赤レンガ倉庫・鉄道資料館などがまとまっているので、敦賀港の歴史を学びたい方に非常におすすめです!
金ヶ崎緑地では、クリスマスまでライトアップをしているそうなので、夜に来るのも良さそうです。
余談ですが、道路上の凍結防止?のスプリンクラーから水が出まくっていて、水たまりができるくらい濡れていました。笑
これから来る冬に備えてのテストだったのでしょうか...?

そしてこの敦賀港エリアで個人的におすすめだったのは、敦賀鉄道資料館。
鉄道の模型や、敦賀の鉄道の歴史が紹介されているのですが、なんと入館料無料。
昔の駅舎を使っており、こぢんまりとした施設ではありますが、ぜひ行ってもらいたいです!

館内には、かなり昔のガイドブックの複製が展示されていたのですが、中を見ると、敦賀港からロシアのウラジオストクまで行き、シベリア鉄道でロンドンまで行く切符が販売されていたようです!
第二次世界大戦中には、ユダヤ難民に「命のビザ」を発給した杉原千畝さんのエピソードがありますが、ここ敦賀港でもナチスの迫害から逃げてきた方達を受け入れていたそうで、「人道の港」と呼ばれています。
【赤レンガ倉庫(ジオラマ館)】
外観はいつでも無料で見ることができます。
入館料:一般400円 小学生以下200円
営業時間:9:30〜17:30
休館日:水曜日(祝日の場合その翌日)/ 12月30日〜翌年1月2日
住所:〒914-0072 福井県敦賀市金ケ崎町4番1号
公式サイト:
【敦賀鉄道資料館】
入館料:無料
営業時間:9:00〜17:00
休館日:水曜日(祝日の場合その翌日)/ 12月29日〜翌年1月3日
住所:〒914-0079 福井県敦賀市港町1-25
公式サイト(敦賀市のホームページ):
11:30 昼食はお蕎麦
敦賀港から、敦賀市立博物館近くまで15分くらい歩きました。
昼食は、市立博物館のすぐ近くにある、「マツニタカ」で食べました!
↓大海老天おろしそば

見た目もおしゃれなんですが、お蕎麦も海老天もとても美味しかったです!
朝から蕎麦を打ち、鰹節は注文が入ってから削ってくれるというマスターのこだわりぶり!
一番こだわりを感じたのが、食後に母がアイスカフェオレを頼んだのですが、中の氷がコーヒー氷だったんです!
アイスだと飲んでるうちに氷が溶けて薄まってしまいますが、コーヒー氷だと溶けてもコーヒーの味が残りやすいんですね。
マスターの細かい部分にまで手を抜かない姿勢に、母と2人で感動しちゃいました。
次はガレットを食べてみたいです!
【マツニタカ】
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜日
住所:〒914-0062 福井県敦賀市相⽣町14-28-2
公式サイト:
12:15 敦賀市立博物館

たまたま行った日は入館料無料だったのですが、入館料払ってもおすすめしたい施設です。
国の重要文化財である「旧大和田銀行本店本館」の中には、敦賀の近代史について学べる資料・銀行時代の設備など見ることができます。

福井県って不思議な形をしていますが、廃藩置県の後は嶺北が石川県・嶺南が滋賀県になったことや、その後嶺北・嶺南合わせて敦賀県になったことを初めて知りました。
銀行創設者である大和田荘七(二代目)には「市民に親しまれる銀行建物に」という思いがあったそうで、地下には市民が集まれるような食堂があり、当時は賑わっていたのかなと想像が膨らみました。
また、当時の貴賓室が再現された部屋や、昔のエレベーターなども展示されていました。
大和田荘七は、第二次世界大戦で空襲の被害に遭った敦賀の街の復興と再建に大きく貢献し、敦賀近代化の立役者であることがよく分かりました。
近代史に興味がある方はぜひ行ってみてくださいね!
【敦賀市立博物館】
入館料:個人300円
営業時間:9:00〜17:00(受付は16:30まで)
休館日:月曜日
住所:914-0062 福井県敦賀市相生町7-8
公式サイト:
12:37 気比(けひ)の松原

市立博物館から約20分で松原公園に着きました。
長さ約1km・広さ約34万m²という広大な松原。
赤松、黒松が生い茂り、国の名勝地でにも指定されています。
三保の松原(静岡県)・虹の松原(佐賀県)と並ぶ日本三大松原の一つで、夏は海水浴場にもなるそうです。
かつては氣比神宮の神苑だったそうですが、織田信長の時代に没収されたようです。
(このあたりまで氣比神宮だったって広すぎますね!)

個人的に、松がたくさんある以外に正直見どころはないように思いました。
母は松ぼっくり拾いに必死で、私は俳句を考えて投句箱に入れてきました。笑

海水浴にシーズンは終わりましたが、釣りをしている方で賑わっていました。
【気比の松原(松原公園)】
住所:〒914-0801 福井県敦賀市松島町33
公式サイト:
月の虹でカフェ休憩
写真を撮り忘れてしまったのですが、バスク風チーズケーキとホットのカフェオレをいただきました!
どちらもとても美味しく、器も素敵でした。
家具や店内に飾っているコレクションがとても素敵で、店内にいるだけで気分が上がるような空間でした。
提供までに少し時間がかかるので、ゆっくりと過ごしたい方におすすめです!
松原から約20分で着きました。
【月の虹】
基本土日のみの営業のようですが、休みの場合もあるので下記サイトからご確認ください。
営業時間:12:00〜18:00
公式サイト:
14:45 ちえなみき
月の虹からアル・プラザ内の平和堂に寄って、敦賀駅の方へ戻ってきました!
月の虹から駅まで直接来たら、20分くらいだと思います。
サンダーバードの発車まで少し時間があったので、敦賀駅のすぐそばにある複合施設ottaの中にある「ちえなみき」に行きました。

本屋好きな自分は何時間でもいられそうな施設でした!
私が普段行くような大手の書店とは置いてある本が全然違っていて、面白い本に出会えそうな予感がしてワクワクしました!
店内の至る所に椅子があって、本屋だけど図書館のような空間でした。
ただ、電車の時間が迫っておりじっくり見る時間はなく、泣く泣くお店を後にしました。泣
次は絶対ここでじっくり本を見たいと思います!!!
【ちえなみき】
営業時間:10:00〜20:00
休館日:不定休(月1、2回)
住所:〒914-0055 福井県敦賀市鉄輪町1丁目5番32号 otta内「ちえなみき」
公式サイト:
敦賀(つるが)へのアクセス
東京方面から
東京駅から、行くルートは主に2つあります。
・東海道新幹線で米原→特急しらさぎで敦賀(約2時間50分)
・北陸新幹線(約3時間8分)
北陸新幹線で1本で行くこともできますが、米原経由の方が早く安く行けます。
大阪・京都方面から
大阪駅・新大阪駅・京都駅から、特急サンダーバードで行けます。
大阪・新大阪からは約1時間25分、京都からは約53分で行けます。
安く行きたい方は、新快速に乗ったら2時間くらいで着きます。
(ちなみに...)
敦賀でサンダーバードから北陸新幹線に乗り換える際、乗り換え時間短くない...?と思いませんでしたか?
私も「え、8分?いける...?」と焦りました。
北陸新幹線の開業前後で所要時間が変わらないように、乗り換え時間がかなりタイトに設定されているようです。
ですが安心してください!足の悪い方などいたら意外と待っていてくれるそうなので、落ち着いて乗り換えしましょう!笑
ただ、お手洗いは車内で済ませておくほうが安心です。
最後に
長くなってしまいましたが、敦賀の半日で回れる観光スポットを紹介しました!
人と違った場所に行きたい!主要な観光地は行き尽くした!という方におすすめです!
普段大阪に住んでいるので、福井県の全体的にのんびりした雰囲気が落ち着いて大好きです。
永平寺や恐竜博物館、芦原温泉なども福井県にあるので、そちらもぜひご興味があれば行ってみてください!
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます!
敦賀に少しでも興味を持っていただけたら「いいね」よろしくお願いします。
ではまた次回!
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